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19章 月界の長と凍結の支配者
ダンジョンチケット295
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アースの底知れぬ闇を浮き彫りにさせるような楽しそうでありながら冷えきった瞳から作られる笑み。
「さあ、いよいよ次だ! 次に本当の時がやってくる!」
拓武はその手を羅針盤から放そうとしていた。アースの求める時を与えては為らないと本能が告げていた。しかし、そんな拓武の後ろからモシュネの声がした。
「ロック……痛覚遮断、感覚遮断、電気信号遮断……」
拓武はその途端全ての感覚を奪われたのだ。そして何も出来なくなった拓武の手を羅針盤に触れさせるモシュネ。
皆はその行動に驚き動こうとするがモシュネが声を荒げた。
「動くなッ! 動けば王である矢竹拓武の命をロックし体と魂を遮断する!」
その言葉に皆が自身の耳を疑う中、アースは笑っていた。
「アハハ、なに? モシュネらしくないね……もう少し待てばいいのにさ?」
「創造主、御願い致します……矢竹拓武との約束だけは……果たしてくださいませ」
「フフフ、随分と御執心じゃないか? 僕はちゃんと約束は果たすよ」
その言葉にモシュネは拓武の手を握り羅針盤を回させたのである。時間が更に一世紀遡るとホールが固定される。
「アハハ! かぐや……君は終わりだ……永き時の流れは僕に味方したんだ!」
誰もがアースの言葉の意味を理解していなかった。しかし、アースの側で笑みを浮かべるヘラとヨミ、そして……モシュネはそれを理解していた。
アースはホールの天井に向けて手をあげるとその掌をゆっくりと閉じる。その瞬間、天井に亀裂が入り、その亀裂から次第に穴が大きくなり天井は闇の中に吸い込まれていく。
それと同時に黒く輝くアースの肉体は外から流れる空気に触れ更にそのどす黒い輝きを増していく。
「ありがとう拓武……さぁ! 姿を現せ我が息子よ!」
その言葉に反応するように拓武の体に集まる黒い光。その光は希望を絶望に平和を混沌に書き換えるように拓武を飲み込んでいく。
「さあ、いよいよ次だ! 次に本当の時がやってくる!」
拓武はその手を羅針盤から放そうとしていた。アースの求める時を与えては為らないと本能が告げていた。しかし、そんな拓武の後ろからモシュネの声がした。
「ロック……痛覚遮断、感覚遮断、電気信号遮断……」
拓武はその途端全ての感覚を奪われたのだ。そして何も出来なくなった拓武の手を羅針盤に触れさせるモシュネ。
皆はその行動に驚き動こうとするがモシュネが声を荒げた。
「動くなッ! 動けば王である矢竹拓武の命をロックし体と魂を遮断する!」
その言葉に皆が自身の耳を疑う中、アースは笑っていた。
「アハハ、なに? モシュネらしくないね……もう少し待てばいいのにさ?」
「創造主、御願い致します……矢竹拓武との約束だけは……果たしてくださいませ」
「フフフ、随分と御執心じゃないか? 僕はちゃんと約束は果たすよ」
その言葉にモシュネは拓武の手を握り羅針盤を回させたのである。時間が更に一世紀遡るとホールが固定される。
「アハハ! かぐや……君は終わりだ……永き時の流れは僕に味方したんだ!」
誰もがアースの言葉の意味を理解していなかった。しかし、アースの側で笑みを浮かべるヘラとヨミ、そして……モシュネはそれを理解していた。
アースはホールの天井に向けて手をあげるとその掌をゆっくりと閉じる。その瞬間、天井に亀裂が入り、その亀裂から次第に穴が大きくなり天井は闇の中に吸い込まれていく。
それと同時に黒く輝くアースの肉体は外から流れる空気に触れ更にそのどす黒い輝きを増していく。
「ありがとう拓武……さぁ! 姿を現せ我が息子よ!」
その言葉に反応するように拓武の体に集まる黒い光。その光は希望を絶望に平和を混沌に書き換えるように拓武を飲み込んでいく。
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