ガルダ戦記、欲しい世界は俺が作る!

夏カボチャ

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3章クーデルトルン

第3王子は立派である!

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ガルダはナムリアド王子に始めて会うと言うこともあり、流石に若干の緊張をしていた。

エメルが言うにはナムリアド王子はおっとりした性格でしかも恩を忘れないと言うとても出来た性格の方であると

会って見て感じたのは、この王子を死なせてはいけないと言うシンプルな感想だった

人獣ではあるがそれは王族であるからである。
王族は生まれてすぐは他の者と変わらない獣族であるが特殊な方法を使い人獣になるのだと言う。
つまり生まれてすぐに人獣になるため見た目等があてにならないのだ。

王子も歳にしたらまだ15歳になったばかりで、まだまだ自分が世間知らずだとハッキリ理解している、そして考え方はやはり王族であると改めて感じた。
王子は自分が狙われているかもしれないのに招待客の安否を先に気にするような御方だった。

そして中庭でのパーティー一時間前になり再度配備された私兵とガルダ達の様な特別部隊やクスコの傭兵部隊など全部隊の確認を行ったのだ。

何故一時間前にこんなに警備体制を確認しているかと言うと、先にパーティーの招待客を城内のゲストホールに招き入れ、先に挨拶などを行ったのだ。
その際、城内に入るにはボディーチェックと持ち物をどんなに身分の高い者や来賓であっても行わなければならないと言う国の決まりを利用して招待客に刺客や不審者など危険物がないかを確かめたのだ。

詰まり招待客には刺客や暗殺者は居なかったと言うことになるのだ。

王子は招待客に刺客が居ないことを喜んだがガルダ達はより緊張感を高めざるおえなかった。

クスコの部隊は冷静に警備の穴がないかを最後まで探し続けていた。

ラミアは正面を警護するとあって少し落ち着かない様子だったが仕方ないだろう。

エメルもまた王子を守りたいと強く思っている一人で今回はガルダと共に王子の直接警護に当てられていた。

クスコは納得していなかったが王子がそれを許したならとしぶしぶ口を閉じたのだ。

そしてあと10分でゲストホールから中庭に招待客と共に王子も姿を見せる、そして夕方になるまで中庭でダンスや音楽に料理に酒といった色々な趣向を凝らして楽しんでいただき最後に城内にて晩餐会を行うといった企画になっていた。

そして晩餐会の目玉は第3王子のナムリアドの婚約発表にあった。

第3王子とは言え一国の王子の婚約である近隣の小国達から貢ぎ物や祝いの品で溢れかえるだろう、間違いなく幸せな生活が待っている筈だ。

その事を考えたら王子の身に何かあってはならないと気持ちが引き締まった!

そして今ゲストホールの扉が開かれた

中庭に向かい貴族や王族そして隣国の来賓達や名のある商人達が歩みだした。


今からが本当の戦いである!
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