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6章クーデルトルン奪還・その先にある景色
皇帝ドルザ・ザルバ・クルダーラ
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ザルバトラン皇帝は、ガルダの笑みを見て笑ったのだ。
『ふふふ、あははは!面白いじゃないか!話を聞きたい、だが、正式に名を聞いておらん?其方の名は、なんと申す?』
ザルバトラン皇帝ドルザ・ザルバ・クルダーラは、ガルダを仰視していた。
『御初に御目にかかります。俺の名はガルダ、ザルバトランと個人で同盟を結びに来た』
その発言に小太りの男が奇声をあげた!
「き、キサマー!皇帝を前に何足ることを!口にするか!」
『よい、今は下がれ、今話しているのは私だ!』
そう言われ、小太りの男は、口をつむった。
『話の最中にすまなかったな。で?何故、ザルバトランが其方個人と同盟を結ぶ必要が在るのかを教えてくれないか?』
皇帝ドルザはガルダにそう問いかけたのだ。
普通なら有り得ない事だった。
1国の皇帝と国を持たないものが、対等に同盟など、前代未聞の出来事だからだった。
『それは、私が説明いたしましょう、御初に御目にかかります、アンジロックと申します、以後お見知りおきくださいませ』
アンジロックは、そう言うとザルバトラン皇帝ドルザに対し頭を軽く下げた。
その光景は、皇帝を前に、メイドが軽く頭を下げているようにしか見えない。
『1つ聞くが?只のメイドではあるまい?アンジロックと言うたな?そちは、何者だ?』
『私は、ナビカ様のメイド長です。今回はナビカ様の代理を仰せつかり、此方に出向かせて頂いています』
『ソナタがアスラステアの代理と言うことで良いのだな?』
『アスラステアでは無くナビカ様の代理で御座います』
皇帝の言葉に眉1つ動かさず、淡々と言葉を返していく。
『そろそろ、本題に入らせて頂きますが?宜しいでしょうか?』
『構わない、さあ、申して見よ。アンジロックとやら』
ドルザは、アンジロックの言葉に耳を傾けた。
『我らの王は、ザルバトランとは、同盟は結べないとの事です。更に言えばナビカ様は今現在、既に同盟を組んでおられるので他国とは同盟を組む事は無いとの事です』
その言葉はその場にいた、ザルバトランの者達の表情を一変させる物であった。
『ほう?それで、アスラステアは何処と同盟を結んでいるんだね?』
『アスラステアは自体は同盟を組んではおりません。ナビカ様が同盟を結んでいるのです』
その言葉にドルザの表情が若干曇った。
アスラステアのナビカと言えば、この近海では、知らないもの等いない。
更に言うならば、ナビカは同盟を嫌う性格であり、自由気ままに暴れる怪物のような存在だった。
『もし宜しければ、ナビカ殿がどちらの国と同盟を組んだのか教えて頂けますかな?』
『構いません。ナビカ様からは、言うなと口止めされていませんので、問題は無いでしょう、と思います?』
皇帝ドルザ、ナムリアド、他にもその場にいた全員がアンジロックを見つめた。
その口から語られるであろう、ナビカと同盟を組んだと言う国の名を、固唾を飲んで見つめていた。
アンジロックは余りに、その場にいた面々が真剣な眼差しでアンジロックを見つめていたのが可笑しくて仕方無かった。
『その名はガルダ、此処に居られるガルダ様です。因みにですが。
ガルダ様は、ナビカ様の一人娘でもあられる、黒霧のミック様の旦那様でも在られます』
ドルザ以外のその場にいた、全員から血の気が引いた。
その中でも一番顔を青くしたのは、あの小太りの男であった。
「わ、わたしは、何て事を!申し訳御座いません、あの発言は私個人のものであり、ザ、ザルバトランでも、皇帝陛下の御意志でも御座いません」
この小太りの男、実はザルバトランの大臣であった。
自分の発言がザルバトラン帝国を滅ぼしかねない事を知り、慌ててガルダの前で土下座を仕様としてきたのだ。
『ならぬ!大臣、私も話を聞くまで、其方と同じ意見であった。お前だけに責任はない、むしろ今、頭を下げればそれは、私の意に反す行為になる』
大臣は、今にも泣きそうな真っ青な表情のまま、下を向きじっとしたまま、拳を握っていた。
自分の発言1つが、この先の運命に大きく関わるとは思ってもみなかった。
『かまわないさ、大臣さんの言っていたことは正しい、いきなり現れて同盟を組めと無茶苦茶を言えば反感を買うの仕方ないさ、
無礼を承知で頼むが、その男を裁くような真似はよしてくれよ?結果はどうあれ、寝覚めが悪くなるからな』
『あははは!本当に無礼な奴だな、だが?ガルダと言ったか?ナビカ殿の後ろ楯があるからと言うわけでも無いようだな?』
『ああ、だから個人的に来たって行ってるだろ?ドルザさん』
ガルダを見るドルザの瞳は、心の内側までも覗き込まんとするように鋭く、また綺麗で透き通った眼をしていた。
『ガルダと言ったな、同盟の話を詳しく聞かせて貰えるか、結か否かは、その後決めたいのだが?どうかね?』
ドルザの提案を受け入れた。
そしてザルバトランとの、同盟に向けて1歩前進したと言えるだろう。
『ふふふ、あははは!面白いじゃないか!話を聞きたい、だが、正式に名を聞いておらん?其方の名は、なんと申す?』
ザルバトラン皇帝ドルザ・ザルバ・クルダーラは、ガルダを仰視していた。
『御初に御目にかかります。俺の名はガルダ、ザルバトランと個人で同盟を結びに来た』
その発言に小太りの男が奇声をあげた!
「き、キサマー!皇帝を前に何足ることを!口にするか!」
『よい、今は下がれ、今話しているのは私だ!』
そう言われ、小太りの男は、口をつむった。
『話の最中にすまなかったな。で?何故、ザルバトランが其方個人と同盟を結ぶ必要が在るのかを教えてくれないか?』
皇帝ドルザはガルダにそう問いかけたのだ。
普通なら有り得ない事だった。
1国の皇帝と国を持たないものが、対等に同盟など、前代未聞の出来事だからだった。
『それは、私が説明いたしましょう、御初に御目にかかります、アンジロックと申します、以後お見知りおきくださいませ』
アンジロックは、そう言うとザルバトラン皇帝ドルザに対し頭を軽く下げた。
その光景は、皇帝を前に、メイドが軽く頭を下げているようにしか見えない。
『1つ聞くが?只のメイドではあるまい?アンジロックと言うたな?そちは、何者だ?』
『私は、ナビカ様のメイド長です。今回はナビカ様の代理を仰せつかり、此方に出向かせて頂いています』
『ソナタがアスラステアの代理と言うことで良いのだな?』
『アスラステアでは無くナビカ様の代理で御座います』
皇帝の言葉に眉1つ動かさず、淡々と言葉を返していく。
『そろそろ、本題に入らせて頂きますが?宜しいでしょうか?』
『構わない、さあ、申して見よ。アンジロックとやら』
ドルザは、アンジロックの言葉に耳を傾けた。
『我らの王は、ザルバトランとは、同盟は結べないとの事です。更に言えばナビカ様は今現在、既に同盟を組んでおられるので他国とは同盟を組む事は無いとの事です』
その言葉はその場にいた、ザルバトランの者達の表情を一変させる物であった。
『ほう?それで、アスラステアは何処と同盟を結んでいるんだね?』
『アスラステアは自体は同盟を組んではおりません。ナビカ様が同盟を結んでいるのです』
その言葉にドルザの表情が若干曇った。
アスラステアのナビカと言えば、この近海では、知らないもの等いない。
更に言うならば、ナビカは同盟を嫌う性格であり、自由気ままに暴れる怪物のような存在だった。
『もし宜しければ、ナビカ殿がどちらの国と同盟を組んだのか教えて頂けますかな?』
『構いません。ナビカ様からは、言うなと口止めされていませんので、問題は無いでしょう、と思います?』
皇帝ドルザ、ナムリアド、他にもその場にいた全員がアンジロックを見つめた。
その口から語られるであろう、ナビカと同盟を組んだと言う国の名を、固唾を飲んで見つめていた。
アンジロックは余りに、その場にいた面々が真剣な眼差しでアンジロックを見つめていたのが可笑しくて仕方無かった。
『その名はガルダ、此処に居られるガルダ様です。因みにですが。
ガルダ様は、ナビカ様の一人娘でもあられる、黒霧のミック様の旦那様でも在られます』
ドルザ以外のその場にいた、全員から血の気が引いた。
その中でも一番顔を青くしたのは、あの小太りの男であった。
「わ、わたしは、何て事を!申し訳御座いません、あの発言は私個人のものであり、ザ、ザルバトランでも、皇帝陛下の御意志でも御座いません」
この小太りの男、実はザルバトランの大臣であった。
自分の発言がザルバトラン帝国を滅ぼしかねない事を知り、慌ててガルダの前で土下座を仕様としてきたのだ。
『ならぬ!大臣、私も話を聞くまで、其方と同じ意見であった。お前だけに責任はない、むしろ今、頭を下げればそれは、私の意に反す行為になる』
大臣は、今にも泣きそうな真っ青な表情のまま、下を向きじっとしたまま、拳を握っていた。
自分の発言1つが、この先の運命に大きく関わるとは思ってもみなかった。
『かまわないさ、大臣さんの言っていたことは正しい、いきなり現れて同盟を組めと無茶苦茶を言えば反感を買うの仕方ないさ、
無礼を承知で頼むが、その男を裁くような真似はよしてくれよ?結果はどうあれ、寝覚めが悪くなるからな』
『あははは!本当に無礼な奴だな、だが?ガルダと言ったか?ナビカ殿の後ろ楯があるからと言うわけでも無いようだな?』
『ああ、だから個人的に来たって行ってるだろ?ドルザさん』
ガルダを見るドルザの瞳は、心の内側までも覗き込まんとするように鋭く、また綺麗で透き通った眼をしていた。
『ガルダと言ったな、同盟の話を詳しく聞かせて貰えるか、結か否かは、その後決めたいのだが?どうかね?』
ドルザの提案を受け入れた。
そしてザルバトランとの、同盟に向けて1歩前進したと言えるだろう。
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