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6章クーデルトルン奪還・その先にある景色
皇帝ドルザ・ザルバ・クルダーラ2
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ガルダとドルザは部屋を移動し、ドルザのプライベートルームへと足を運んだ。
その部屋には、天高く並べられた壁一面の本とカウンターには、高級品であろう酒が並べられていた。
『何か飲むかね、ガルダ?』
『なら?同じ物を頂きます』
『わかった、少し待ってくれ』
そう言うとドルザは、グラスを二つ用意し酒を注いだ。
一国の皇帝が酒を注ぎ入れる姿は、何とも不思議なものだった。
そして、グラスを持ちガルダの待つテーブルに其を置いた。
『好きな方を選んでくれ、中味は同じものだ』
ドルザ成りの気遣いであった。
同盟を結んでいないガルダからしたら、敵地と言っても過言では無いからだ。
『なら?手前のグラスを頂きます』
そう言うとガルダはグラスを手に取った。
そして二人は同時に酒を口にした。
『ガルダ?其方は毒を恐れないのか?』
ドルザは余りに疑い無く酒を口に運んだガルダに少し驚いていた。
『毒が有ればわかりますので』
『ふふふ、そうか、便利な物だな』
二人はゆっくりグラスを置いた。
『ガルダ?其方は、ザルバトランとグーデルトルンが戦をするのをどう思う』
単刀直入な質問だった。
『俺は、グーデルトルンと戦う気はないんだ。セルドレアを討ちたいだけだ』
『それがグーデルトルンを討つと言う事であろう?』
『既にグーデルトルンは滅んだんだ』
『確かにグーデルトルンの王族は皆その場で殺され、王族は存在しない』
『俺はセルドレアのやり方が嫌いでな、回りくどすぎるんだ、だから正面からセルドレアを討つ!』
ドルザは、ガルダの言葉に耳を疑った。
『一個人が?国を落とそうと言うのか?』
『可笑しいか?』
『ああ、可笑しいな、だが?ガルダよ、其方が語ると嘘に聞こえぬ。他者が語れば、単なる笑い話、世迷い言や絵空事と言われるだろうがな』
そう言うとドルザは、グラスに残っていた酒を一気に飲み干した。
『本気でやるのかね?ガルダ』
『流石に、冗談で一国の皇帝の前にはあらわれませんよ』
ガルダもグラスの中味を一気に飲み干した。
『ふふふ、可笑しな話だ、皇帝を前に一歩も引かないで話を進める一個人』
『最後に1つよいか?』
『かまいませんよ』
ドルザの表情は真剣な面持ちにかわった。
『ザルバトランがもし、同盟を拒んだらどうする?』
『簡単な事です!俺達だけでセルドレアを討つだけです』
その言葉にドルザは驚いた。
『ははは、あははは!そうか、そうか』
『ただ、そうなるなら、1つお願いしたい事があります』
『願い、なんだ?』
『グーデルトルンからの難民を一時的に保護してほしい』
『一時的に?』
『ええ、俺達がセルドレアを討つまでの少しの期間で構いません』
『わかった』
そう言うとドルザは立ち上がり、真っ直ぐに扉に向かい扉を開けた。
『誰かおらぬか!今すぐ!大臣達を此処に連れて参れ!今すぐにだ!』
その声に、城内は慌ただしく動き出した。
直ぐにプライベートルームに大臣達が駆け付けたのだ。
大臣達を含む、数人の者達が部屋に集まった。
その中にナムリアドの姿もあった。
ガルダ側にも、ラッソとアンジロック、サンロの姿があった。
ドルザはその場に居る全員の前でガルダとザルバトランの同盟を口にしたのだ。
『今よりザルバトランは、ガルダと同盟を組むことに相成った。
意義がある者あらば、この場で申せ』
『恐れながら、本当にガルダとやらが、アスラステアのナビカ殿と同盟を組んでいるかを確めてからの方が賢明かと、思われますが?』
一人の男は、そう進言したのだ。
この男の名はカテフ・タスク
ナムリアドと同じ軍の者だ。
『話を割って申し訳ありません。ガルダ様を信用できないのであれば、其までです。我らアスラステアはザルバトランと同盟を組む組まないは、関係ありませんので』
そうキッパリとアンジロックが言いきったのだ。
『キ、キサマ!皇帝陛下を前に!ザルバトランが一個人以下だと言うのか!』
『お好きに御取りください』
そう言うとアンジロックは部屋を後に使用とした。
ガルダも立ち上がり歩きだした。
『まあ、仕方ないな、ナムリアド?ラッソの事を頼む』
『待て!今部屋を出れば、只では済まさんぞ!』
カテフを見て、アンジロックは鼻で笑ったのだ。
『キサマー!この賊を引っ捕らえよ!』
その声に、外で待機していた兵士達が一斉に流れ込んできたのだ。
室内は戦場さながらの光景になっていたのだ!
その部屋には、天高く並べられた壁一面の本とカウンターには、高級品であろう酒が並べられていた。
『何か飲むかね、ガルダ?』
『なら?同じ物を頂きます』
『わかった、少し待ってくれ』
そう言うとドルザは、グラスを二つ用意し酒を注いだ。
一国の皇帝が酒を注ぎ入れる姿は、何とも不思議なものだった。
そして、グラスを持ちガルダの待つテーブルに其を置いた。
『好きな方を選んでくれ、中味は同じものだ』
ドルザ成りの気遣いであった。
同盟を結んでいないガルダからしたら、敵地と言っても過言では無いからだ。
『なら?手前のグラスを頂きます』
そう言うとガルダはグラスを手に取った。
そして二人は同時に酒を口にした。
『ガルダ?其方は毒を恐れないのか?』
ドルザは余りに疑い無く酒を口に運んだガルダに少し驚いていた。
『毒が有ればわかりますので』
『ふふふ、そうか、便利な物だな』
二人はゆっくりグラスを置いた。
『ガルダ?其方は、ザルバトランとグーデルトルンが戦をするのをどう思う』
単刀直入な質問だった。
『俺は、グーデルトルンと戦う気はないんだ。セルドレアを討ちたいだけだ』
『それがグーデルトルンを討つと言う事であろう?』
『既にグーデルトルンは滅んだんだ』
『確かにグーデルトルンの王族は皆その場で殺され、王族は存在しない』
『俺はセルドレアのやり方が嫌いでな、回りくどすぎるんだ、だから正面からセルドレアを討つ!』
ドルザは、ガルダの言葉に耳を疑った。
『一個人が?国を落とそうと言うのか?』
『可笑しいか?』
『ああ、可笑しいな、だが?ガルダよ、其方が語ると嘘に聞こえぬ。他者が語れば、単なる笑い話、世迷い言や絵空事と言われるだろうがな』
そう言うとドルザは、グラスに残っていた酒を一気に飲み干した。
『本気でやるのかね?ガルダ』
『流石に、冗談で一国の皇帝の前にはあらわれませんよ』
ガルダもグラスの中味を一気に飲み干した。
『ふふふ、可笑しな話だ、皇帝を前に一歩も引かないで話を進める一個人』
『最後に1つよいか?』
『かまいませんよ』
ドルザの表情は真剣な面持ちにかわった。
『ザルバトランがもし、同盟を拒んだらどうする?』
『簡単な事です!俺達だけでセルドレアを討つだけです』
その言葉にドルザは驚いた。
『ははは、あははは!そうか、そうか』
『ただ、そうなるなら、1つお願いしたい事があります』
『願い、なんだ?』
『グーデルトルンからの難民を一時的に保護してほしい』
『一時的に?』
『ええ、俺達がセルドレアを討つまでの少しの期間で構いません』
『わかった』
そう言うとドルザは立ち上がり、真っ直ぐに扉に向かい扉を開けた。
『誰かおらぬか!今すぐ!大臣達を此処に連れて参れ!今すぐにだ!』
その声に、城内は慌ただしく動き出した。
直ぐにプライベートルームに大臣達が駆け付けたのだ。
大臣達を含む、数人の者達が部屋に集まった。
その中にナムリアドの姿もあった。
ガルダ側にも、ラッソとアンジロック、サンロの姿があった。
ドルザはその場に居る全員の前でガルダとザルバトランの同盟を口にしたのだ。
『今よりザルバトランは、ガルダと同盟を組むことに相成った。
意義がある者あらば、この場で申せ』
『恐れながら、本当にガルダとやらが、アスラステアのナビカ殿と同盟を組んでいるかを確めてからの方が賢明かと、思われますが?』
一人の男は、そう進言したのだ。
この男の名はカテフ・タスク
ナムリアドと同じ軍の者だ。
『話を割って申し訳ありません。ガルダ様を信用できないのであれば、其までです。我らアスラステアはザルバトランと同盟を組む組まないは、関係ありませんので』
そうキッパリとアンジロックが言いきったのだ。
『キ、キサマ!皇帝陛下を前に!ザルバトランが一個人以下だと言うのか!』
『お好きに御取りください』
そう言うとアンジロックは部屋を後に使用とした。
ガルダも立ち上がり歩きだした。
『まあ、仕方ないな、ナムリアド?ラッソの事を頼む』
『待て!今部屋を出れば、只では済まさんぞ!』
カテフを見て、アンジロックは鼻で笑ったのだ。
『キサマー!この賊を引っ捕らえよ!』
その声に、外で待機していた兵士達が一斉に流れ込んできたのだ。
室内は戦場さながらの光景になっていたのだ!
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