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6章クーデルトルン奪還・その先にある景色
ザルバトランの英雄、その名はフィクス
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ガルダ達の行く手を、カテフの兵士達が塞いだのを確認すると、アンジロックがピタリとその場で停止したのだ。
カテフは不適に笑いアンジロックに対し睨みつけた。
『今更謝ろうが!後の祭りだ!全員引っ捕らえよ』
カテフの掛け声に兵士達が一斉に向かってくる中でアンジロックが口を開いた。
『ガルダ様?少し懲らしめますが宜しいですか?』
『殺すなよ?流石に寝覚めが悪いからな』
ガルダの言葉にアンジロックは、少し困った顔をした。
『少々難しいですが仕方ありませんね、畏まりました』
もし?俺が言わなかったら?アンジは多分、この場にいる兵隊を全員BBQにしたんだろうな?
『行きますわよ?〔放電〕』
アンジロックが動く度に近くにいる兵隊が次々に床に倒れていく。
只、歩くだけでアンジロックには、充分だったのだ。
〔放電〕アンジロックの側を通るだけで身体に電気が走る。
その威力は、普段ならば最高で2億ボルトもの電流を流すことが可能だった。
更に言うならば、放電されるその速度は1/1000秒であり、アンジロックが視界に入った時点で感電しているのだ。
因みにナビカにお仕置きをする際の電圧ですら、200万ボルト迄しか出していない。
アンジロックがもし、2億ボルトもの電流を放電したならば、城だけでなく、ザルバトラン全体に甚大な被害をもたらした事だろう。
しかし今回は、ガルダの命令があり、
アンジロックは仕方なく30万ボルトまで電圧を下げながら放電をしていた。
其は50万ボルト以下にしなければ、心臓を停めかねなかったからだ。
普段と違い少ない電圧を扱うのは至難の技であり、普段から雷に精通しているアンジロックですら、其を維持し続けるのはかなりの負担になっていた。
『ガルダ様?やはり威力をあげてはいけませんか?』
『死なないなら許すがどうだ?』
『……このままいきます』
余りに圧倒的であった。
アンジロックを囲んでいた30人程の兵は呆気なく床に倒れたのだ。
『あ、あり得ないだろう!相手はたった一人何だぞ!か、囲め!囲め!』
『し、しかし、カテフ様どんなに囲もうと囲んだ先から兵は倒れているのですぞ』
カテフと、この部隊の指揮官らしき男が話をしている。
だが、その間も兵士達は次から次に倒され続けていた。
『く、仕方ありませんな、全兵下がれ!』
指揮官の男がそう言うと兵は一斉に後ろに下がった。
『えええぃ!何をしているのだ!』
『見てわかりませんか?カテフ様、あの者の周りに倒れている兵は皆、一撃も食らわせられぬまま、沈黙したのですぞ?』
男がそう言うと、カテフは黙ることしか出来なかった。
『ですが、少々やり過ぎたな、娘よ?流石に只で帰すわけには、いかなくなったぞ』
そう言うと男はアンジロックの前に1歩でた。
『我が名は、フィクス・アルテシマ!御相手致す!』
そう言うとその男は二本の鉄の棒を両手に持ちアンジロックに歩み寄っていった。
見た目は、中肉中背といった感じであり、グレモンドやボルガナの様なパワータイプには見えない。
むしろ、スピードタイプと言うよりは、バランスタイプの様にガルダからは見えた。
『不味いな、あの男とアンジでは、相性が悪いですな?』
今まで沈黙を護っていたサンロが、そう口にした。
『どういう事だ?サンロはあの男を知っているのか?』
『ええ、ガルダ殿は、此方の世界に来る前の話になりますが』
この世界に突如として現れた魔物。
その攻撃の仕方と獣人を襲う姿から、何時しか雷の獣、雷獣と呼ばれる化け物がクーデルトルンとザルバトランの在る、この大陸にも大群で出現したのであった。
両国は、この脅威に国々で対処をしていたが、互いに兵力は減る一方であった。
事態を重く見た両国の王は話し合いの席を用意することになる。
この出来事がきっかけで両国は、戦争を一時中断し和平を結ぶことになる。
その当時のザルバトラン雷獣殺戮部隊の隊長を勤めたのがフィクス・アルテシマであった。
フィクスは、指揮官としても有能だったが、雷獣殺戮部隊の隊長に選ばれたのには別の理由があった。
フィクスのスキルは、電気を無効かする物であったからだ。
正式には、木の樹脂を操る能力である。
数々の樹脂の中には、雷獣の雷撃を無効か出来るものが含まれていたのだ。
其れに気づいたフィクスは、ザルバトランの雷獣を狩りながら戦果を上げていき。
殺戮部隊の隊長に任命される。
そして、5年物間、雷獣と戦い続け両国から全ての雷獣を駆逐したのだ。
其れを知った他の国々からフィクスの部隊は雷獣の殺戮を頼まれることとなる。
そして、更に12年の年月が流れ世界から雷獣の目撃情報は無くなった。
フィクスの部隊の殆どは戦死したがフィクスは、無事にザルバトランに帰還したのだ。
英雄として迎えられた。
その戦果から、ついた通り名は【雷狩りのフィクス】
この出来事がザルバトランとクーデルトルンの友好関係の始まりでもあった。
そして今、雷狩りのフィクスは、黒雷のアンジロック・リア・ヴォルツの前に立ちはだかった。
黒雷と雷狩りが真っ向からぶつかろうとしていたのだ。
カテフは不適に笑いアンジロックに対し睨みつけた。
『今更謝ろうが!後の祭りだ!全員引っ捕らえよ』
カテフの掛け声に兵士達が一斉に向かってくる中でアンジロックが口を開いた。
『ガルダ様?少し懲らしめますが宜しいですか?』
『殺すなよ?流石に寝覚めが悪いからな』
ガルダの言葉にアンジロックは、少し困った顔をした。
『少々難しいですが仕方ありませんね、畏まりました』
もし?俺が言わなかったら?アンジは多分、この場にいる兵隊を全員BBQにしたんだろうな?
『行きますわよ?〔放電〕』
アンジロックが動く度に近くにいる兵隊が次々に床に倒れていく。
只、歩くだけでアンジロックには、充分だったのだ。
〔放電〕アンジロックの側を通るだけで身体に電気が走る。
その威力は、普段ならば最高で2億ボルトもの電流を流すことが可能だった。
更に言うならば、放電されるその速度は1/1000秒であり、アンジロックが視界に入った時点で感電しているのだ。
因みにナビカにお仕置きをする際の電圧ですら、200万ボルト迄しか出していない。
アンジロックがもし、2億ボルトもの電流を放電したならば、城だけでなく、ザルバトラン全体に甚大な被害をもたらした事だろう。
しかし今回は、ガルダの命令があり、
アンジロックは仕方なく30万ボルトまで電圧を下げながら放電をしていた。
其は50万ボルト以下にしなければ、心臓を停めかねなかったからだ。
普段と違い少ない電圧を扱うのは至難の技であり、普段から雷に精通しているアンジロックですら、其を維持し続けるのはかなりの負担になっていた。
『ガルダ様?やはり威力をあげてはいけませんか?』
『死なないなら許すがどうだ?』
『……このままいきます』
余りに圧倒的であった。
アンジロックを囲んでいた30人程の兵は呆気なく床に倒れたのだ。
『あ、あり得ないだろう!相手はたった一人何だぞ!か、囲め!囲め!』
『し、しかし、カテフ様どんなに囲もうと囲んだ先から兵は倒れているのですぞ』
カテフと、この部隊の指揮官らしき男が話をしている。
だが、その間も兵士達は次から次に倒され続けていた。
『く、仕方ありませんな、全兵下がれ!』
指揮官の男がそう言うと兵は一斉に後ろに下がった。
『えええぃ!何をしているのだ!』
『見てわかりませんか?カテフ様、あの者の周りに倒れている兵は皆、一撃も食らわせられぬまま、沈黙したのですぞ?』
男がそう言うと、カテフは黙ることしか出来なかった。
『ですが、少々やり過ぎたな、娘よ?流石に只で帰すわけには、いかなくなったぞ』
そう言うと男はアンジロックの前に1歩でた。
『我が名は、フィクス・アルテシマ!御相手致す!』
そう言うとその男は二本の鉄の棒を両手に持ちアンジロックに歩み寄っていった。
見た目は、中肉中背といった感じであり、グレモンドやボルガナの様なパワータイプには見えない。
むしろ、スピードタイプと言うよりは、バランスタイプの様にガルダからは見えた。
『不味いな、あの男とアンジでは、相性が悪いですな?』
今まで沈黙を護っていたサンロが、そう口にした。
『どういう事だ?サンロはあの男を知っているのか?』
『ええ、ガルダ殿は、此方の世界に来る前の話になりますが』
この世界に突如として現れた魔物。
その攻撃の仕方と獣人を襲う姿から、何時しか雷の獣、雷獣と呼ばれる化け物がクーデルトルンとザルバトランの在る、この大陸にも大群で出現したのであった。
両国は、この脅威に国々で対処をしていたが、互いに兵力は減る一方であった。
事態を重く見た両国の王は話し合いの席を用意することになる。
この出来事がきっかけで両国は、戦争を一時中断し和平を結ぶことになる。
その当時のザルバトラン雷獣殺戮部隊の隊長を勤めたのがフィクス・アルテシマであった。
フィクスは、指揮官としても有能だったが、雷獣殺戮部隊の隊長に選ばれたのには別の理由があった。
フィクスのスキルは、電気を無効かする物であったからだ。
正式には、木の樹脂を操る能力である。
数々の樹脂の中には、雷獣の雷撃を無効か出来るものが含まれていたのだ。
其れに気づいたフィクスは、ザルバトランの雷獣を狩りながら戦果を上げていき。
殺戮部隊の隊長に任命される。
そして、5年物間、雷獣と戦い続け両国から全ての雷獣を駆逐したのだ。
其れを知った他の国々からフィクスの部隊は雷獣の殺戮を頼まれることとなる。
そして、更に12年の年月が流れ世界から雷獣の目撃情報は無くなった。
フィクスの部隊の殆どは戦死したがフィクスは、無事にザルバトランに帰還したのだ。
英雄として迎えられた。
その戦果から、ついた通り名は【雷狩りのフィクス】
この出来事がザルバトランとクーデルトルンの友好関係の始まりでもあった。
そして今、雷狩りのフィクスは、黒雷のアンジロック・リア・ヴォルツの前に立ちはだかった。
黒雷と雷狩りが真っ向からぶつかろうとしていたのだ。
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