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3部 望む世界 1章その先にある景色
ガルダ帰還
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クーデルトルンの戦闘から月日は流れ。
人々は少しづつではあるが平穏な日々を取り戻そうと奮闘していた。
クーデルトルンとザルバトランの戦闘により生じた被害は両国民の心に大きな傷を残す結果となった。
そして、クーデルトルンは敗戦後国王不在のまま、ザルバトランの支配下に入った。間も無くしてクーデルトルンは名を消しザルバトランの旗印がクーデルトルン城に掲げられた。
クーデルトルンは完全に世界からその名を消す事となった。
そして新生ザルバトラン帝国として世界に戦争の終結を告げた。
ガルダとマナカ達はザルバトランから勲章を授与されるも式典には出席せず代わりにコール達、三兄弟が勲章を受け取った。
ガルダはコール、バット、デンに手紙を残していた。
『勝手ばかりですまない。お前達が立派に独り立ちした事を誇りに思う。
俺にはまだ遣らなくちゃいけないケジメが残されている。
後の事はアメリが引き受けてくれる事になった。
マナカと共にザルバトランに残るとの事だから、俺も安心して次に進める。
俺はアスラステアと共にクーデルトルンの残党を追うことになるだろう。
三人には俺が帰るまで二人のママを守ってほしい。
最後まで身勝手な事を言うダメな俺を許してほしい。
俺はお前達を愛している。
大切な息子達へ ガルダ』
「本当に身勝手なんだからガルダ」
「ガルダパパらしいけどね」
「だね、父さんらしい」
三人は手紙を読むと少しホッとした。
確かにガルダの戦いはまだ続いている。
それでも戦争が終わり、ガルダが生きていた。
家族が生きていた。
それだけでよかったのだから。
「でも、ミックママはガルダパパと一緒なんだよね?」
デンの一言に二人は少し頭を悩ませたが直ぐに悩むのをやめた。
「大丈夫さ、ガルダは海よりデカイ器の持ち主だからね」
バットがそう言いコールもデンも笑った。
そんな中、ガルダはアスラステアのナビカの元に戻っていた。
そして、黒雷のアンジロック・リア・ヴォルツ、黒炎のボルガナ・アーベルツ、両名の死を告げるためであった。
ナビカに事実を伝え、子供同然に可愛がっていた両名の死を哀しむナビカを残しガルダは部屋をあとにした。
扉の外にミックが立っていた。
ナビカの部屋の扉を閉めると同時にガルダの目からも涙がこぼれ落ちた。
「ダーリン……我慢しないでいいんだよ」
ミックはそう言いガルダを抱きしめた。
きっとマナカならガルダを癒せるだろう、アメリならば優しく微笑んで優しい言葉を掛けるだろう。
「私には、抱きしめてあげることしか出来ないや……こんな時に役に立てなくてごめんね……ダーリン」
ガルダはミックの言葉に此のままではいけないと思い悲しい気持ちを圧し殺した。
「皆の所に行こう……俺は、まだ終われない」
ガルダは皆が待つ港へと歩き出した。
港もまた、黒船のボルガナとアンジロック、そして死んでいった仲間達の事を思い悲しみに包まれていた。
そんな中ガルダは声を荒げた。
「聞けぇぇぇ!同胞達よ!俺達は大切な家族をこの戦いで失った。だが!哀しむより先に進まねばならない。ボルガナとアンビロックならばそうするだろう!俺はバルドリアのウルフィードを討つ!そして本当の決着を着けるつもりだ。仇を討つつもりならば着いてこい!明日の朝俺はバルドリアに向かう」
その言葉に港の空気がざわめいた。
そしてガルダはその場をあとにしたのだ。
ガルダが姿を消すと港から声が聞こえてきた。
「俺はいくぞ!」
「俺もやるぜ」
ガルダの言葉に一人、また一人と声を上げていったのだった。
人々は少しづつではあるが平穏な日々を取り戻そうと奮闘していた。
クーデルトルンとザルバトランの戦闘により生じた被害は両国民の心に大きな傷を残す結果となった。
そして、クーデルトルンは敗戦後国王不在のまま、ザルバトランの支配下に入った。間も無くしてクーデルトルンは名を消しザルバトランの旗印がクーデルトルン城に掲げられた。
クーデルトルンは完全に世界からその名を消す事となった。
そして新生ザルバトラン帝国として世界に戦争の終結を告げた。
ガルダとマナカ達はザルバトランから勲章を授与されるも式典には出席せず代わりにコール達、三兄弟が勲章を受け取った。
ガルダはコール、バット、デンに手紙を残していた。
『勝手ばかりですまない。お前達が立派に独り立ちした事を誇りに思う。
俺にはまだ遣らなくちゃいけないケジメが残されている。
後の事はアメリが引き受けてくれる事になった。
マナカと共にザルバトランに残るとの事だから、俺も安心して次に進める。
俺はアスラステアと共にクーデルトルンの残党を追うことになるだろう。
三人には俺が帰るまで二人のママを守ってほしい。
最後まで身勝手な事を言うダメな俺を許してほしい。
俺はお前達を愛している。
大切な息子達へ ガルダ』
「本当に身勝手なんだからガルダ」
「ガルダパパらしいけどね」
「だね、父さんらしい」
三人は手紙を読むと少しホッとした。
確かにガルダの戦いはまだ続いている。
それでも戦争が終わり、ガルダが生きていた。
家族が生きていた。
それだけでよかったのだから。
「でも、ミックママはガルダパパと一緒なんだよね?」
デンの一言に二人は少し頭を悩ませたが直ぐに悩むのをやめた。
「大丈夫さ、ガルダは海よりデカイ器の持ち主だからね」
バットがそう言いコールもデンも笑った。
そんな中、ガルダはアスラステアのナビカの元に戻っていた。
そして、黒雷のアンジロック・リア・ヴォルツ、黒炎のボルガナ・アーベルツ、両名の死を告げるためであった。
ナビカに事実を伝え、子供同然に可愛がっていた両名の死を哀しむナビカを残しガルダは部屋をあとにした。
扉の外にミックが立っていた。
ナビカの部屋の扉を閉めると同時にガルダの目からも涙がこぼれ落ちた。
「ダーリン……我慢しないでいいんだよ」
ミックはそう言いガルダを抱きしめた。
きっとマナカならガルダを癒せるだろう、アメリならば優しく微笑んで優しい言葉を掛けるだろう。
「私には、抱きしめてあげることしか出来ないや……こんな時に役に立てなくてごめんね……ダーリン」
ガルダはミックの言葉に此のままではいけないと思い悲しい気持ちを圧し殺した。
「皆の所に行こう……俺は、まだ終われない」
ガルダは皆が待つ港へと歩き出した。
港もまた、黒船のボルガナとアンジロック、そして死んでいった仲間達の事を思い悲しみに包まれていた。
そんな中ガルダは声を荒げた。
「聞けぇぇぇ!同胞達よ!俺達は大切な家族をこの戦いで失った。だが!哀しむより先に進まねばならない。ボルガナとアンビロックならばそうするだろう!俺はバルドリアのウルフィードを討つ!そして本当の決着を着けるつもりだ。仇を討つつもりならば着いてこい!明日の朝俺はバルドリアに向かう」
その言葉に港の空気がざわめいた。
そしてガルダはその場をあとにしたのだ。
ガルダが姿を消すと港から声が聞こえてきた。
「俺はいくぞ!」
「俺もやるぜ」
ガルダの言葉に一人、また一人と声を上げていったのだった。
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