21 / 118
三層へ・・・2
しおりを挟む
三層の"地図作成"を終了した私は、キング達と二層に戻り作戦会議をする。
分かりやすく言えば、今の戦力で何処を攻めればいいかの選別をする為だ。
一層から、以前に千里眼を使った際には、三層は、砂漠にしか見えなかった、でも実際の三層はもっと広大で二層や一層よりも、遥かにデカい。
三層
入口付近は、砂漠、その先にはジャングルエリア、岩場の谷、巨大な湖と続いて、更にその外側に黒い砂漠が続いていて、巨大な神殿を思わする建築物が存在している。
因みに、神殿のような建物の内部は、三層でも別の部類みたいで、千里眼でも内部は見れなかったのよね。
ルート的に考えれば、最初の砂漠は絶対に抜けないとならない、問題はその先にあるわ。
ジャングルエリアには、三層初日に襲ってきた ドラゴンフライ キラーエイプと言ったモンスターの他にも、植物系のモンスター等も確認できたわ。
少なくとも一層、二層のモンスターよりも、三層の1エリアの方が種類が多い事実が存在してるの。
例をあげるなら、昆虫型モンスターかな?
・ドラゴンフライ(蜻蛉)
・バトルアント(蟻)
・センチピード(百足)
・シザーマンティス(螳螂)
・キラーモスキート(蚊)
・ポイズンスパイダー(蜘蛛)
少なくとも、まだまだいる筈よ、しかもかなり強い昆虫型も多そうね?
今のキング達、ゴブリン軍団だと、かなり被害が出るはずだもの。
次に岩場の谷ね。
この岩場の谷のモンスターも多数いるわ。
・ウルフ
・ビッグラット
・ロックドッグ
・ロックバード
とにかく、岩場を好むモンスターの住処で他のエリアのモンスターすら食料扱いみたいだわ。
最後に巨大湖ね。
ここはまだよく分からないは、見た目的には、攻略は一番、簡単に感じるルートなの。
モンスターも鹿型のモンスターや、ボア系の群れなんかがメインで、モンスターの種類も少なめに見えるわ。
なので、私の目的は、砂漠、巨大湖、黒い砂漠、神殿の順になるわ。
キング達は、私に力を貸してくれるけど、実際は私の目的は私個人の物なのよね。
私達、ううん、私に力があれば、キング達の力になれるのにさ、今の半端な自分が嫌になる。
「・・・い、おい! 聞いてるか嬢ちゃん?」と、キングが私に声をかけている。
「え?」っと私は慌てて、意識を現実に戻す。
「頼むぜ、嬢ちゃんの意見を聞きたいんだからよ。俺達は岩場の谷か、巨大湖のどちらかのルートがいいと考えてるんだが」
え、予想外だわ? キングの性格なら、ジャングルエリアだと思ってたわ?
「私も同意見よ、出来れば巨大湖が、一番抜けやすいかなって?」
キングが首を数回縦に振る。
「やはりか、無難だな。いい判断だ、ならそのルートで進軍し、巨大湖から黒い砂漠に向かうとしよう」
私が不思議そうにキングを見ていると、キングは何かを悟ったように口を開いたの。
「お前、俺がジャングルに攻めると思ってただろ?」
うーん、あはは、誤魔化そう!
「そんなことないわ! キングなら、そんな無茶はしないって信じてたもの!」
キングの視線が痛いわ。疑いの眼差しってやつかな。
それから数日掛けて、再度、三層に向かう支度を済ませる私達。
そして再び三層へ。
最初の目的通りに、巨大な湖に向かう私達と、入口を守る為の二手に別れる。
入口を守る部隊には、上位ゴブリンと、ホーネットとラクネの配下である、蜂型のモンスターと蜘蛛型のモンスターを複数配置したわ。
全滅しそうになれば、どちらかに連絡が来るようになっているの。
最初に私達を出迎えたのは、ビッグラットの大群とウルフの群れだったわ。
ビッグラットはウサギ程の大きさのネズミで、普通はかなり厄介なモンスターみたいね。
クイーンが"アシッドシールド"を発動させてから、"挑発"を発動させると、ビッグラットの大群が次々にクイーンのシールドにぶつかり、いえ、酸の防壁に飲み込まれるように自滅していったわ……
それからも何度か、群れの襲撃があったけど、余裕だったわね。
入口の防衛戦には、やはりキラーエイプの大群が襲って来たみたいね。
キングの反応からしても、問題はないみたい。
巨大な湖のエリアに入ると入口付近から、水色の草木が生い茂る幻想的で、不思議な世界が広がっていたわ。
あまりに鮮やかにして不思議な光景に私は驚きと同時に不気味さも感じていた。
他のエリアと違いすぎる気がするわ? それにしつこく襲ってきていたラットやウルフの群れが、襲いに来なくなったわ。
入口から少し入った先に開けた土地を見つけるとキングが指示を出す。
「よし、一旦休憩にするぞ。見張りは周囲の僅かな変化も見逃すなよ!」
私は、"無限収納"から、休憩用に持参した蜂蜜などを"異世界料理人"を使い、クッキーやパンなどを作り出す。
休憩なら、休憩らしくしたいもの。
「なんだこれ! うめぇー!」
「本当だ、力がみなぎるようだ!」
次々に食べたゴブリン達が声をあげる、褒めすぎよ、まったく?
「嬢ちゃん、こいつは凄い力だな? 強化を食事で行うとは、驚いたぜ」
私の知らない力、"異世界料理人"って凄い能力あるじゃないのよ!
こんな事があった為、私は皆に、飴玉を袋に詰めて渡す事にしたの。能力アップが付いてるなんて、素敵な飴ちゃんよね。
休憩時間、ギリギリまで飴玉を作成して疲れたけど、かなりの数のゴブリン達に行き渡ったわ。
休憩を終えて、歩くこと、四時間程度で私達は湖まで到着する。
かなりの速度で歩いていたが、意外に距離があってびっくりしたわ。
「ふぅ、疲れたわね。でもこれで半分なのよね? キング、このまま三層で野営になるのよね、場所はどうするの?」
「今日は此処を拠点にする、黒い砂漠までのルートを再確認して、偵察隊を出すつもりだ。千里眼だけだと、分からんこともあるからな」
キングの指示で複数のゴブリン達が偵察の為に、巨大湖の出口に向けて移動を開始する。
しかし、数分後・・・
私達の拠点に今さっき出ていった偵察隊のゴブリン達が戻ってきたの。
ゴブリン達も、何が起きたか理解してないみたい、これはあれよね? 定番の迷いの森ってやつなのかも。
古典的だけど、一番心にくるのよね……これ。
分かりやすく言えば、今の戦力で何処を攻めればいいかの選別をする為だ。
一層から、以前に千里眼を使った際には、三層は、砂漠にしか見えなかった、でも実際の三層はもっと広大で二層や一層よりも、遥かにデカい。
三層
入口付近は、砂漠、その先にはジャングルエリア、岩場の谷、巨大な湖と続いて、更にその外側に黒い砂漠が続いていて、巨大な神殿を思わする建築物が存在している。
因みに、神殿のような建物の内部は、三層でも別の部類みたいで、千里眼でも内部は見れなかったのよね。
ルート的に考えれば、最初の砂漠は絶対に抜けないとならない、問題はその先にあるわ。
ジャングルエリアには、三層初日に襲ってきた ドラゴンフライ キラーエイプと言ったモンスターの他にも、植物系のモンスター等も確認できたわ。
少なくとも一層、二層のモンスターよりも、三層の1エリアの方が種類が多い事実が存在してるの。
例をあげるなら、昆虫型モンスターかな?
・ドラゴンフライ(蜻蛉)
・バトルアント(蟻)
・センチピード(百足)
・シザーマンティス(螳螂)
・キラーモスキート(蚊)
・ポイズンスパイダー(蜘蛛)
少なくとも、まだまだいる筈よ、しかもかなり強い昆虫型も多そうね?
今のキング達、ゴブリン軍団だと、かなり被害が出るはずだもの。
次に岩場の谷ね。
この岩場の谷のモンスターも多数いるわ。
・ウルフ
・ビッグラット
・ロックドッグ
・ロックバード
とにかく、岩場を好むモンスターの住処で他のエリアのモンスターすら食料扱いみたいだわ。
最後に巨大湖ね。
ここはまだよく分からないは、見た目的には、攻略は一番、簡単に感じるルートなの。
モンスターも鹿型のモンスターや、ボア系の群れなんかがメインで、モンスターの種類も少なめに見えるわ。
なので、私の目的は、砂漠、巨大湖、黒い砂漠、神殿の順になるわ。
キング達は、私に力を貸してくれるけど、実際は私の目的は私個人の物なのよね。
私達、ううん、私に力があれば、キング達の力になれるのにさ、今の半端な自分が嫌になる。
「・・・い、おい! 聞いてるか嬢ちゃん?」と、キングが私に声をかけている。
「え?」っと私は慌てて、意識を現実に戻す。
「頼むぜ、嬢ちゃんの意見を聞きたいんだからよ。俺達は岩場の谷か、巨大湖のどちらかのルートがいいと考えてるんだが」
え、予想外だわ? キングの性格なら、ジャングルエリアだと思ってたわ?
「私も同意見よ、出来れば巨大湖が、一番抜けやすいかなって?」
キングが首を数回縦に振る。
「やはりか、無難だな。いい判断だ、ならそのルートで進軍し、巨大湖から黒い砂漠に向かうとしよう」
私が不思議そうにキングを見ていると、キングは何かを悟ったように口を開いたの。
「お前、俺がジャングルに攻めると思ってただろ?」
うーん、あはは、誤魔化そう!
「そんなことないわ! キングなら、そんな無茶はしないって信じてたもの!」
キングの視線が痛いわ。疑いの眼差しってやつかな。
それから数日掛けて、再度、三層に向かう支度を済ませる私達。
そして再び三層へ。
最初の目的通りに、巨大な湖に向かう私達と、入口を守る為の二手に別れる。
入口を守る部隊には、上位ゴブリンと、ホーネットとラクネの配下である、蜂型のモンスターと蜘蛛型のモンスターを複数配置したわ。
全滅しそうになれば、どちらかに連絡が来るようになっているの。
最初に私達を出迎えたのは、ビッグラットの大群とウルフの群れだったわ。
ビッグラットはウサギ程の大きさのネズミで、普通はかなり厄介なモンスターみたいね。
クイーンが"アシッドシールド"を発動させてから、"挑発"を発動させると、ビッグラットの大群が次々にクイーンのシールドにぶつかり、いえ、酸の防壁に飲み込まれるように自滅していったわ……
それからも何度か、群れの襲撃があったけど、余裕だったわね。
入口の防衛戦には、やはりキラーエイプの大群が襲って来たみたいね。
キングの反応からしても、問題はないみたい。
巨大な湖のエリアに入ると入口付近から、水色の草木が生い茂る幻想的で、不思議な世界が広がっていたわ。
あまりに鮮やかにして不思議な光景に私は驚きと同時に不気味さも感じていた。
他のエリアと違いすぎる気がするわ? それにしつこく襲ってきていたラットやウルフの群れが、襲いに来なくなったわ。
入口から少し入った先に開けた土地を見つけるとキングが指示を出す。
「よし、一旦休憩にするぞ。見張りは周囲の僅かな変化も見逃すなよ!」
私は、"無限収納"から、休憩用に持参した蜂蜜などを"異世界料理人"を使い、クッキーやパンなどを作り出す。
休憩なら、休憩らしくしたいもの。
「なんだこれ! うめぇー!」
「本当だ、力がみなぎるようだ!」
次々に食べたゴブリン達が声をあげる、褒めすぎよ、まったく?
「嬢ちゃん、こいつは凄い力だな? 強化を食事で行うとは、驚いたぜ」
私の知らない力、"異世界料理人"って凄い能力あるじゃないのよ!
こんな事があった為、私は皆に、飴玉を袋に詰めて渡す事にしたの。能力アップが付いてるなんて、素敵な飴ちゃんよね。
休憩時間、ギリギリまで飴玉を作成して疲れたけど、かなりの数のゴブリン達に行き渡ったわ。
休憩を終えて、歩くこと、四時間程度で私達は湖まで到着する。
かなりの速度で歩いていたが、意外に距離があってびっくりしたわ。
「ふぅ、疲れたわね。でもこれで半分なのよね? キング、このまま三層で野営になるのよね、場所はどうするの?」
「今日は此処を拠点にする、黒い砂漠までのルートを再確認して、偵察隊を出すつもりだ。千里眼だけだと、分からんこともあるからな」
キングの指示で複数のゴブリン達が偵察の為に、巨大湖の出口に向けて移動を開始する。
しかし、数分後・・・
私達の拠点に今さっき出ていった偵察隊のゴブリン達が戻ってきたの。
ゴブリン達も、何が起きたか理解してないみたい、これはあれよね? 定番の迷いの森ってやつなのかも。
古典的だけど、一番心にくるのよね……これ。
0
あなたにおすすめの小説
鬼の兵法伝承者、異世界に転世せしむる
書仙凡人
ファンタジー
俺の名は桜木小次郎。
鬼一法眼を祖とする鬼一兵法の令和の伝承者。
だがある時、なぜか突然死してしまったのだ。
その時、自称神様の変なペンギンが現れて、ファンタジー世界の転生を持ちかけられた。
俺はヤケになって転生受け入れたら、とんでもない素性の奴にログインする事になったのである。
ログイン先は滅亡した国の王子で、従者に毒盛られて殺されたばかり。
なにこれ? クーリングオフねぇのかよ!
転生したらスキル転生って・・・!?
ノトア
ファンタジー
世界に危機が訪れて転生することに・・・。
〜あれ?ここは何処?〜
転生した場所は森の中・・・右も左も分からない状態ですが、天然?な女神にサポートされながらも何とか生きて行きます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
初めて書くので、誤字脱字や違和感はご了承ください。
ブラック企業でポイントを極めた俺、異世界で最強の農民になります
はぶさん
ファンタジー
ブラック企業で心をすり減らし過労死した俺が、異世界で手にしたのは『ポイント』を貯めてあらゆるものと交換できるスキルだった。
「今度こそ、誰にも搾取されないスローライフを送る!」
そう誓い、辺境の村で農業を始めたはずが、飢饉に苦しむ人々を見過ごせない。前世の知識とポイントで交換した現代の調味料で「奇跡のプリン」を生み出し、村を救った功績は、やがて王都の知るところとなる。
これは、ポイント稼ぎに執着する元社畜が、温かい食卓を夢見るうちに、うっかり世界の謎と巨大な悪意に立ち向かってしまう物語。最強農民の異世界改革、ここに開幕!
毎日二話更新できるよう頑張ります!
SSSレア・スライムに転生した魚屋さん ~戦うつもりはないけど、どんどん強くなる~
草笛あたる(乱暴)
ファンタジー
転生したらスライムの突然変異だった。
レアらしくて、成長が異常に早いよ。
せっかくだから、自分の特技を活かして、日本の魚屋技術を異世界に広めたいな。
出刃包丁がない世界だったので、スライムの体内で作ったら、名刀に仕上がっちゃった。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
処刑された勇者は二度目の人生で復讐を選ぶ
シロタカズキ
ファンタジー
──勇者は、すべてを裏切られ、処刑された。
だが、彼の魂は復讐の炎と共に蘇る──。
かつて魔王を討ち、人類を救った勇者 レオン・アルヴァレス。
だが、彼を待っていたのは称賛ではなく、 王族・貴族・元仲間たちによる裏切りと処刑だった。
「力が強すぎる」という理由で異端者として断罪され、広場で公開処刑されるレオン。
国民は歓喜し、王は満足げに笑い、かつての仲間たちは目を背ける。
そして、勇者は 死んだ。
──はずだった。
十年後。
王国は繁栄の影で腐敗し、裏切り者たちは安穏とした日々を送っていた。
しかし、そんな彼らの前に死んだはずの勇者が現れる。
「よくもまあ、のうのうと生きていられたものだな」
これは、英雄ではなくなった男の復讐譚。
彼を裏切った王族、貴族、そしてかつての仲間たちを絶望の淵に叩き落とすための第二の人生が、いま始まる──。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる