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黒い砂漠・・・1
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地下水路ダンジョン攻略の後、意識を失った私が次に目覚めたのは、森に設置していた【毒王の庭・ポイズンガーデン】内部にある自身の城であった。
記憶が曖昧な状態だ。
「此処は私の城、よね? あの後、なにが?」
私は軽く悩むも意識が無くなった後の事はやはり分からない。
軽く混乱する最中に、クイーンが扉を開き、私の部屋に入ってくる。
「失礼しますです。あ! 主様ァァァッ!」
凄い勢いで泣きながら、抱きつくクイーンの姿に私は驚きながら、軽く頭を撫でる。
「心配かけちゃったみたいね、ごめんね。よしよし、私は大丈夫よ」
頭を軽く撫でながら、クイーンを慰めるように優しく語る。
クイーンの声を聞いて、次々に皆が集まり出すと、あっという間に部屋がいっぱいになっていく。
私はどれくらい意識を失っていたのかを質問する。
質問に関しては、冷静なジャバが返答してくれた。
先ず、眠って居たのは1日程度だ。
地下水路で意識を失ってから、日が暮れて夜になるのを待ち、ガレルの町から脱出したそうだ。
脱出の際は、レイコの能力で認識阻害を発動して移動したらしい。
朝だと範囲が陽の光で弱まる為、本来の力が発動できる夜に脱出を行う事になったとの事だ。
因みに、それでも違和感は存在するだろうが、ミストが大量の霧を作り出してくれたおかげで、脱出は完璧な物になったと言える。
大人数の為、かなり苦労をかけてしまった事実に申し訳なさを感じる。
そんな私ね周りには見慣れない種族の者がいる事に気づく。
真っ白い肌に、黒い線のような痣が白い服の下から顔、いや、全体の半分に広がって模様のようになっている。
頭部からは青い髪が生えており、片方には小さな角が二本生えている見た目から女性だと分かる。
「アナタは?」
私の視線と問に慌てて、口を開く。
「あ、あの、私です。セイナです」
「え! セイナなの」
「は、はい。実はですね……」
私が意識を失った一瞬、安定していたダンジョンの魔力が溢れるギリギリまで高まった。
その瞬間、セイナ達の体に膨大な魔力が流し込まれ、体が変化したのだと言われる。
「他の皆は、無事なの!」
セイナを含む人族の心配をすると、セイナは軽く微笑む。
「全員無事ですよ。それに体力や魔力は以前とは比べ物にならないくらい上がってますし。ご心配有難うございます」
皮肉な物で、今回のダンジョン病が切っ掛けになり、セイナ達は独自の進化をしていた。
結果を見れば、素晴らしい変化だが、実際に流れを考えれば、かなり危うかった事は言うまでもないだろう。
セイナを含めた人族全員が、オリジナルのユニークモンスターと言う扱いになっている。
・名前 セイナ
・性別 メス
・種族 パンドラデーモン(ユニーク)
・職業 未定
・耐性 主、パンドラ固有耐性取得
・スキル 主、パンドラ、固定スキル使用可能
・説明 パンドラデーモン。ダンジョンマスターパンドラの魔力により変化した亜種。
使えるスキル、耐性は、ダンジョンマスターの力により変化する。
魔力量は個体により左右される。
ダンジョンマスターが変わった場合は、固有名、並びに能力の変化あり。
正直、びっくりしたわ、つまり、セイナ達は私の力により変化したと、更にスキルや耐性はとりあえず同じなのね。
「とりあえず、セイナ達は完全に人間辞めさせられちゃった訳ね。なんかごめんなさいね」
「いえ、パンドラ様、私を含め、名無しと言う扱いにされた日から、人としての道は絶たれたと考えています。パンドラ様と会えて幸せです」
改めて、セイナ達の忠義を感じる事になったわね。
そこからは、1日寝ていた事もあり、少し体を動かす事にする。
気絶した理由が分からないのが問題だ。魔力は十分だった事実、ダンジョンコアも上手く重ねられた事実、どれも原因に成り得る物がなかった。
考えながら、私は皆を連れて城の外に移動する。
外に出てすぐ、女神からの声が届く。
『バブちゃァァァん、大丈夫だった? いきなりの、おネムだから心配したわよ。でも、元気そうね、ふふふ』
『この前は済まなかったわね。心配ありがとうだわ。あ、そうだわ、この前、なんで私が意識を失ったか分からないのよね、なんか分かるかしら?』
『わかるわよ? 知りたいなら教えてあげるわよ』
あっそりと分かると言われ、正直助かった。
今回ばかりは、私も理由が気になって仕方なかったもの。
教えて貰った原因は、シンプルな物だった。
ダンジョンコアを重ねた際に、三層に存在する呪われた黒い砂漠がその呪いを発動させたと言われた。
理由だけは聞けば簡単だった。しかし、根本的な解決にはならない。
次のやるべき事が見えてきた気がする。
私が女神との話が終わると、直ぐに三層へと向かう。
「皆、悪いけど大掃除しないといけないの、力を貸して頂戴」
「「「はい!」」」
全階層の住人達を三層に集結させる。
全ての階層から数百のモンスターが集まると、一気に三層の黒い砂漠へ向かう。
黒い砂漠は、異様にして、禍々しい雰囲気を放っており、私は黒い砂漠と呪われた砂を前に覚悟を決める。
「今から! 【毒王の庭・ポイズンガーデン】を呪いから解き放つ! 砂漠に支配されたモンスターは、意志の無き敵だ! 情けを掛ければ、自身が餌になると思えッ! いいわね」
記憶が曖昧な状態だ。
「此処は私の城、よね? あの後、なにが?」
私は軽く悩むも意識が無くなった後の事はやはり分からない。
軽く混乱する最中に、クイーンが扉を開き、私の部屋に入ってくる。
「失礼しますです。あ! 主様ァァァッ!」
凄い勢いで泣きながら、抱きつくクイーンの姿に私は驚きながら、軽く頭を撫でる。
「心配かけちゃったみたいね、ごめんね。よしよし、私は大丈夫よ」
頭を軽く撫でながら、クイーンを慰めるように優しく語る。
クイーンの声を聞いて、次々に皆が集まり出すと、あっという間に部屋がいっぱいになっていく。
私はどれくらい意識を失っていたのかを質問する。
質問に関しては、冷静なジャバが返答してくれた。
先ず、眠って居たのは1日程度だ。
地下水路で意識を失ってから、日が暮れて夜になるのを待ち、ガレルの町から脱出したそうだ。
脱出の際は、レイコの能力で認識阻害を発動して移動したらしい。
朝だと範囲が陽の光で弱まる為、本来の力が発動できる夜に脱出を行う事になったとの事だ。
因みに、それでも違和感は存在するだろうが、ミストが大量の霧を作り出してくれたおかげで、脱出は完璧な物になったと言える。
大人数の為、かなり苦労をかけてしまった事実に申し訳なさを感じる。
そんな私ね周りには見慣れない種族の者がいる事に気づく。
真っ白い肌に、黒い線のような痣が白い服の下から顔、いや、全体の半分に広がって模様のようになっている。
頭部からは青い髪が生えており、片方には小さな角が二本生えている見た目から女性だと分かる。
「アナタは?」
私の視線と問に慌てて、口を開く。
「あ、あの、私です。セイナです」
「え! セイナなの」
「は、はい。実はですね……」
私が意識を失った一瞬、安定していたダンジョンの魔力が溢れるギリギリまで高まった。
その瞬間、セイナ達の体に膨大な魔力が流し込まれ、体が変化したのだと言われる。
「他の皆は、無事なの!」
セイナを含む人族の心配をすると、セイナは軽く微笑む。
「全員無事ですよ。それに体力や魔力は以前とは比べ物にならないくらい上がってますし。ご心配有難うございます」
皮肉な物で、今回のダンジョン病が切っ掛けになり、セイナ達は独自の進化をしていた。
結果を見れば、素晴らしい変化だが、実際に流れを考えれば、かなり危うかった事は言うまでもないだろう。
セイナを含めた人族全員が、オリジナルのユニークモンスターと言う扱いになっている。
・名前 セイナ
・性別 メス
・種族 パンドラデーモン(ユニーク)
・職業 未定
・耐性 主、パンドラ固有耐性取得
・スキル 主、パンドラ、固定スキル使用可能
・説明 パンドラデーモン。ダンジョンマスターパンドラの魔力により変化した亜種。
使えるスキル、耐性は、ダンジョンマスターの力により変化する。
魔力量は個体により左右される。
ダンジョンマスターが変わった場合は、固有名、並びに能力の変化あり。
正直、びっくりしたわ、つまり、セイナ達は私の力により変化したと、更にスキルや耐性はとりあえず同じなのね。
「とりあえず、セイナ達は完全に人間辞めさせられちゃった訳ね。なんかごめんなさいね」
「いえ、パンドラ様、私を含め、名無しと言う扱いにされた日から、人としての道は絶たれたと考えています。パンドラ様と会えて幸せです」
改めて、セイナ達の忠義を感じる事になったわね。
そこからは、1日寝ていた事もあり、少し体を動かす事にする。
気絶した理由が分からないのが問題だ。魔力は十分だった事実、ダンジョンコアも上手く重ねられた事実、どれも原因に成り得る物がなかった。
考えながら、私は皆を連れて城の外に移動する。
外に出てすぐ、女神からの声が届く。
『バブちゃァァァん、大丈夫だった? いきなりの、おネムだから心配したわよ。でも、元気そうね、ふふふ』
『この前は済まなかったわね。心配ありがとうだわ。あ、そうだわ、この前、なんで私が意識を失ったか分からないのよね、なんか分かるかしら?』
『わかるわよ? 知りたいなら教えてあげるわよ』
あっそりと分かると言われ、正直助かった。
今回ばかりは、私も理由が気になって仕方なかったもの。
教えて貰った原因は、シンプルな物だった。
ダンジョンコアを重ねた際に、三層に存在する呪われた黒い砂漠がその呪いを発動させたと言われた。
理由だけは聞けば簡単だった。しかし、根本的な解決にはならない。
次のやるべき事が見えてきた気がする。
私が女神との話が終わると、直ぐに三層へと向かう。
「皆、悪いけど大掃除しないといけないの、力を貸して頂戴」
「「「はい!」」」
全階層の住人達を三層に集結させる。
全ての階層から数百のモンスターが集まると、一気に三層の黒い砂漠へ向かう。
黒い砂漠は、異様にして、禍々しい雰囲気を放っており、私は黒い砂漠と呪われた砂を前に覚悟を決める。
「今から! 【毒王の庭・ポイズンガーデン】を呪いから解き放つ! 砂漠に支配されたモンスターは、意志の無き敵だ! 情けを掛ければ、自身が餌になると思えッ! いいわね」
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