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計画された舞台・・・2
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ラクネ達が標的を確認した様に進んでいく。
ここから先は、単純に一方的な暴力になるだろう。
私がその場から離れる僅かな間に、ラクネの魔力を込めた拳がケストア軍の先頭を走る騎馬部隊と衝突したのが分かる。
多分、隊長クラスも居ただろうが、一撃で馬ごと粉砕されているのが上空からも確認出来る。
「やり過ぎないといいけどなぁ」
「ご主人様~それは無理だと思うんだよね~。
だって、ラクネちゃん、最初からウキウキしてるんだよ? 我慢なんて、無理だよ~」
茶化す様なホーネットの言葉に私は軽く溜息を吐きつつ、私自身の目的の為に動き出す。
因みに、デュバルに命じたのは、防衛だ。勝てる相手じゃない事も伝えてある為、無茶はしないだろう。
町の住民を避難させ、更に町を防衛すれば、評価は変化する。
逆に防衛に失敗して、全滅する運命のケストア軍はどうだろうか考えて欲しい。
偉そうに町を歩き回り、自分達が強者だと言わんばかりの振る舞いをしていた彼等に住民は、どんな感情を抱くだろうか。
答えは火を見るより明らかじゃないだろうか? 誰もが怒りを露にし、誰もが呆れかいるだろう。
頑張って戦ってるケストア兵には悪いが、今回の計画に彼等が生き残るシナリオは存在しないのだ。
私とホーネット率いる、空中部隊は、目的の高台に作られた町まで一気に向かって飛んで行く。
高台に向かう道には、夜の防衛を考えてか、巨大な門が閉じられている。
昼に確認した時にアーチ型の建物を抜けていたが、防衛の門に出来たのは驚いた。
ただ、これは好都合と言える。私は静かに笑みを浮かべ、ホーネットに指示を出す。
「ホーネット、門の防衛をしてる人間は全員、始末して構わないわ。貴女の大切な虫達を向かわせて頂戴」
「は~い。りょうかいだょ」
ホーネットの人差し指が門に向けられ、下に向けて、指先を八回ほど動かすと、八体の巨大な昆虫モンスター達が地上に向けて降りていく。
地上に向かったのは、蟷螂型や、羽の生えた百足型、蜂型と様々だ。
地上からは、門を守っていた見張りだろうか、慌てて松明が複数、増えたのが確認できる。
それと同時に「うわぁぁぁッ!」っと、絶叫と雄叫びがこだまする。
普段人間を対象に守っていた場所の内側に巨大な昆虫達が現れたのだから、反応は嫌でもそうなるだろう。
松明の先に突如、巨大な昆虫達が現れる恐怖は絶望に近い事実があるからだ。
私達が通り過ぎる僅かな間に、門周辺が炎に包まれていく。
だが、逃げ場はないのだ、強固に造られた鉄の扉が炎に焼かれ、色鮮やかに赤に変わっていく。
一般の住民を入らせない様に円を描く様に作られた壁は内側から見たら、絶望の壁に見える事だろう。
私はそんな事を考えながら、目的地に向かう。
空中から見える領主の屋敷、既に炎に気づいた者達が動き出している。
そんな最中、私は腕を前に伸ばす。
「全員、突撃……全てを喰らい尽くしなさい!」
雲の様に空を覆っていた数百のモンスターが一斉に地上に向けて急降下していく。
無数の羽音が高台に作られた貴族達の屋敷目掛けて突っ込む、その光景は絶望の始まりと言える。
屋敷が次々に虫達の落下で破壊され、貴族達が慌てながら叫び出す。
私兵の居る屋敷からは、兵士を犠牲にして外に飛び出す貴族の姿もあり、 そんな貴族に対しては、ホーネット自らが、始末する為に動いていく。
そんな最中、私は領主の屋敷に向けて、降下する。
私を乗せている昆虫は、クワガタの角を思わせる二本の牙がある羽が八枚生えた百足のモンスターであり、全ての昆虫モンスターの中で一番大きく、巨大な龍を思わせるモンスターとも言えるだろう。
当然だが、領主の屋敷をその巨大な体で吹き飛ばし、屋敷は跡形も無く粉砕する。
しかし、瓦礫からは、領主の姿は見つからない。
複数の使用人達が見るも無惨な姿で見つかるが、その遺体が見つかったのは、地下に続く階段のそばであった。
使用人達の足には既に切り傷があり、推測になるが、領主が逃げる際、付いて行こうとして、足に斬撃をくらったのだろう。
ただ、地下なら、私達のホームと言える。
直ぐに、ガレルの地下を"地図作成"して、ルートを絞っていく。
足の速い影の兵隊を複数体、生み出してか ら、地下に放つ。
戦闘が目的のモンスターとして作っていない為、戦力にはならないが、戦闘になれば、私の為に役に立つ子達だ、三体で一組として、複数を地下に走らせる。
ホーネットとモンスター達が、高台の町を蹂躙する頃、ラクネから念話が入る。
『御館様、ケストア軍の無力化が完了しました。指揮官と思われる者達は、全員喰らい尽くし、捕虜になった者達は、なんだが、おかしくなっております。どうしたらよいか、迷ってしまいまして 』
思ってたより早いわね? 捕虜がおかしくなった理由は、ラクネ達のせいね……目の前で指揮官達を食べたのかしら……
はぁ、少なくとも、やり過ぎは確定かな……
『分かったわ、でも、敵兵の捕虜は要らないの、ケストア軍は構わないから、始末しておいて』
『御意! 直ぐに、実行させていただきます。「ぎゃあああァァァ」「やめてくれェ」御安心くださいませ!』
賑やかだけど、心配はなさそうね。
その時、私の方にも、当たりを知らせる、影の兵隊との戦闘を知らせる合図が届く。
私は即座に、地下に向かわせた影の兵隊と自分自身の場所を入れ替える。
突然、影のモンスターから、宝箱の形をした私が現れると、勝利したと領主であるデルノバは、喜びの声をあげて、私だと知らずに宝箱へと近づく。
「デルノバ様、危険ですぞ。その様な箱には関わらず、先を急ぎましょう」
そう語る声には聞き覚えがある、執事のロルだ。
私の忠告を聞いてなのか、領主が居るからなのか分からないが、私達の襲撃をしり即座に避難を開始していたようだ。
「えぇいッ! うるさいぞ。貴様等が、グズグズしていたから、他の使用人どもに、地下通路がバレたのだぞ!」
領主のデルノバは、そのまま、財産を僅かしか持ち出せなかった事実、自身の魔剣が使用人達のせいで汚れた事に対する怒りをロルへとぶつけていく。
「……分かりました。ですが、今のままでは、逃げきれない事を御理解ください。
財は後に何とかなりますが、命は一つなのです……」
「分かっておるわ! だからこそ、貴様等が、その財を守れ! こんな所で死んでたまるか」
デルノバはそう語りながら、宝箱に手を伸ばす、その瞬間、私自身が宝箱の扉を開き、片手をグッと伸ばす。
伸ばされた腕がデルノバの顔面を掴み、顳顬に指を突き立てる。
「ぎゃあああァァァ! いだい、痛い、放せェェ!」
デルノバが慌てる最中、私は宝箱から姿を現す。
「はぁい、領主のデルノバよね、思ってたより、簡単に捕まえられたわね?」
私の手から逃れようと、暴れるデルノバは、腰に手を伸ばすと、魔剣を握りしめる。
魔剣と言っても、見た目は、サバイバルナイフ程度の大きさだ。
「くたばれ! 化け物がァァァッ!」
「いけない! やめなさい! 魔力で敵う訳ない」
デルノバの叫びと同時にロルが叫ぶが、既に私の体に魔剣の先端が触れている。
刺さらずに触れた状態で停止していると言うのが正しい言い方になるだろう。
そして、魔剣の魔力が私に吸収され始めると、慌ててデルノバは魔剣を手放す。
魔剣は直ぐに秘められていた魔力が吸い上げられ、色褪せると、地面に落下した衝撃で砂の様な粒となり、跡形もなくなる。
「な、あ、ありえん……魔剣が、コレクションの魔剣が、うわぁぁぁ!」
ここから先は、単純に一方的な暴力になるだろう。
私がその場から離れる僅かな間に、ラクネの魔力を込めた拳がケストア軍の先頭を走る騎馬部隊と衝突したのが分かる。
多分、隊長クラスも居ただろうが、一撃で馬ごと粉砕されているのが上空からも確認出来る。
「やり過ぎないといいけどなぁ」
「ご主人様~それは無理だと思うんだよね~。
だって、ラクネちゃん、最初からウキウキしてるんだよ? 我慢なんて、無理だよ~」
茶化す様なホーネットの言葉に私は軽く溜息を吐きつつ、私自身の目的の為に動き出す。
因みに、デュバルに命じたのは、防衛だ。勝てる相手じゃない事も伝えてある為、無茶はしないだろう。
町の住民を避難させ、更に町を防衛すれば、評価は変化する。
逆に防衛に失敗して、全滅する運命のケストア軍はどうだろうか考えて欲しい。
偉そうに町を歩き回り、自分達が強者だと言わんばかりの振る舞いをしていた彼等に住民は、どんな感情を抱くだろうか。
答えは火を見るより明らかじゃないだろうか? 誰もが怒りを露にし、誰もが呆れかいるだろう。
頑張って戦ってるケストア兵には悪いが、今回の計画に彼等が生き残るシナリオは存在しないのだ。
私とホーネット率いる、空中部隊は、目的の高台に作られた町まで一気に向かって飛んで行く。
高台に向かう道には、夜の防衛を考えてか、巨大な門が閉じられている。
昼に確認した時にアーチ型の建物を抜けていたが、防衛の門に出来たのは驚いた。
ただ、これは好都合と言える。私は静かに笑みを浮かべ、ホーネットに指示を出す。
「ホーネット、門の防衛をしてる人間は全員、始末して構わないわ。貴女の大切な虫達を向かわせて頂戴」
「は~い。りょうかいだょ」
ホーネットの人差し指が門に向けられ、下に向けて、指先を八回ほど動かすと、八体の巨大な昆虫モンスター達が地上に向けて降りていく。
地上に向かったのは、蟷螂型や、羽の生えた百足型、蜂型と様々だ。
地上からは、門を守っていた見張りだろうか、慌てて松明が複数、増えたのが確認できる。
それと同時に「うわぁぁぁッ!」っと、絶叫と雄叫びがこだまする。
普段人間を対象に守っていた場所の内側に巨大な昆虫達が現れたのだから、反応は嫌でもそうなるだろう。
松明の先に突如、巨大な昆虫達が現れる恐怖は絶望に近い事実があるからだ。
私達が通り過ぎる僅かな間に、門周辺が炎に包まれていく。
だが、逃げ場はないのだ、強固に造られた鉄の扉が炎に焼かれ、色鮮やかに赤に変わっていく。
一般の住民を入らせない様に円を描く様に作られた壁は内側から見たら、絶望の壁に見える事だろう。
私はそんな事を考えながら、目的地に向かう。
空中から見える領主の屋敷、既に炎に気づいた者達が動き出している。
そんな最中、私は腕を前に伸ばす。
「全員、突撃……全てを喰らい尽くしなさい!」
雲の様に空を覆っていた数百のモンスターが一斉に地上に向けて急降下していく。
無数の羽音が高台に作られた貴族達の屋敷目掛けて突っ込む、その光景は絶望の始まりと言える。
屋敷が次々に虫達の落下で破壊され、貴族達が慌てながら叫び出す。
私兵の居る屋敷からは、兵士を犠牲にして外に飛び出す貴族の姿もあり、 そんな貴族に対しては、ホーネット自らが、始末する為に動いていく。
そんな最中、私は領主の屋敷に向けて、降下する。
私を乗せている昆虫は、クワガタの角を思わせる二本の牙がある羽が八枚生えた百足のモンスターであり、全ての昆虫モンスターの中で一番大きく、巨大な龍を思わせるモンスターとも言えるだろう。
当然だが、領主の屋敷をその巨大な体で吹き飛ばし、屋敷は跡形も無く粉砕する。
しかし、瓦礫からは、領主の姿は見つからない。
複数の使用人達が見るも無惨な姿で見つかるが、その遺体が見つかったのは、地下に続く階段のそばであった。
使用人達の足には既に切り傷があり、推測になるが、領主が逃げる際、付いて行こうとして、足に斬撃をくらったのだろう。
ただ、地下なら、私達のホームと言える。
直ぐに、ガレルの地下を"地図作成"して、ルートを絞っていく。
足の速い影の兵隊を複数体、生み出してか ら、地下に放つ。
戦闘が目的のモンスターとして作っていない為、戦力にはならないが、戦闘になれば、私の為に役に立つ子達だ、三体で一組として、複数を地下に走らせる。
ホーネットとモンスター達が、高台の町を蹂躙する頃、ラクネから念話が入る。
『御館様、ケストア軍の無力化が完了しました。指揮官と思われる者達は、全員喰らい尽くし、捕虜になった者達は、なんだが、おかしくなっております。どうしたらよいか、迷ってしまいまして 』
思ってたより早いわね? 捕虜がおかしくなった理由は、ラクネ達のせいね……目の前で指揮官達を食べたのかしら……
はぁ、少なくとも、やり過ぎは確定かな……
『分かったわ、でも、敵兵の捕虜は要らないの、ケストア軍は構わないから、始末しておいて』
『御意! 直ぐに、実行させていただきます。「ぎゃあああァァァ」「やめてくれェ」御安心くださいませ!』
賑やかだけど、心配はなさそうね。
その時、私の方にも、当たりを知らせる、影の兵隊との戦闘を知らせる合図が届く。
私は即座に、地下に向かわせた影の兵隊と自分自身の場所を入れ替える。
突然、影のモンスターから、宝箱の形をした私が現れると、勝利したと領主であるデルノバは、喜びの声をあげて、私だと知らずに宝箱へと近づく。
「デルノバ様、危険ですぞ。その様な箱には関わらず、先を急ぎましょう」
そう語る声には聞き覚えがある、執事のロルだ。
私の忠告を聞いてなのか、領主が居るからなのか分からないが、私達の襲撃をしり即座に避難を開始していたようだ。
「えぇいッ! うるさいぞ。貴様等が、グズグズしていたから、他の使用人どもに、地下通路がバレたのだぞ!」
領主のデルノバは、そのまま、財産を僅かしか持ち出せなかった事実、自身の魔剣が使用人達のせいで汚れた事に対する怒りをロルへとぶつけていく。
「……分かりました。ですが、今のままでは、逃げきれない事を御理解ください。
財は後に何とかなりますが、命は一つなのです……」
「分かっておるわ! だからこそ、貴様等が、その財を守れ! こんな所で死んでたまるか」
デルノバはそう語りながら、宝箱に手を伸ばす、その瞬間、私自身が宝箱の扉を開き、片手をグッと伸ばす。
伸ばされた腕がデルノバの顔面を掴み、顳顬に指を突き立てる。
「ぎゃあああァァァ! いだい、痛い、放せェェ!」
デルノバが慌てる最中、私は宝箱から姿を現す。
「はぁい、領主のデルノバよね、思ってたより、簡単に捕まえられたわね?」
私の手から逃れようと、暴れるデルノバは、腰に手を伸ばすと、魔剣を握りしめる。
魔剣と言っても、見た目は、サバイバルナイフ程度の大きさだ。
「くたばれ! 化け物がァァァッ!」
「いけない! やめなさい! 魔力で敵う訳ない」
デルノバの叫びと同時にロルが叫ぶが、既に私の体に魔剣の先端が触れている。
刺さらずに触れた状態で停止していると言うのが正しい言い方になるだろう。
そして、魔剣の魔力が私に吸収され始めると、慌ててデルノバは魔剣を手放す。
魔剣は直ぐに秘められていた魔力が吸い上げられ、色褪せると、地面に落下した衝撃で砂の様な粒となり、跡形もなくなる。
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