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番外編・本編その後
旅行10 R-18
しおりを挟む「んんっ、ふぁあ、ッ、あぁーっ、ぁああんんっ」
こんな強い刺激を与えられて我慢できるわけもなく、俺は宣言した通りに互いの腹にぶちまけるように大量の精子を放ってしまった。だってこんなの気持ち良すぎる……っ。狭い腸内を拡張するかのように何度も何度も激しく出し入れされて、硬くて熱い物で最奥をコンコンと突かれると馬鹿になってしまいそうだ。俺は自分の声とは思えないほどの甲高い嬌声を上げて、身体を反らした。
「ふぁ、はぁ、はぁ、ふっ、ん……ん、んんっ」
―――だけど、イったばかりだといってもこれで終わりではないのだ。神田さんは絶頂に達したばかりで疲労しきっている俺に構わず、まだ腰を激しく打ち付けてくる。配慮や優しさなどそこには一切なく、本気で俺を壊してきているようにも思える。
「ぁっ、待って、ッ、あっ、んんんっ、んーっ、んん!」
「……ははっ、すげえエロい顔してるぞ」
「んんっ、ん……ひゃぁぁぅ、ぁあっ」
……それは誰のせいだと思っている。間違いなく俺の目の前にあんたのせいだろ……っ。
こんなにも取り返しがつかないほどのチンポ狂いのような身体にしたのだって神田さんだ。きちんと一生掛けて責任を取ってほしいくらいだ。
「……っ、有希のその表情を見てるだけで射精ちまいそうだ」
「ん、ん……っ!ふぁあ、ぁっ、ぁっ、ぁんんっ」
「可愛いくせに、妙にそそる表情しやがって……、どんだけ俺を煽りやがるんだお前は……」
「ひっ、んんっ、神田……さっ、んんぅ、あんっ」
―――ほら、その証拠に神田さんのその台詞だけで腸内がキュンキュン疼いてしまっている。早く体内に熱い子種を注いでほしいと身体が疼いてしまっているのだ。……まったくもって、本当に旅行なんて関係なくなっている。やっていることはいつもと何一つ変わっていないのだ。ふとした切っ掛けで欲情して、そのままエッチして寝る……いつもの流れだ。
「ん……んっ、んんっ、ふぁあぁ、ぁん、きもち……っ」
…………だけど、悔しいけれど全く嫌じゃない。むしろこうして激しく求めてもらえている事実が途轍もなく嬉しい。こんな俺の汚い身体でよければ、いつだって神田さんの好きにしてもらいたいと思ってしまうくらいだ。
俺も神田さんと触れ合えるだけで、どこに居ようがいつも幸せなのだから……。
「ぁっ、ぁっ、ふっぁ、ああぁーっ!んんっ、すき、好きぃっ!」
「……俺も、好きだ」
「ん、ぁあっ、ぁっ、んんんっ、んぅ、んんっ」
―――改めてそのことを強く感じながら、俺は体内に神田さんの熱い子種を受け入れたのだった……。
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