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番外編R18
番外編~前編・もしものそんなこと〔攻受逆転注意〕(セトア視点)~
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それは突然だった。目を覚ませば何故か僕は兄上に押し倒されていた。
「兄上?」
「・・・トア」
「ん・・・っ急にどうされたんですか?」
兄上に何かあったのだろうかと心配になる。愛しげに僕を見る瞳は兄上で、押し倒しはしているものの、僕を乱暴に扱う気配はない。
「俺はトアに嫌われることをするかもしれない」
「何を・・・僕は兄上を嫌いになんて絶対なりません!」
心外だとばかりに叫べば嬉しそうに笑う兄上がそこにいた。兄上への想いが兄上自身によって低く見られたようで僕は怒っていると言うのに。
「ああ、ごめん。なら、優しくする」
「え?」
今の状況でのその言葉は今から自分が何をされるのかを理解するには十分。普段なら僕が言うべき言葉だ。なんで急にと言う思いもあったが、嫌ではなかった。
僕は兄上みたいに慣らしてはいないから痛いかもしれない。それでも兄上を自分のモノにするとはまた違う何かが込み上げてくる。
そう考えている間にも僕の服は兄上によって脱がされていく。これからされることを考えると緊張してしまう。いや、でも兄上のことだから僕のを加えるように乗るのかもしれない。
でも優しくするという言葉に期待する。兄上の優位に立ちたい僕だけど、今回は何故かそんな気分にならない。兄上の雰囲気がいつもと違うからだろうか。
こう色めき、かっこいい雰囲気、思わず兄上に抱かれたいと思ってしまう。何故寝室にいて、今何時で、誰か呼びに来るかもしれないなんて考える余裕はない。兄上ならこれくらいで余裕をなくすことは絶対ないだろうに。
少しばかり悔しいかもしれない。
「・・・っ、ふ」
「感じる?」
ぺろりとただ、胸の飾りを舐められただけ。ふっと柔らかな笑みで兄上が僕を覗いてくる。ああ、見ないでと両手で顔を隠す。なんだかとても恥ずかしくて、兄上はいつも何でこれで余裕でいられるのか理解ができない。兄上を誰よりも理解したいのに。
「ぁ・・・っ」
「可愛い顔が見られないなら、声を聞くしかないな?」
つぅと胸から腹にかけて兄上のキスが降り注いで最後にぺろりと舐められる。兄上のすること成すことに一々反応してしまう。言葉を紡ぐ兄上が楽しそうなのが声でわかる。
「・・・っ」
「ゆっくりしたいけど、トアは初めてだからね。何よりも最優先にしないとだめなところがある。」
やはり抱かれるのかと改めて認識した。胸がドキドキと羞恥と期待でどうにかなりそうだ。
下の履き物を脱がされる間、だんだんと期待故か膨らんでいく僕のモノが脱がすのを邪魔するのがわかり、くすくすと笑う兄上の声に僕の羞恥はなくなりそうにもない。
なんでこんなことになっているのかなんて疑問はもうすでになかった。
「兄上?」
「・・・トア」
「ん・・・っ急にどうされたんですか?」
兄上に何かあったのだろうかと心配になる。愛しげに僕を見る瞳は兄上で、押し倒しはしているものの、僕を乱暴に扱う気配はない。
「俺はトアに嫌われることをするかもしれない」
「何を・・・僕は兄上を嫌いになんて絶対なりません!」
心外だとばかりに叫べば嬉しそうに笑う兄上がそこにいた。兄上への想いが兄上自身によって低く見られたようで僕は怒っていると言うのに。
「ああ、ごめん。なら、優しくする」
「え?」
今の状況でのその言葉は今から自分が何をされるのかを理解するには十分。普段なら僕が言うべき言葉だ。なんで急にと言う思いもあったが、嫌ではなかった。
僕は兄上みたいに慣らしてはいないから痛いかもしれない。それでも兄上を自分のモノにするとはまた違う何かが込み上げてくる。
そう考えている間にも僕の服は兄上によって脱がされていく。これからされることを考えると緊張してしまう。いや、でも兄上のことだから僕のを加えるように乗るのかもしれない。
でも優しくするという言葉に期待する。兄上の優位に立ちたい僕だけど、今回は何故かそんな気分にならない。兄上の雰囲気がいつもと違うからだろうか。
こう色めき、かっこいい雰囲気、思わず兄上に抱かれたいと思ってしまう。何故寝室にいて、今何時で、誰か呼びに来るかもしれないなんて考える余裕はない。兄上ならこれくらいで余裕をなくすことは絶対ないだろうに。
少しばかり悔しいかもしれない。
「・・・っ、ふ」
「感じる?」
ぺろりとただ、胸の飾りを舐められただけ。ふっと柔らかな笑みで兄上が僕を覗いてくる。ああ、見ないでと両手で顔を隠す。なんだかとても恥ずかしくて、兄上はいつも何でこれで余裕でいられるのか理解ができない。兄上を誰よりも理解したいのに。
「ぁ・・・っ」
「可愛い顔が見られないなら、声を聞くしかないな?」
つぅと胸から腹にかけて兄上のキスが降り注いで最後にぺろりと舐められる。兄上のすること成すことに一々反応してしまう。言葉を紡ぐ兄上が楽しそうなのが声でわかる。
「・・・っ」
「ゆっくりしたいけど、トアは初めてだからね。何よりも最優先にしないとだめなところがある。」
やはり抱かれるのかと改めて認識した。胸がドキドキと羞恥と期待でどうにかなりそうだ。
下の履き物を脱がされる間、だんだんと期待故か膨らんでいく僕のモノが脱がすのを邪魔するのがわかり、くすくすと笑う兄上の声に僕の羞恥はなくなりそうにもない。
なんでこんなことになっているのかなんて疑問はもうすでになかった。
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