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悪役令嬢編ー完結ー
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「全く変態どころか不貞までやらかしとるとはな………」
「いや、あの……」
私にまで肯定され、王太子殿下はもうどうすれば信じてもらえるのかとだんだんと言葉をなくしながらも必死に考えているようである。あ、今、リバース殿下が鼻で笑ったような…………気のせいですね、きっと。
「陛下!発言よろしいでしょうか?」
そんな中前へ出てきたご子息がひとり、さっき変態殿下と言っていた声と一緒な気がする。確か、生真面目すぎて不器用だが、信用は厚いと言われるチャントセイ伯爵家のご子息だったはず。ハキハキ侯爵家に並ぶ有名人ね。
まさか庇ってもらえるとでも思ったのか王太子殿下は目をキラキラし始めましたが、さっき変態殿下と言った人だと気づいてないのだろうか?頭、お花畑か?
「よい、申せ」
「変態殿下…………失礼、変態殿下はどうやらそこの変態令嬢との営みを」
「それは言うなぁあああ!」
全然失礼とも感じてないとばかりに直されてない呼び名に吹きそうになりながら、ああ、嘘の始まりを話す気なのかと理解すればすかさず止めようとする殿下。しかし、軽く王太子殿下を見た後、チャントセイ伯爵子息はふぅと一息吐いて
「リバース殿下に見せていたとの話もありました。陛下はまだいらっしゃらなかったので知っておくべき事実かと思いまして」
普通に暴露した。さすがである。
「な……あ………ちが…………」
なんで、止めたのに………とばかりに信じられない様子でチャントセイ伯爵ご子息を見られているが、止めれば言うのをやめると本当に思ったのだろうか?
それにこの状況で殿下の味方をしたがるような忠誠心を持ってる人がいるかいないかと言われればいないのは見ればわかるだろうに。
ヒロインばかりにかまけて人脈作りに大失敗していてもおかしくはない。そう思うと、あれ?もしかして私最初からストーリー通りすぎて気にしすぎていただけでリバース殿下がいなくても断罪とかされずに済んだ可能性もあった?
なんて思い始めたが、ここまで周囲を味方にできたとは思わない。仮にも相手は王太子殿下なわけだし。4歳児って強いなぁ………。
「リバーになんてものを……!穢らわしい!」
案の定陛下ももちろんその言い分をリバース殿下に確認することなく信じた。まあ、リバース殿下にしていたこともあれば(嘘だけど)そんなことをしていてもおかしくはないと信じてしまうのも無理はない。
「違う……違うのにぃぃ………っ」
そしてついに王太子殿下、ボロ泣きである。4歳児と比べるのは酷だが可愛さは何一つない。乙女ゲームの攻略対象なだけあって顔はイケメン部類だろうが…………泣き顔は汚い。イケメンでも不細工になれるものなのだと勉強になった。
「おとうしゃま………おにいしゃまじぶんのもね、しゃわれっていってきたんだよ………きもちわるかったの」
「この変態がぁああああっ!」
「ちがうのにぃいいいっ!」
追い討ちが酷すぎる。陛下もさすがにただでさえあまりの所業に怒っていたのに限界突破して大激怒。王太子殿下の涙もぽろぽろからドバッととんでもなく流れだし………事情を知る私はそっと目を逸らした。
こんなことなら真実は知るべきではなかったかもしれない………。
王太子殿下、私が言える言葉はただひとつだけです。
どんまい!
「いや、あの……」
私にまで肯定され、王太子殿下はもうどうすれば信じてもらえるのかとだんだんと言葉をなくしながらも必死に考えているようである。あ、今、リバース殿下が鼻で笑ったような…………気のせいですね、きっと。
「陛下!発言よろしいでしょうか?」
そんな中前へ出てきたご子息がひとり、さっき変態殿下と言っていた声と一緒な気がする。確か、生真面目すぎて不器用だが、信用は厚いと言われるチャントセイ伯爵家のご子息だったはず。ハキハキ侯爵家に並ぶ有名人ね。
まさか庇ってもらえるとでも思ったのか王太子殿下は目をキラキラし始めましたが、さっき変態殿下と言った人だと気づいてないのだろうか?頭、お花畑か?
「よい、申せ」
「変態殿下…………失礼、変態殿下はどうやらそこの変態令嬢との営みを」
「それは言うなぁあああ!」
全然失礼とも感じてないとばかりに直されてない呼び名に吹きそうになりながら、ああ、嘘の始まりを話す気なのかと理解すればすかさず止めようとする殿下。しかし、軽く王太子殿下を見た後、チャントセイ伯爵子息はふぅと一息吐いて
「リバース殿下に見せていたとの話もありました。陛下はまだいらっしゃらなかったので知っておくべき事実かと思いまして」
普通に暴露した。さすがである。
「な……あ………ちが…………」
なんで、止めたのに………とばかりに信じられない様子でチャントセイ伯爵ご子息を見られているが、止めれば言うのをやめると本当に思ったのだろうか?
それにこの状況で殿下の味方をしたがるような忠誠心を持ってる人がいるかいないかと言われればいないのは見ればわかるだろうに。
ヒロインばかりにかまけて人脈作りに大失敗していてもおかしくはない。そう思うと、あれ?もしかして私最初からストーリー通りすぎて気にしすぎていただけでリバース殿下がいなくても断罪とかされずに済んだ可能性もあった?
なんて思い始めたが、ここまで周囲を味方にできたとは思わない。仮にも相手は王太子殿下なわけだし。4歳児って強いなぁ………。
「リバーになんてものを……!穢らわしい!」
案の定陛下ももちろんその言い分をリバース殿下に確認することなく信じた。まあ、リバース殿下にしていたこともあれば(嘘だけど)そんなことをしていてもおかしくはないと信じてしまうのも無理はない。
「違う……違うのにぃぃ………っ」
そしてついに王太子殿下、ボロ泣きである。4歳児と比べるのは酷だが可愛さは何一つない。乙女ゲームの攻略対象なだけあって顔はイケメン部類だろうが…………泣き顔は汚い。イケメンでも不細工になれるものなのだと勉強になった。
「おとうしゃま………おにいしゃまじぶんのもね、しゃわれっていってきたんだよ………きもちわるかったの」
「この変態がぁああああっ!」
「ちがうのにぃいいいっ!」
追い討ちが酷すぎる。陛下もさすがにただでさえあまりの所業に怒っていたのに限界突破して大激怒。王太子殿下の涙もぽろぽろからドバッととんでもなく流れだし………事情を知る私はそっと目を逸らした。
こんなことなら真実は知るべきではなかったかもしれない………。
王太子殿下、私が言える言葉はただひとつだけです。
どんまい!
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