嫉妬深い彼氏様~○○の場合~

荷居人(にいと)

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チャラ男×地味男の場合(チャラ男視点)

メイン登場人物
チャラ男
新島真実にいじましんじ
攻め

地味男
野々瀬琉生ののせるい
受け

設定
互いに高校2年生の同級生。チャラ男からの告白で付き合うことに。その時が互いに初めての会話。

地味男は断りきれなかったものの罰ゲームかからかわれているだけだと思っているが……。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「おっはよー!るいちゃーん」

「え、あ、おはよう、ございます……?」

昨日から俺はるいちゃんと晴れて付き合うことになった。るいちゃんは名前こそ可愛いが男だ。いや、もちろん顔も体型も性格もなんなら全てが可愛いわけで、女だったらやばかったから男に生まれて正解だったと思う。

既成事実作れないのは残念だけど俺がるいちゃんを知ったのは高校生になってから。だから女だったなら既に奪われていた可能性を考えると男で万々歳!いつ声かけようかと観察していた日々は気づけば一年経っていて、男子高校故にそういったカップルが増え始めたことにより危機感を覚えたために急な告白になってしまった。

でもまさかの両想い!もう昨日は浮かれきったよね、当然。

珍しく早起きもしてるいちゃんの家に迎えにいけばるいちゃんの驚く顔が見れてそりゃ満足なわけですよ!可愛い口が俺に挨拶してくれちゃってさー!

「じゃ、行こっか!今日は驚かせたかったから言わなかったけどこれから毎日迎えに行くからね!帰りももちろん送るよ!それと昼御飯は一緒には当たり前だよねぇ!後……」

昨日からずっと言おうとしてたことが一緒に登校できる興奮で止まらない。手を繋ぐくらいは構わないだろうと喋りと共に恋人繋ぎしてみれば抵抗されなかったので益々テンションがあがる。

「あ、あの……」

「ん?何々?」

とはいえ、恋人の話を聞かないような男では幻滅されることくらいわかってるからるいちゃんの可愛い声を聞き逃す気はない。

「お、お昼は……友達と、食べてて」

「ん?そうなんだ?なら断ればいいよね?」

恐る恐る言うるいちゃんの何と可愛らしいことか。やっぱりあれかな?まだ話すの恥ずかしいとか?うわーっそれってやばかわいいんだけど!

「え、あ、でも……と、友達と、食べたい……ので」

「え?」

るいちゃんの言葉に足が止まる。

イマナンテイッタノカナ?

「あ、あ、あの」

「なんでぇ?るいちゃんは俺の恋人だよねー?初日から浮気とか……あ、もしかしてるいちゃん俺の見た目気にしてる?軽そうに見られるけど一途よ?俺。それに名前も真実しんじつって書いて真実しんじだけど実際嘘とか嫌いだしね。嫉妬させて確かめようとしたの?」

「……っうん……ご、ごめんなさい。僕、その、心配で……」

あーもう怯えて可愛いなぁ。それくらいで俺怒らないのに。嫉妬させようだなんて可愛いだけじゃん……んー、まあ今まで話したことないし信用やら信頼は今から作ってかなきゃだから仕方ないと思うんだけどなぁ。

「いいよ、でも俺こう見えて嫉妬深いから不安なことは変に確かめようとせず直接言ってね?」

「う、うん、わかった」

「お昼ご飯は屋上で一緒に食べようね」

「うん……」

うーん、怒ってるように見えちゃうのかなぁ?まあ恋人の俺より友達優先しようとしたのにはすこーし腹が立ったけどね?るいちゃんに優先される友達に対してだけど。

ま、そんな俺もわかるようになるくらい大事にすれば俺の前でも可愛い笑顔見せてくれるようになるよね!

あーこれからが楽しみだなぁ!

END





あとがき
チャラ男感あったか微妙。ただの勘違いポジティブ攻めが正しいかも?少し病んでる感あり。攻めは基本独占欲激しく書きたい派です。皆さんはどんな嫉妬パターンがお好きですかね?
感想 5

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