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プロローグ
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物語が始まり3ヶ月が経った
っ...はぁっ...はぁっ...
私の手は...すごく震えているっ...
今にも逃げ出したい...
でも足が動かない...それは何故か..
私がやらなきゃ、皆助からない。
それを理解していたからだ。
私は必死に自分に
「これは皆を助ける為だ」と言い聞かせていた。
そして、奴に向かってステッキを構えた。
でもいやだっ!!怖い!!
私は涙目になった。
その時だ。
誰かが後ろから私をふわりと包み込むように抱きしめた。
居心地が良いあまり、言葉を失った。
「大丈夫だよ。震えないで。必ず優花の事は私が守るから。」
その声の正体は私の友達、そして同じ魔法少女の夜月(やずき)だった。
夜月は光に照らされているかのようにキラキラと輝く綺麗な金髪で、透き通るような白い肌、綺麗なピンク色の唇、キリッとしている眉毛、そしてなんといってもすごく引き締まっている目元が特徴のとても美人で、カッコいい女の子だ。
夜月は言った。
「前にも言ったでしょ。」
私はその声を聞いた瞬間思い出し、涙目になったが、カッコ悪そうだったからぐっとこらえた。
でも次の声を聞いた瞬間涙を抑えきれなくなった。
「もしも自分を信じられないのであれば、私を信じて。あなたは、1人じゃない。」
私の頬を涙が伝った。
そして私はステッキを強く握り、行言った。
「私はもう怖くなんてない!!
だってもう私は1人じゃないから!
だからもう、あなた達には負けない!!
私達の運命も、あなた達の好きにはさせない!!」
そして私はステッキの引き金を引いた。
~続く~
っ...はぁっ...はぁっ...
私の手は...すごく震えているっ...
今にも逃げ出したい...
でも足が動かない...それは何故か..
私がやらなきゃ、皆助からない。
それを理解していたからだ。
私は必死に自分に
「これは皆を助ける為だ」と言い聞かせていた。
そして、奴に向かってステッキを構えた。
でもいやだっ!!怖い!!
私は涙目になった。
その時だ。
誰かが後ろから私をふわりと包み込むように抱きしめた。
居心地が良いあまり、言葉を失った。
「大丈夫だよ。震えないで。必ず優花の事は私が守るから。」
その声の正体は私の友達、そして同じ魔法少女の夜月(やずき)だった。
夜月は光に照らされているかのようにキラキラと輝く綺麗な金髪で、透き通るような白い肌、綺麗なピンク色の唇、キリッとしている眉毛、そしてなんといってもすごく引き締まっている目元が特徴のとても美人で、カッコいい女の子だ。
夜月は言った。
「前にも言ったでしょ。」
私はその声を聞いた瞬間思い出し、涙目になったが、カッコ悪そうだったからぐっとこらえた。
でも次の声を聞いた瞬間涙を抑えきれなくなった。
「もしも自分を信じられないのであれば、私を信じて。あなたは、1人じゃない。」
私の頬を涙が伝った。
そして私はステッキを強く握り、行言った。
「私はもう怖くなんてない!!
だってもう私は1人じゃないから!
だからもう、あなた達には負けない!!
私達の運命も、あなた達の好きにはさせない!!」
そして私はステッキの引き金を引いた。
~続く~
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