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第三章 イベントは危険な香り
ケンタよ、お前もか2
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「ハナコー! おー、いたいた!」
「マサト? 何か用?」
「授業終わったんだろ? なんか菓子もらったから、また一緒に食べようぜ」
「え? わたくしジュリエッタと待ち合わせを……」
「ああ、じゃあ魔法鳩飛ばしとくわ。生徒会室で待つ。っと」
マサトの手から白い紙が現れて、文字が書き込まれたと思ったら紙が白い鳩に変化した。そのまま羽ばたいて、空高く飛んでいく。
ってか、脳筋がなんでそんな高等魔法使えんのよ。
マサトのくせになんかムカつくっ。
「よし、これでいいな。じゃあ行くぞ!」
「ちょっ……!」
どうしてまた生徒会室であんたとお茶しなきゃなんないのっ。
ってか、そのお菓子ってマサトが女の子からもらったやつなんじゃ?
「ちょっと! あなたがもらったものなら、あなたがひとりで食べなさいよ」
大食いなんだから、そのくらい楽勝でしょう?
「だってハナコと食った方が旨いし」
「は? なんなのよその理由」
「いいから、いいから」
ちっとも良くないっ。
っていうか、なんでそんな無駄に上機嫌!?
「お前……さ」
ん? なに急にぼそっと言ってんの?
「ほら、この前のこと、ホントに誰にも言わないでくれたじゃんか。俺、なんかうれしくて」
耳を赤くしながら言うなっ。そのフラグ、絶対に気の迷いだからっ。
って言ってる間に生徒会室に着いちゃったし。
学習能力ないってまた未希にののしられるっ。
悲しいかな、そんな未来しか見えないんですけど!
「ハナコ嬢、いいところに。この前貸した本はどうだったかと聞きに行こうと思ってたところだ」
「ダンジュウロウ様、今まだ三章の途中ですわ。ちょっと考察に迷うところがあって……」
「あそこか。ああ、分かる。あれはだな、次の章の」
「ちょっと待って! ネタバレはやめてもらえないかしら? 読む楽しみを奪わないで」
「これは失礼。好きなものについてハナコ嬢と語り合えるのがうれしくてつい、な」
そこんとこはわたしも同意するけど、頬を染めて照れくさそうに言わないでよ。
これは純粋な読書仲間、けっっっして、ゲームのフラグなどではないっ。
「なー小難しい話はやめて、菓子食おーぜ、菓子」
「いや、ならば第一章と第二章についての考察を」
「菓子ぃ」
やめてっ、なんかもお、カオスっ!!
「ハナコ、めずらしいな、生徒会室にいるとは」
「シュン様……」
ここで真打登場ですか。
ってか、白々しい。このブローチでわたしの行動は筒抜けなくせに。
おや? でもなんかマサトとダンジュウロウが急におとなしくなったぞ?
「あの、シュン様?」
「ああ、いいな、ハナコのいい匂いがする」
ぎゃっ、あからさまに匂いをかぐなっ、手を握るな、腰に手を回すなっ。
そこのふたり、さっきの勢いはどこ行った?
黙って見てないで、早く山田をどうにかしろっつうの!
「シュン王子、そろそろ生徒会の執務を……」
「そうそう王子、明日までに片付けないとって言ってましたよね?」
「せっかくハナコから会いに来てくれたんだ。あと少しくらいいいだろう?」
誰が瓶底眼鏡に自分から会いに来るか。都合よく脳内変換すなっ。
もうふたりとも、そこで引かないでよっ。
未希、早く来て!
「やだぁ、どうしてココに部外者が紛れ込んでるんですかぁ?」
ユイナ! いいところにっ。
「おほほほ、彼女の言う通りですわ。これ以上シュン様のお邪魔をするわけには参りませんもの。わたくし今すぐ……」
「なぁ、ユイナ。ハナコのために茶ぁ入れてくれよ」
「な、なんでわたしが」
げ、空気読め、マサトっ。
「いいだろ? ユイナ、書類仕事見るとすぐどこかに消えんじゃん? 少しは働いてもらわねぇと」
「そ、それはユイナ、頭痛持ちだから……。そんなふうに言うなんて、マサトせんぱいひどいですぅっ」
ハイハイ、得意のウソ泣き頂きました!
オトコってコレにコロっと騙されんのよね。
ん? 何このすんっとした空気?
何気にユイナ、攻略対象に煙たがられてない……?
「つらいなら生徒会を抜けてもいいんだぞ?」
「え、そんなひどいダンジュウロウせんぱいっ。ユイナだっていっしょうけんめいやってるのにっ」
あれ? 未希の言ってた話となんか違うぞ?
ユイナ、順調にイベントこなして逆ハーレム目指してんじゃなかったっけ?
ってか、山田、いつまでも匂いかいでんなっ。
「姉上、またここに来てたの?」
「ケンタ。ええ、そうなの、マサトに連れてこられて……」
「菓子、一緒に食おうって思ったんだ!」
だから空気読め、マサト。お前はお子様かっつうの。
「今日はジュリエッタ嬢を家に招くんだったよね? ここで油売ってて大丈夫?」
「今そのジュリエッタを待っていて……」
「わたくしをお呼びでしょうか?」
未希、やっと来てくれた!
「ハナコ様、遅くなって申し訳ございません」
「いいのよ。ここでいろいろ良くして頂いていたから」
結局、山田に匂いかがれただけだったけどね。
「ではハナコ様、参りましょうか」
「ええ。ではシュン様、わたくしはこれで失礼いたしますわ。ケンタもまた家でね」
「うん、姉上。また後で」
ふぃー、ケンタと未希の登場に救われたわ。
「ジュリエッタ、詳しいことはパジャマに着替えてからね?」
「ええ、今夜も楽しいパジャマパーティーになりそうですわ」
げ、未希の目、今日も笑ってねぇ。
からの、パジャマパーティー開始。うぇ、まだ笑ってねぇ。
「なんでさらに好感度上がってんのよ?」
「し、知らないよ、こっちが聞きたいくらいだし」
マサトは茶飲み友達だし、ダンジュウロウは読書仲間なだけだって。
「っていうか、ユイナのアレ、おかしくない?」
「そうね……イベントが起きてるときは、どの攻略対象ともいい雰囲気に見えるんだけど」
「イベント以外は上手くいってないってこと?」
「王子ルートに行ったから、他とは不協和音おこしてる可能性もあるかもよ」
「なるほど。そうなったらユイナと山田がくっつくように応援しないとだね」
そうすれば山田ともギロチンエンドとも晴れておさらばだ。
「それはそうと未希、今日のケンタ、普通っぽくなかった?」
「普通っポイ?」
「うん、普通に姉弟してて、溺愛監禁ルートなんて微塵も感じさせないっていうか」
「アレのどこが? ハナコをすぐ家に帰したそうにして、他の男から引き離す気満々だったじゃない」
「え? そなの?」
いや、でも、まさか。
「んーでも、華子の言ってることも一理あんのよね」
「でしょ?」
「あんたが思ってる理由とは違うケドね」
違う理由? なのに一理あるとはこれ如何に?
「わたしと華子と長谷川ゆいな。この三人だけが、この世界でゲームの記憶があるわけでしょう?」
「うん、そだね。でもそれがどうかしたの?」
「わたしたちの共通点って言ったら、何だと思う?」
「この乙女ゲームをやったことがある……って感じ?」
「そう、それなのよ」
お、今夜の未希、なんか名探偵っぽいな。するとわたしはワトソン君的存在か?
お互いメルヘンチックなふりふりパジャマ着てるけどね。
「もしそれが正解なら……」
「正解なら?」
「その条件に当てはまる人間がもうひとりだけいる」
なんと。
「それって一体……」
「ああ、やっぱり。ふたりとも記憶あったんだ」
「け、ケンタっ!?」
いきなりノックもせずにパジャマパーティーに乗り込むなんて。言ってくれたらケンタの分も可愛いパジャマ用意したのに。
ってか、そうじゃないっ。
「そうおっしゃるケンタ様……いいえ、健太も、やっぱり記憶持ちってことね?」
「うん、未希姉ぇ、久しぶり」
ふおっ、ケンタってば、中の人、健太だったん?
ってか、姉ちゃん絶賛混乱中っ!
「マサト? 何か用?」
「授業終わったんだろ? なんか菓子もらったから、また一緒に食べようぜ」
「え? わたくしジュリエッタと待ち合わせを……」
「ああ、じゃあ魔法鳩飛ばしとくわ。生徒会室で待つ。っと」
マサトの手から白い紙が現れて、文字が書き込まれたと思ったら紙が白い鳩に変化した。そのまま羽ばたいて、空高く飛んでいく。
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「よし、これでいいな。じゃあ行くぞ!」
「ちょっ……!」
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ってか、そのお菓子ってマサトが女の子からもらったやつなんじゃ?
「ちょっと! あなたがもらったものなら、あなたがひとりで食べなさいよ」
大食いなんだから、そのくらい楽勝でしょう?
「だってハナコと食った方が旨いし」
「は? なんなのよその理由」
「いいから、いいから」
ちっとも良くないっ。
っていうか、なんでそんな無駄に上機嫌!?
「お前……さ」
ん? なに急にぼそっと言ってんの?
「ほら、この前のこと、ホントに誰にも言わないでくれたじゃんか。俺、なんかうれしくて」
耳を赤くしながら言うなっ。そのフラグ、絶対に気の迷いだからっ。
って言ってる間に生徒会室に着いちゃったし。
学習能力ないってまた未希にののしられるっ。
悲しいかな、そんな未来しか見えないんですけど!
「ハナコ嬢、いいところに。この前貸した本はどうだったかと聞きに行こうと思ってたところだ」
「ダンジュウロウ様、今まだ三章の途中ですわ。ちょっと考察に迷うところがあって……」
「あそこか。ああ、分かる。あれはだな、次の章の」
「ちょっと待って! ネタバレはやめてもらえないかしら? 読む楽しみを奪わないで」
「これは失礼。好きなものについてハナコ嬢と語り合えるのがうれしくてつい、な」
そこんとこはわたしも同意するけど、頬を染めて照れくさそうに言わないでよ。
これは純粋な読書仲間、けっっっして、ゲームのフラグなどではないっ。
「なー小難しい話はやめて、菓子食おーぜ、菓子」
「いや、ならば第一章と第二章についての考察を」
「菓子ぃ」
やめてっ、なんかもお、カオスっ!!
「ハナコ、めずらしいな、生徒会室にいるとは」
「シュン様……」
ここで真打登場ですか。
ってか、白々しい。このブローチでわたしの行動は筒抜けなくせに。
おや? でもなんかマサトとダンジュウロウが急におとなしくなったぞ?
「あの、シュン様?」
「ああ、いいな、ハナコのいい匂いがする」
ぎゃっ、あからさまに匂いをかぐなっ、手を握るな、腰に手を回すなっ。
そこのふたり、さっきの勢いはどこ行った?
黙って見てないで、早く山田をどうにかしろっつうの!
「シュン王子、そろそろ生徒会の執務を……」
「そうそう王子、明日までに片付けないとって言ってましたよね?」
「せっかくハナコから会いに来てくれたんだ。あと少しくらいいいだろう?」
誰が瓶底眼鏡に自分から会いに来るか。都合よく脳内変換すなっ。
もうふたりとも、そこで引かないでよっ。
未希、早く来て!
「やだぁ、どうしてココに部外者が紛れ込んでるんですかぁ?」
ユイナ! いいところにっ。
「おほほほ、彼女の言う通りですわ。これ以上シュン様のお邪魔をするわけには参りませんもの。わたくし今すぐ……」
「なぁ、ユイナ。ハナコのために茶ぁ入れてくれよ」
「な、なんでわたしが」
げ、空気読め、マサトっ。
「いいだろ? ユイナ、書類仕事見るとすぐどこかに消えんじゃん? 少しは働いてもらわねぇと」
「そ、それはユイナ、頭痛持ちだから……。そんなふうに言うなんて、マサトせんぱいひどいですぅっ」
ハイハイ、得意のウソ泣き頂きました!
オトコってコレにコロっと騙されんのよね。
ん? 何このすんっとした空気?
何気にユイナ、攻略対象に煙たがられてない……?
「つらいなら生徒会を抜けてもいいんだぞ?」
「え、そんなひどいダンジュウロウせんぱいっ。ユイナだっていっしょうけんめいやってるのにっ」
あれ? 未希の言ってた話となんか違うぞ?
ユイナ、順調にイベントこなして逆ハーレム目指してんじゃなかったっけ?
ってか、山田、いつまでも匂いかいでんなっ。
「姉上、またここに来てたの?」
「ケンタ。ええ、そうなの、マサトに連れてこられて……」
「菓子、一緒に食おうって思ったんだ!」
だから空気読め、マサト。お前はお子様かっつうの。
「今日はジュリエッタ嬢を家に招くんだったよね? ここで油売ってて大丈夫?」
「今そのジュリエッタを待っていて……」
「わたくしをお呼びでしょうか?」
未希、やっと来てくれた!
「ハナコ様、遅くなって申し訳ございません」
「いいのよ。ここでいろいろ良くして頂いていたから」
結局、山田に匂いかがれただけだったけどね。
「ではハナコ様、参りましょうか」
「ええ。ではシュン様、わたくしはこれで失礼いたしますわ。ケンタもまた家でね」
「うん、姉上。また後で」
ふぃー、ケンタと未希の登場に救われたわ。
「ジュリエッタ、詳しいことはパジャマに着替えてからね?」
「ええ、今夜も楽しいパジャマパーティーになりそうですわ」
げ、未希の目、今日も笑ってねぇ。
からの、パジャマパーティー開始。うぇ、まだ笑ってねぇ。
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「普通っポイ?」
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「アレのどこが? ハナコをすぐ家に帰したそうにして、他の男から引き離す気満々だったじゃない」
「え? そなの?」
いや、でも、まさか。
「んーでも、華子の言ってることも一理あんのよね」
「でしょ?」
「あんたが思ってる理由とは違うケドね」
違う理由? なのに一理あるとはこれ如何に?
「わたしと華子と長谷川ゆいな。この三人だけが、この世界でゲームの記憶があるわけでしょう?」
「うん、そだね。でもそれがどうかしたの?」
「わたしたちの共通点って言ったら、何だと思う?」
「この乙女ゲームをやったことがある……って感じ?」
「そう、それなのよ」
お、今夜の未希、なんか名探偵っぽいな。するとわたしはワトソン君的存在か?
お互いメルヘンチックなふりふりパジャマ着てるけどね。
「もしそれが正解なら……」
「正解なら?」
「その条件に当てはまる人間がもうひとりだけいる」
なんと。
「それって一体……」
「ああ、やっぱり。ふたりとも記憶あったんだ」
「け、ケンタっ!?」
いきなりノックもせずにパジャマパーティーに乗り込むなんて。言ってくれたらケンタの分も可愛いパジャマ用意したのに。
ってか、そうじゃないっ。
「そうおっしゃるケンタ様……いいえ、健太も、やっぱり記憶持ちってことね?」
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