3 / 8
第一部 家庭教師と教え子編
第3話 亡き母の防御壁
しおりを挟む
みっちりと書かれた文字列を上滑りする視線は、先ほどから何度も同じ箇所を行き来している。
つまらな過ぎて内容がちっとも頭に入ってこない。
ガラスペンを放り出し、ユスティーナは分厚い歴史の教本の上にだらしなくほっぺたを乗せた。
「ユス、なんですか、そのみっともない格好は」
「シルヴェステルが黙っていれば済むことよ」
幼少のころから家庭教師を務めるシルヴェステルに、今さら王女の威厳を見せつける意味もない。
シルヴェステルは国のお抱え魔術師だ。
本来、魔術以外の勉強を教える立場にないのだが、ユスティーナの家庭教師たちは次々と辞退を申し出た。
結局ひとり残ったシルヴェステルが、尻ぬぐいするかのように全ての教科を請け負っている。
妹のマリカには各分野で活躍する専門家たちが家庭教師についていると聞く。
それだけマリカは期待されているのだろう。
(微弱な魔力しか持たないわたくしとは違って……)
マリカとの差は開くばかりだ。
魔力も、人望も、期待度も。
最近では父王からのお呼びもかからない。
それどころかここ何年も顔を合わせておらず、完全に見放されているのは公然の事実のことだった。
「ねぇ、シルヴェステル。もう一回、あれをやらしてくれない?」
やるせない現実に、力ない言葉が漏れてしまう。
逃避したところでどうにもならないことくらい分かっている。だがあの空間だけが、唯一ユスティーナの思い通りになる場所だった。
「駄目ですよ。あれは年に一度だけの約束です」
にべもない返事にユスティーナの口がへの字に曲がる。
こんな子供じみた態度が取れるのも、シルヴェステルの前だからこそだ。
「仕方ありませんね。今日の授業は終わりにして、一緒に見回りにでも行きますか?」
「いいの!?」
がばっと顔を起こし、ユスティーナは途端に瞳を輝かせた。
閉じた教本を棚に戻すと、急かすようにシルヴェステルの手を引いていく。
「わたくしね、あれの中でいっぱい発見したの! 実際にどうかを確かめたくって!」
「誰かがいる場所で余計な口を滑らさないでくださいよ?」
「大丈夫よ。どのみちシルヴェステルにしか通じないことでしょう?」
「それでもです」
「もう、分かったから早く!」
待ちきれずにユスティーナは部屋を飛び出した。
やれやれと息をつき、シルヴェステルがゆったりとその背を追って行った。
*†*
麗らかな日差しが降り注ぐ中、ふたりして網目になった防壁を見上げる。
ドーム状のそれは、この国を覆い尽くすほど巨大なものだ。
この防御壁は襲い来る魔から国土を守る役割を果たしてる。
幾重にも折り重なった魔術で造られており、見る者が見れば複雑怪奇な術式で成り立っていることが分かるはずだ。
しかもこの強大な魔術の防壁は、たったひとりの人間が一瞬にして編み出したと言う。
その人間こそがユスティーナの母親アレクサンドラだった。
アレクサンドラはその命と引き換えに、この偉業を成し遂げた。ユスティーナが王女の立場を保っていられるのも、亡き母の業績があってこそだ。
(でもわたくしはお母様の魔力を引き継げなかった……)
魔の恐ろしさを知る年老いた者たちは、今でもユスティーナに礼の言葉を口にする。
だが平和が当たり前になって久しく、マリカをはじめほとんどの者がユスティーナを軽んじていた。
防御壁の魔術も恒久的なものではない。一気に築き上げたこともあり、綻びが生じている部位もあった。
また魔の攻撃により弱まることもあって、維持と修復の繰り返しが必要だ。そのためには優秀な魔術師の存在は欠かせない。
魔力が豊富な人材を確保するためにも、優秀な者同士が子孫を残すことは国民の義務のようなものだ。
それを思うと、皆のユスティーナへの態度も仕方のないことと言えた。
ただ耐え忍ぶ日々に甘んじているのも、そういった理由からだった。
「ユス、何をぼうっとしてるんですか。置いて行きますよ」
綻びを見つけては、シルヴェステルがその穴を魔術で埋めていく。
繋ぎ目すら分からないほどに綺麗に修復されていく様は、手際も良くいつも見惚れてしまう。
(あの場所でならわたくしにだってできるのに)
負け惜しみと分かっているが、悔しくて仕方がない。
移動しては修復を繰り返す。そんなシルヴェステルのあとを追い、ユスティーナは熱心に魔術を眺めやっていた。
「あ、シルヴェステル。あそこ、術式が解けかけてる」
「どこですか?」
「あの辺りよ。あそこはもっと地属性の魔術を強化した方がいいと思うわ」
「地を? なぜ?」
「だって金を補うには地の力が必要でしょう? 偏ってばかりだと持続が難しいもの」
ふっと笑みを浮かべたシルヴェステルが、言われたとおりに魔術を展開していく。
一見問題のなさそうな個所が、より一層厚い防御壁に造りかえられた。
「優秀な生徒でわたしもうれしいですよ」
ぽんと頭に手を乗せたシルヴェステルに向かって唇を尖らせる。
「自分でできなきゃ意味なんてないじゃない」
「そんなことはないですよ。これも座学を頑張っている成果。今後も厳しく指導してまいります」
藪蛇になってしまったが、魔術展開の術式を覚えるのはパズルのようで好きだった。
「座学だけじゃないわ。あの場所でわたくしいろいろと試してみたのよ。そうしたら応用が利くって分かったの」
「例えばどんな?」
「火の力で風の魔術が増強したり、水属性を使って金を変化させたり……」
ユスティーナは夢見心地で言葉を並べ立てた。
あの領域での出来事が、今でもありありと頭に浮かんでくる。
「なるほど、良く分かりました。ユスは確かに術式をしっかり学べているようですね。些細な綻びを見つけるほど目もいいですし」
「そうでしょう!」
「ですが」
いい気分になったところを、シルヴェステルが冷静に遮った。
「あの空間での魔術を見る限り、先走りが目立っていい加減な部分が多く見受けられました。ユスにはもっと基礎を頭に叩き込む必要がありそうですね」
師匠からの駄目出しに、なけなしの自信がしぼんでしまう。
それに覚えたところでユスティーナが魔術を使えるようになるわけでもなかった。
「とは言え、一年前より格段に上達していましたよ。来年はもっと多くのことができるようになるでしょう」
その言葉を聞くや否や明るい笑顔に戻った。
ユスティーナは常にシルヴェステルの手のひらの上だ。飴と鞭の使い方を熟知している彼に、ユスティーナが敵うはずもない。
「そうね、今年は地の精霊を召喚できたし! やればできるってこと、証明して見せるんだから!」
手を広げ、くるくると踊るようにはしゃぎ回る。
そんな子供のようなユスティーナを眺め、シルヴェステルが小さく息を漏らした。
「あれは油断しましたね……ゲンブの長老も諦めが悪いことだ」
「シルヴェステル? いま何か言った?」
「いいえ。ユスは何も心配しなくていいんですよ」
すべてわたしに任せておけば。
そう付け加えられた言葉は、偶然吹き抜けた風が邪魔をしてユスティーナの耳に届くことはなかった。
つまらな過ぎて内容がちっとも頭に入ってこない。
ガラスペンを放り出し、ユスティーナは分厚い歴史の教本の上にだらしなくほっぺたを乗せた。
「ユス、なんですか、そのみっともない格好は」
「シルヴェステルが黙っていれば済むことよ」
幼少のころから家庭教師を務めるシルヴェステルに、今さら王女の威厳を見せつける意味もない。
シルヴェステルは国のお抱え魔術師だ。
本来、魔術以外の勉強を教える立場にないのだが、ユスティーナの家庭教師たちは次々と辞退を申し出た。
結局ひとり残ったシルヴェステルが、尻ぬぐいするかのように全ての教科を請け負っている。
妹のマリカには各分野で活躍する専門家たちが家庭教師についていると聞く。
それだけマリカは期待されているのだろう。
(微弱な魔力しか持たないわたくしとは違って……)
マリカとの差は開くばかりだ。
魔力も、人望も、期待度も。
最近では父王からのお呼びもかからない。
それどころかここ何年も顔を合わせておらず、完全に見放されているのは公然の事実のことだった。
「ねぇ、シルヴェステル。もう一回、あれをやらしてくれない?」
やるせない現実に、力ない言葉が漏れてしまう。
逃避したところでどうにもならないことくらい分かっている。だがあの空間だけが、唯一ユスティーナの思い通りになる場所だった。
「駄目ですよ。あれは年に一度だけの約束です」
にべもない返事にユスティーナの口がへの字に曲がる。
こんな子供じみた態度が取れるのも、シルヴェステルの前だからこそだ。
「仕方ありませんね。今日の授業は終わりにして、一緒に見回りにでも行きますか?」
「いいの!?」
がばっと顔を起こし、ユスティーナは途端に瞳を輝かせた。
閉じた教本を棚に戻すと、急かすようにシルヴェステルの手を引いていく。
「わたくしね、あれの中でいっぱい発見したの! 実際にどうかを確かめたくって!」
「誰かがいる場所で余計な口を滑らさないでくださいよ?」
「大丈夫よ。どのみちシルヴェステルにしか通じないことでしょう?」
「それでもです」
「もう、分かったから早く!」
待ちきれずにユスティーナは部屋を飛び出した。
やれやれと息をつき、シルヴェステルがゆったりとその背を追って行った。
*†*
麗らかな日差しが降り注ぐ中、ふたりして網目になった防壁を見上げる。
ドーム状のそれは、この国を覆い尽くすほど巨大なものだ。
この防御壁は襲い来る魔から国土を守る役割を果たしてる。
幾重にも折り重なった魔術で造られており、見る者が見れば複雑怪奇な術式で成り立っていることが分かるはずだ。
しかもこの強大な魔術の防壁は、たったひとりの人間が一瞬にして編み出したと言う。
その人間こそがユスティーナの母親アレクサンドラだった。
アレクサンドラはその命と引き換えに、この偉業を成し遂げた。ユスティーナが王女の立場を保っていられるのも、亡き母の業績があってこそだ。
(でもわたくしはお母様の魔力を引き継げなかった……)
魔の恐ろしさを知る年老いた者たちは、今でもユスティーナに礼の言葉を口にする。
だが平和が当たり前になって久しく、マリカをはじめほとんどの者がユスティーナを軽んじていた。
防御壁の魔術も恒久的なものではない。一気に築き上げたこともあり、綻びが生じている部位もあった。
また魔の攻撃により弱まることもあって、維持と修復の繰り返しが必要だ。そのためには優秀な魔術師の存在は欠かせない。
魔力が豊富な人材を確保するためにも、優秀な者同士が子孫を残すことは国民の義務のようなものだ。
それを思うと、皆のユスティーナへの態度も仕方のないことと言えた。
ただ耐え忍ぶ日々に甘んじているのも、そういった理由からだった。
「ユス、何をぼうっとしてるんですか。置いて行きますよ」
綻びを見つけては、シルヴェステルがその穴を魔術で埋めていく。
繋ぎ目すら分からないほどに綺麗に修復されていく様は、手際も良くいつも見惚れてしまう。
(あの場所でならわたくしにだってできるのに)
負け惜しみと分かっているが、悔しくて仕方がない。
移動しては修復を繰り返す。そんなシルヴェステルのあとを追い、ユスティーナは熱心に魔術を眺めやっていた。
「あ、シルヴェステル。あそこ、術式が解けかけてる」
「どこですか?」
「あの辺りよ。あそこはもっと地属性の魔術を強化した方がいいと思うわ」
「地を? なぜ?」
「だって金を補うには地の力が必要でしょう? 偏ってばかりだと持続が難しいもの」
ふっと笑みを浮かべたシルヴェステルが、言われたとおりに魔術を展開していく。
一見問題のなさそうな個所が、より一層厚い防御壁に造りかえられた。
「優秀な生徒でわたしもうれしいですよ」
ぽんと頭に手を乗せたシルヴェステルに向かって唇を尖らせる。
「自分でできなきゃ意味なんてないじゃない」
「そんなことはないですよ。これも座学を頑張っている成果。今後も厳しく指導してまいります」
藪蛇になってしまったが、魔術展開の術式を覚えるのはパズルのようで好きだった。
「座学だけじゃないわ。あの場所でわたくしいろいろと試してみたのよ。そうしたら応用が利くって分かったの」
「例えばどんな?」
「火の力で風の魔術が増強したり、水属性を使って金を変化させたり……」
ユスティーナは夢見心地で言葉を並べ立てた。
あの領域での出来事が、今でもありありと頭に浮かんでくる。
「なるほど、良く分かりました。ユスは確かに術式をしっかり学べているようですね。些細な綻びを見つけるほど目もいいですし」
「そうでしょう!」
「ですが」
いい気分になったところを、シルヴェステルが冷静に遮った。
「あの空間での魔術を見る限り、先走りが目立っていい加減な部分が多く見受けられました。ユスにはもっと基礎を頭に叩き込む必要がありそうですね」
師匠からの駄目出しに、なけなしの自信がしぼんでしまう。
それに覚えたところでユスティーナが魔術を使えるようになるわけでもなかった。
「とは言え、一年前より格段に上達していましたよ。来年はもっと多くのことができるようになるでしょう」
その言葉を聞くや否や明るい笑顔に戻った。
ユスティーナは常にシルヴェステルの手のひらの上だ。飴と鞭の使い方を熟知している彼に、ユスティーナが敵うはずもない。
「そうね、今年は地の精霊を召喚できたし! やればできるってこと、証明して見せるんだから!」
手を広げ、くるくると踊るようにはしゃぎ回る。
そんな子供のようなユスティーナを眺め、シルヴェステルが小さく息を漏らした。
「あれは油断しましたね……ゲンブの長老も諦めが悪いことだ」
「シルヴェステル? いま何か言った?」
「いいえ。ユスは何も心配しなくていいんですよ」
すべてわたしに任せておけば。
そう付け加えられた言葉は、偶然吹き抜けた風が邪魔をしてユスティーナの耳に届くことはなかった。
10
あなたにおすすめの小説
【完結】妹に存在を奪われた令嬢は知らない 〜彼女が刺繍に託した「たすけて」に、彼が気付いてくれていたことを〜
桜野なつみ
恋愛
存在を消された伯爵家の長女・ビオラ。声を失った彼女が、唯一想いを託せたのは針と糸だった。
白いビオラの刺繍に縫い込まれた「たすけて」の影文字。
それを見つけたのは、彼女の母の刺繍に人生を変えられた青年だった──。
言葉を失った少女と、針の声を聴く男が紡ぐ、静かな愛の物語。
政略結婚した夫に殺される夢を見た翌日、裏庭に深い穴が掘られていました
伊織
恋愛
夫に殺される夢を見た。
冷え切った青い瞳で見下ろされ、血に染まった寝室で命を奪われる――あまりにも生々しい悪夢。
夢から覚めたセレナは、政略結婚した騎士団長の夫・ルシアンとの冷えた関係を改めて実感する。
彼は宝石ばかり買う妻を快く思っておらず、セレナもまた、愛のない結婚に期待などしていなかった。
だがその日、夢の中で自分が埋められていたはずの屋敷の裏庭で、
「深い穴を掘るために用意されたようなスコップ」を目にしてしまう。
これは、ただの悪夢なのか。
それとも――現実に起こる未来の予兆なのか。
闇魔法を受け継ぐ公爵令嬢と、彼女を疎む騎士団長。
不穏な夢から始まる、夫婦の物語。
男女の恋愛小説に挑戦しています。
楽しんでいただけたら嬉しいです。
傷付いた騎士なんて要らないと妹は言った~残念ながら、変わってしまった関係は元には戻りません~
キョウキョウ
恋愛
ディアヌ・モリエールの妹であるエレーヌ・モリエールは、とてもワガママな性格だった。
両親もエレーヌの意見や行動を第一に優先して、姉であるディアヌのことは雑に扱った。
ある日、エレーヌの婚約者だったジョセフ・ラングロワという騎士が仕事中に大怪我を負った。
全身を包帯で巻き、1人では歩けないほどの重症だという。
エレーヌは婚約者であるジョセフのことを少しも心配せず、要らなくなったと姉のディアヌに看病を押し付けた。
ついでに、婚約関係まで押し付けようと両親に頼み込む。
こうして、出会うことになったディアヌとジョセフの物語。
出来損ないの私がお姉様の婚約者だった王子の呪いを解いてみた結果→
AK
恋愛
「ねえミディア。王子様と結婚してみたくはないかしら?」
ある日、意地の悪い笑顔を浮かべながらお姉様は言った。
お姉様は地味な私と違って公爵家の優秀な長女として、次期国王の最有力候補であった第一王子様と婚約を結んでいた。
しかしその王子様はある日突然不治の病に倒れ、それ以降彼に触れた人は石化して死んでしまう呪いに身を侵されてしまう。
そんは王子様を押し付けるように婚約させられた私だけど、私は光の魔力を有して生まれた聖女だったので、彼のことを救うことができるかもしれないと思った。
お姉様は厄介者と化した王子を押し付けたいだけかもしれないけれど、残念ながらお姉様の思い通りの展開にはさせない。
【完結】ひとつだけ、ご褒美いただけますか?――没落令嬢、氷の王子にお願いしたら溺愛されました。
猫屋敷むぎ
恋愛
没落伯爵家の娘の私、ノエル・カスティーユにとっては少し眩しすぎる学院の舞踏会で――
私の願いは一瞬にして踏みにじられました。
母が苦労して買ってくれた唯一の白いドレスは赤ワインに染められ、
婚約者ジルベールは私を見下ろしてこう言ったのです。
「君は、僕に恥をかかせたいのかい?」
まさか――あの優しい彼が?
そんなはずはない。そう信じていた私に、現実は冷たく突きつけられました。
子爵令嬢カトリーヌの冷笑と取り巻きの嘲笑。
でも、私には、味方など誰もいませんでした。
ただ一人、“氷の王子”カスパル殿下だけが。
白いハンカチを差し出し――その瞬間、止まっていた時間が静かに動き出したのです。
「……ひとつだけ、ご褒美いただけますか?」
やがて、勇気を振り絞って願った、小さな言葉。
それは、水底に沈んでいた私の人生をすくい上げ、
冷たい王子の心をそっと溶かしていく――最初の奇跡でした。
没落令嬢ノエルと、孤独な氷の王子カスパル。
これは、そんなじれじれなふたりが“本当の幸せを掴むまで”のお話です。
※全10話+番外編・約2.5万字の短編。一気読みもどうぞ
※わんこが繋ぐ恋物語です
※因果応報ざまぁ。最後は甘く、後味スッキリ
悪役令嬢だけど、私としては推しが見れたら十分なんですが?
榎夜
恋愛
私は『花の王子様』という乙女ゲームに転生した
しかも、悪役令嬢に。
いや、私の推しってさ、隠しキャラなのよね。
だから勝手にイチャついてて欲しいんだけど......
※題名変えました。なんか話と合ってないよねってずっと思ってて
訳あり侯爵様に嫁いで白い結婚をした虐げられ姫が逃亡を目指した、その結果
柴野
恋愛
国王の側妃の娘として生まれた故に虐げられ続けていた王女アグネス・エル・シェブーリエ。
彼女は父に命じられ、半ば厄介払いのような形で訳あり侯爵様に嫁がされることになる。
しかしそこでも不要とされているようで、「きみを愛することはない」と言われてしまったアグネスは、ニヤリと口角を吊り上げた。
「どうせいてもいなくてもいいような存在なんですもの、さっさと逃げてしまいましょう!」
逃亡して自由の身になる――それが彼女の長年の夢だったのだ。
あらゆる手段を使って脱走を実行しようとするアグネス。だがなぜか毎度毎度侯爵様にめざとく見つかってしまい、その度失敗してしまう。
しかも日に日に彼の態度は温かみを帯びたものになっていった。
気づけば一日中彼と同じ部屋で過ごすという軟禁状態になり、溺愛という名の雁字搦めにされていて……?
虐げられ姫と女性不信な侯爵によるラブストーリー。
※小説家になろうに重複投稿しています。
女騎士と文官男子は婚約して10年の月日が流れた
宮野 楓
恋愛
幼馴染のエリック・リウェンとの婚約が家同士に整えられて早10年。 リサは25の誕生日である日に誕生日プレゼントも届かず、婚約に終わりを告げる事決める。 だがエリックはリサの事を……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる