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第四章
橋の上で
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「…これはまた立派な橋ね…」
魔大陸『ダーグヴェ』の最南端、そこにある少し高い丘の上から私はその橋を見下ろしていた。魔大陸に最も近くに位置するレイニィ諸島。その一つの島からその大きな橋はここまで掛けられていた。
「あの橋は我々にとってあってはならないものです」
隣からアウルが声をかけてきた。
「あれはレイニィ諸島の西半分を治めるゾート王国がこの魔大陸への侵攻の足掛けとして建築したものです」
「へぇ…よくもまぁ、あんなものをおめおめと作らせておいたものね」
私は橋を眺めながら溜息をついた。
「敵は大がかりな幻惑魔法を用いてあの橋の存在を隠していたのです。あちらにはよほどの魔法使いがいるようですね」
申し訳なさそうな表情を作りながらアウルは説明した。普段からしてみればこんな顔をする彼女は珍しい。
「ふーん。で、その幻惑魔法とやらを今になって解除したってことは…」
「橋は完成し、準備は整った。覚悟しろ。…という彼らの宣戦布告ですね」
アウル曰く、ゾート王国は小さな島国ながらも魔族との戦争に積極的であり、細々と魔大陸侵攻の準備を進めていたらしい。
「なるほど…で、今日は何をすればいいの?」
「現在、工作班が橋の下に潜行し、爆薬を設置しております。魔勇者様はあの橋に乗り込み、爆破準備が整うまで人間達の目を引き付けていただきます」
「つまり、陽動ってところね」
私は首の骨をゴキゴキと鳴らしながらアウルの説明を聞いていた。
「ヌコからの情報によると、敵は大量の冒険者を雇い、先遣隊としてこちらに向かわせているとのことです。くれぐれも油断なさらないでください」
「油断も何も…そんな所に一人で行かせるのもどうかと思うけどね…」
わざとらしく私は肩を竦めた。
「任務が任務ですからね。万が一のために私が常に上空で待機してますのでその辺はご心配なく」
アウルは淡々と説明した。
「…わかったわ。それじゃ、今日もひと暴れしてあげるわよ」
「よろしくお願いいたします。では」
そう言って飛び上がったアウルの足につかまり、私は橋の方へ向かった。
「…それにしても、よく足を掴まれたまま飛べるわね」
平然とした顔で羽ばたくアウルを見上げて私は感心した。翼を兼ねたその腕で雄々しく羽ばたくその姿は猛禽類のそれを彷彿させる。
「魔勇者様一人程度ならば余裕です」
彼女は安定した姿勢で滑空している。
「できればあまりスカートを覗かないでもらえますか?今日は勝負下着を履いておりませんので」
「覗くか!てか問題点そこかよ!」
運んでもらうこと数秒。ほどなくして足元に橋が見えた。
「前方、百メートルほど先に冒険者の群れが見えます」
「了解。この辺で下ろして」
滑空して高度を下げるアウルの足から手を離し、私は橋の上に着地した。実際に立ってみるとかなり巨大な橋だ。元の世界にも似たような橋があったのを潮風に当たりながら思い出す。近所に大した娯楽のない町で育った私は自転車でこんな感じの橋を往復して買い物とかしたものだ。行きも帰りも向かい風の日はホントしんどかった。
「…あれね」
思い出に浸っているうちに冒険者の集団と思われる群れを目視できた。今回はいつもより多いようだ。魔王の力によって強化された聴力のおかげで彼らの会話がここからでもよく聞こえる。
「なんだよ、全然魔物いねーじゃん」
「この橋を渡るだけで金もらえるなんてちょろいクエストね」
「向こう側に拠点作ったらそこでバーベキューでもしようぜ!」
「景色キレー」
ずいぶんと緊張感のない様子だ。おそらく侵攻の足掛かりとしてこの先に拠点を作る王国軍の尖兵代わりに彼らが雇われたのであろう。
「こっちにはゾート王国の勇者様がいるんだ。何が来ようと負ける気がしないって!」
気になるワードが耳に入った。どうやらゾート王国の勇者が出張っているらしい。それがどんな奴か知らないが、おとなしく待つ気はない。ひとつここから挨拶と警告を入れてやるか。そう思いながらわたしは弓に矢をつがえた。
「…とりあえず、先頭の奴を…」
ギリギリと大きく弦を引き絞り、狙いを集団の先頭で歩きタバコをしている剣士に定めた。剣士が吸い殻を指ではじいたと同時に私は矢を放った。
「ゲェッ!」
カエルが潰れたような悲鳴が聞こえた。脳天にうまく直撃したようだ。
「まずは一人…」
困惑するどよめきが耳に入ったが、私は気にすることなく第二射を放った。またもや脳天直撃だ。こんな距離でも当てられるのだから弓道部ってすごいわね。魔王の力がなかったら私にはまるで当てられないわねこんなの。
事の重大さにようやく気付いたのか、盾使いの重騎士が何人か前に出た。彼らは人がすっぽり隠れるほど大きい盾を構えながら前進してくる。さすがにあれを矢で貫くことは不可能だ。
「…ならば…」
私は武器を剣に持ち替えた。魔力をこめられた剣は刀身に黒い炎を宿し、先端に触れた橋の一部をほんのりと焦がした。横水平に剣を振りかぶると、黒い衝撃波が前方に放たれた。それを受け止めた重騎士はたちまち黒い炎に包まれて醜い踊りを披露し、周りの何人かに炎をおすそ分けした。
「…自分でやっといてなんだけど、すごい燃えっぷりね…」
敵の足並みが乱れているうちに私は距離を詰めた。このまま集団にもぐりこんで斬りまくる。そう思ったところで剣士が三人前に出てきた。
「私についてきなさい!勇者の力を見せてあげるわ!」
中心の女剣士が自信満々に号令をあげた。彼女達は炭と化した重騎士達を飛び越えてこちらに向かってくる。奴が件の勇者か。私は足を止めて迎撃態勢をとった。
「…あら?」
私を目視した女剣士は何を思ったのか足を止めて後ろの二人を制止した。まるで知り合いに出くわしたかのような表情だ。
「…あなたは…六組の皆川静葉さん…?」
その少女は私をよく知っているようだった。
魔大陸『ダーグヴェ』の最南端、そこにある少し高い丘の上から私はその橋を見下ろしていた。魔大陸に最も近くに位置するレイニィ諸島。その一つの島からその大きな橋はここまで掛けられていた。
「あの橋は我々にとってあってはならないものです」
隣からアウルが声をかけてきた。
「あれはレイニィ諸島の西半分を治めるゾート王国がこの魔大陸への侵攻の足掛けとして建築したものです」
「へぇ…よくもまぁ、あんなものをおめおめと作らせておいたものね」
私は橋を眺めながら溜息をついた。
「敵は大がかりな幻惑魔法を用いてあの橋の存在を隠していたのです。あちらにはよほどの魔法使いがいるようですね」
申し訳なさそうな表情を作りながらアウルは説明した。普段からしてみればこんな顔をする彼女は珍しい。
「ふーん。で、その幻惑魔法とやらを今になって解除したってことは…」
「橋は完成し、準備は整った。覚悟しろ。…という彼らの宣戦布告ですね」
アウル曰く、ゾート王国は小さな島国ながらも魔族との戦争に積極的であり、細々と魔大陸侵攻の準備を進めていたらしい。
「なるほど…で、今日は何をすればいいの?」
「現在、工作班が橋の下に潜行し、爆薬を設置しております。魔勇者様はあの橋に乗り込み、爆破準備が整うまで人間達の目を引き付けていただきます」
「つまり、陽動ってところね」
私は首の骨をゴキゴキと鳴らしながらアウルの説明を聞いていた。
「ヌコからの情報によると、敵は大量の冒険者を雇い、先遣隊としてこちらに向かわせているとのことです。くれぐれも油断なさらないでください」
「油断も何も…そんな所に一人で行かせるのもどうかと思うけどね…」
わざとらしく私は肩を竦めた。
「任務が任務ですからね。万が一のために私が常に上空で待機してますのでその辺はご心配なく」
アウルは淡々と説明した。
「…わかったわ。それじゃ、今日もひと暴れしてあげるわよ」
「よろしくお願いいたします。では」
そう言って飛び上がったアウルの足につかまり、私は橋の方へ向かった。
「…それにしても、よく足を掴まれたまま飛べるわね」
平然とした顔で羽ばたくアウルを見上げて私は感心した。翼を兼ねたその腕で雄々しく羽ばたくその姿は猛禽類のそれを彷彿させる。
「魔勇者様一人程度ならば余裕です」
彼女は安定した姿勢で滑空している。
「できればあまりスカートを覗かないでもらえますか?今日は勝負下着を履いておりませんので」
「覗くか!てか問題点そこかよ!」
運んでもらうこと数秒。ほどなくして足元に橋が見えた。
「前方、百メートルほど先に冒険者の群れが見えます」
「了解。この辺で下ろして」
滑空して高度を下げるアウルの足から手を離し、私は橋の上に着地した。実際に立ってみるとかなり巨大な橋だ。元の世界にも似たような橋があったのを潮風に当たりながら思い出す。近所に大した娯楽のない町で育った私は自転車でこんな感じの橋を往復して買い物とかしたものだ。行きも帰りも向かい風の日はホントしんどかった。
「…あれね」
思い出に浸っているうちに冒険者の集団と思われる群れを目視できた。今回はいつもより多いようだ。魔王の力によって強化された聴力のおかげで彼らの会話がここからでもよく聞こえる。
「なんだよ、全然魔物いねーじゃん」
「この橋を渡るだけで金もらえるなんてちょろいクエストね」
「向こう側に拠点作ったらそこでバーベキューでもしようぜ!」
「景色キレー」
ずいぶんと緊張感のない様子だ。おそらく侵攻の足掛かりとしてこの先に拠点を作る王国軍の尖兵代わりに彼らが雇われたのであろう。
「こっちにはゾート王国の勇者様がいるんだ。何が来ようと負ける気がしないって!」
気になるワードが耳に入った。どうやらゾート王国の勇者が出張っているらしい。それがどんな奴か知らないが、おとなしく待つ気はない。ひとつここから挨拶と警告を入れてやるか。そう思いながらわたしは弓に矢をつがえた。
「…とりあえず、先頭の奴を…」
ギリギリと大きく弦を引き絞り、狙いを集団の先頭で歩きタバコをしている剣士に定めた。剣士が吸い殻を指ではじいたと同時に私は矢を放った。
「ゲェッ!」
カエルが潰れたような悲鳴が聞こえた。脳天にうまく直撃したようだ。
「まずは一人…」
困惑するどよめきが耳に入ったが、私は気にすることなく第二射を放った。またもや脳天直撃だ。こんな距離でも当てられるのだから弓道部ってすごいわね。魔王の力がなかったら私にはまるで当てられないわねこんなの。
事の重大さにようやく気付いたのか、盾使いの重騎士が何人か前に出た。彼らは人がすっぽり隠れるほど大きい盾を構えながら前進してくる。さすがにあれを矢で貫くことは不可能だ。
「…ならば…」
私は武器を剣に持ち替えた。魔力をこめられた剣は刀身に黒い炎を宿し、先端に触れた橋の一部をほんのりと焦がした。横水平に剣を振りかぶると、黒い衝撃波が前方に放たれた。それを受け止めた重騎士はたちまち黒い炎に包まれて醜い踊りを披露し、周りの何人かに炎をおすそ分けした。
「…自分でやっといてなんだけど、すごい燃えっぷりね…」
敵の足並みが乱れているうちに私は距離を詰めた。このまま集団にもぐりこんで斬りまくる。そう思ったところで剣士が三人前に出てきた。
「私についてきなさい!勇者の力を見せてあげるわ!」
中心の女剣士が自信満々に号令をあげた。彼女達は炭と化した重騎士達を飛び越えてこちらに向かってくる。奴が件の勇者か。私は足を止めて迎撃態勢をとった。
「…あら?」
私を目視した女剣士は何を思ったのか足を止めて後ろの二人を制止した。まるで知り合いに出くわしたかのような表情だ。
「…あなたは…六組の皆川静葉さん…?」
その少女は私をよく知っているようだった。
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