momo

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夕立ち

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あぁ 死にたいな。

こんな僕どうして生きてるんだろう?

雨が

肩を叩く。 

僕の髪をつたって、頬にたれる。

こんな雨の中

きっと傘を持ってないのは僕だけ。

僕が、

僕が悪かったのかな。

浮気一つも許せないなんて。

だから嫌われちゃうのかな?

すると 着信音が

「もしもし?」

『あぁ もしもし? 俺だけどさ、 』

…!?

 ここで通話終了ボタンを押した。

あれだけ 僕を突き放しておいて今更電話とかふざけてるんですか?

なんて、

思おうとしているのに自然と目頭が熱くなってきて、

声を聴けて嬉しかったなんて考えてしまう僕も大概だ。

もう、会うことはないだろうな 。

僕は 熱い水滴を あなたのように冷たい夕立ちに隠して歩いた。
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