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もうすぐだ......!!!
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俺は、カインにどうするかを聞く。
「カイン!この状況、どうする!?」
「ケンジ…これはなかなかヤバいかもしれない。というか、他のグループにこれを倒せる人がいるかどうか…」
「それもそうか」
俺の仲間達も体力などは少し削られていた。
無論、俺は何も減っていないけれども、すぐに死ぬぐらいである。
「どこか弱点さえ分かればなんだが…」
「それが分かればいいな」
カインと俺は少し離れた場所にいるが、きちんと戦わなくてはならない。
「まぁ、そんなスキルを持っているか聞いてみるよ。急がないとね…!」
「了解だ」
俺とカインは別れる。
しかし、そんなスキルか…。
するち、ルナがやってきた。
「カインさん!どうしましょうか?」
「そうだな、まずは周りのモンスターを倒しつつって感じだな。その後に、魔人を倒さなければいけないんだが、弱点がわからないんだ」
「そうですね…わかりました!倒しましょう!」
「そうだな。エルデは後衛で支援をしてくれ!フレイ、ビジュ、リーシャは魔法で応戦してくれ!俺は、後衛に回って支援にあたる!」
「『「「了解!」』」」
俺は、すぐに後ろの方へ向かう。
そこには、たくさんの回復職の方がいた。
「すいません!何をすればいいですか!?」
「あ、ケンジさん!まずは、包帯でも巻いていただけますか?それと、ポーションを飲ましてあげてください!」
「了解です!エルデ、手伝ってくれ!」
「わかったー!」
俺は、怪我をしている人に声をかけながら包帯などを巻いていく。
すると、一緒に回復をしていた男性が話しかけてきた。
「すいません、ケンジさん。今、最前線はどんな感じなんですか?」
「あぁ、それがですね。魔人の弱点がわからないのでどうしようも戦えないんです。止めるぐらいしか…」
「弱点ですか…?それなら、僕のスキルが使えるかもしれません…」
「スキル?それはどんな…?」
「偶然取ってしまったスキルなんですけど、看破っていうんです。スキル説明には見破るとしか書いてなくて…」
「見破るですか…もしかしたらって感じもありますね。一瞬、前衛に行ってみますか?」
「はい…役に立てるのなら…!」
「わかりました!」
俺は、念話でビジュに繋げる。
(ビジュ!聞こえるか?)
(はい、聞こえます!どうされましたか?)
(弱点を見破れるかもしれないプレイヤーを見つけた。この可能性にかけたいんだ。その方を連れて行くとカインに伝えてくれ!)
(かしこまりました!)
よし、これでまずは大丈夫だな。
「じゃあ、行きましょう!」
「はい!」
俺は、エルデに一瞬だけ抜けると言い、前衛に全速力で向かう。
「カイン!きたぞ!」
「ケンジ!で、弱点を見破れるかもしれないというのは本当か!?」
「あぁ!可能性にかけるしかないが、この方だ!」
「お願いします!」
「で、どんなスキルを?」
その人が答える。
「はい。看破という名前のスキル何ですが、見破れるというスキル説明だったんです。だから、できるかもと思いまして…」
「じゃあ、やってみましょう!できますか?」
「はい!じゃあ、行きます!」
その人は、魔人の方向を見る。
「スキル使用『看破』!」
どんな感じで見れたのだろうか。
「み、見えました!!」
俺とカインは興奮する。
「本当か!!どこだ?教えてくれ!」
カインはめちゃくちゃ前のめりだ。
「首の根本です!そこが弱点だとスキルが言っています!」
「首の根本だね?わかった!全員に言うよ!」
カインが大きく息を吸う。
そして、
「みんな!弱点が見つかった!!あいつの首の根本だ!!そこを全員で狙え!!」
と叫ぶ。
すると、みんなが反応して魔法などが首の根本へ飛んで行く。
「よくやったな!」
「いえ、ありがとうございます!これで、僕も何かに役立つことができました!」
「よし、すぐに後衛に戻ろう!」
「はい!」
俺は、素早く戻った。
すると、フレイからの念話だ
(主人!もうすぐで…終わるぞ!!)
(わかった!後衛のみんなに伝える!)
(おうよ!)
俺は、後衛で回復や支援などしている方達に声をかける。
「もうすぐで終わるようです!ここで踏ん張って、頑張りましょう!!」
これを聞いた時、周りから安堵の声が聞こえた。
よし、頑張ってくれ前衛の人たち!
そして、弱点を発見してから数十分が経ち、遠くで何か大きなものが倒れる音がした。
これで、魔人討伐完了か…!!
「やったぞおおおおおおおお!!」
「強かったな…」
「これで、イベント終了か!」
そんな声がいろんなところで聞こえる。
そして、プレイヤー全員に声が聞こえた。
《これより、イベントを終了いたします。結果に関しましては、翌日ご覧になってくださいませ。これより、メンテナンスに入ります》
やっと、怒涛の七日間が終わったのだった。
《ワールドクエストが進行しました》
「カイン!この状況、どうする!?」
「ケンジ…これはなかなかヤバいかもしれない。というか、他のグループにこれを倒せる人がいるかどうか…」
「それもそうか」
俺の仲間達も体力などは少し削られていた。
無論、俺は何も減っていないけれども、すぐに死ぬぐらいである。
「どこか弱点さえ分かればなんだが…」
「それが分かればいいな」
カインと俺は少し離れた場所にいるが、きちんと戦わなくてはならない。
「まぁ、そんなスキルを持っているか聞いてみるよ。急がないとね…!」
「了解だ」
俺とカインは別れる。
しかし、そんなスキルか…。
するち、ルナがやってきた。
「カインさん!どうしましょうか?」
「そうだな、まずは周りのモンスターを倒しつつって感じだな。その後に、魔人を倒さなければいけないんだが、弱点がわからないんだ」
「そうですね…わかりました!倒しましょう!」
「そうだな。エルデは後衛で支援をしてくれ!フレイ、ビジュ、リーシャは魔法で応戦してくれ!俺は、後衛に回って支援にあたる!」
「『「「了解!」』」」
俺は、すぐに後ろの方へ向かう。
そこには、たくさんの回復職の方がいた。
「すいません!何をすればいいですか!?」
「あ、ケンジさん!まずは、包帯でも巻いていただけますか?それと、ポーションを飲ましてあげてください!」
「了解です!エルデ、手伝ってくれ!」
「わかったー!」
俺は、怪我をしている人に声をかけながら包帯などを巻いていく。
すると、一緒に回復をしていた男性が話しかけてきた。
「すいません、ケンジさん。今、最前線はどんな感じなんですか?」
「あぁ、それがですね。魔人の弱点がわからないのでどうしようも戦えないんです。止めるぐらいしか…」
「弱点ですか…?それなら、僕のスキルが使えるかもしれません…」
「スキル?それはどんな…?」
「偶然取ってしまったスキルなんですけど、看破っていうんです。スキル説明には見破るとしか書いてなくて…」
「見破るですか…もしかしたらって感じもありますね。一瞬、前衛に行ってみますか?」
「はい…役に立てるのなら…!」
「わかりました!」
俺は、念話でビジュに繋げる。
(ビジュ!聞こえるか?)
(はい、聞こえます!どうされましたか?)
(弱点を見破れるかもしれないプレイヤーを見つけた。この可能性にかけたいんだ。その方を連れて行くとカインに伝えてくれ!)
(かしこまりました!)
よし、これでまずは大丈夫だな。
「じゃあ、行きましょう!」
「はい!」
俺は、エルデに一瞬だけ抜けると言い、前衛に全速力で向かう。
「カイン!きたぞ!」
「ケンジ!で、弱点を見破れるかもしれないというのは本当か!?」
「あぁ!可能性にかけるしかないが、この方だ!」
「お願いします!」
「で、どんなスキルを?」
その人が答える。
「はい。看破という名前のスキル何ですが、見破れるというスキル説明だったんです。だから、できるかもと思いまして…」
「じゃあ、やってみましょう!できますか?」
「はい!じゃあ、行きます!」
その人は、魔人の方向を見る。
「スキル使用『看破』!」
どんな感じで見れたのだろうか。
「み、見えました!!」
俺とカインは興奮する。
「本当か!!どこだ?教えてくれ!」
カインはめちゃくちゃ前のめりだ。
「首の根本です!そこが弱点だとスキルが言っています!」
「首の根本だね?わかった!全員に言うよ!」
カインが大きく息を吸う。
そして、
「みんな!弱点が見つかった!!あいつの首の根本だ!!そこを全員で狙え!!」
と叫ぶ。
すると、みんなが反応して魔法などが首の根本へ飛んで行く。
「よくやったな!」
「いえ、ありがとうございます!これで、僕も何かに役立つことができました!」
「よし、すぐに後衛に戻ろう!」
「はい!」
俺は、素早く戻った。
すると、フレイからの念話だ
(主人!もうすぐで…終わるぞ!!)
(わかった!後衛のみんなに伝える!)
(おうよ!)
俺は、後衛で回復や支援などしている方達に声をかける。
「もうすぐで終わるようです!ここで踏ん張って、頑張りましょう!!」
これを聞いた時、周りから安堵の声が聞こえた。
よし、頑張ってくれ前衛の人たち!
そして、弱点を発見してから数十分が経ち、遠くで何か大きなものが倒れる音がした。
これで、魔人討伐完了か…!!
「やったぞおおおおおおおお!!」
「強かったな…」
「これで、イベント終了か!」
そんな声がいろんなところで聞こえる。
そして、プレイヤー全員に声が聞こえた。
《これより、イベントを終了いたします。結果に関しましては、翌日ご覧になってくださいませ。これより、メンテナンスに入ります》
やっと、怒涛の七日間が終わったのだった。
《ワールドクエストが進行しました》
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