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プロローグ
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.+゚*。:゚+◆─∞─◇.+゚*。:゚+◆─∞─◇.+
「えっ…今何と?」
「私、レオンの事が好きなのです。婚約者であるサラには申し訳なく思っていますの…でも、好きな気持ちが止められないんですっ!」
ラベンダー色の長い髪を揺らしながらハンカチで目元を抑える少女に、隣に座るバレン伯爵家令嬢のサラは固まった。
大事な話があるからと彼女の屋敷に呼ばれ、通された談話室のソファーに座るや放たれた言葉。
コウス家の公爵令嬢であり、国1番の美少女と言われているエリナ・コウスは、紫色の瞳をチラチラと動かしサラを横目に見る。
(あとひと押しだわ)
「サラ…勝手なお願いだと分かっているわ…けれどどうか、諦める為に一度だけ彼とデートさせて下さらない?」
「エリナ様……分かりましたわ」
任せて下さい!と言わんばかりの表情を向けるサラにありがとうと優しく抱き締め、サラの頭を撫でながらエリナはニヤリとほくそ笑んだ──。
(2人の婚約破棄まで後少しですわ!)
.+゚*。:゚+◆─∞─◇.+゚*。:゚+◆─∞─◇.+
「えっ…今何と?」
「私、レオンの事が好きなのです。婚約者であるサラには申し訳なく思っていますの…でも、好きな気持ちが止められないんですっ!」
ラベンダー色の長い髪を揺らしながらハンカチで目元を抑える少女に、隣に座るバレン伯爵家令嬢のサラは固まった。
大事な話があるからと彼女の屋敷に呼ばれ、通された談話室のソファーに座るや放たれた言葉。
コウス家の公爵令嬢であり、国1番の美少女と言われているエリナ・コウスは、紫色の瞳をチラチラと動かしサラを横目に見る。
(あとひと押しだわ)
「サラ…勝手なお願いだと分かっているわ…けれどどうか、諦める為に一度だけ彼とデートさせて下さらない?」
「エリナ様……分かりましたわ」
任せて下さい!と言わんばかりの表情を向けるサラにありがとうと優しく抱き締め、サラの頭を撫でながらエリナはニヤリとほくそ笑んだ──。
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