~魔王討伐軍~ 

本来タケル

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#3 ムラバ

~魔王討伐軍~ 

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【高橋 昇様 搭乗口2番へお越し下さい。】飛行場に着いた。
マイケル 「飛行機が向こうに着くまでに今後のプランを練っておこう。お互いの自己紹介もね。」
真琴 「OK」
飛行機の中で私とマイケルは色々な事を話した。お金は少しはあるが3年もの長期にはとても足りない事。天使の、「神の御心を持ったものはその特性を生かしその攻撃だけがサタンに効く。」とはどういう事なのか?サタンの手下の悪魔は実際何人ぐらいこの地球上にいるのか?本当にサタンは倒せるのか?などを話したが結局わからない事だらけだった。ただその他の話の中でマイケルが昔軍人として戦っていた事がわかり、私はあだ名を付けられたお返しに彼をソルジャーと呼ぶことにした。その事を言うと彼は、「ハハハ。」と笑い、「リトルガールにやられたな。」と言った。「でも本当にナイフの腕だけはアメリカ軍隊、1、嫌アメリカ国家、1だと言う自覚はあるよ。今度機会があったら見せて上げるよ。」と聞いてない事に話が飛んだ。多分よほど自慢したかったのだろう。そんな事を話してるうちにリバティー国際空港に着いた。よし。まずは腹ごしらえだ。空港の近くにラ・カルテという店があるからそこに行こう。夜には友人と会うことになってるから今の内にね。私とソルジャーはタクシーを拾いラ・カルテに着いた。2人はエッグベネティクトと飲み物は私がロイヤルミルクティーで、ソルジャーがストレートティーだった。店員が料理を運ぶ時、ソルジャーがチップを店員に上げた。アメリカでは普通の行為だが日本では皆誰もやらない行為なのでビックリした。
「僕はこのセットが大好きでね。小さい頃から食べてるよ。このナイフを入れた時の卵がジュワーと出て来る感じが何とも言えないんだよ。」 ソルジャーが私の方をやってごらんと言わんばかりに凝視するので私も卵を割って見た。ちょっと
新鮮な感覚はあったけど感動するとまでは行かない。が味は良かった。独特なマヨネーズが良く利いていてポタポタ卵は落ちるが美味しい。ロイヤルミルクティーは少し甘すぎたがまあまあだった。
マイケル 「どうだい?味の方は。お口にあうかな?」
真琴 「うーん。7,5ってとこね。このマヨネーズ美味しいけど、少し量が多いわ。でも美味しかったわ。ありがとう。」
マイケル 「10点満点だろ。結構厳しい点だね。」
真琴 「私、美食家なの。美味しい物の為にはどこだって行くわ。でも不味いものは嫌。一食損した気になる。」
マイケル 「素晴らしい考えだ。とりあえず腹も膨れたからホテルに行こう。もちろん僕は紳士だから部屋も別々だ。残念かい?リトルガール。」
私はソルジャーを睨み付けた。
マイケル 「ハハ。殺されそうな顔だ。冗談さ。リトルガール。さあ行こう。」
ホテルは一級品とまでは行かないが、結構良かった。部屋に入ると6畳ぐらいの広さがあり。テレビも風呂も付いてる。私はベッドに身を投げ出すと疲れからか直ぐに眠った。ソルジャーが友達と会う時間まで後3時間あるなと考えながら・・・ZZZ
「コンコンコンコン。」   
「コンコンコンコン。」
私はベッドから立ち上がった。(あ、時間過ぎてるや。)急いでドアを開いた。その前にいたのは、やはりソルジャーだった。
真琴 「ゴメン。ソルジャー。寝てたみたい。すぐ用意するから。
マイケル 「慌てなくていいよ。ここで待ってるから。」
私は部屋に置いてあった鏡で雑にチェックする。
真琴 「お待たせしました。ごめんね。ソルジャー。」
マイケル 「疲れてたんだろう。気にしなくていいよ。じゃあ、上のバーにもう来てるから行こうか。」
真琴 「うん。そうだ。友達何て言ったっけ。名前。」
マイケル 「ムラバだよ。」
真琴 「そうだった。ムラバさんね。もう上の階に来てるの?」
マイケル 「そうだよ。10分前に来たらしい。多分今は一人で飲んでいるんじゃないかな。」
真琴 「話し、信じてもらえるかな?」
マイケル 「分からないけど電話で少し話した時、大変興味を持っていたよ。」
マイケル 「ほら、あそこで飲んでるのがムラバだよ。ブヨブヨに太っている人。」
マイケル 「元気にしてたかい。ムラバ。」
ムラバ 「来たかい。マイケル。大変だったようだね。色々と。」
マイケル 「僕はそれほど大変じゃなかったさ。それよりも彼女が大変だったようだよ。
ムラバ 「その子が噂のリトルガールかい。日本美人って感じがするね。まあ立ち話もなんだし、椅子に座ってワインの一つでも注文するといい。」
マイケル 「じゃあ。ロゼを頼もう。リトルガールは何飲むかい?」
真琴 「私、お酒はやめとく。適当に炭酸のやつで。」
マイケル 「OK。じゃあどこから話せばいいかな。ムラバ。」
ムラバ 「一応大体の事はメールで聞いたけど。もう一度最初っから話してくれないか。出来ればリトルガールが。」
真琴 「分かった。」 真琴は一連の出来事を話した。途中からムラバの目がギラギラ輝いていたのに気づいた。・・・・・・
ムラバ 「すごい。まったくすごい事だ。話はしっていたけどやっぱり凄い話だ。何て言うんだろう。最高だ。最高の時だ。」 私はムラバの表情にあっけにとられた。
ムラバ 「ああ、すまない。年甲斐もなく興奮してしまった。それで神の御心は何処にあるんだい。」
真琴 「私も、ソルジャーもネックレスにして首から下げてる。」
ムラバ 「見てもいいかい。」
私は首からネックレスを取り出しムラバに渡そうとした。
ムラバ 「嫌、いいよ。触らないから。大事な物だからね。見るだけでいい。光ってるね。」 ムラバは神の御心から発せられる光をとても眩しそうにして、ジェスチャーでもうしまっていいと言う様に合図した。
ムラバ 「なるほど。特別なアイテムなのは理解した。けどどうやって、その能力開放というか、神の御心の使い方は分かってないんだね。」
ソルジャーと私は目と目を合わせ、それが分からないんだと言う様に下を向いた。
ムラバ 「嫌、いづれ分かる時が来るだろう。じゃあ次は僕からの話をしよう。僕がマイケルに話をされてから僕は自分の知るお金持ちの人達に何人か話をした。マイケルからお金の話をつけるのが最優先だって聞いていたからね。政府や高官にも知り合いはいるが彼らには話さない方がいいだろうって事だったんで。ほとんどの人が笑って聞いてたけど、その中で一人だけ興味を持って話を聞きたいって人がいた。その人はアラブに住んでいる。石油王だ。もし話が上手くまとまればこの先お金の事は心配しなくてもいいようになるかも知れない。
どうだ会って見るか?」
私とソルジャーは頼る人がいない。目の前の話に乗らない訳がない。二人とも、「うん。」と言いその後ソルジャーが、「よろしく頼む。」と言った。
ムラバ 「じゃあ、早い方がいいな。今日か明日にでも連絡しとくから君達はアラブに向かってくれ。
マイケル 「わかった。ありがとう。友よ。」
真琴 「ありがとう。ムラバさん。」
ムラバ 「気にするな。今度会う時までにきちんと生きてろよ。」
マイケル 「当たり前だ。お前の方こそ元気でな。」
ムラバ 「じゃあ、俺は用事があるからこれで。」・・・・・・
真琴は部屋に帰ってシャワーを浴び部屋にあったバスローブに着替える。明日からはアラブか。どんな所なんだろう。考えてたって仕方ないや。鏡に向かって笑顔を作る。「まだ、大丈夫だ。」 独り言をいって眠りについた。
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