4 / 17
第一章 異世界転生
第四話 不可視の穴
しおりを挟む
「その星は……貴方の持ち物ですか? タラオン教の守護星ですね」
「守護星……? これは、あの……ポケットに入ってたんです」
「なるほど。と、すると……」
カドルホスさんは首をかしげながら言った。
「貴方は物見の洞に祈りを捧げに来たのかもしれませんね」
水差しを机に置き、カドルホスさんは俺から席を一つあけて椅子に座った。
グビラさんは俺の足元にしゃがみ込み、
「ちょいと失礼しますよ」
そう言って俺の足を洗い始めた。熱い湯が心地いいが、洗う手が少しくすぐったい。裸足が汚れてるから洗ってくれてるらしい。
「見せてもらえますか、その守護星」
「はい、どうぞ」
足を洗われるまま、俺はさっき作った星をカドルホスさんに渡す。どうも落ち着かない。
「この大きさは……持ち歩くには大きいですね。表面はとてもきれいでよく磨かれているし、リングも細い。上等な細工です。それに重いかな? 真鍮ではなく鉛……金という事はないでしょうが……貴方は身分の高い人だったのかもしれませんね。お返しします」
さっき適当に作ったんです、とはとても言えない。しかしごまかせてよかった。
「もう一度さっきの場所に行ってみますかね? 何か手がかりが落ちているかもしれません」
俺の足を洗いながらグビラさんが言った。右足を洗って拭き終えて、今度は左足だ。
「そうですね。靴も……木靴ならどこかにあったのではないですか? ちょうどいい大きさであればいいのですが」
「そうですね。物置にあったと思います。ちょっと見てきます。……よし、と。これで綺麗になった」
「ありがとうございます……」
「なんのなんの。しかし柔らかい足ですな。まず農民ではないでしょうな。一体リンタールはどこの人なんだろう……」
グビラさんは呟きながら湯桶と一緒に部屋を出ていった。
「繰り返しになりますが、自分の名前以外は何も覚えていないのですか?」
教師が幼い子供に言うような優しい口調で、カドルホスさんが聞いてきた。
「はい。名前以外は何も……ただ……ジャパンという言葉は覚えています。知っていますか?」
「ジャパン? ジャパン……聞いたことがないですね? 人の名前ですか?」
一応聞いてみたが駄目だな。
「多分場所の名前だと思います。他には……覚えていません」
「となると、貴方の持ち物とその服装から探してみるしかありませんね。その服は……普段着ですか? 正装ですか?」
ジャージに正装はないよな。大体着古したよれよれだし。
「普段着のような気がします」
「他に持ち物は? ポケットに他に入っていませんか?」
「他には……」
一応探してみるが何もない。綿くずだけだ。
「無いですね」
「ふむ……あとは貴方が倒れていた場所を探すしかありませんね。氏素性を示す物が見つかればよいのですが」
「はい、そうですね」
といいつつ罪悪感が募る。探したって見つかるわけがない。そもそも俺が倒れていたのはあの黒い空間なのだから。
だが、あの黒い空間はどうだろうか。洞窟の奥に続くあの空間を見てもらえば、司祭なら何か知っているかもしれない。物見の洞と言っていたし、何かの神様の力とか、そういうことが分かるかもしれない。
「リンタール、ありましたよ。木靴!」
グビラさんが木靴を掲げて入ってくる。木靴? 木の靴? そんなものがあるのか。
「足が入るかな? 結構大きめなんだけれど」
足元に置かれた木靴に足を入れてみる。ちょっと大きいが、重いスリッパみたいな感じで履けなくはない。すごい厚底だし感触も堅い。
グビラさんとカドルホスさんは普通の皮の靴を履いているが、この木靴は来客用なのだろうか。あるいはお金がない人が履くものなのか。
「割と大丈夫そうです。歩けます」
カポカポとその場で足踏みをしてみる。なんだか自分がロボットになった気分だ。
「では早速ですが、倒れていた場所に行ってみますか」
「はい、分かりました」
グビラさんが戸を開けてくれて、俺とカドルホスさんは部屋を出た。二人が先に歩き、俺は慣れない靴で後をついていった。これ、ちょっと動くだけならいいけど、ずっと歩いてたら絶対血豆ができる。しかし裸足になるのも申し訳ないので、我慢することにした。大した距離でもない。
「リンタール、この茂みの中か? あんたが倒れてたのは?」
「いや、あれは起きた後に入ったんです。最初は……この洞窟の中に倒れてました。あの一番奥の、穴の中」
「奥の穴?」
カドルホスさんとグビラさんが顔を見合わせる。
「この洞窟はすぐそこで行き止まりです。穴なんて……誰か掘ったのかな」
「えっ。穴が……ありましたけど」
俺は物見の洞に入る。奥に進むにつれ段々狭くなって、一番奥は黒いあの空間に続いている。
「ほら、ちゃんと穴があるじゃないですか」
「穴……? どれですか?」
二人が覗き込むが、どうも気づいていないようだ。どう考えてもおかしい。それとも言葉がうまく伝わっていないのだろうか?
「この……この奥ですよ! ほら、ここ。暗くなってるでしょ?」
身を乗り出すようにして、穴に肩くらいまで腕を入れる。黒い空間に入るとどうも途端に暗くなるらしく、この距離でも腕があまり見えないほどだ。
「は……」
「なん……じゃ……」
二人とも口を開けたまま止まってしまった。
「穴が……あるでしょ? なんで見えないんだろ?」
何か特殊な魔法でもかかっているのだろうか?
「リンタール……お前、腕が……くっついてるのか?」
グビラさんが両目を見開いている。しかし変なことを聞くな。
「腕はついてますよ。ほら」
腕を元気に振ってみる。
「私たちは今、貴方の腕が岩の中に……入るのを見ました。一体どういう……」
カドルホスさんは驚きを通り越して、白い顔がさらに白くなっていた。
「岩の中に……えっ? そういうことか」
この二人にはこの黒い空間は見えず、普通の岩肌に見えているようだ。だから黒い空間に腕を突っ込んだのが、岩に突っ込んだように見えているらしい。
「……ためしに、二人で岩に触ってもらっていいですか?」
「えっ……グビラ、お願いします」
「ええっ……そんな……ええ?」
と言いつつもグビラさんは恐る恐る岩肌に手を触れようとする。その様子を、カドルホスさんは口を手で覆い心配そうな目で見ていた。
「ほぉぉ……どうなってるの~……」
グビラさんの手が岩肌に触れる。しかし黒い空間には入らないようだ。押しているが、境界の辺りで止まっている。やはりか。
「グビラさん、そのままで」
「ひょ?!」
グビラさんの手の隣に俺の手を突っ込む。何の抵抗もなく入っていく。
「何なんじゃこれはぁ……」
グビラさんがおののいて尻餅をつく。
「ちょっと待っててください」
俺はそのまま黒い空間に入り込む。平面はまだすぐそこにあって、乗ることができた。
振り返ると二人がまた口を開けて止まっていた。
内部の黒い空間はさっきのままだった。カーソルも呼ぶと飛んでくる。下の方にはぼんやりと、さっき出したトーラスとかがそのままになっているのが見える。
この空間も現実だ。しかし俺にしか知覚できず、他の人は入り込むこともできない。いわば俺のための空間だ。しかし目的が分からない。まるでチュートリアルのために用意された空間のようだ。
神がいて、ここで練習しなさいとか言ったのなら分かる。しかし放置だ。自分で勝手にしろという事か? 一体何が目的なんだ?
これ以上ここにいてもしょうがない。外の二人が卒倒する前に外に戻ろう。
「ひゃあああ!」
黒い空間から戻ると、二人は仲良く一緒に尻餅をついた。
「はぁ……岩の中から……出たり入ったり……どうなっとるんじゃ……」
「こ、こんなことが起きるなんて、こ、これは……神の御業なのですか」
神か。いるのなら見てみたいものだ。立方体を投げつけてやる。
「本当のことを言います。俺はこの洞窟の先にある、二人には見えない黒い空間に倒れていたんです。そして出てきて、グビラさんに会ったんです」
「そう……だったの?」
「はい。そして俺には……物を生み出す力があります」
「物を生み出す力?」
カドルホスさんが目を白黒させる。
「二分くらいちょっと待っててください。リンゴを出します」
「リンゴ?」
俺はさっき作ったリンゴを同じ工程で作る。一度作ったから速い。形を整えて、色を付けて、これで完成だ。レンダリング。
俺の手の中にリンゴが落ちてきた。
「……は? リンゴが……出てきた……!」
「これは……!」
カドルホスさんが立ち上がり、震える手で俺の両肩をつかむ。
「貴方は……ヴォータル神のみ使いに間違いありません……」
カドルホスさんは蒼白な顔でそう言った。絞り出されたその声には、何か言い知れぬ雰囲気があった。
ヴォータル神? それが、俺をこの世界に導いた奴の名前なのか?
「守護星……? これは、あの……ポケットに入ってたんです」
「なるほど。と、すると……」
カドルホスさんは首をかしげながら言った。
「貴方は物見の洞に祈りを捧げに来たのかもしれませんね」
水差しを机に置き、カドルホスさんは俺から席を一つあけて椅子に座った。
グビラさんは俺の足元にしゃがみ込み、
「ちょいと失礼しますよ」
そう言って俺の足を洗い始めた。熱い湯が心地いいが、洗う手が少しくすぐったい。裸足が汚れてるから洗ってくれてるらしい。
「見せてもらえますか、その守護星」
「はい、どうぞ」
足を洗われるまま、俺はさっき作った星をカドルホスさんに渡す。どうも落ち着かない。
「この大きさは……持ち歩くには大きいですね。表面はとてもきれいでよく磨かれているし、リングも細い。上等な細工です。それに重いかな? 真鍮ではなく鉛……金という事はないでしょうが……貴方は身分の高い人だったのかもしれませんね。お返しします」
さっき適当に作ったんです、とはとても言えない。しかしごまかせてよかった。
「もう一度さっきの場所に行ってみますかね? 何か手がかりが落ちているかもしれません」
俺の足を洗いながらグビラさんが言った。右足を洗って拭き終えて、今度は左足だ。
「そうですね。靴も……木靴ならどこかにあったのではないですか? ちょうどいい大きさであればいいのですが」
「そうですね。物置にあったと思います。ちょっと見てきます。……よし、と。これで綺麗になった」
「ありがとうございます……」
「なんのなんの。しかし柔らかい足ですな。まず農民ではないでしょうな。一体リンタールはどこの人なんだろう……」
グビラさんは呟きながら湯桶と一緒に部屋を出ていった。
「繰り返しになりますが、自分の名前以外は何も覚えていないのですか?」
教師が幼い子供に言うような優しい口調で、カドルホスさんが聞いてきた。
「はい。名前以外は何も……ただ……ジャパンという言葉は覚えています。知っていますか?」
「ジャパン? ジャパン……聞いたことがないですね? 人の名前ですか?」
一応聞いてみたが駄目だな。
「多分場所の名前だと思います。他には……覚えていません」
「となると、貴方の持ち物とその服装から探してみるしかありませんね。その服は……普段着ですか? 正装ですか?」
ジャージに正装はないよな。大体着古したよれよれだし。
「普段着のような気がします」
「他に持ち物は? ポケットに他に入っていませんか?」
「他には……」
一応探してみるが何もない。綿くずだけだ。
「無いですね」
「ふむ……あとは貴方が倒れていた場所を探すしかありませんね。氏素性を示す物が見つかればよいのですが」
「はい、そうですね」
といいつつ罪悪感が募る。探したって見つかるわけがない。そもそも俺が倒れていたのはあの黒い空間なのだから。
だが、あの黒い空間はどうだろうか。洞窟の奥に続くあの空間を見てもらえば、司祭なら何か知っているかもしれない。物見の洞と言っていたし、何かの神様の力とか、そういうことが分かるかもしれない。
「リンタール、ありましたよ。木靴!」
グビラさんが木靴を掲げて入ってくる。木靴? 木の靴? そんなものがあるのか。
「足が入るかな? 結構大きめなんだけれど」
足元に置かれた木靴に足を入れてみる。ちょっと大きいが、重いスリッパみたいな感じで履けなくはない。すごい厚底だし感触も堅い。
グビラさんとカドルホスさんは普通の皮の靴を履いているが、この木靴は来客用なのだろうか。あるいはお金がない人が履くものなのか。
「割と大丈夫そうです。歩けます」
カポカポとその場で足踏みをしてみる。なんだか自分がロボットになった気分だ。
「では早速ですが、倒れていた場所に行ってみますか」
「はい、分かりました」
グビラさんが戸を開けてくれて、俺とカドルホスさんは部屋を出た。二人が先に歩き、俺は慣れない靴で後をついていった。これ、ちょっと動くだけならいいけど、ずっと歩いてたら絶対血豆ができる。しかし裸足になるのも申し訳ないので、我慢することにした。大した距離でもない。
「リンタール、この茂みの中か? あんたが倒れてたのは?」
「いや、あれは起きた後に入ったんです。最初は……この洞窟の中に倒れてました。あの一番奥の、穴の中」
「奥の穴?」
カドルホスさんとグビラさんが顔を見合わせる。
「この洞窟はすぐそこで行き止まりです。穴なんて……誰か掘ったのかな」
「えっ。穴が……ありましたけど」
俺は物見の洞に入る。奥に進むにつれ段々狭くなって、一番奥は黒いあの空間に続いている。
「ほら、ちゃんと穴があるじゃないですか」
「穴……? どれですか?」
二人が覗き込むが、どうも気づいていないようだ。どう考えてもおかしい。それとも言葉がうまく伝わっていないのだろうか?
「この……この奥ですよ! ほら、ここ。暗くなってるでしょ?」
身を乗り出すようにして、穴に肩くらいまで腕を入れる。黒い空間に入るとどうも途端に暗くなるらしく、この距離でも腕があまり見えないほどだ。
「は……」
「なん……じゃ……」
二人とも口を開けたまま止まってしまった。
「穴が……あるでしょ? なんで見えないんだろ?」
何か特殊な魔法でもかかっているのだろうか?
「リンタール……お前、腕が……くっついてるのか?」
グビラさんが両目を見開いている。しかし変なことを聞くな。
「腕はついてますよ。ほら」
腕を元気に振ってみる。
「私たちは今、貴方の腕が岩の中に……入るのを見ました。一体どういう……」
カドルホスさんは驚きを通り越して、白い顔がさらに白くなっていた。
「岩の中に……えっ? そういうことか」
この二人にはこの黒い空間は見えず、普通の岩肌に見えているようだ。だから黒い空間に腕を突っ込んだのが、岩に突っ込んだように見えているらしい。
「……ためしに、二人で岩に触ってもらっていいですか?」
「えっ……グビラ、お願いします」
「ええっ……そんな……ええ?」
と言いつつもグビラさんは恐る恐る岩肌に手を触れようとする。その様子を、カドルホスさんは口を手で覆い心配そうな目で見ていた。
「ほぉぉ……どうなってるの~……」
グビラさんの手が岩肌に触れる。しかし黒い空間には入らないようだ。押しているが、境界の辺りで止まっている。やはりか。
「グビラさん、そのままで」
「ひょ?!」
グビラさんの手の隣に俺の手を突っ込む。何の抵抗もなく入っていく。
「何なんじゃこれはぁ……」
グビラさんがおののいて尻餅をつく。
「ちょっと待っててください」
俺はそのまま黒い空間に入り込む。平面はまだすぐそこにあって、乗ることができた。
振り返ると二人がまた口を開けて止まっていた。
内部の黒い空間はさっきのままだった。カーソルも呼ぶと飛んでくる。下の方にはぼんやりと、さっき出したトーラスとかがそのままになっているのが見える。
この空間も現実だ。しかし俺にしか知覚できず、他の人は入り込むこともできない。いわば俺のための空間だ。しかし目的が分からない。まるでチュートリアルのために用意された空間のようだ。
神がいて、ここで練習しなさいとか言ったのなら分かる。しかし放置だ。自分で勝手にしろという事か? 一体何が目的なんだ?
これ以上ここにいてもしょうがない。外の二人が卒倒する前に外に戻ろう。
「ひゃあああ!」
黒い空間から戻ると、二人は仲良く一緒に尻餅をついた。
「はぁ……岩の中から……出たり入ったり……どうなっとるんじゃ……」
「こ、こんなことが起きるなんて、こ、これは……神の御業なのですか」
神か。いるのなら見てみたいものだ。立方体を投げつけてやる。
「本当のことを言います。俺はこの洞窟の先にある、二人には見えない黒い空間に倒れていたんです。そして出てきて、グビラさんに会ったんです」
「そう……だったの?」
「はい。そして俺には……物を生み出す力があります」
「物を生み出す力?」
カドルホスさんが目を白黒させる。
「二分くらいちょっと待っててください。リンゴを出します」
「リンゴ?」
俺はさっき作ったリンゴを同じ工程で作る。一度作ったから速い。形を整えて、色を付けて、これで完成だ。レンダリング。
俺の手の中にリンゴが落ちてきた。
「……は? リンゴが……出てきた……!」
「これは……!」
カドルホスさんが立ち上がり、震える手で俺の両肩をつかむ。
「貴方は……ヴォータル神のみ使いに間違いありません……」
カドルホスさんは蒼白な顔でそう言った。絞り出されたその声には、何か言い知れぬ雰囲気があった。
ヴォータル神? それが、俺をこの世界に導いた奴の名前なのか?
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
ゲーム未登場の性格最悪な悪役令嬢に転生したら推しの妻だったので、人生の恩人である推しには離婚して私以外と結婚してもらいます!
クナリ
ファンタジー
江藤樹里は、かつて画家になることを夢見ていた二十七歳の女性。
ある日気がつくと、彼女は大好きな乙女ゲームであるハイグランド・シンフォニーの世界へ転生していた。
しかし彼女が転生したのは、ヘビーユーザーであるはずの自分さえ知らない、ユーフィニアという女性。
ユーフィニアがどこの誰なのかが分からないまま戸惑う樹里の前に、ユーフィニアに仕えているメイドや、樹里がゲーム内で最も推しているキャラであり、どん底にいたときの自分の心を救ってくれたリルベオラスらが現れる。
そして樹里は、絶世の美貌を持ちながらもハイグラの世界では稀代の悪女とされているユーフィニアの実情を知っていく。
国政にまで影響をもたらすほどの悪名を持つユーフィニアを、最愛の恩人であるリルベオラスの妻でいさせるわけにはいかない。
樹里は、ゲーム未登場ながら圧倒的なアクの強さを持つユーフィニアをリルベオラスから引き離すべく、離婚を目指して動き始めた。
義妹の嫌がらせで、子持ち男性と結婚する羽目になりました。義理の娘に嫌われることも覚悟していましたが、本当の家族を手に入れることができました。
石河 翠
ファンタジー
義母と義妹の嫌がらせにより、子持ち男性の元に嫁ぐことになった主人公。夫になる男性は、前妻が残した一人娘を可愛がっており、新しい子どもはいらないのだという。
実家を出ても、自分は家族を持つことなどできない。そう思っていた主人公だが、娘思いの男性と素直になれないわがままな義理の娘に好感を持ち、少しずつ距離を縮めていく。
そんなある日、死んだはずの前妻が屋敷に現れ、主人公を追い出そうとしてきた。前妻いわく、血の繋がった母親の方が、継母よりも価値があるのだという。主人公が言葉に詰まったその時……。
血の繋がらない母と娘が家族になるまでのお話。
この作品は、小説家になろうおよびエブリスタにも投稿しております。
扉絵は、管澤捻さまに描いていただきました。
転生後はゆっくりと
衣更月
ファンタジー
貧しい集落で生まれたリリは、生まれた瞬間から前世の記憶があった。
日本人特有の”配慮”に徹した赤ん坊を演じていたことで、両親から距離を置かれた挙句、村人からも「不気味な子」として敬遠されることに…。
そして、5才の誕生日に遠くの町に捨てられた。
でも、リリは悲観しない。
前世の知識チートは出来ないけど、大人メンタルで堅実に。
目指すは憧れのスローライフが出来るほど、ほどほどの守銭奴としてリリは異世界人として順応していく。
全25話(予定)
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします
ランド犬
ファンタジー
異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは
――〈ホームセンター〉
壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。
気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。
拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる