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自分の気持ち
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私が女子からの嫌がらせを受けていると聞いてから、カイトが私に接する態度が変わった。
まず、私に嫌がらせをしてくるという女子から私を徹底ガードをして、私が行動するときには1回1回監視。
それから私たちが一番狙っていたこと。
それはカイトが琴ちゃんを避けること。
それは思い通りにいった。
計画は今のところはとても順調に進んでいたのに何故か私の気持ちはスッキリしなかった。
まさか自分の気持ちに気づいていなかったなんて思いもしない。
自分の気持ちに気付けたのは12.14の2回目の相談という名目のカイトを騙した時だ。
この日の前日に私とカイトは三者面談だったのだが、
この日は竜也と梨央が三者面談だった。
竜也の三者面談が終わってからみんなで集まってまた同じ飲食店に行ったのだが、梨央は途中で1回抜けた。
カイトとふたりきりになる時があった。
その時、胸のドキドキが激しくなったのだ。
普通好きな人じゃないとこんなドキドキしないはずなのに、カイトにドキドキすんごいしてしまった。
最初この気持ちに気付いた時私は 「え?」と思った。
何故なら、もう好きじゃなくなっていたと思っていたからだ。
夏休みの間に吹っ切れたはずなのに、今思っている好きっていう想いはある意味、恋愛としてじゃない感じで好きだと思っていたのに。
どうして...?
だけど、もうこの想いは誰にも言わないし本人にも伝えないと自分の気持ちに気づいた時に決めた。
じゃないと、せっかく築いた今の地位、友達という関係をもう2度と壊したくない。話せなくなるなんて嫌だと思ったからだ。
だけどその代わり、カイトのことを好きな女子の意地悪を徹底的にすることを心に誓った。
相談をし終えて又家に帰ったあと1人になると、伝えられない想いの辛さと、伝わらない想いの辛さ。が身にしみてきて。
誰もいないうちに静かに泣いた。
もう2度とこんなに辛い恋なんかしたくないと心に想いを秘めて...
まず、私に嫌がらせをしてくるという女子から私を徹底ガードをして、私が行動するときには1回1回監視。
それから私たちが一番狙っていたこと。
それはカイトが琴ちゃんを避けること。
それは思い通りにいった。
計画は今のところはとても順調に進んでいたのに何故か私の気持ちはスッキリしなかった。
まさか自分の気持ちに気づいていなかったなんて思いもしない。
自分の気持ちに気付けたのは12.14の2回目の相談という名目のカイトを騙した時だ。
この日の前日に私とカイトは三者面談だったのだが、
この日は竜也と梨央が三者面談だった。
竜也の三者面談が終わってからみんなで集まってまた同じ飲食店に行ったのだが、梨央は途中で1回抜けた。
カイトとふたりきりになる時があった。
その時、胸のドキドキが激しくなったのだ。
普通好きな人じゃないとこんなドキドキしないはずなのに、カイトにドキドキすんごいしてしまった。
最初この気持ちに気付いた時私は 「え?」と思った。
何故なら、もう好きじゃなくなっていたと思っていたからだ。
夏休みの間に吹っ切れたはずなのに、今思っている好きっていう想いはある意味、恋愛としてじゃない感じで好きだと思っていたのに。
どうして...?
だけど、もうこの想いは誰にも言わないし本人にも伝えないと自分の気持ちに気づいた時に決めた。
じゃないと、せっかく築いた今の地位、友達という関係をもう2度と壊したくない。話せなくなるなんて嫌だと思ったからだ。
だけどその代わり、カイトのことを好きな女子の意地悪を徹底的にすることを心に誓った。
相談をし終えて又家に帰ったあと1人になると、伝えられない想いの辛さと、伝わらない想いの辛さ。が身にしみてきて。
誰もいないうちに静かに泣いた。
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