はるか未来で少年と少女は..

モッフン

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千年後の未来で

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災厄となった古の生贄の少女はこうして解放者に浄化され、その魂は救われる~【完】

「う..ぐすっ……ぐすっ……」
「おいおい、流石に同じ本5回読んで泣くやつとか聞いたことねえぞ?」
「だって……だってぇ……ねぇ、もしあたしが生贄にされかけたら助けに来てくれる?」

少年は答える
「助けるかなぁ。 助けないのを恨まれて化けて出られるのも嫌だし、」
「酷いっ。バカ、バァーカ」
「ごめんっ、ごめんってば!」 
少年とじゃれた後少女は疑問に思った。
「でも1000年前に魔法なんてあったのかな?」

少年は答えた

「うーん、どうだろうな。でも転移とかの魔法は欲しいかも、授業終わったら一瞬で帰れるし」


「それは困るっ! あたしとの時間が減っちゃうじゃん!」
「じゃあ、もう授業サボらない?」
「うっ……それは……」
少女は少年に抱きつき上目遣いで言う。
「お願いっ!今日だけ!今日だけだから!」
少年はため息をついて答える。
「仕方ないな」
そして少女と少年は手を繋ぎながら陽の当たる道を歩く
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