1 / 1
千年後の未来で
しおりを挟む
災厄となった古の生贄の少女はこうして解放者に浄化され、その魂は救われる~【完】
「う..ぐすっ……ぐすっ……」
「おいおい、流石に同じ本5回読んで泣くやつとか聞いたことねえぞ?」
「だって……だってぇ……ねぇ、もしあたしが生贄にされかけたら助けに来てくれる?」
少年は答える
「助けるかなぁ。 助けないのを恨まれて化けて出られるのも嫌だし、」
「酷いっ。バカ、バァーカ」
「ごめんっ、ごめんってば!」
少年とじゃれた後少女は疑問に思った。
「でも1000年前に魔法なんてあったのかな?」
少年は答えた
「うーん、どうだろうな。でも転移とかの魔法は欲しいかも、授業終わったら一瞬で帰れるし」
「それは困るっ! あたしとの時間が減っちゃうじゃん!」
「じゃあ、もう授業サボらない?」
「うっ……それは……」
少女は少年に抱きつき上目遣いで言う。
「お願いっ!今日だけ!今日だけだから!」
少年はため息をついて答える。
「仕方ないな」
そして少女と少年は手を繋ぎながら陽の当たる道を歩く
「う..ぐすっ……ぐすっ……」
「おいおい、流石に同じ本5回読んで泣くやつとか聞いたことねえぞ?」
「だって……だってぇ……ねぇ、もしあたしが生贄にされかけたら助けに来てくれる?」
少年は答える
「助けるかなぁ。 助けないのを恨まれて化けて出られるのも嫌だし、」
「酷いっ。バカ、バァーカ」
「ごめんっ、ごめんってば!」
少年とじゃれた後少女は疑問に思った。
「でも1000年前に魔法なんてあったのかな?」
少年は答えた
「うーん、どうだろうな。でも転移とかの魔法は欲しいかも、授業終わったら一瞬で帰れるし」
「それは困るっ! あたしとの時間が減っちゃうじゃん!」
「じゃあ、もう授業サボらない?」
「うっ……それは……」
少女は少年に抱きつき上目遣いで言う。
「お願いっ!今日だけ!今日だけだから!」
少年はため息をついて答える。
「仕方ないな」
そして少女と少年は手を繋ぎながら陽の当たる道を歩く
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
私のドレスを奪った異母妹に、もう大事なものは奪わせない
文野多咲
恋愛
優月(ゆづき)が自宅屋敷に帰ると、異母妹が優月のウェディングドレスを試着していた。その日縫い上がったばかりで、優月もまだ袖を通していなかった。
使用人たちが「まるで、異母妹のためにあつらえたドレスのよう」と褒め称えており、優月の婚約者まで「異母妹の方が似合う」と褒めている。
優月が異母妹に「どうして勝手に着たの?」と訊けば「ちょっと着てみただけよ」と言う。
婚約者は「異母妹なんだから、ちょっとくらいいじゃないか」と言う。
「ちょっとじゃないわ。私はドレスを盗られたも同じよ!」と言えば、父の後妻は「悪気があったわけじゃないのに、心が狭い」と優月の頬をぶった。
優月は父親に婚約解消を願い出た。婚約者は父親が決めた相手で、優月にはもう彼を信頼できない。
父親に事情を説明すると、「大げさだなあ」と取り合わず、「優月は異母妹に嫉妬しているだけだ、婚約者には異母妹を褒めないように言っておく」と言われる。
嫉妬じゃないのに、どうしてわかってくれないの?
優月は父親をも信頼できなくなる。
婚約者は優月を手に入れるために、優月を襲おうとした。絶体絶命の優月の前に現れたのは、叔父だった。
愛していました。待っていました。でもさようなら。
彩柚月
ファンタジー
魔の森を挟んだ先の大きい街に出稼ぎに行った夫。待てども待てども帰らない夫を探しに妻は魔の森に脚を踏み入れた。
やっと辿り着いた先で見たあなたは、幸せそうでした。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
【完結】狡い人
ジュレヌク
恋愛
双子のライラは、言う。
レイラは、狡い。
レイラの功績を盗み、賞を受賞し、母の愛も全て自分のものにしたくせに、事あるごとに、レイラを責める。
双子のライラに狡いと責められ、レイラは、黙る。
口に出して言いたいことは山ほどあるのに、おし黙る。
そこには、人それぞれの『狡さ』があった。
そんな二人の関係が、ある一つの出来事で大きく変わっていく。
恋を知り、大きく羽ばたくレイラと、地に落ちていくライラ。
2人の違いは、一体なんだったのか?
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる