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私はエルザ
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眩しい。やっと目に物が映り始めて、けれど視界には白い光の中にボンヤリと時折現れる影しか、私には何も認識ができないでいた。
どれだけ眠っていたのか、目が覚めて意識が覚醒してから、もう何日が経っているが、視界は変わらずにボンヤリとしたままだ。
そして私はベッドに横になったまま、ずっとその間、身動き一つろくに出来ないでいた。
いったいどうして私はこんな事になっているのか。原因も分からないでいた。
どこかで私は倒れたのだろうか。どこで? 家の中、学校か、それとも外で? 病気? 自分の知らない間に事故に巻き込まれた? 私はこんなになる直前の記憶が全然無く、何も思い出せなかった。
私の寝かされているこの部屋は静かだ。風通しも良く清潔で、ほどよい室温が常に保たれて快適だった。
大きな病院の広い病室、私しかいない個室だろうか。
この部屋には何人かの人が、一日に何度か私の世話や様子を見るために定期的に入って来る。
ぼんやりとした視界に人の陰が現れると、私は影の雰囲気で、その人達の区別が出来るようになっていた。
一番最初に覚えてしまったのが食事の世話の人。
朝、昼、晩とほぼ同じ時間にやってきて、動けない私を抱きかかえて起こしてくれる。
そして柔らかい物を私の口にふくませると、温かい飲み物を与えてくれる。で、私はそれを吸う。私の口には歯が全然無いようなのだ。
この食事を与えてくれる人は他人でお母さんじゃない。私の母よりずいぶん若い感じがするもの。看護婦さんかなあ。
吸っているのは流動食かな。はっきり言って美味しくもない。どうやら私はそうとうに悪い状況にあるみたいだけれど、それにしては別に体のどこも痛くないのが不思議だ。
何か体に取りつけられている感じもしない。投薬もたぶんされていない。
むしろ、思うままに動けない目も見えにくい以外、耳ははっきりと聞こえているし、意識が戻ってからこうやって物事を考える事自体にも問題はない。
本当に体の自由がきかないだけなのだ。ケガだったら元通りにちゃんと直るのかなあ、もしかしてこのまま一生ベッドの上?
歯が無いって事は顔に重大な損傷を負ってるとか。だったら女としてお終いじゃない? たとえ他が元気になれても。
ああ。読みかけのマンガが気になる。攻略中のゲーム、もう出来ないのかな。こう言う記憶は残っているのに。
あ、人の影が来た。あっ。オシメを取り替えてくれるのね。……この人は食事の係の人とは別の人。食事以外の私の身の周りの世話を基本すべてやってくれている。すいません。もう大きな赤の他人の下の世話まで。恥ずかしい。この人が二人目の人。
この人も女の人だけど、年は結構いっている感じ。そして何だろう。この人はとにかく、どんな時もえらく丁寧に私の事を扱って、まるで壊れ物にでも触るみたい。
慎重に、でもどんな事もテキパキとしていて万事ソツがない。看護や介護のベテランなのかしら。
と、思ってたら三人目の人も来た。最後の人は影もだけど匂いで分かる。いい匂い。この人だけ、とてもいい匂いの香水をいつも身につけている。この人は何もしない。ただ私を見てくるだけ。
時々来ては、私を覗いて話しかけてくる。お医者さんだろうか。でもそんな人が病室に香水なんかつけてくるかなあ。お医者さんなら何か私の現状に説明が欲しいんだけど、これは別の理由から難しい。
「ベルネット様。すこぶるお元気でございますよ」
「まあ。私の赤ちゃん。御機嫌もいいようね。シオレーネのお乳もよく出ているのかしら」
「ええ、シオレーネは若いですし、お乳の質も申し分なく、いい乳母が早急に見つかってよろしかったですわ」
「私の顔を不思議そうに見てる。もう私を覚えているのかも」
「ベルネット様がおいでの時には、すこぶるお喜びの御様子ですよ」
「そう? シオレーネではなくて? ふふ。私もお乳が出るとよいのだけれど無理な話ね」
「……」
私のもう一つ困っている問題。もし現状を説明されても難しいと思ったのは会話が出来ない。耳は良く聞こえて、この人達の会話する声も部屋の物音も把握している。が、人の言葉が聞き取れないのだ。
この人達が何を話しているか、さっぱり言葉が分からない。
全然日本語に聞こえない。英語でもないし、まるで私の聞いた事の無い発音のイントネーションで、すっかりと私は途方にくれている。
そして私の方もしゃべれない。こちらは声すら出す事がかなわない。やはり首から上に大けがをしたのだろうか。
「不思議そうにジッと見ているわね。自分の身の上に起こっている事に気かついているかしら?」
「まさか、ここのお城に連れて来られてまだ何日か、それに生まれたばっかりの赤子でお嬢様には何も分かってはおられませんよ」
二人が会話している声に耳をすますが、今日もやっぱり聞き取れなかった。
(目もはっきりしないしケガか病気にしろ脳が損傷を受けている可能性がある? 物音は変わりなく聞けているのにそれで言語だけが理解出来ない、話せないとかか)
また何度も考えた理由にいきつくが取りあえず…… オシメを変えてもらって気持ちいい。あら、次は流動食みたい。食事係の人も来たじゃない。
この部屋に主に来る三人が勢ぞろいなのね。三人以外や男の人はたぶん見ていない。
「失礼いたします。ベルネット様」
「ええ。シオレーネ。頼みましたよ」
「はい。ベルネット様」
この時に急に、初めて二つの単語が私の頭に光が暗闇に射したように入って来た。
ベルネットとシオレーネ。
人の名前? そう感じた。ここは日本ではないの? すると会話が理解できないのも当然だけど、じゃあどうして私は知らない国にいるの。なぜ私の家族はここまで一度も姿を現さないのか…… 。よけいにこんがらがってきた。
「ベルネット様。お嬢様をお抱きになりますか」
「私…… 慣れていなくて。怖いのだけれど。大丈夫かしら。ソフィアお願い」
「首が座っていませんから、そう、それで…… まあ……お母様ですよ。お嬢様」
私は食事係の人、おそらくシオレーネと言う人から、年配の人の手助けを受けながら、ベルネットの胸に抱き移された。
私の体、空中で軽々受け渡されているけど、どうなってんの? もう訳わかんないよ。考えるのやめよう。
あっ。柔らかくていい匂い。このベルネットとシオレーネって人は本当に若そう。
「本当に幸せなお嬢様でございます。最初の生まれは不幸でありましたが、万人に一人以上の類まれなる魔法力の資質を見染められて、アクシュガルの名門ドレイブル家の御子息として迎えられるとは、そして何よりこの玉のような可愛らしさ、きっとベルネット様に劣らないお美しい御令嬢におなりでしょう。」
「ありがとうソフィア。これから私とシオレーネ、ソフィアこの三人がこの子の新しい母となり、ドレイブルの娘としてアクシュガルのどこに出しても恥じない立派なウイチカに育てねばなりません」
「勿体のうございます。私はいっかいの平民で乳母にございます。そして私にはベルネット様のような魔法力はありません」
「……シオレーネ、あなたはその私の目に適って、この子の乳母に私が選んだのです。自信を持ちなさい。あなたもこの子に乳を与えた日よりドレイブル家の家族なのです」
「私もシオレーネと同じ気持ちです。ドレイブル侯爵家先代様からお仕えして30年ですが、あまりに過分な重きお言葉」
「ソフィア、シオレーネ、本当は教えるのは早いのだけれど、主人と話してこの子の名前ももう決めてあるの。それを今からあなた達二人に最初に教えます。あなた達に対する私の信頼と思ってちょうだい」
「ベルネット様……」
ん? 何か三人の様子がさっきから変。
急に喜んだり思いつめたり、そして話題はずっと私の事で話し続けている感じだが、私の状態が一進一退、最悪なヤマを越えてはいるが、予断は許さない状況に変わりがない、と言う感じだろうか。
違う気もするが、眠くなってきた。
我ながらあきれるが、マジにここでは食っちゃ寝るの繰り返しで、いくら寝ててもまた深い眠気がすぐにやってくる。
まだなんかベルネット先生が言ってるね。でもまぶたが落ちる。
「エルザベット。この子の名前はエルザベット・メディウルス・ドレイブル」
「エルザよ」
エルザ…… 眠りにつきながらまた一つの言葉が私の頭の中に射してくる。
みんなで私を見てエルザって言ってる。
ええ…… これが私の名前? なのかな。私こんな外人の名前だったっけ。違うでしょ。芸能人みたく入院すんのに仮名とか?
分からん。 ……眠い。
どれだけ眠っていたのか、目が覚めて意識が覚醒してから、もう何日が経っているが、視界は変わらずにボンヤリとしたままだ。
そして私はベッドに横になったまま、ずっとその間、身動き一つろくに出来ないでいた。
いったいどうして私はこんな事になっているのか。原因も分からないでいた。
どこかで私は倒れたのだろうか。どこで? 家の中、学校か、それとも外で? 病気? 自分の知らない間に事故に巻き込まれた? 私はこんなになる直前の記憶が全然無く、何も思い出せなかった。
私の寝かされているこの部屋は静かだ。風通しも良く清潔で、ほどよい室温が常に保たれて快適だった。
大きな病院の広い病室、私しかいない個室だろうか。
この部屋には何人かの人が、一日に何度か私の世話や様子を見るために定期的に入って来る。
ぼんやりとした視界に人の陰が現れると、私は影の雰囲気で、その人達の区別が出来るようになっていた。
一番最初に覚えてしまったのが食事の世話の人。
朝、昼、晩とほぼ同じ時間にやってきて、動けない私を抱きかかえて起こしてくれる。
そして柔らかい物を私の口にふくませると、温かい飲み物を与えてくれる。で、私はそれを吸う。私の口には歯が全然無いようなのだ。
この食事を与えてくれる人は他人でお母さんじゃない。私の母よりずいぶん若い感じがするもの。看護婦さんかなあ。
吸っているのは流動食かな。はっきり言って美味しくもない。どうやら私はそうとうに悪い状況にあるみたいだけれど、それにしては別に体のどこも痛くないのが不思議だ。
何か体に取りつけられている感じもしない。投薬もたぶんされていない。
むしろ、思うままに動けない目も見えにくい以外、耳ははっきりと聞こえているし、意識が戻ってからこうやって物事を考える事自体にも問題はない。
本当に体の自由がきかないだけなのだ。ケガだったら元通りにちゃんと直るのかなあ、もしかしてこのまま一生ベッドの上?
歯が無いって事は顔に重大な損傷を負ってるとか。だったら女としてお終いじゃない? たとえ他が元気になれても。
ああ。読みかけのマンガが気になる。攻略中のゲーム、もう出来ないのかな。こう言う記憶は残っているのに。
あ、人の影が来た。あっ。オシメを取り替えてくれるのね。……この人は食事の係の人とは別の人。食事以外の私の身の周りの世話を基本すべてやってくれている。すいません。もう大きな赤の他人の下の世話まで。恥ずかしい。この人が二人目の人。
この人も女の人だけど、年は結構いっている感じ。そして何だろう。この人はとにかく、どんな時もえらく丁寧に私の事を扱って、まるで壊れ物にでも触るみたい。
慎重に、でもどんな事もテキパキとしていて万事ソツがない。看護や介護のベテランなのかしら。
と、思ってたら三人目の人も来た。最後の人は影もだけど匂いで分かる。いい匂い。この人だけ、とてもいい匂いの香水をいつも身につけている。この人は何もしない。ただ私を見てくるだけ。
時々来ては、私を覗いて話しかけてくる。お医者さんだろうか。でもそんな人が病室に香水なんかつけてくるかなあ。お医者さんなら何か私の現状に説明が欲しいんだけど、これは別の理由から難しい。
「ベルネット様。すこぶるお元気でございますよ」
「まあ。私の赤ちゃん。御機嫌もいいようね。シオレーネのお乳もよく出ているのかしら」
「ええ、シオレーネは若いですし、お乳の質も申し分なく、いい乳母が早急に見つかってよろしかったですわ」
「私の顔を不思議そうに見てる。もう私を覚えているのかも」
「ベルネット様がおいでの時には、すこぶるお喜びの御様子ですよ」
「そう? シオレーネではなくて? ふふ。私もお乳が出るとよいのだけれど無理な話ね」
「……」
私のもう一つ困っている問題。もし現状を説明されても難しいと思ったのは会話が出来ない。耳は良く聞こえて、この人達の会話する声も部屋の物音も把握している。が、人の言葉が聞き取れないのだ。
この人達が何を話しているか、さっぱり言葉が分からない。
全然日本語に聞こえない。英語でもないし、まるで私の聞いた事の無い発音のイントネーションで、すっかりと私は途方にくれている。
そして私の方もしゃべれない。こちらは声すら出す事がかなわない。やはり首から上に大けがをしたのだろうか。
「不思議そうにジッと見ているわね。自分の身の上に起こっている事に気かついているかしら?」
「まさか、ここのお城に連れて来られてまだ何日か、それに生まれたばっかりの赤子でお嬢様には何も分かってはおられませんよ」
二人が会話している声に耳をすますが、今日もやっぱり聞き取れなかった。
(目もはっきりしないしケガか病気にしろ脳が損傷を受けている可能性がある? 物音は変わりなく聞けているのにそれで言語だけが理解出来ない、話せないとかか)
また何度も考えた理由にいきつくが取りあえず…… オシメを変えてもらって気持ちいい。あら、次は流動食みたい。食事係の人も来たじゃない。
この部屋に主に来る三人が勢ぞろいなのね。三人以外や男の人はたぶん見ていない。
「失礼いたします。ベルネット様」
「ええ。シオレーネ。頼みましたよ」
「はい。ベルネット様」
この時に急に、初めて二つの単語が私の頭に光が暗闇に射したように入って来た。
ベルネットとシオレーネ。
人の名前? そう感じた。ここは日本ではないの? すると会話が理解できないのも当然だけど、じゃあどうして私は知らない国にいるの。なぜ私の家族はここまで一度も姿を現さないのか…… 。よけいにこんがらがってきた。
「ベルネット様。お嬢様をお抱きになりますか」
「私…… 慣れていなくて。怖いのだけれど。大丈夫かしら。ソフィアお願い」
「首が座っていませんから、そう、それで…… まあ……お母様ですよ。お嬢様」
私は食事係の人、おそらくシオレーネと言う人から、年配の人の手助けを受けながら、ベルネットの胸に抱き移された。
私の体、空中で軽々受け渡されているけど、どうなってんの? もう訳わかんないよ。考えるのやめよう。
あっ。柔らかくていい匂い。このベルネットとシオレーネって人は本当に若そう。
「本当に幸せなお嬢様でございます。最初の生まれは不幸でありましたが、万人に一人以上の類まれなる魔法力の資質を見染められて、アクシュガルの名門ドレイブル家の御子息として迎えられるとは、そして何よりこの玉のような可愛らしさ、きっとベルネット様に劣らないお美しい御令嬢におなりでしょう。」
「ありがとうソフィア。これから私とシオレーネ、ソフィアこの三人がこの子の新しい母となり、ドレイブルの娘としてアクシュガルのどこに出しても恥じない立派なウイチカに育てねばなりません」
「勿体のうございます。私はいっかいの平民で乳母にございます。そして私にはベルネット様のような魔法力はありません」
「……シオレーネ、あなたはその私の目に適って、この子の乳母に私が選んだのです。自信を持ちなさい。あなたもこの子に乳を与えた日よりドレイブル家の家族なのです」
「私もシオレーネと同じ気持ちです。ドレイブル侯爵家先代様からお仕えして30年ですが、あまりに過分な重きお言葉」
「ソフィア、シオレーネ、本当は教えるのは早いのだけれど、主人と話してこの子の名前ももう決めてあるの。それを今からあなた達二人に最初に教えます。あなた達に対する私の信頼と思ってちょうだい」
「ベルネット様……」
ん? 何か三人の様子がさっきから変。
急に喜んだり思いつめたり、そして話題はずっと私の事で話し続けている感じだが、私の状態が一進一退、最悪なヤマを越えてはいるが、予断は許さない状況に変わりがない、と言う感じだろうか。
違う気もするが、眠くなってきた。
我ながらあきれるが、マジにここでは食っちゃ寝るの繰り返しで、いくら寝ててもまた深い眠気がすぐにやってくる。
まだなんかベルネット先生が言ってるね。でもまぶたが落ちる。
「エルザベット。この子の名前はエルザベット・メディウルス・ドレイブル」
「エルザよ」
エルザ…… 眠りにつきながらまた一つの言葉が私の頭の中に射してくる。
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