4 / 11
4話 獅子の娘
しおりを挟む
結局アズガンは、自分の領内に入ってからもう一度兵装に戻って馬上の人となり、勇壮龍騎兵の騎馬兵団を組み直すと軍楽隊を先頭に立てながら、途中のすべての町の通りを凱旋行軍して、ドレイブル城に向かって行かなければならなかった。
彼らは一糸乱れぬ錬度の高さを見せつけるように威風堂々と行進を続けて、町の人達はアクシュガルの英雄の帰還に通りを総出で並んで出迎えると、お祭り騒ぎで熱狂した。
そしてドレイブル城では六歳の女の子が、一人激しく身もだえをしていたのである。
「軍楽隊!? 見るう―――ー!!」
「城外に出るなど絶対許されませぬ」
「エルザ様! ちゃんとお城にまで軍楽隊も行進して参りますから」
ドレイブル城衛士兵の何人かが、がっちりとサークルを作り、その中心で衛士兵隊長シングスとエルザが対峙すると睨み合った。
「ベルネット様かシオレーネ様を!」
まだ若い衛士兵が、頼みの二人に来てもらえるように呼ばわったが、シングスは身揺るぎもせずに、肩をいからせている小さな相手に屈しようとはしなかった。
「どうしても通さないと言うのね。シングス」
「エルザ様。私を倒してから、その屍を踏み越えて行かれるがいい!」
「良い覚悟よ。今までありがとう。シングス」
決死の言葉に、六歳の女の子に躊躇なく冷たい返事をされて、この仕事、勤続三十年のシングスのキャリアはあっさりと終わろうとした。
「ぐふうっ。もはやこれまで…… 。ドレイブル城衛士兵隊、第五代総隊長シングス。侮るなあ!」
「シングス隊長! はやまらないでください! ベルネット様が間に合います!」
「何を騒いでいるのですか?」
凛とした声が響き、とたんに荒ぶっていたエルザが豹変した。シングス以下、近衛兵達は直立した後に踵から回り、一斉に声の主に向かって敬礼をして体の正面を向けた。
「お母様。シングスが私に意地悪くするのよ」
現れたのはドレイブル侯爵夫人、ベルネットだった。
シングスに放っていた闘気を消して幼児に返ったエルザが、すかさず嘘を言いつけようとしたが、母はそれに小さく息を漏らした。自分に敬礼しているシングス達に目配せすると、構わないからと引き下がらせた。
「見ていましたよ。エルザ」
「どこから?」
「ほぼ一部始終…… 。わがままを言ってシングス達を困らせてはいけません」
「だあって、お父様の行軍を町で見たかったの……」
「気持ちは分かりますが、もう直に帰って来られます。もうちょっとの辛抱です」
そうたしなめて、ベルネットは我が娘の今日身につけている青色のドレスを見直した。
ふむ。自分が悩んで選んだ物だが似合っている。髪型も黒い長い髪を結いあげて、お団子にまとめさせると、白く透き通った肌の首筋が露わになり、小さくて可愛いエルザの顔が青いドレスに惹きたって見えた。
この後にエルザには大役が待っているのだ。
入城してくるアズガン達を城の正面の大テラスで、上からベルネットと来賓の王族の親戚達と共に正装した姿で待ち受ける。
凱旋パーティーの前にまず遠目で、庭園の広場の大勢の人の前にエルザは公に初めて姿を現すが、それは同時に久方ぶりに戦線から城に帰って来た父のドレイブル侯爵を、六歳になったばかりの愛娘が手を振って迎えるという演出である。
ベルネットを初めにしてドレイブル家のこれは、本気のエルザのお披露目のプロデュースだった。
エルザはドレイブル侯爵のアズガンとは血の繋がった父娘ではなく、しかも生まれの素性も分からぬ、町の路地へ捨てられていた赤ん坊である。それはもう今さら隠す事も出来ないほどに、他の貴族や世間にも広く知れ渡っている。
その事を裏や陰で悪く言い回る少なくない者達に、これまでベルネットもアズガンも一言の反撃も、あえてして来なかった。
「言いたいヤツには好きにさせておきなさい。心無い連中の口にワシ達が戸を打ちつけられはせんのだよ」
「ベルネット。私達はこの子をお前と同じように愛するわ」
ベルネットがエルザを連れて実家に帰った時に、唯一こぼした恨み節を、彼女の父親と母親はそう言って慰めてくれた。
「エルザは私達全員の娘です。ドレイブルの獅子の正統なる子供なのです」
ベルネットは前日に城の主だった者はもちろん、エルザに影日向に関わっている者、城で働く者達すべてを集めるとそう宣言してから、その後に一人一人の手を握ってエルザの事をお願いして回り、夫アズガン帰還のこの日を迎えていた。
その母心を、幼いエルザは無邪気にまだ知る由も無い。エルザは今日のとびきりの素敵な自分のドレスを、ただとにかく喜んで着ていて、父のアズガンに会えるのもだが、自分のお誕生パーティーも楽しみにしていた。
エルザの屈託の無い自分を見る笑顔に、ここまで一人で、いくつもの大きな難仕事を組み上げて城の行事を慎重に進めて来たベルネットの胸に、一瞬安らぎの光が差したが、すぐに、静かに側に寄って来ていた侍従長の耳打ちに、顔色がサッと変わった。
彼女の耳に入ったのは、今までの周到な用意と準備で、本番を待つばかりにまで漕ぎつけていたベルネットの夫と娘の晴れの大舞台を、もしかしてすべて台無しにしかねない想定外の情報だった。
「他の王族ではなく、王家の者が直接来られているですって……」
「はい。それも」
ドレイブル家のあるアクシュガル西方諸侯連合王国。
アクシュガルは王制国家だが、アクシュガルの領土内の貴族諸侯の連合からなる連邦国でもある。
王は国の頂点にいても、王家に忠誠を誓う大小の幾多の諸侯によって支えられている。
当然、王家寄りの貴族と反王家の貴族も諸侯の中にはいた。
ドレイブル家は圧倒的な軍事力で、王家の代々の王より強い引き立てを受けている親王家派の中心だが、それは常に諸刃の剣でもあった。
強過ぎても飼えないライオンは潰される。
五年前に先王に代わって即位した現王は、ほぼ同時に開戦していた東の国々との戦争で、アズガンが率いるドレイブル軍の特に群を抜いた戦功に、むしろ強い警戒感を示していると、ドレイブル家の巡らせている諜報の筋から複数の同じ報告が送られていた。
長々と城を開けさせて、遠い最前線にアズガンの精鋭騎馬兵団を出征させながら、ここ最近いくらアズガンが武勲を上げようが、現王は労いの言葉一つドレイブル家に掛けた事が無い。
そして停戦合意から、いきなりの帰還命令。確かにこれは休養を与える、ごく当たり前の事のように受け止められているが、これもアズガン達がアクシュガルに帰って来ると言うのに、王家からは何のリアクションも今だに無かった。
形式的な労いの書簡やらは届いたが、大臣でもない、末端のドレイブル駐在の官僚の小役人が持参して来ていた。
今回のアズガン帰還の大々的な凱旋セレモニーや、エルザの初めての公の場でのお披露目に関しても、丁重に招待をしたのにも関わらず誰一人王家の者は出席して来なかったのである。
それでも現王の名代として、先王の弟、現王の叔父に当たるクルーガ北領王や、昔からの付き合いのある王族の人達がやって来てくれて、一応の面目は保てていたのだが。いきなりよりによって…… 。
王子の一人バーゼルが急遽帰還セレモニーに公式に出席して来るだと。予想出来ない事にベルネットはうろたえかかった。
「クルーガ様よりのお知らせですが、クルーガ様自身も寝耳に水だったご様子で」
「思い立ってすぐに来れる距離でもないわ。たまたま近くに立ち寄るご用事でもあったのかしら」
「いいえ。そんな話は。お忍びで何かご遊学の途中なのか」
「けれどバーゼル様は、確かまだ十三歳ほどの子供のはず」
ベルネットと侍従長のトマソンが話していると、クルーガがソフィアに伴われてやって来た。後ろに離れてシオレーネもついて来ている。
「やあ。ベルネット。バーゼルに会ったか? ヤツはどこに行った?」
「クルーガ様。まだお会いしていませんわ。まさか! もうこの城においでに?」
「俺は会ったぞ。挨拶して来て、ちょっと目を離したら行方をくらましやがった。アイツめ。たぶん何食わぬ顔で、どっか人の中に紛れ込んでるんだ」
「……失礼ですが…… 。そう言うお方なのですか?」
「ああ。す、すまんな。もうアズガンが城に着くと言うのに、あのバカちんは私が探す。君らでは顔が分かるかな」
「十三の子供なら、そう多くもない。うーん。しかし今日は、勇壮少年兵らもセレモニーのために城内に入っているのか」
ベルネットはさらに慌ててしまい、城の警備と要人の護衛担当の責任者のシングスも、エルザの脱出騒ぎの後のアクシュガル王子の忍び込みに、小声でブツブツと言いながら目を白黒とさせていた。
「……シオレーネ?」
「久しぶりね。エルザ
シオレーネは、大人の急なドタバタぶりに、ポカンとなっているエルザの側に来ると手を握ってやっていた。
彼らは一糸乱れぬ錬度の高さを見せつけるように威風堂々と行進を続けて、町の人達はアクシュガルの英雄の帰還に通りを総出で並んで出迎えると、お祭り騒ぎで熱狂した。
そしてドレイブル城では六歳の女の子が、一人激しく身もだえをしていたのである。
「軍楽隊!? 見るう―――ー!!」
「城外に出るなど絶対許されませぬ」
「エルザ様! ちゃんとお城にまで軍楽隊も行進して参りますから」
ドレイブル城衛士兵の何人かが、がっちりとサークルを作り、その中心で衛士兵隊長シングスとエルザが対峙すると睨み合った。
「ベルネット様かシオレーネ様を!」
まだ若い衛士兵が、頼みの二人に来てもらえるように呼ばわったが、シングスは身揺るぎもせずに、肩をいからせている小さな相手に屈しようとはしなかった。
「どうしても通さないと言うのね。シングス」
「エルザ様。私を倒してから、その屍を踏み越えて行かれるがいい!」
「良い覚悟よ。今までありがとう。シングス」
決死の言葉に、六歳の女の子に躊躇なく冷たい返事をされて、この仕事、勤続三十年のシングスのキャリアはあっさりと終わろうとした。
「ぐふうっ。もはやこれまで…… 。ドレイブル城衛士兵隊、第五代総隊長シングス。侮るなあ!」
「シングス隊長! はやまらないでください! ベルネット様が間に合います!」
「何を騒いでいるのですか?」
凛とした声が響き、とたんに荒ぶっていたエルザが豹変した。シングス以下、近衛兵達は直立した後に踵から回り、一斉に声の主に向かって敬礼をして体の正面を向けた。
「お母様。シングスが私に意地悪くするのよ」
現れたのはドレイブル侯爵夫人、ベルネットだった。
シングスに放っていた闘気を消して幼児に返ったエルザが、すかさず嘘を言いつけようとしたが、母はそれに小さく息を漏らした。自分に敬礼しているシングス達に目配せすると、構わないからと引き下がらせた。
「見ていましたよ。エルザ」
「どこから?」
「ほぼ一部始終…… 。わがままを言ってシングス達を困らせてはいけません」
「だあって、お父様の行軍を町で見たかったの……」
「気持ちは分かりますが、もう直に帰って来られます。もうちょっとの辛抱です」
そうたしなめて、ベルネットは我が娘の今日身につけている青色のドレスを見直した。
ふむ。自分が悩んで選んだ物だが似合っている。髪型も黒い長い髪を結いあげて、お団子にまとめさせると、白く透き通った肌の首筋が露わになり、小さくて可愛いエルザの顔が青いドレスに惹きたって見えた。
この後にエルザには大役が待っているのだ。
入城してくるアズガン達を城の正面の大テラスで、上からベルネットと来賓の王族の親戚達と共に正装した姿で待ち受ける。
凱旋パーティーの前にまず遠目で、庭園の広場の大勢の人の前にエルザは公に初めて姿を現すが、それは同時に久方ぶりに戦線から城に帰って来た父のドレイブル侯爵を、六歳になったばかりの愛娘が手を振って迎えるという演出である。
ベルネットを初めにしてドレイブル家のこれは、本気のエルザのお披露目のプロデュースだった。
エルザはドレイブル侯爵のアズガンとは血の繋がった父娘ではなく、しかも生まれの素性も分からぬ、町の路地へ捨てられていた赤ん坊である。それはもう今さら隠す事も出来ないほどに、他の貴族や世間にも広く知れ渡っている。
その事を裏や陰で悪く言い回る少なくない者達に、これまでベルネットもアズガンも一言の反撃も、あえてして来なかった。
「言いたいヤツには好きにさせておきなさい。心無い連中の口にワシ達が戸を打ちつけられはせんのだよ」
「ベルネット。私達はこの子をお前と同じように愛するわ」
ベルネットがエルザを連れて実家に帰った時に、唯一こぼした恨み節を、彼女の父親と母親はそう言って慰めてくれた。
「エルザは私達全員の娘です。ドレイブルの獅子の正統なる子供なのです」
ベルネットは前日に城の主だった者はもちろん、エルザに影日向に関わっている者、城で働く者達すべてを集めるとそう宣言してから、その後に一人一人の手を握ってエルザの事をお願いして回り、夫アズガン帰還のこの日を迎えていた。
その母心を、幼いエルザは無邪気にまだ知る由も無い。エルザは今日のとびきりの素敵な自分のドレスを、ただとにかく喜んで着ていて、父のアズガンに会えるのもだが、自分のお誕生パーティーも楽しみにしていた。
エルザの屈託の無い自分を見る笑顔に、ここまで一人で、いくつもの大きな難仕事を組み上げて城の行事を慎重に進めて来たベルネットの胸に、一瞬安らぎの光が差したが、すぐに、静かに側に寄って来ていた侍従長の耳打ちに、顔色がサッと変わった。
彼女の耳に入ったのは、今までの周到な用意と準備で、本番を待つばかりにまで漕ぎつけていたベルネットの夫と娘の晴れの大舞台を、もしかしてすべて台無しにしかねない想定外の情報だった。
「他の王族ではなく、王家の者が直接来られているですって……」
「はい。それも」
ドレイブル家のあるアクシュガル西方諸侯連合王国。
アクシュガルは王制国家だが、アクシュガルの領土内の貴族諸侯の連合からなる連邦国でもある。
王は国の頂点にいても、王家に忠誠を誓う大小の幾多の諸侯によって支えられている。
当然、王家寄りの貴族と反王家の貴族も諸侯の中にはいた。
ドレイブル家は圧倒的な軍事力で、王家の代々の王より強い引き立てを受けている親王家派の中心だが、それは常に諸刃の剣でもあった。
強過ぎても飼えないライオンは潰される。
五年前に先王に代わって即位した現王は、ほぼ同時に開戦していた東の国々との戦争で、アズガンが率いるドレイブル軍の特に群を抜いた戦功に、むしろ強い警戒感を示していると、ドレイブル家の巡らせている諜報の筋から複数の同じ報告が送られていた。
長々と城を開けさせて、遠い最前線にアズガンの精鋭騎馬兵団を出征させながら、ここ最近いくらアズガンが武勲を上げようが、現王は労いの言葉一つドレイブル家に掛けた事が無い。
そして停戦合意から、いきなりの帰還命令。確かにこれは休養を与える、ごく当たり前の事のように受け止められているが、これもアズガン達がアクシュガルに帰って来ると言うのに、王家からは何のリアクションも今だに無かった。
形式的な労いの書簡やらは届いたが、大臣でもない、末端のドレイブル駐在の官僚の小役人が持参して来ていた。
今回のアズガン帰還の大々的な凱旋セレモニーや、エルザの初めての公の場でのお披露目に関しても、丁重に招待をしたのにも関わらず誰一人王家の者は出席して来なかったのである。
それでも現王の名代として、先王の弟、現王の叔父に当たるクルーガ北領王や、昔からの付き合いのある王族の人達がやって来てくれて、一応の面目は保てていたのだが。いきなりよりによって…… 。
王子の一人バーゼルが急遽帰還セレモニーに公式に出席して来るだと。予想出来ない事にベルネットはうろたえかかった。
「クルーガ様よりのお知らせですが、クルーガ様自身も寝耳に水だったご様子で」
「思い立ってすぐに来れる距離でもないわ。たまたま近くに立ち寄るご用事でもあったのかしら」
「いいえ。そんな話は。お忍びで何かご遊学の途中なのか」
「けれどバーゼル様は、確かまだ十三歳ほどの子供のはず」
ベルネットと侍従長のトマソンが話していると、クルーガがソフィアに伴われてやって来た。後ろに離れてシオレーネもついて来ている。
「やあ。ベルネット。バーゼルに会ったか? ヤツはどこに行った?」
「クルーガ様。まだお会いしていませんわ。まさか! もうこの城においでに?」
「俺は会ったぞ。挨拶して来て、ちょっと目を離したら行方をくらましやがった。アイツめ。たぶん何食わぬ顔で、どっか人の中に紛れ込んでるんだ」
「……失礼ですが…… 。そう言うお方なのですか?」
「ああ。す、すまんな。もうアズガンが城に着くと言うのに、あのバカちんは私が探す。君らでは顔が分かるかな」
「十三の子供なら、そう多くもない。うーん。しかし今日は、勇壮少年兵らもセレモニーのために城内に入っているのか」
ベルネットはさらに慌ててしまい、城の警備と要人の護衛担当の責任者のシングスも、エルザの脱出騒ぎの後のアクシュガル王子の忍び込みに、小声でブツブツと言いながら目を白黒とさせていた。
「……シオレーネ?」
「久しぶりね。エルザ
シオレーネは、大人の急なドタバタぶりに、ポカンとなっているエルザの側に来ると手を握ってやっていた。
0
あなたにおすすめの小説
勇者パーティーに追放された支援術士、実はとんでもない回復能力を持っていた~極めて幅広い回復術を生かしてなんでも屋で成り上がる~
名無し
ファンタジー
突如、幼馴染の【勇者】から追放処分を言い渡される【支援術士】のグレイス。確かになんでもできるが、中途半端で物足りないという理不尽な理由だった。
自分はパーティーの要として頑張ってきたから納得できないと食い下がるグレイスに対し、【勇者】はその代わりに【治癒術士】と【補助術士】を入れたのでもうお前は一切必要ないと宣言する。
もう一人の幼馴染である【魔術士】の少女を頼むと言い残し、グレイスはパーティーから立ち去ることに。
だが、グレイスの【支援術士】としての腕は【勇者】の想像を遥かに超えるものであり、ありとあらゆるものを回復する能力を秘めていた。
グレイスがその卓越した技術を生かし、【なんでも屋】で生計を立てて評判を高めていく一方、勇者パーティーはグレイスが去った影響で歯車が狂い始め、何をやっても上手くいかなくなる。
人脈を広げていったグレイスの周りにはいつしか賞賛する人々で溢れ、落ちぶれていく【勇者】とは対照的に地位や名声をどんどん高めていくのだった。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
防御力を下げる魔法しか使えなかった俺は勇者パーティから追放されたけど俺の魔法に強制脱衣の追加効果が発現したので世界中で畏怖の対象になりました
かにくくり
ファンタジー
魔法使いクサナギは国王の命により勇者パーティの一員として魔獣討伐の任務を続けていた。
しかし相手の防御力を下げる魔法しか使う事ができないクサナギは仲間達からお荷物扱いをされてパーティから追放されてしまう。
しかし勇者達は今までクサナギの魔法で魔物の防御力が下がっていたおかげで楽に戦えていたという事実に全く気付いていなかった。
勇者パーティが没落していく中、クサナギは追放された地で彼の本当の力を知る新たな仲間を加えて一大勢力を築いていく。
そして防御力を下げるだけだったクサナギの魔法はいつしか次のステップに進化していた。
相手の身に着けている物を強制的に剥ぎ取るという究極の魔法を習得したクサナギの前に立ち向かえる者は誰ひとりいなかった。
※小説家になろうにも掲載しています。
魔境へ追放された公爵令息のチート領地開拓 〜動く屋敷でもふもふ達とスローライフ!〜
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
公爵家に生まれたエリクは転生者である。
4歳の頃、前世の記憶が戻って以降、知識無双していた彼は気づいたら不自由極まりない生活を送るようになっていた。
そんな彼はある日、追放される。
「よっし。やっと追放だ。」
自由を手に入れたぶっ飛んび少年エリクが、ドラゴンやフェンリルたちと気ままに旅先を決めるという物語。
- この話はフィクションです。
- カクヨム様でも連載しています。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
帝国の王子は無能だからと追放されたので僕はチートスキル【建築】で勝手に最強の国を作る!
雪奈 水無月
ファンタジー
帝国の第二王子として生まれたノルは15才を迎えた時、この世界では必ず『ギフト授与式』を教会で受けなくてはいけない。
ギフトは神からの祝福で様々な能力を与えてくれる。
観衆や皇帝の父、母、兄が見守る中…
ノルは祝福を受けるのだが…手にしたのはハズレと言われているギフト…【建築】だった。
それを見た皇帝は激怒してノルを国外追放処分してしまう。
帝国から南西の最果ての森林地帯をノルは仲間と共に開拓していく…
さぁ〜て今日も一日、街作りの始まりだ!!
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる