孤児で転生した私は侯爵家に拾われるが優しさを裏切り続けて傾国の魔法令嬢への道をいざ歩まん

照木たつみ

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3話 アクシュガルのライオン

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「せっかく久しぶりに国に帰ると言うのに…… 娘の手紙を見る時以外はその仏頂面、何とかならんのか。アズガン」

 アクシュガルの領内に入って兵装を解き、馬からも降りて迎えの馬車に乗っているアズガンだが、同乗者のエレメンの振って来た話題から機嫌がすこぶるに悪くなっていた。

 元々身長が百九十ほどもあり体重も百十キロを超える威丈高の大男で、イカツイ顔面はヒゲもじゃら。
 ぶすくれさせているその顔からエレメンが視線を下げてアズガンの上体が目に入ると、兵装でない平時の服装でも、鍛え抜かれている筋肉が盛り上がって、鎧のような体の線を現していた。

 アズガンはアクシュガルの古い軍系貴族ドレイブル家の一人息子であり、若い頃から父親について戦線に赴き、その父親に情け容赦なく白兵戦に放り込まれると、コロッセオの猛獣のように戦い続けて来ていた。

 まだ三十代の半ばの年だが、戦歴はすでに二十年近く。今や、アズガン一騎で千の屈強な精鋭騎兵に値すると言われる、アクシュガルのライオンと東の国々からは畏怖される猛将になっていた。

 父親が無くなって家督を引き継ぐとドレイブル侯爵となり、当主になった彼の率いるドレイブル軍は、これも代々勇壮龍騎兵を名乗る、平原での騎兵戦では百年に渡っていまだ負けを知らない、恐ろしい錬度を誇る軍団だった。
 ドレイブル軍の落としてきた敵の城は十を優に超えていて、このエルドラン大陸の西側では最強の騎馬兵団とされている。

 悪魔とも戦えそうな、そんな男と狭い車内で向き合っていて、エレメンはここが戦場でアズガンが敵でなくて良かったとつくづくと思ったが、アズガンの機嫌が治る様子はみじんもなかった。

(敵に同情してしまうよ。しかし、こんな男が娘の事になるとこれだからな)
 戦場にいるか、猛訓練をしているか、それ以外を知らない男が、三年ぶりに戦場から故郷に帰れて、妻や娘と会えるのを子供のように喜んでいたのだが、今は肉球に棘の刺さった超不機嫌なライオンになってしまっている。

 こうなってしまった始まりが、自分がアズガンに振った彼の娘、エルザの話題からなので、よけいエレメンは気分が滅入って来ていた。
「お前がつまらん話を俺にするからだよ。エレメン」

「……だからエルザの許嫁の件は、俺はクアトロに一応聞いてみてくれと亊付けられて、やんわりとお前に話しただけじゃないか」
「何がやんわりだ。エルザは今年でようやっと六歳だ。てんで早過ぎるわい」

 娘からの手紙を、お前何度目だ、と突っ込みたくなるほど目を通してニヤニヤしている所に、一応義理で、人から頼まれた言付けの話をしてみたら、黙り込んでしまい、時間が経つにつれ、どんどんと腹が立ってきてアズガンは治まらないらしかった。

 これは自分が悪いとエレメンは改めて思った。でも聞いた初めは恰好をつけていたのか、コイツ割と冷静だったのに。図体はデカいのにこう言う所がある。そこから何か考え込み出してこうなった。

「まあ、本気にするな。クアトロにすると、いやヤツだけでないが、エルザの評判はアクシュガルで知らない貴族連中はいない。素晴らしい賢さで、そして幼いが稀に見る美しい娘になってるって言うじゃないか。話が広まるのは早いんだよ。何よりアクシュガルの英雄アズガンの娘だからな。みんないち早く取り入りたいのさ。許嫁は本当にそうなるとは考えていない」

「だからよけいに腹が立つ。それと別に、俺は……城が近くになるにしたがいエルザの事で少し思い出してしまってな」
「何を?」

 エレメンはアズガンと同年輩の三十代前半の歳で背は百八十ほど、均整の取れた体つきで、口ヒゲを蓄えているが細面の優男だった。

 彼はドレイブルの隣の小さな貴族の家の末の息子で、アズガンとは幼なじみであり、医者になってドレイブル家のかかりつけ、四年前にアクシュガルと東の国との新しい戦争が始まってからは、この二年アズガンお付きの軍医としてついている。

「思い出したってのはな。エルザの……」

 アズガンが、不機嫌ではなく、何か打ち明けようとして苦しそうな顔になった。

「エレメン。お前最後にエルザに会ったのはいつだ?」
「たぶん。彼女が三歳の時に定期健康診断をやったのが最後かな? 俺はその後に一度軍に召集されているからね。お前はもう少し後だろう?」

「どうだった?」
「どうって……ベルネットが付き添っていてくれたんだが、エルザはとても大人しく俺の診療を受けてくれて、まったく手のかからない子供だったねえ。すこぶる健康優良児であったし。……あ、可愛かったよ? すでに将来美人になるだろう兆しが見えていたね」

「そう、あの子は可愛い。俺はエルザを愛している」
「は?」

「あの子は天使でそして悪魔の種子でもある」

「アズガン……」
「俺は戦いのプロだ」

「ああ、お前に格闘や白兵戦で敵う者は世界にそう何人もいまい。個人的には最強無双の男と思っている」

 いったいこの男は、仏頂面から急に切ない顔になって、何を自分に言いたいのか、もしやエルザは何か問題があり、許嫁の件はともかく、家の外や他人の前で話せない事情でもあるのか?
 しかしそれならば医者である自分が何度かの健診で気がついていないはずがない。
 エレメンは困惑していた。腹立ちまぎれに何か絡まれてる? クアトロ、お前の顔を立てたら、娘の事でライオンがすげえご立腹で、ご乱心だよ。

「そして俺は……エレメン。初めて人に言うが、俺はエルザが恐ろしくもある」
「急に、本当にどうしたんだ。天使なら分かるが悪魔の種子とも言ったな。ずっとエルザからの手紙を嬉しそうに読んでいたのに」

「俺は……ベルネットやエルザに早く会いたい。しかし城に近づくにつれて、俺はエルザのまだ幼い頃のある事を思い出して、それで怖くなっているんだ」

「お前が彼女を? あんなに可愛がっているのにか。あんな小さな女の子を、ライオンと呼ばれるお前が怖い?」

「これは、俺がそうなった日の事はもうエルザ自身は覚えていない。エルザが忘れている以上俺とベルネットもあまり話題にはしないようになったんだが」

「?」

「あの子の体にウイチカの印の痣があるのは見てるよな」
「ああ、もちろん。健診の時には服を脱いでもらうし、彼女が赤ん坊の頃から見てるよ」

「エルザがその通りの、すごい魔法力を持っていたのも」
「俺は彼女が魔法の練習をしている所は見ていない。ベルネットの話を聞いたくらいだ。ベルネットも……喜んで話していたと思うが」

「あの子が一度、パニック状態に陥って自分の力を爆発させた時があったんだ」
「初めて聞くね。いくつの時? 魔法の練習中か?」

「違う。ベルネットがエルザにはショックな事を話して、その話を俺達は小さいエルザに納得させられなくて。そしていきなりだった」

 アズガンは話しながら自分の上着の懐に手をやった。
「そして大暴れを始めて凄まじい魔法力を発動した。三歳の幼児に戦闘のプロの俺とベルネット二人がかりで、まるで抑えきれんのだ。エレメン。信じられるか」
「……お前達二人でか」

 始めて聞いたエルザの話にびっくりとなったエレメンに、アズガンがまた呟いた。
「マジにあの時は、ドレイブルの城が壊れると思った」

「それが本当ならすごいな。どう……やってエルザを治めたの?」

「エルザに話したのはシオレーネの事だった。そのシオレーネが寄って行ってエルザの頬を引っぱたいて、あっけなく止まった。シオレーネはドレイブル城を救ってくれたんだよ。そんで…… 俺とベルネットの命もな」

 アズガンが懐に手を入れたのは、しまったエルザの手紙をまた取り出そうとしているようだった。けれど心なしか手がかすかに震えている。
「シオレーネの話が、シオレーネが城を出て行くってその事を、エルザがどうしても承知しなかったんだ」

「彼女は乳母の役目が終わって、自分の家に帰ったんだったなあ。その時の事だったのか」

「……シオレーネが暴れるエルザを止めに入ったのは、俺のある言葉を聞いてからだ。俺は今、あの子を悪魔の種子と言ってしまったな……」

 アズガンはエレメンから視線を切ると、手紙を開いてうつむいた。そして書かれている可愛い子供の字を見ながらうめくように言った。
「俺はエルザの力に思わず恐怖から言ってしまった。まだ三歳の泣きじゃくって……自分の力に無自覚なあの子に……まるで悪魔みたいだって……」
 吐き出すような声で、アズガンは目を閉じてしまった。

「エルザはあの後に倒れるように眠って、起きたら力を暴発させた前後の事を覚えていない」
 
 ギュッと目を閉じて、アズガンはその時の光景を瞼に浮かばせているようだった。そして噛みしめるように言葉を口にした。

「でも俺は自分の口から出したあの子への言葉を忘れる訳にはいかない。……魔法を発動させた時のあの子の姿も……忘れられない」

「それを気にしているのか」
「ああ。あの子は、こんなに俺の事を慕って何年も帰りを、俺の無事を心配してくれているってのに」

 アズガンの切ない、とエレメンに見えた表情は、自分を責めていた物だった。
「本当の悪魔なのは俺だ。十代の時から戦場で数えきれない人の命を奪い、何が英雄だ。俺の殺したブリアントの兵士にだって家族はいるだろう。小さな子供だっていただろう」

 戦場では鉄面皮を装い、部下や他の諸侯の前では見せた事の無い、長い付き合いのエレメンも初めて見るライオンの胸の内だった。

「エレメン。ベルネットは俺の仕事、生まれ持った役割を理解してくれている。けれどエルザには、いったいどんな顔で俺は会ったらいいんだ。お前が無垢に慕って待っている父親は、心の奥でお前の力を恐れているって、あの力は悪魔の物じゃないかって……今も確かに疑っていると」

 エルザの体にある聖痕。それはウイチカの印と呼ばれる、生まれ持って高魔導力の資質を持つ子供に現れる物と言われていた。医者のエレメンが見ても普通の痣とは違う。事実エルザは魔法の素質を持つ同じ歳の他の子供とは比較にならない、並外れた高魔導力をベルネットや城の者の前で幾度となく見せていた。

 ウイチカの子供の頃って…… 。みんな、そんなすごい力をすでに持っているものなのか。
 考えてみたがエレメン自身も実際に大人のウイチカにすら会った事がない。
 目にする魔導師ではベルネットがジェレネスタ(ウイチカに次ぐ女性上級位魔導師)だが、彼女の魔法を見ていて、すごいとは感嘆しても恐ろしいとは感じた事がない。

 しかし……ベルネットの使う洗練された、おそらく他人に見せる時のための魔法だが、あれがもし、暴力的に用いられたなら、ベルネットのような自分を厳しく律して、高度な修行と勉強の末に獲得した魔法が逆に、他人を攻撃するのに用いられたら…… 。

 ドレイブル軍を筆頭に最強騎馬軍団を幾多と擁するアクシュガルだが、今度の東の軍事国家を国境線での戦いではアズガンらの活躍で押し込むものの、一方的に圧倒しきれない理由に、相手国に精強な魔法兵団が極秘に形成されていた事実があった。

 この得体の知れない魔法兵団が一年ほど前に突然現れると、アクシュガル軍の東の国の内部への進攻に立ちはだかり始めていたのである。まだ数はそれほどいない相手だが、戦力差でごり押すのをアクシュガル軍はためらっていた。

 先んじて敵新兵団の情報を集めよ、とのアクシュガル王からの命令があったからだが、今のアクシュガル軍には、相手の魔導兵に対する知識も対策も、昔に自分達が用いていたそれらの記憶を頼るしかないのが現状だった。

 それらの記憶と言うのは、魔導師を戦争に使っていたのは昔はアクシュガルら西の国だったからだ。
 かってアクシュガルにも騎兵団と対をなして、魔導師の軍のある時代があった。

 アクシュガルの魔導師兵は決戦兵器として戦場に降り立ち、短い間にそれら小部隊だけで、文字通りに戦況を決めてしまうほどの破壊的戦力だったが、絶えて久しく今は無い。

 普通の兵士や馬のようには、高能力魔導師は個人の素質に頼りすぎて数を揃えられない。戦った魔導師達が自らで力を封印してしまった。魔法を戦争に使い自滅した。いろいろと言われるが、アクシュガルや西の国から魔法軍の消えた本当の理由は分かっていなかった。

 一つ確実に言えるのは、世界中の国で魔導師、特に高能力魔導士の出現が、この百年足らずで極端に減ってきているという事だった。その理由も分かっていない。

 最後に戦場に出たウイチカ(女性賢魔導士)は二十年前とされるが、この者が同時にアクシュガル最後のウイチカともされている。それ以前にマリンウイザード(男性最上位級魔導師)もいなくなっていた。

(ベルネットですらウイチカではない。けれど彼女ほどの魔導師が何十人、いや五人もいれば普通の人間の兵士で、たとえドレイブル軍でも被害は甚大な物になる気がする。そのベルネットが娘にしたエルザにはウイチカの印が……)

 アズガンはエルザの三歳の時の話しかしなかったが、もしやこの戦争の最前線で敵の新しい魔導師部隊と接したのだろうか。だとしたらアズガンが、幼くてもエルザの計り知れない魔法力に、改めて脅威を覚えてしまっても不思議ではない気がエレメンにはした。エレメンはベルネットの言っていた言葉も、ふと思い出していた。

「私はジェレネスタが限界でしたが、ジェレネスタとウイチカではまた天と地ほどの力の開きがあるのです」
 


「アズガン。ウイチカやマリンの事は今の俺達には分からない事だらけで、ウイチカの印を持って生まれた子供の発見も国内ではほぼ二十年ぶりだ。そしてその子は、お前とベルネットの子供になった」

「アクシュガル最強の将軍と、当代最高の女性魔導師の娘にね」

「エレメン。ベルネットはあの子を恐れていない。子供の出来ない俺達に天が授けてくれた賜り物だと本気で信じている。シオレーネも、男の俺が一番情けない」

 四年前から始まった今度の東方征伐戦争も、敵の新兵団の出現もありながら、アクシュガルが攻勢のうちに停戦の会談がお互いの王家同士で始まり、最前線にいたアズガンのドレイブル軍が、いったんアクシュガルに引き返される事になった。だからアズガンは三年以上ぶりに自分の城に帰ろうとしている。


「エルザの魔法の袋は今ベルネットの力で封印されている。ベルネットは大丈夫だと言うが」

「俺はあの時恐ろしかったが…… それでも俺はあの子を愛しているんだ。しかし手を人の血で汚した俺があの子に触れて、そんな俺があの子を…… また抱き上げる事を神はどう思うだろう。あの子は俺が出て行った時と同じ顔で出迎えてくれるかなあ」

 アズガンがドレイブル城を三年前に出発して三年。エルザは三歳から六歳になっている。手紙を読みながらアズガンは、表情がすっかり優しく戻っていた。

 呟いてきたアズガンにエレメンがしばし考えて答えた。
 「血は繋がっていなくても、エルザはお前を父親に選んだんだよ。もし本当にエルザが将来ウイチカ級の魔女になるとしたら、受け止めきれるのはライオンのお前くらいのものだ」

 エレメンはそのいかつい顔を見ながら小さい頃のアズガンを思い出していた。彼は体はすでに大きかったが、気が優しくて泣き虫で、周囲の子供に攻撃されても反撃も出来ない、アズガンは実はいじめられっ子だったのだ。

「アズガン、お前が戦って国を守ってくれるから、俺や、俺達の家族、友人。他のアクシュガルの大勢の子供達も救われているんだ。その事実も忘れるなよ。この戦争でお前は王の要請を受けて一番厳しい戦線に回されたが部下を率いて勝ち続けて生き延びて来た。やらなきゃやられる状況でそれは敵も一緒だ。自分の手が汚れたとか言うな」

「ベルネットも…… 。大きくなっているエルザもお前が無事に帰るのを信じて待っているんだぞ」
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