悪とのたたかい

第1話 均衡

2320年 世界は再び 今まで平穏な世界情勢が崩れ始めた
ドイツ第四帝国が人民中国と相互防衛条約を締結 
翌年 12月 ドイツ第四帝国 皇帝 ランハルト ヒットラーと人民中国主席 黄 作霖 と大韓帝国の 李 康公 皇帝とドイツのハンブルクで会談が行われ 独中韓三国同盟が結ばれた

2322年1月19日
この動きに対し オーストラリアのダーウィンで 秘密裏に日英米仏豪加の首脳が会合 
日本は米国と後に日米同盟の締結の約束、英国は数週間後に日英同盟を復活させ 豪海軍は由良と佐世保に停泊させ 相互防衛を行うことを約束した 


その後 約束通りに日本の航空自衛隊日高基地には米国のF109高性能戦闘機、豪からはPＧ-39哨戒機が到着し 呉基地には米 第6護衛海軍が停泊した
また 加も状況によって 加陸海軍を日本支援のため派遣する用意があると発表した。

コレに対し 人民中国と大韓帝国は反発 非難する声明を発表 さらに日本の与那国島が人中(人民中国)の戦闘機により 攻撃を受けた

そして 安保理で 人民中国に軍事制裁を行うと全員一致で可決
ただし、常任理事国である日本は当該国であるため自主的に棄権した 

そして 人民中国はこの攻撃を否定 逆に日本を非難し、
報道官が「日本はまたどうせ遺憾としか言わないだろう」と発言 世界中で話題になった

コレに対し 日本政府 三井首相は 安保理の軍事制裁の中止を求め 人民中国に対して「今後このようなことがあれば 我が日本は全力で人民中国をたたきつぶす」と公言

前 野鳩政権は人民中国の傀儡といわれ 国民を失望させていた
だから この三井の公言は 国民からの絶大なる支持を受けた 


結局 人民中国はこの攻撃を軍のせいだと認め 謝罪と損害賠償日本円で15兆円を払った。


それから 平穏な日が続き 2323年 衆議院総選挙の時 三井は【国家高度繁栄計画】を打ち出し 「防衛力の強化」「経済活性化」「税金の減税」「世界の平和構築」を発表

結果 三井ガ総裁を務める 日本愛国党が圧勝 2番目に票が多かったのは 自由民主改革党であった

国会で三井は首相に選ばれ  国家高度繁栄計画を実行すると宣言し 第2次三井内閣がスタートした