最悪のシナリオ

大石 弥三郎

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第1話 始まり

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2025年 9月中頃
当時は志田政権
志田政権は2024年から始まった
志田政権は 自衛隊解体を宣言
絶対に自衛隊を戦地に送らないと宣言した
自衛隊を解体に動き出そうとしたその矢先

9月26日 午前03時00分
対馬
10隻の人員輸送艇と3隻の中型揚陸輸送艦が海岸に上陸した

海岸での自衛隊の演習がよくあるが
事前通告されていないから
近くの住民が様子を見に行くと
数人の銃を持った兵士がこちらに向けて発砲

その住民は逃げ切れたものの
別の住民は銃声が聞こえたため
警察に通報 駆けつけた警察官が負傷してしまう事態が起きた

そして午前03時30分
韓国 日本に宣戦布告した
対する日本は応答せず対応に困っていた 

一方、対馬に上陸した韓国軍はさらに内陸部へ進撃 警備隊は不意を突かれ苦戦し 後退を余儀なくされ
島の8割が占領され 進撃は止まった

さらに、国会前では開戦派と反戦派が衝突 
反戦派は刃物などを使用して 開戦派を圧倒 開戦派は鎮圧されてしまった

官邸対策室
北防衛相
「総理 自衛隊はまだ解体を始めていないため 戦力的には米国と同レベルです。すぐに奪還をすべきかと…」

志田総理
「しかし 世論は反戦だぞ 現に国会前は反戦派のデモで埋め尽くされている」

それから数分間揉み合い同然紛糾し

志田総理
「自衛隊は派遣しない 出て行け 北よ」

北防衛相は辞職届けを出して去っていった

そして 韓国が日本の外務省に対馬国有化を通告

日本政府は手がさせない状態だった

だが、その時、アメリカ経由で日本民政党の総裁 米内 涼介が韓国を訪問 話し合いにより 対馬から韓国軍が撤退した。

その後 2026年 5月
志田内閣不信任案が可決
衆議院が解散され 選挙となった

結果は米内率いる 日本民政党と明民党が与党となり、即座に米内内閣が組閣された

米内は 前政権の反省を踏まえて
自衛隊を国防軍に改変 陸海空軍を持つが 有事には統合して たたかう統合国防軍となった

国防に関しては 機密を徹底され 日本は第1空挺団や海兵隊をなくすと公に説明した

そして 米内内閣の組閣とは裏腹に
日本では 社会労働党の支援団体や革マル派が動き始めていた
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