ディミオルゴ=プリェダーニエ

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第5話『落石注意報』

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「…俺…走り屋になろうかな…」
「え!?」

次の日、藤野とうふ店にロクハチの修理の為によった俺は拓馬から衝撃発言をされた。

「…なんか…俺…頂点に立つドライバーになりたいんだ」
「…頂点か……大きく出たな!…じゃあ、頂点になれるようにロクハチを修理するぜ!!」










「…これでよし!」

俺はロクハチのメンテナンスをし終えた。

「…ありがとう…」
「……これから頑張れよ!…それじゃ」
「…ああ!」

俺はそのまま藤野とうふ店を後にしようとした………ちょっと待て。そういえば俺は神田神社に行かないといけないんだ!…だが、そんな時、俺はある考えが浮かんだ。



「…どうしたの…?」
「…なぁ……」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




ブロロロ…


俺は拓馬の運転するロクハチに乗って神田神社のある神田山の旧道の入り口に来た。降りて道を確認するが道はもはやギリギリ通れる程の半ば獣道と化していた。道路はかろうじて見える程度だ。

「…できそう?」
「……まぁ…やれるだけやってみるよ」

俺はあのレースで見た拓馬の神がかりな運転技術を見込んで拓馬の運転するロクハチに乗ってこの旧道を通り神田神社に行くという作戦を思いついた。一人で行けとは言われなかったからな!

「…じゃあ、行こうか。シートベルトしっかり付けて…」
「ああ!」

俺は再び乗ってシートベルトを着けた。

「…多分スピードかなり出すからあまり喋らない方がいいよ」
「ああ、分かってるよ!」

そして、ロクハチは勢いよく発車した。


ブロロロロロッ!


やはり木々が生い茂っており、葉っぱが落ちてきている。あと数mでこの森は抜けるが、ここからが問題だ。


キキーーッ!


ロクハチが止まった。ここからは落石が落ちてくる道だ。

「…ここが落石ゾーンか」
「落石に当たったらお陀仏だ……どうすんだ」
「……さっきのように走りきる」
「…お前を信じてるぜ!」
「ああ!」

拓馬は再びアクセルを踏み、発車した。そして早速落石が真上に落ちてきた。


ブロロッ!!


ドゴォォン!


一つ目のカーブをドリフトで曲がり、落石を避けた。これ結構怖いな……


キュルルルッ!!


二つ目も華麗に曲がった。だが、ここからだ。この先から落石は多くなる。

「…このまま走る!」

拓馬はさらにスピードを上げた。


ドゴォン!

ドゴォォン!


落石を避けていき、最後のカーブに差し掛かった。


キュルルルルルッ!!!


最終カーブも見事にドリフトで曲がった。そして、旧道を進んで行き……







「……着いた!!」

俺と拓馬は神社に到達した。駐車場にロクハチを止め、俺たちは降りた。

「…すげぇよ!拓馬!あの旧道を越えるって!しかもロクハチで!」
「……ありがとう…」

俺たちは神田神社に行き、お参りをした。


「じゃあ…帰るか!今度は普通の道でな!」
「…ああ」
「…見てたぜ…拓馬」」

向こうから数人の男がやってきた。

「…高倉さん…」
「誰だ?」
「……昔バトルした人だよ。高倉浩介さんと弟の宗介さんだ」
「…今日はリベンジに来たわけでは無い。お前をスカウトする為に来たのさ」
「スカウト…?」
「…アニキ、やっぱ拓馬は入ってくれないだろ…」

話を聞くと、浩介をリーダーに一年限定で関東制覇を目指すらしい。そして、拓馬が抜擢されたようだ。そのグループの名前は[プロジェクトK]らしい。

「…入ります」
「え!?」
「なんか…直感的に入った方がいい気がして……それに、俺も頂点めざしてますから…」
「…そうか」
「それじゃあ…これからよろしくお願いします…」










ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「ということで、参拝もした来たぜ!」
「…まさかあの旧道を越えるとはな…大したものだ」
「だろ!?」
「ああ……あの拓馬という青年。あの青年は凄い才能を秘めている」
「…拓馬のことか…!…ま…まぁ…拓馬のおかげだけど…」

あの時に見てたのかよ!

「だが…一つ目のお題はクリアしたことに変わりはないぜ!」
「それじゃあ、二つ目だな」
「…ああ、銃の作成か」

銃…現代が生んだ最強に等しい武器だ。あれは製作が難しいが…


「…車を作って大体細かい工作もできるようになったからな!」
「…ほう」
「早速銃!作ってやるぜ!!!」








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