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第27話『再開と共闘』
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「…駄目だぁ!!」
あれ以来、刺客は来ず、俺は一向に手掛かりが見つからなかった。だから俺は馴染みのカフェで苦悩していた。そんな時、俺の横を通った人物がいた。
「…あれ?」
「おお!お前!」
俺の知り合いだ。偶然出会った。
「…あれ以来どうだ?」
「……なかなか上手くいかなくてな」
この男の名はジェイ。数年前まで行方不明で死人扱いされていた。話せば長くなるから、ここでは割愛しておこう。だが、機会があればあの時の詳しい話も聞きたいな。
「…俺もだ…所で…アリスは元気か!」
「……うん」
ジェイの横から少女が出てきた。この子もその時の関係者だ。ジェイとアリスは俺の前に座った。
「…相変わらずで安心したぜ。お前と会うのは久々だな」
「ああ、そうだな。あの鎌、大事に使ってるか?」
「勿論、少々血生臭くなってる所を除けばだが」
ジェイの行方不明の原因は政府が関係していたらしい。それ以来ジェイは裏社会に入り浸り、行方不明事件関係者を殺しまわってるらしい。俺はコイツとは幼馴染の仲だ。だからコイツの持っていた殺人用の鎌を改造してやった。
「お前…絶対警察に捕まんなよ…俺も逮捕されるからな」
「はは!…捕まっても出てきてやるよ!」
「…お前はそういう奴だったな」
「うまうま…」
「あ!おいアリス!俺の昼飯食うんじゃねえ!!」
「お前その見た目でパフェが昼飯って!」
「笑うな!!」
アリスがジェイのパフェを頬張っている。ジェイも必死に止めていた。俺はそれを見て笑った。
「つーか聞いてくれよ」
俺は今までの経緯を話した。
「マジか……デモニオ…何処かで聞いたことがあるような…」
「ジェイ…デモニオって…あのう…」
アリスが何か話そうとした。そんな時だった
「…トシジ…」
「え?…何すか?」
バッ!
「うご!?」
俺は同い年くらいの青年に話しかけられ、そのままいきなり首を掴まれた。
「テメェ!」
ドガッ!!
「………ッ」
青年はジェイの蹴りを食らって首から手を離した。
「げほッ!げほッ!」
「いきなり何すんだテメェ…!」
「トシジ…お前を殺す」
「…はぁ…!?…まさかデモニオの差し金か!?」
「コイツが!?…刺客ってやつか!」
俺とジェイが構える。すると青年は逃げ出した。
「何処行くんだぁ!!!」
ジェイは追いかけていった。
「…これ!…代金!」
俺も代金を払い、アリスを背中に乗せて全速力でジェイを追いかけた。
「…クソが!……ちょこまか逃げやがって」
俺とジェイは青年の入った廃ビルに着いた。
「…だが、ここにいるはずだ」
「ああ、入ろうぜ。アリスは待ってろ」
「…分かった」
俺とジェイは中に入っていった。中はとても荒れている。そして、非常階段から音がした。
「…非常階段だ!」
「逃すか!」
俺とジェイも青年を追いかけるように非常階段を駆け上がった。
「………」
「やっと追い詰めたぜ!」
「…お前は何者だ。デモニオの仲間か?」
「……いやはやここまでついてきてくれてありがとう。トシジ」
「……」
「攻撃すればお前が追いかけてくると思ってここまで誘導したんだ」
「だからどうした?…お前は逆に墓穴を掘ってんだぜ!」
ジェイが笑いながら言った。
「いや?…墓穴を掘ったのは…お前らの方だ」
すると青年は青年は地面に手を置いた。
ドドドドド…
ビルが揺れ始め、床に亀裂が走った。
「なんだぁ!?」
「これは…」
明らかに人間業では無い。コイツ…悪魔か!?…そして、亀裂で床が壊れ始めた。だが、その瓦礫は青年の周囲を漂っている。
「…俺は7番目のタロットカード《戦車》の能力を持つ。原田だ…」
「タロットカード…能力…」
クソ…デモニオめ…能力だと?…一体タロットカードの能力とは…
「おい!来るぞ!」
青年が立ち上がり、両手をあげた。
「…お見せしよう、戦車の力を」
青年が手を俺たちの方へと向けた。すると周囲の瓦礫がこちらに飛んできた。
「うお!?」
ドガッ
ガゴッ
「戦車の能力は…周囲の岩や石を操ることができる」
「なんだよ…超能力じゃねぇか!」
そして、青年は岩をまとめた。
「まずい!…でかい攻撃が来る!…一旦逃げよう!」
「クソが!」
俺はジェイを引っ張って非常階段を急いで降りた。
ドガァァァァァンッ!!!
「………ッ!!」
上で大きな轟音がした。俺とジェイは屋上よりも5階下に避難していた。
「…あの岩を操る能力…厄介だな」
「アレをどうにかしねぇと」
「…ん?」
俺の近くには工業用の工具があった。まだ使える。
「ジェイ…もしかするとどうにかなるかもしれないぞ」
「…マジか!?」
「…逃げ出したと思ったが…」
「逃げてねぇよ、これを作ってたんだ!」
「…駄目だぁ!!」
あれ以来、刺客は来ず、俺は一向に手掛かりが見つからなかった。だから俺は馴染みのカフェで苦悩していた。そんな時、俺の横を通った人物がいた。
「…あれ?」
「おお!お前!」
俺の知り合いだ。偶然出会った。
「…あれ以来どうだ?」
「……なかなか上手くいかなくてな」
この男の名はジェイ。数年前まで行方不明で死人扱いされていた。話せば長くなるから、ここでは割愛しておこう。だが、機会があればあの時の詳しい話も聞きたいな。
「…俺もだ…所で…アリスは元気か!」
「……うん」
ジェイの横から少女が出てきた。この子もその時の関係者だ。ジェイとアリスは俺の前に座った。
「…相変わらずで安心したぜ。お前と会うのは久々だな」
「ああ、そうだな。あの鎌、大事に使ってるか?」
「勿論、少々血生臭くなってる所を除けばだが」
ジェイの行方不明の原因は政府が関係していたらしい。それ以来ジェイは裏社会に入り浸り、行方不明事件関係者を殺しまわってるらしい。俺はコイツとは幼馴染の仲だ。だからコイツの持っていた殺人用の鎌を改造してやった。
「お前…絶対警察に捕まんなよ…俺も逮捕されるからな」
「はは!…捕まっても出てきてやるよ!」
「…お前はそういう奴だったな」
「うまうま…」
「あ!おいアリス!俺の昼飯食うんじゃねえ!!」
「お前その見た目でパフェが昼飯って!」
「笑うな!!」
アリスがジェイのパフェを頬張っている。ジェイも必死に止めていた。俺はそれを見て笑った。
「つーか聞いてくれよ」
俺は今までの経緯を話した。
「マジか……デモニオ…何処かで聞いたことがあるような…」
「ジェイ…デモニオって…あのう…」
アリスが何か話そうとした。そんな時だった
「…トシジ…」
「え?…何すか?」
バッ!
「うご!?」
俺は同い年くらいの青年に話しかけられ、そのままいきなり首を掴まれた。
「テメェ!」
ドガッ!!
「………ッ」
青年はジェイの蹴りを食らって首から手を離した。
「げほッ!げほッ!」
「いきなり何すんだテメェ…!」
「トシジ…お前を殺す」
「…はぁ…!?…まさかデモニオの差し金か!?」
「コイツが!?…刺客ってやつか!」
俺とジェイが構える。すると青年は逃げ出した。
「何処行くんだぁ!!!」
ジェイは追いかけていった。
「…これ!…代金!」
俺も代金を払い、アリスを背中に乗せて全速力でジェイを追いかけた。
「…クソが!……ちょこまか逃げやがって」
俺とジェイは青年の入った廃ビルに着いた。
「…だが、ここにいるはずだ」
「ああ、入ろうぜ。アリスは待ってろ」
「…分かった」
俺とジェイは中に入っていった。中はとても荒れている。そして、非常階段から音がした。
「…非常階段だ!」
「逃すか!」
俺とジェイも青年を追いかけるように非常階段を駆け上がった。
「………」
「やっと追い詰めたぜ!」
「…お前は何者だ。デモニオの仲間か?」
「……いやはやここまでついてきてくれてありがとう。トシジ」
「……」
「攻撃すればお前が追いかけてくると思ってここまで誘導したんだ」
「だからどうした?…お前は逆に墓穴を掘ってんだぜ!」
ジェイが笑いながら言った。
「いや?…墓穴を掘ったのは…お前らの方だ」
すると青年は青年は地面に手を置いた。
ドドドドド…
ビルが揺れ始め、床に亀裂が走った。
「なんだぁ!?」
「これは…」
明らかに人間業では無い。コイツ…悪魔か!?…そして、亀裂で床が壊れ始めた。だが、その瓦礫は青年の周囲を漂っている。
「…俺は7番目のタロットカード《戦車》の能力を持つ。原田だ…」
「タロットカード…能力…」
クソ…デモニオめ…能力だと?…一体タロットカードの能力とは…
「おい!来るぞ!」
青年が立ち上がり、両手をあげた。
「…お見せしよう、戦車の力を」
青年が手を俺たちの方へと向けた。すると周囲の瓦礫がこちらに飛んできた。
「うお!?」
ドガッ
ガゴッ
「戦車の能力は…周囲の岩や石を操ることができる」
「なんだよ…超能力じゃねぇか!」
そして、青年は岩をまとめた。
「まずい!…でかい攻撃が来る!…一旦逃げよう!」
「クソが!」
俺はジェイを引っ張って非常階段を急いで降りた。
ドガァァァァァンッ!!!
「………ッ!!」
上で大きな轟音がした。俺とジェイは屋上よりも5階下に避難していた。
「…あの岩を操る能力…厄介だな」
「アレをどうにかしねぇと」
「…ん?」
俺の近くには工業用の工具があった。まだ使える。
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「…マジか!?」
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「逃げてねぇよ、これを作ってたんだ!」
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