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第31話『神託』
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「…まぁ…なんとか知性は戻せたから良かったが…」
「…すいません…」
「馬鹿か!?…あの水は相当な覚悟を持ってして飲まないと駄目なんだぞ!?…馬鹿か!?」
「うっせー!…馬鹿馬鹿言うな!…馬鹿!」
俺はテオスに注意されている最中に突っかかったザインと言い合いをしていた。
「静かにしろ」
「すいません…」
ピンポーン!
その時、インターホンが鳴った。俺が玄関を開けるとそこには
[こんにちは!お兄さん!]
「ゲッ!」
この子供たちは…ミクとミカ……テオスに俺が暴走してた時にこの子供たちのことを聞いたが…
「…な…なんのようだ」
《僕たちはお兄さんを気に入りました!…なのでこれからお兄さんだけと遊びます!》
[お兄さんの家の近くに住むことになったしね!]
「…ちょっと待て…ってことは俺はお前らに常に殺されそうになるってことか…!?」
[…はい!]
《あの後調べたら僕たちがしてたなって殺人ってものらしいね》
「調べたのなら分かるだろ…?…殺人駄目だよ!」
ミクとミカはきょとんとしながら口を揃えて言った。
[何故…駄目なの?》
「…トシジ、この子供たちは幼い頃から殺人をしている。普通の倫理観は通用しないぞ」
「えぇ…」
《ということで!これからよろしくね!》
知り合いに厄介なのが増えたな…そう思っていた時
「…トシジを殺すだとぉ…?……んなことしたら俺がぶっ殺す!」
ミカとミクの後ろにジェイとアリスが立っていた。
[…君が…?]
《僕たちを殺すって?》
「ああ!」
[…無理だよ…!…君みたいな冷酷で狂ってる殺人鬼は!]
「るせぇ!…つーかお前らも充分狂ってる殺人鬼だろ!」
ジェイとミカとミクは言い争っている。
「…お前も大変だな」
「うん…ジェイは少し頭が弱いから…」
「聞こえてんぞ!アリス!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「…フードの男?」
「ああ、俺とアリスが歩いてたらお前のこと聞いてきてよ」
ジェイは俺のことを探っているフードの男のことを伝えに来たようだ。
「…もしかしたらタロットカード使いかもな」
「それだとしたら俺がぶっ殺してやんよ!」
「…殺したら駄目だよ…」
そんな時、扉の開く音が聞こえた。
「…やぁ!」
「!!」
そこには白い髪の少年が立っていた。
「テメェは!!!」
「うわ!ジェイ…いたんだ」
「この子は…」
「コイツがタロットカードを渡してる奴だ!」
「何!?」
この少年が…しかしデモニオでは無い。仲間なら情報を聞き出せる…
「…なんか僕が悪者みたいな空気だね…」
「違うのか?」
「ジェイにも言ったけど僕は善意でタロットカードを渡してるだけだよ!」
ジェイがいつも持ち歩いている鎌を突きつけられて少年は焦りながら言った。
「…実は…タロットカード使いのことで話したいことがあるの!」
「…なんだと?」
「…ひとまずみんな武器をしまってくれない?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「…タロットカード…人ならざる能力を引き出すカード。僕はそれの製作者なんだ」
「君が…」
少年はポケットからカードを取り出した。
「…ここにあるのは、死神と悪魔、制約のタロットカード。僕の手持ちはこれだけだね」
「…タロットカードは全部で22枚だ。ってことは敵は戦車を除いて18人ということになる」
「そのことなんだけど…君達の敵は多分6人だよ」
「え?…どういうことだ」
少年は少し暗い顔つきになり、答えた。
「…タロットカード使いを操っている者がいる。恐らくデモニオ君だろうね」
「…君の仲間じゃないのか?」
「違うよ?…僕がタロットカードを持っているのを知っているから僕がタロットカードを渡したあとその人を洗脳してるんだ。6人は操られてて他の13人は正常だった」
「…けどよぉ…それだったらなんでデモニオはお前を狙わないんだ?お前からタロットカードを奪うべきだろ?」
「…奪えないからじゃない?」
「どうして?」
少年は少し上を見たあと俺の目を見て言った。
「…君達で言うところの神だからね、奪える筈ないよ。一枚は盗まれたけど」
「んだと?…神…」
いきなり何を言いだすんだ…
「神だとぉ…?…お前みてーなガキが?…紙の間違いじゃねぇか!?はは!」
「証明しようか?」
「や…やれるもんならな!はははは!」
ジェイは爆笑しながら言った。
「…はぁ…」
《大変です!…突如出現した超巨大台風が関東地方に接近しています!》
「…は…は…偶然だろ…」
少年がため息をつくとテレビが緊急放送に変えられ台風の中継がされた。
パチンッ
少年が指を鳴らすとテレビに映っていた台風は消えた。
《な…台風が突然消えました!…これは何かの前触れなのでしょうか…》
「……」
「信じてくれた?」
「ああ…ああ…マジかよ…」
ジェイはかなり動揺している。少年は改めて俺に言った。
「…それで…実はデモニオを止めて欲しいんだ。そしてタロットカード使いを助けてほしい!神からのお願い!」
「…ま…まぁ…神からのお願いだったら仕方ねぇなぁ!」
「ありがとう!…それじゃあ、今回は顔合わせってことで、明日また改めて来るよ!」
少年は満遍の笑みでお礼を言って部屋を出ていった。
「…神に…タメ口で話してもバチ当たらないかな…」
「……だ…大丈夫だろ…」
その後、俺たちはあまりの非現実的な出来事を体験して一時間くらい動けなかった。
「…まぁ…なんとか知性は戻せたから良かったが…」
「…すいません…」
「馬鹿か!?…あの水は相当な覚悟を持ってして飲まないと駄目なんだぞ!?…馬鹿か!?」
「うっせー!…馬鹿馬鹿言うな!…馬鹿!」
俺はテオスに注意されている最中に突っかかったザインと言い合いをしていた。
「静かにしろ」
「すいません…」
ピンポーン!
その時、インターホンが鳴った。俺が玄関を開けるとそこには
[こんにちは!お兄さん!]
「ゲッ!」
この子供たちは…ミクとミカ……テオスに俺が暴走してた時にこの子供たちのことを聞いたが…
「…な…なんのようだ」
《僕たちはお兄さんを気に入りました!…なのでこれからお兄さんだけと遊びます!》
[お兄さんの家の近くに住むことになったしね!]
「…ちょっと待て…ってことは俺はお前らに常に殺されそうになるってことか…!?」
[…はい!]
《あの後調べたら僕たちがしてたなって殺人ってものらしいね》
「調べたのなら分かるだろ…?…殺人駄目だよ!」
ミクとミカはきょとんとしながら口を揃えて言った。
[何故…駄目なの?》
「…トシジ、この子供たちは幼い頃から殺人をしている。普通の倫理観は通用しないぞ」
「えぇ…」
《ということで!これからよろしくね!》
知り合いに厄介なのが増えたな…そう思っていた時
「…トシジを殺すだとぉ…?……んなことしたら俺がぶっ殺す!」
ミカとミクの後ろにジェイとアリスが立っていた。
[…君が…?]
《僕たちを殺すって?》
「ああ!」
[…無理だよ…!…君みたいな冷酷で狂ってる殺人鬼は!]
「るせぇ!…つーかお前らも充分狂ってる殺人鬼だろ!」
ジェイとミカとミクは言い争っている。
「…お前も大変だな」
「うん…ジェイは少し頭が弱いから…」
「聞こえてんぞ!アリス!」
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「…フードの男?」
「ああ、俺とアリスが歩いてたらお前のこと聞いてきてよ」
ジェイは俺のことを探っているフードの男のことを伝えに来たようだ。
「…もしかしたらタロットカード使いかもな」
「それだとしたら俺がぶっ殺してやんよ!」
「…殺したら駄目だよ…」
そんな時、扉の開く音が聞こえた。
「…やぁ!」
「!!」
そこには白い髪の少年が立っていた。
「テメェは!!!」
「うわ!ジェイ…いたんだ」
「この子は…」
「コイツがタロットカードを渡してる奴だ!」
「何!?」
この少年が…しかしデモニオでは無い。仲間なら情報を聞き出せる…
「…なんか僕が悪者みたいな空気だね…」
「違うのか?」
「ジェイにも言ったけど僕は善意でタロットカードを渡してるだけだよ!」
ジェイがいつも持ち歩いている鎌を突きつけられて少年は焦りながら言った。
「…実は…タロットカード使いのことで話したいことがあるの!」
「…なんだと?」
「…ひとまずみんな武器をしまってくれない?」
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「…タロットカード…人ならざる能力を引き出すカード。僕はそれの製作者なんだ」
「君が…」
少年はポケットからカードを取り出した。
「…ここにあるのは、死神と悪魔、制約のタロットカード。僕の手持ちはこれだけだね」
「…タロットカードは全部で22枚だ。ってことは敵は戦車を除いて18人ということになる」
「そのことなんだけど…君達の敵は多分6人だよ」
「え?…どういうことだ」
少年は少し暗い顔つきになり、答えた。
「…タロットカード使いを操っている者がいる。恐らくデモニオ君だろうね」
「…君の仲間じゃないのか?」
「違うよ?…僕がタロットカードを持っているのを知っているから僕がタロットカードを渡したあとその人を洗脳してるんだ。6人は操られてて他の13人は正常だった」
「…けどよぉ…それだったらなんでデモニオはお前を狙わないんだ?お前からタロットカードを奪うべきだろ?」
「…奪えないからじゃない?」
「どうして?」
少年は少し上を見たあと俺の目を見て言った。
「…君達で言うところの神だからね、奪える筈ないよ。一枚は盗まれたけど」
「んだと?…神…」
いきなり何を言いだすんだ…
「神だとぉ…?…お前みてーなガキが?…紙の間違いじゃねぇか!?はは!」
「証明しようか?」
「や…やれるもんならな!はははは!」
ジェイは爆笑しながら言った。
「…はぁ…」
《大変です!…突如出現した超巨大台風が関東地方に接近しています!》
「…は…は…偶然だろ…」
少年がため息をつくとテレビが緊急放送に変えられ台風の中継がされた。
パチンッ
少年が指を鳴らすとテレビに映っていた台風は消えた。
《な…台風が突然消えました!…これは何かの前触れなのでしょうか…》
「……」
「信じてくれた?」
「ああ…ああ…マジかよ…」
ジェイはかなり動揺している。少年は改めて俺に言った。
「…それで…実はデモニオを止めて欲しいんだ。そしてタロットカード使いを助けてほしい!神からのお願い!」
「…ま…まぁ…神からのお願いだったら仕方ねぇなぁ!」
「ありがとう!…それじゃあ、今回は顔合わせってことで、明日また改めて来るよ!」
少年は満遍の笑みでお礼を言って部屋を出ていった。
「…神に…タメ口で話してもバチ当たらないかな…」
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その後、俺たちはあまりの非現実的な出来事を体験して一時間くらい動けなかった。
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