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第33話『塔の崩壊』
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「…やっと見つけた…!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「…森に入ったのはいいが、どうやって行こうか…」
俺は森の先の廃工場を目指して森を駆けていた。すると後ろで大きな音がした。
ゴゴゴゴ…
後ろでは見上げる程の高さの岩の巨人が立っていた。
「さらに大きくなってやがる!」
そして、巨人は歩きだした。
ドォォォン…
「うお!!」
一歩進んだだけであたりが揺れる。あんな奴に踏み潰されたら終わりだな…
俺は森を走り続けた。後ろからは巨人が追ってきている。だが、とても遅い。俺はかなり距離をとっているため揺れもこない。このままあの廃工場に行くぜ!
俺は【ワイヤーフック】を駆使して森を進んでいた。これなら揺れで滅速する心配もない。
「…見えた!」
森から出て、工場地帯が見えた。あの工場地帯は最近建設したものの地域によって反感を買ってしまいすぐに廃工場になってしまった場所だ。だから当然工業道具などもある。それであの巨人対策の武器を作ってやるぜ!
俺は工場地帯に入っていった。そして、その中にある一番大きい工場に入った。
「…やはり中は結構綺麗だな」
あまり荒れていない。しかもこの工場は発電施設もある。電気もつくだろう。俺がスイッチを押すと工場に明かりがついた。
「…ふむ…まだ動くのか」
普通はブレーカーが落ちてる筈だが…だがそれよりも武器を作らないと。
「…何か武器になりそうなもの…」
俺が工場のさらに奥へ入っていくとそこには大量の工具が打ち捨てられていた。
「これだ!」
俺は急いで武器製作に取り掛かった。その時、俺は背後から気配を感じた。
「…ッ!?」
振り返ると、そこにはフード付きのパーカーを着た男が立っていた。
「…まさか気付かれるとはな…」
「な…誰だ!?」
「…名乗る必要は無いな。お前こそ、あのデカブツの仲間だろ?…こんな場所にいるってことはよ」
「なんだと…?…俺はあの巨人を倒そうとしてんだ!」
すると男は少し黙ったあと、口を開いた。
「…そうか…お前もか…俺・も・だ・」
「…どういうことだ」
ズシィィィン…
「…話は後だ。俺はあのデカブツを倒したい。お前も倒したいんだろ?…なら協力しろ」
「…分かったよ」
俺は男の提案に動揺しながらも合意して協力することになった。
「……よし!」
「…これは…」
俺は鉄の柱の瓦礫で大きな杭を作った。
「…【アイアンブレイカー】と名付けるか。これを突き刺せば破壊できると思うが…問題はどうやって突き刺すかだ」
こんな太い杭、持ち上げるのさえ一苦労だが、これを勢いをつけて飛ばさないといけない。
「…それは俺に任せろ」
「え!?」
男は杭を軽々と持ち上げた。70kgはある杭だぞ…
「…すご…」
「これなら壊せるが…あともう2本作ってくれ」
「え?」
「…あのデカブツは身体に三つの支えがある。その支えは身体全体の重量を支えている、それ以外を攻撃したら何十本もいる。だが、そこを破壊すれば1発だ」
俺は何故そこまで弱点を知っているのかは分からないが俺は言われた通りもう2本作り始めた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「できたぞ!」
「よし、じゃあお前はあのデカブツを引きつけてくれ。俺が高台からこの【アイアンブレイカー】をデカブツ目掛けて投げつける」
「ええ!…マジかよ」
あの巨人を…か。正直怖いな…
「…分かった、絶対当てろよ」
「勿論」
ドシィィン…
大きな足音とともに巨人がやってきた。俺は巨人に見える位置に立っていた。あの男は工場の煙突に立っている…よく【アイアンブレイカー】を運べたな…
「おい!…俺はここだ!」
俺の声に反応したのこ巨人は俺を踏み潰そうと足を上げた。
「…足を上げたな…一つ目の支えが丸見えだぜ!」
すると、遠くから凄いスピードで【アイアンブレイカー】が飛んできた。
ドガァァァァァンッ!!
【アイアンブレイカー】は足の裏に命中した、その瞬間、巨人の下半身が命中した部分からどんどん崩れていっている。巨人はその場に座り込んだ。
「やったぞ!」
一つ目の支えは破壊したようだ。だが
ガシャァァァンッ!!
巨人は煙突目掛けて腕を払った。
「…おいおい…アイツ大丈夫か…!?」
「…危ねぇなぁ…もう少し煙突から降りるのが遅けりゃオダブツだったぜ。つかやっぱ20mの煙突から飛び降りたら痛ぇな」
巨人は今度は俺の方を向いて腕を振り下ろしてきた。
「うお!?」
ドガァンッ!
俺は間一髪避けたが、隣の工場がペシャンコになっている。
「…へへ…俺はまだ死んでねぇぞ!」
ドガァァァンッ!!
また杭が飛んできて今度は胸を貫いた。巨人はその場で動けなくなっている。すると再び杭が飛んできて
ドゴォォォンッ!
巨人の頭を破壊した。巨人はその場で大きな轟音を立てて倒れた。
「…やったか…?」
「……」
後ろから男が歩いてきた。すると大きな巨人の残っていた身体は崩れていき、中から橋本が出てきた。
「…うぅ…」
橋本はその場に倒れた。
「…まさか…この俺が…」
「………」
俺は気絶する前に目を見て橋本の記憶を読み取った。
「…やっと見つけた…!」
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「…森に入ったのはいいが、どうやって行こうか…」
俺は森の先の廃工場を目指して森を駆けていた。すると後ろで大きな音がした。
ゴゴゴゴ…
後ろでは見上げる程の高さの岩の巨人が立っていた。
「さらに大きくなってやがる!」
そして、巨人は歩きだした。
ドォォォン…
「うお!!」
一歩進んだだけであたりが揺れる。あんな奴に踏み潰されたら終わりだな…
俺は森を走り続けた。後ろからは巨人が追ってきている。だが、とても遅い。俺はかなり距離をとっているため揺れもこない。このままあの廃工場に行くぜ!
俺は【ワイヤーフック】を駆使して森を進んでいた。これなら揺れで滅速する心配もない。
「…見えた!」
森から出て、工場地帯が見えた。あの工場地帯は最近建設したものの地域によって反感を買ってしまいすぐに廃工場になってしまった場所だ。だから当然工業道具などもある。それであの巨人対策の武器を作ってやるぜ!
俺は工場地帯に入っていった。そして、その中にある一番大きい工場に入った。
「…やはり中は結構綺麗だな」
あまり荒れていない。しかもこの工場は発電施設もある。電気もつくだろう。俺がスイッチを押すと工場に明かりがついた。
「…ふむ…まだ動くのか」
普通はブレーカーが落ちてる筈だが…だがそれよりも武器を作らないと。
「…何か武器になりそうなもの…」
俺が工場のさらに奥へ入っていくとそこには大量の工具が打ち捨てられていた。
「これだ!」
俺は急いで武器製作に取り掛かった。その時、俺は背後から気配を感じた。
「…ッ!?」
振り返ると、そこにはフード付きのパーカーを着た男が立っていた。
「…まさか気付かれるとはな…」
「な…誰だ!?」
「…名乗る必要は無いな。お前こそ、あのデカブツの仲間だろ?…こんな場所にいるってことはよ」
「なんだと…?…俺はあの巨人を倒そうとしてんだ!」
すると男は少し黙ったあと、口を開いた。
「…そうか…お前もか…俺・も・だ・」
「…どういうことだ」
ズシィィィン…
「…話は後だ。俺はあのデカブツを倒したい。お前も倒したいんだろ?…なら協力しろ」
「…分かったよ」
俺は男の提案に動揺しながらも合意して協力することになった。
「……よし!」
「…これは…」
俺は鉄の柱の瓦礫で大きな杭を作った。
「…【アイアンブレイカー】と名付けるか。これを突き刺せば破壊できると思うが…問題はどうやって突き刺すかだ」
こんな太い杭、持ち上げるのさえ一苦労だが、これを勢いをつけて飛ばさないといけない。
「…それは俺に任せろ」
「え!?」
男は杭を軽々と持ち上げた。70kgはある杭だぞ…
「…すご…」
「これなら壊せるが…あともう2本作ってくれ」
「え?」
「…あのデカブツは身体に三つの支えがある。その支えは身体全体の重量を支えている、それ以外を攻撃したら何十本もいる。だが、そこを破壊すれば1発だ」
俺は何故そこまで弱点を知っているのかは分からないが俺は言われた通りもう2本作り始めた。
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「できたぞ!」
「よし、じゃあお前はあのデカブツを引きつけてくれ。俺が高台からこの【アイアンブレイカー】をデカブツ目掛けて投げつける」
「ええ!…マジかよ」
あの巨人を…か。正直怖いな…
「…分かった、絶対当てろよ」
「勿論」
ドシィィン…
大きな足音とともに巨人がやってきた。俺は巨人に見える位置に立っていた。あの男は工場の煙突に立っている…よく【アイアンブレイカー】を運べたな…
「おい!…俺はここだ!」
俺の声に反応したのこ巨人は俺を踏み潰そうと足を上げた。
「…足を上げたな…一つ目の支えが丸見えだぜ!」
すると、遠くから凄いスピードで【アイアンブレイカー】が飛んできた。
ドガァァァァァンッ!!
【アイアンブレイカー】は足の裏に命中した、その瞬間、巨人の下半身が命中した部分からどんどん崩れていっている。巨人はその場に座り込んだ。
「やったぞ!」
一つ目の支えは破壊したようだ。だが
ガシャァァァンッ!!
巨人は煙突目掛けて腕を払った。
「…おいおい…アイツ大丈夫か…!?」
「…危ねぇなぁ…もう少し煙突から降りるのが遅けりゃオダブツだったぜ。つかやっぱ20mの煙突から飛び降りたら痛ぇな」
巨人は今度は俺の方を向いて腕を振り下ろしてきた。
「うお!?」
ドガァンッ!
俺は間一髪避けたが、隣の工場がペシャンコになっている。
「…へへ…俺はまだ死んでねぇぞ!」
ドガァァァンッ!!
また杭が飛んできて今度は胸を貫いた。巨人はその場で動けなくなっている。すると再び杭が飛んできて
ドゴォォォンッ!
巨人の頭を破壊した。巨人はその場で大きな轟音を立てて倒れた。
「…やったか…?」
「……」
後ろから男が歩いてきた。すると大きな巨人の残っていた身体は崩れていき、中から橋本が出てきた。
「…うぅ…」
橋本はその場に倒れた。
「…まさか…この俺が…」
「………」
俺は気絶する前に目を見て橋本の記憶を読み取った。
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