41 / 51
第40話『ライダーマンの初戦』
しおりを挟む
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「…すいません」
青年はマンションの駐車場に車を止めた。そして、降りた時に警察に声をかけられた。
「……なんでしょう」
「免許証はありますか?」
青年は警察に免許証を出した。警察は少し動揺したあとに「すいません…少し若く見えたので…」と言って何処かへ行った。
「…よく若く見られるんだよね」
「確かに…少し若く見えるな…」
正直、金髪でチャラそうな見た目だから気付かなかったが、よく見ると小柄で童顔だ。
「…それで、このマンションは?…大阪は?」
「まぁ…ここじゃあ何だからこのマンションで…」
俺は言われるがままついていった。そして、ある一室で止まった。
「…何だテ…あ!…美樹さん…!」
「…帰ってきたよ。あぁ、それと、この子はライダーマン・ビーストっていうヒーローだから、入れてあげてね」
「はい!」
青年が扉をノックすると厳つくガタイのいい男が出てきた。そして、快く歓迎してくれた。
「…武烈醋のメンバーを見つけたから東京の人達にそのこと伝えといて」
「分かりました!」
厳つい男と美樹という青年が何やら話している。
「…美樹…?…なんかあるのか?」
「あぁ、ごめんごめん。まだ名乗っていなかったね。僕は海堂美樹。あれは藤本。実はさっきイジメをしていた高校生を探しに東京に来てたんだ。それで見つからないから帰ろうとしてた所だったんだ」
「なんで探してたんだ?」
美樹は少しの沈黙の後に答えた。
「…この東京には五つの大きなギャングが存在するのだけど…そのギャングが最近幅を利かせてるそうでね、一般の人から金を巻き上げてるらしいんだ。さっきの高校生はその五大ギャングの武烈醋のメンバーの一人なんだ」
「そんなギャングがいたとはな」
「そのギャングを潰してからでいいかな?」
「…そんな組織があったのか…」
すると、美樹は突然ライダーマン2号の十八番のポーズをとって言った。
「だが!…僕達正義の味方がそんな悪の組織を打ち砕く!」
「…美樹さんホント、ライダーマン好きっすよね」
「悪の組織…それは見逃せないな!…ということで!…このライダーマン・ビーストも助太刀しよう!」
「ありがとう!…ライダーマン・ビースト!!」
「……なんだこの人たち…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「…で?……そのままやられて帰ってきたの?…雑魚かよ」
「は…はい…す…すいません…」
美樹にボコボコにされた高校生たちはサングラスをかけた男の前に並んでいた。
「……まぁ…大変だったな…こっち来い」
「は…はい!」
手招きされた高校生がソファーに座る男の前に近づいてきた。その瞬間
バキャッ!
「うげぁぁッ!?」
ドカッ
「…お前らさぁ…武烈醋での俺の株を下げんなよ…俺まで雑魚と思われるじゃねぇか」
男は高校生の顔面目掛けて蹴りをし、頭を踏んづけた。
「ひゃ…ひゃい!…ずびばぜん…!」
「ば とか び とかで何言ってるか分かんねぇよ……もういいわ。俺がその野郎をぶち殺してくる」
そう言って男はソファーから立つとドアを蹴り破って外へ出ていった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「…ふわぁ…」
俺は美樹のマンションの部屋に泊まらせてもらった。居間に行くと藤本が料理を作っている。
「凄え…料理上手いな…」
「…まぁな…これでも昔は料理人を目指してたんだ」
「そういえば美樹は?…どこにもいなかったが」
「あぁ…美樹さんならついさっき出かけたよ」
早起きだな、まだ6時だぞ……俺がそう思いながら目玉焼きを食べようとした時、外から俺たちを呼ぶ大きな声がした。
「…なんだ?」
「……行ってみるか」
「…よぉ!…俺の雑用が世話になったようだな」
サングラスをかけた男の後ろに昨日、美樹にフルボッコにされた高校生たちが立っていた。どうやらこのグラサン男が兄貴的な奴らしいな。
「…金髪が見つからなかったから、一緒にいたお前を餌にしようと思ってな。まぁ、大人しくついてくれば何もしねぇよ」
「……じゃあお前は大人しく消えろ」
藤本がグラサン男の前へ立ちはだかった。
「…なんだよおデブちゃん」
「まぁまぁ…ここは俺が…コイツは俺に用があるんだし」
俺は藤本とグラサン男を離した。
「…ふん、じゃあさっさとついてこい」
「いや、ついていかないけど…おチビちゃん…」
「……あぁ?」
「あ…アイツ…鶴巻さんに…」
あのグラサン男は鶴巻って名前なのか。
「…あの武烈醋の幹部の鶴巻さんに…」
「お前…いい度胸してんな」
するといきなり殴りかかってきた。俺は拳を受け止め、俺も右腕で殴りかかった。左手のビーストシャウトだと死ぬ危険性があるからな。
「…こんの…」
鶴巻はガードした、俺は構わずそのガードの上から殴った。
バキャンッ!!
「ぐぁぁぁ…!」
鶴巻の腕は折れている。右手もこんな強いのか…
「…それじゃあサヨナラグッバイだ!」
俺は思い切りアッパーをした。鶴巻は3mくらい浮かんだあと、地面に落ちた。気絶している。
「…嘘だろ…?…あの鶴巻さんが…」
「そんな所にいたんだ!」
美樹が倒れている鶴巻に見下ろすように言った。いつの間に…
「実はこの鶴巻ってのを探してたんだけど…ここにいたんだね」
「はい、ラ…ライダーマンが倒しましたけど…」
「へぇ…強いね!…まぁ…ライダーマンだから強いに決まってるか!」
「正義に敗北の二文字は無い」
俺はライダーマン・ビーストの決めポーズを取ってそう言った。
「…すいません」
青年はマンションの駐車場に車を止めた。そして、降りた時に警察に声をかけられた。
「……なんでしょう」
「免許証はありますか?」
青年は警察に免許証を出した。警察は少し動揺したあとに「すいません…少し若く見えたので…」と言って何処かへ行った。
「…よく若く見られるんだよね」
「確かに…少し若く見えるな…」
正直、金髪でチャラそうな見た目だから気付かなかったが、よく見ると小柄で童顔だ。
「…それで、このマンションは?…大阪は?」
「まぁ…ここじゃあ何だからこのマンションで…」
俺は言われるがままついていった。そして、ある一室で止まった。
「…何だテ…あ!…美樹さん…!」
「…帰ってきたよ。あぁ、それと、この子はライダーマン・ビーストっていうヒーローだから、入れてあげてね」
「はい!」
青年が扉をノックすると厳つくガタイのいい男が出てきた。そして、快く歓迎してくれた。
「…武烈醋のメンバーを見つけたから東京の人達にそのこと伝えといて」
「分かりました!」
厳つい男と美樹という青年が何やら話している。
「…美樹…?…なんかあるのか?」
「あぁ、ごめんごめん。まだ名乗っていなかったね。僕は海堂美樹。あれは藤本。実はさっきイジメをしていた高校生を探しに東京に来てたんだ。それで見つからないから帰ろうとしてた所だったんだ」
「なんで探してたんだ?」
美樹は少しの沈黙の後に答えた。
「…この東京には五つの大きなギャングが存在するのだけど…そのギャングが最近幅を利かせてるそうでね、一般の人から金を巻き上げてるらしいんだ。さっきの高校生はその五大ギャングの武烈醋のメンバーの一人なんだ」
「そんなギャングがいたとはな」
「そのギャングを潰してからでいいかな?」
「…そんな組織があったのか…」
すると、美樹は突然ライダーマン2号の十八番のポーズをとって言った。
「だが!…僕達正義の味方がそんな悪の組織を打ち砕く!」
「…美樹さんホント、ライダーマン好きっすよね」
「悪の組織…それは見逃せないな!…ということで!…このライダーマン・ビーストも助太刀しよう!」
「ありがとう!…ライダーマン・ビースト!!」
「……なんだこの人たち…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「…で?……そのままやられて帰ってきたの?…雑魚かよ」
「は…はい…す…すいません…」
美樹にボコボコにされた高校生たちはサングラスをかけた男の前に並んでいた。
「……まぁ…大変だったな…こっち来い」
「は…はい!」
手招きされた高校生がソファーに座る男の前に近づいてきた。その瞬間
バキャッ!
「うげぁぁッ!?」
ドカッ
「…お前らさぁ…武烈醋での俺の株を下げんなよ…俺まで雑魚と思われるじゃねぇか」
男は高校生の顔面目掛けて蹴りをし、頭を踏んづけた。
「ひゃ…ひゃい!…ずびばぜん…!」
「ば とか び とかで何言ってるか分かんねぇよ……もういいわ。俺がその野郎をぶち殺してくる」
そう言って男はソファーから立つとドアを蹴り破って外へ出ていった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「…ふわぁ…」
俺は美樹のマンションの部屋に泊まらせてもらった。居間に行くと藤本が料理を作っている。
「凄え…料理上手いな…」
「…まぁな…これでも昔は料理人を目指してたんだ」
「そういえば美樹は?…どこにもいなかったが」
「あぁ…美樹さんならついさっき出かけたよ」
早起きだな、まだ6時だぞ……俺がそう思いながら目玉焼きを食べようとした時、外から俺たちを呼ぶ大きな声がした。
「…なんだ?」
「……行ってみるか」
「…よぉ!…俺の雑用が世話になったようだな」
サングラスをかけた男の後ろに昨日、美樹にフルボッコにされた高校生たちが立っていた。どうやらこのグラサン男が兄貴的な奴らしいな。
「…金髪が見つからなかったから、一緒にいたお前を餌にしようと思ってな。まぁ、大人しくついてくれば何もしねぇよ」
「……じゃあお前は大人しく消えろ」
藤本がグラサン男の前へ立ちはだかった。
「…なんだよおデブちゃん」
「まぁまぁ…ここは俺が…コイツは俺に用があるんだし」
俺は藤本とグラサン男を離した。
「…ふん、じゃあさっさとついてこい」
「いや、ついていかないけど…おチビちゃん…」
「……あぁ?」
「あ…アイツ…鶴巻さんに…」
あのグラサン男は鶴巻って名前なのか。
「…あの武烈醋の幹部の鶴巻さんに…」
「お前…いい度胸してんな」
するといきなり殴りかかってきた。俺は拳を受け止め、俺も右腕で殴りかかった。左手のビーストシャウトだと死ぬ危険性があるからな。
「…こんの…」
鶴巻はガードした、俺は構わずそのガードの上から殴った。
バキャンッ!!
「ぐぁぁぁ…!」
鶴巻の腕は折れている。右手もこんな強いのか…
「…それじゃあサヨナラグッバイだ!」
俺は思い切りアッパーをした。鶴巻は3mくらい浮かんだあと、地面に落ちた。気絶している。
「…嘘だろ…?…あの鶴巻さんが…」
「そんな所にいたんだ!」
美樹が倒れている鶴巻に見下ろすように言った。いつの間に…
「実はこの鶴巻ってのを探してたんだけど…ここにいたんだね」
「はい、ラ…ライダーマンが倒しましたけど…」
「へぇ…強いね!…まぁ…ライダーマンだから強いに決まってるか!」
「正義に敗北の二文字は無い」
俺はライダーマン・ビーストの決めポーズを取ってそう言った。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
背徳のミラールージュ(母と子 それぞれが年の差恋愛にのめり込んでいく鏡写し)
MisakiNonagase
恋愛
24歳の市役所職員・中村洋平には、自慢の恋人がいた。2歳年上の小学校教師、夏海。誰もが羨む「正解」の幸せの中にいたはずだった。
しかし、50歳になる母・美鈴が21歳の青年・翔吾と恋に落ちたとき、歯車は狂い出す。
母の恋路を「不潔だ」と蔑んでいた洋平だったが、気づけば自分もまた、抗えない引力に引き寄せられていた。
その相手は、母の恋人の母親であり、二回りも年上の柳田悦子。
純愛か、背徳か。4年付き合った恋人を捨ててまで、なぜ僕は「彼女」を求めてしまうのか。
交差する二組の親子。歪な四角関係の果てに、彼らが見つける愛の形とは――。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる