ディミオルゴ=プリェダーニエ

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第41話『ライダーマンとギャング』

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「…なぁ…鶴巻がやられたらしいぞ」
「マジか!…武烈醋の幹部の中でも強い方だったよな…倒したの何者だよ…」
「多分この事だろうな、今日の五大ギャングの集まりは」








「…もう知ってるだろうが、俺んとこの鶴巻が半殺しにされた。恐らく《美樹》の仕業だ」
「……武烈醋…お前も終わりだな。あの《美樹》は必ずお前を探し出すぞ」
「…ああ、だから《美樹》をぶっ殺すんだよ。《美樹》の神話は耳が腐る程聞いてきた。だから俺らはなるべく《美樹》にバレないように活動していた。だが、いつかはお前らも《美樹》に潰される。だから俺たちで協力して《美樹》をぶっ殺すんだよ!」
「……作戦かなんかあんのかよ。相手は500人の精鋭を全員病院送りにしたような奴だぞ」
「…良い作戦があるに決まってんだろ」




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「…じゃあ、メンバーにはスクランブル交差点に集合と言っといて」
「はい」
「…ライダーマンも来る?」
「行くぜ!」

俺は美樹の車に乗って早速スクランブル交差点の付近まで来た。美樹はその近くの駐車場に車を止めた。

「…じゃあ、ここからは歩きね」
「ああ」








「…おい…あれってライダーマンじゃね?」
「ハロウィンは早いだろ」
「めちゃ完成度高いじゃん…」

周りの視線を感じながら俺は美樹についていった。そして美樹と俺は近くのカフェに入った。

「…メンバーとやらはいつ頃集まるんで?」
「もう集まってるよ」
「ゑ?」
「ほら、あそこと、そこと…」

俺は美樹の指差す方向を向いた。そこにはスーツ姿の人が立っていた。

「…バラバラなんだな」
「ああ、集まるって言ってもその場で固まってたら怪しまれるからね」
「なるほどな…」

俺がココアを飲みながら話を聞いていると外が騒がしくなった。外を見るとガタイの良い覆面の男たちが集まってこちらに向かって歩いてきている。

「まさか向こうから来るとは」

そして男たちがカフェに入ってきた。

「…美樹だな?」
「そういう君達は五大ギャングかな?」

その瞬間、美樹に懐から取り出したスタンガンを当てた。

「…うわ!」


ズガァン!


美樹はスタンガンよりも早く男に蹴った。男はガラス張りの壁を割って外へ吹き飛んだ。

「…びっくりしたなぁ」
「怯むな!全員でかかれ!」
「オラァ!」

俺は五人の男をビーストシャウトで蹴散らした。

「凄い…」
「外に大勢いる奴等もその五大ギャングだろう、助太刀するぜ!」
「ありがとう!」

すると外でも美樹の仲間が覆面の男たちに攻撃していた。


「…西日本連合の奴等だ!」
「や…ヤベェ…」




「美樹、西日本連合って何だ?」
「…西日本連合は僕の所属してるグループだ。今は僕がまとめてる」
「…マジか…どうりで強い訳だ…」
「まぁね」

恐らく、ギャングかヤクザだろう。なんか俺って裏社会関連の事によく巻き込まれるな…

「……じゃあボスを捕まえに行こうか!」
「ああ!」





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー





「…た…大変です!」
「何だ!?」
「…コスプレしてる野郎と美樹がこのビルに…」
「来てるよ」
「ひっ……み…美樹…!」

俺たちは五大ギャングのボスがいるビルの屋上に来た。そこには五人の男が立っていた。コイツらがボスか…

「…馬鹿が」
「ん?」

俺たちが後ろを見るとドアをガタイのいい男が閉めた。そして、周りからバットやスタンガン、警棒を持つ奴等が俺たちを囲んだ。

「…作戦通りだ、ここがお前の墓場だ」
「まさか上手くいくとはな!…美樹も馬鹿だぜ!」
「コイツらは名の知れたゴロツキ共だ!…そして俺らも加勢する。美樹、お前は終わりだ」
「…本当に終わりかな?」


ズゴォォンッ!!


「ぐわぁあ!?」
「ぐがぁ!!」

俺は美樹がしゃがんだ瞬間、回転しながらビーストシャウトを振り回した。

「…こっちには心強いヒーローマンがいるからね!」
「……くっ!…何やってんだ!…早くぶっ殺せ!」
「…じゃあ、僕も!」

美樹は覆面男の服の襟を掴んで周りの男にぶつけた。


ドゴォン!


「ぐぇえ!」
「ごわぁぁ!」
「…バ…バケモンだ…」
「ひぇぇ!」
「こんな奴等倒せるか!」

覆面男たちは逃げていった。そして、屋上にはボスたちだけが残った。

「……ぐぐ…」
「終わりだね」
「くそぉぉ!」

武烈醋のボスがナイフを持って向かってきた。しかし、美樹に頭を殴られその場に崩れ落ちるように倒れた。

「…で?…他の人たちはこないの?」
「…………」









「…やったんすか!?」
「ああ、五大ギャングは全て解散した」
「流石美樹さん!」
「よし!…今日は五大ギャングの戦利品の金で焼肉だ!」
「うおおお!」

西日本連合は盛り上がっている。俺は半分無理矢理参加させられた。






「…いやぁ…ありがとう協力してくれて」
「それほどでもない!ヒーローだからな!」
「…それで、大阪に行くの?」
「ああ、そこに用があるんだ」
「…じゃあ、乗りなよ!」

俺は美樹の車に乗せてもらい大阪を目指した。美樹の車はスーパーカーでめちゃくちゃ速かった。



「…速ぁ…」
「着いたよ!」

美樹は俺が目指す平野ビル近くの駅へ止めてくれた。

「…ありがとう」
「それじゃあ、頑張ってね!…トシジ」
「え?」

美樹は車ですぐに何処かへ行ってしまった。トシジと言ったような気がしたが…気のせいか。そして、俺はそのまま平野ビルを目指した。













「兄ちゃん、また喧嘩してただろ」
「まぁね」
「…全く……それにしてもホント兄ちゃんが女だったら良かったのに」
「…どうして?」
「兄ちゃんって女顔だからさ、たまに思うんだよ。結構タイプだし」
「じゃあ今度露出度の高い服着ようか?」
「いいよ…兄ちゃん顔は女だけど筋肉ヤバイし」













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