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Case79.血まみれのお茶会⑨
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流華の部屋から戻るなり、小夜は家族を集めて謎を解く旨を伝えた。2人は驚いたが、小夜は頷いて続けた。
「ええ。私もこれ以上焦らしたくないし・・・丁度いい頃合いだったの」
そう言いながら、小夜はポケットから流華の部屋で見つけた袋を取り出してみせた。その瞬間、2人は顔色を変える。
「どこでこれを?」
玲央が素早く尋ねた。小夜は落ち着いた声で答える。
「流華さんの部屋よ。
これで分かったでしょう? この家は、罪と隠し事が多すぎる。それを全て解き明かさないと、この事件の全貌は見えてこないし、終わらない」
「・・・・本当にいいんだね?」
玲央が念を押すように尋ねた。小夜は迷いなく頷き、怪我人がいるからという理由で人数分の椅子を並べ始めた。2人に座るかどうか尋ねたが、揃って万が一のために立席していると口にした。
準備が終わると同時に、一也たちが入ってきた。葵は頭に包帯を巻いていたが、海里に支えられてなら歩けるようだった。彼らがいるのは、仁の殺害現場である食堂と1つ部屋を挟んだ先にあるホールだった。食堂より少し狭いが、江本家の人間と小夜たちが入るには十分だった。
彼らは半円形に置かれた椅子に腰掛け、小夜たちを見た。小夜は軽く海里を見たあと、残りの江本家の面々を見つめた。
「始めましょうか」
龍と玲央は江本家と距離を起き、左右の壁にもたれかかった。小夜は半円の中心に座る一也の目の前に椅子を置き、美しい所作で腰掛けた。
「初めに、1つだけ。この一連の事件で、犯人が殺意を抱いて殺したのは仁さんただ1人です。そして、犯人はこの中にいます」
江本家の面々が顔を真っ青にした。そのとき、小夜は突然玲央の方を向いて尋ねる。
「そういえば玲央。あのとき見つけたハートの鍵ってどこに置いたの?」
「ハートの鍵? ああ・・・龍に渡したよ。持ってる?」
「ああ。ここに」
龍が胸ポケットを探り始めた瞬間、小夜は勢いよく玲央から視線を外し、1人の人物を見据えて言った。
「あら、探し物ですか? 流華さん」
流華は服のポケットから何かを取り出そうとしていた。龍が胸ポケットに入れかけた手を出して近づき、ポケットに入れている流華の右手を掴んで引く。
「きゃっ!」
悲鳴と共に床に落ちたのは、知華の部屋の鍵と海里が説明したハートの鍵だった。龍は再び胸ポケットを探ってビニール手袋をはめ、落ちた鍵を拾い上げて小夜に手渡す。
少しの間、鍵を見つめたあと、小夜は笑みを浮かべて言った。
「どうしてあなたがこれを持っているんですか? 海里さんもそうでしたが、あなた方は全員、自分の部屋の鍵をきちんと所持し、時と場合によっては鍵もかけている。家族とはいえ、好きに部屋に入られたくない気持ちはわかります。
そんな状況にもかかわらず、なぜあなたが知華さんの部屋の鍵を持っていたのかーーその理由は明白です」
小夜は一呼吸置き、よく通る声でこう言った。
「あなたが、この一連の殺人事件の犯人だからですよ。そうでしょう?」
流華は震えていた。一也たちは、信じられないという顔で目を見開いて驚きを示している。
しかし次の瞬間、小夜は犯人であることよりも信じ難い言葉を続けた。
「それともーー知華さん、とお呼びしたほうがいいですか?」
「えっ⁉︎」
江本家の全員が一斉に声を上げた。自分たちの目の前にいるのは、どう見ても流華なのだ。何より、知華は死んでいる。生きているわけがなかった。
流華は冷や汗をかきながら小夜を睨みつけ、怒鳴った。
「勝手なことばかり言わないで! 鍵は・・・たまたま‼︎ たまたま知華姉から渡されたの! ちょっと持っててって言われて、その間に使用人と話し込んだから返すのを忘れちゃった、それだけ! 私が知華姉なわけなーー」
「メイク」
流華の発言を遮って、小夜は一言そう告げた。流華が思わず発言を止めると、小夜は続ける。
「知華さんーーいいえ、流華さんの遺体には、まぶたにアイシャドウが施されたままでした。その時に確信したんです。あの遺体が、知華さんではなく流華さんだと」
「何でそんなことで断言できるの⁉︎ メイクなんて誰でもするじゃない! 小夜さんだってしてるでしょ!」
「いいえ。知華さんのメイクは、ファンデーションと眉毛、リップクリームだけてしま。客人の前でもそのくらいのメイクですから、メイクを落とす就寝前に力を入れるとは思えない。反対に、流華さんはしっかりとメイクをされていました。真っ赤な口紅とラメの入った茶色のアイシャドウは、目立ってもいましたし、よくお似合いでした」
流華は歯噛みするように沈黙した。拳を膝の上に乗せ、唇を噛んでいる。体は微かに震えていた。
その様子を見た途端、両親を挟んで座っている葵が立ち上がって反論した。
「その推理は間違っています。
確かに、流華はメイクにこだわっていて、色んなメイクを試していましたし、真衣に教えていたのも知っています。知華があまり興味を示していなかったことも。でも、知華は事故で車椅子生活になっているーーつまり、歩けないんです。流華と入れ替わっていたなんて、信じられない」
「なるほど、確かに最も大きな違いはそこでしょうね。でも、知華さんは歩けましたよ。そうでなければ、仁さんを殺すことはできなかったんですから。
この際だから言いますが、私たちは仁さんの殺害現場を検分したその時に、知華さんが犯人だと分かっていました」
全員が唖然とした。小夜は不敵に微笑む。
「納得して頂けないようですね。では、証拠をお見せしましょう。仁さんの殺害現場、食堂で」
食堂の血の臭いは収まり、鼻を覆うほどでは無くなっていた。遺体も運び出しているため、腐臭はない。しかし、物々しい雰囲気は残っており、江本家の面々の気持ちを重苦しくさせた。だが、小夜はそのことなど気に留めず、真っ直ぐテーブルへ向かった。
テーブルの前に立った小夜は、振り返って全員を見つめながら尋ねる。
「愛華さん。昨日の私たちの座席の位置、覚えていらっしゃいますか?」
「え? 確か・・・」
愛華はテーブルを見ながら、昨日の食事風景を思い出しつつつぶやく。
「上座に一也さんがいて、その正面に仁さん・・・仁さんから見て右側に泉龍寺さんたちが座っていらっしゃって、左側に私たち。順番は、手前から右側が龍さん、玲央さん、泉龍寺さん。左側が私、葵、知華、流華、海里だったような」
「ええ、その通りです。そして、私たちは仁さん殺害時の血痕から、あなた方が容疑者であると判断しました。そうして遺体の検分時、知華さんが犯人という結論に至った」
小夜はゆっくりと知華の車椅子があった場所に近づいた。彼女は車椅子があった辺りを踏まないように屈み、カーペットを指し示す。
「これを見てください」
全員が小夜の近くに行き、カーペットを見た。そこには、車椅子の跡がある。一也は首を傾げた。
「これの何が妙だと?」
「お気づきになりませんか? 昨日、知華さんは流華さんに車椅子を押されて部屋に入ってきた。あそこにある、エレベーターから」
小夜は知華の席の背後にあるエレベーターを差し示し、続けた。
「エレベーターからこの席は一直線です。知華さんは入室時も退室時も、全く同じ道を辿って帰られていた。車椅子の留め具は後ろ側にありますから、乗っている本人である知華さんには届かない。
このことを踏まえると、おかしいでしょう? 知華さんから見て右側に、車椅子のタイヤの跡があるなんて。しかも、こんな乱雑に」
海里が意味を理解し、唖然とした。小夜はそれに気が付き、淡々と続ける。
「タイヤの跡は、知華さんの席の側で消えています。もし本当に足が悪いのであれば、車椅子に乗ったまま殺害に及ぶーーすなわち、タイヤの跡が仁さんの椅子まで伸びているはずなんです。タイヤの跡が切れているということは、車椅子を降りて殺害を行なったということ。従って、知華さんは歩くことができたんです。ーーお分かり頂けましたか?」
次の瞬間、流華ーーいや、知華は勢いよくテーブルを叩いた。歯軋りをし、俯きながら言う。
「そうよ。私が殺した。流華を殺したのも、葵兄さんを傷つけたのも、私」
「そんな・・・・。そうだとしても、どうしてこんなことを」
葵の質問に、流華は顔を上げ、仁の席を睨みつけて怒鳴った。
「あの男がクズだからよ! あんな男、叔父でも何でもない! 父さんも母さんも、どうしてずっと何も言わなかったの⁉︎」
知華の言葉に、一也と愛華は真っ青になった。
「知華・・・あなたまさか・・・!」
「どうして知っているんだ。お前たちにあの話はしなかったはず。」
「あの話・・・? 義父さん、一体どういうことですか?」
海里の問いには誰も答えなかった。一也は顔を背け、愛華は両手で顔を覆い、知華は俯いている。葵も、状況が理解できていないようだった。
そのとき、全く別の声が上がる。
「皆さんの代わりに、私がその質問にお答えしましょう」
「小夜さん・・・⁉︎」
驚く海里に、小夜は笑って続けた。
「この家に隠されている全ての謎を解明するーーそれが私の目的ですから」
「ええ。私もこれ以上焦らしたくないし・・・丁度いい頃合いだったの」
そう言いながら、小夜はポケットから流華の部屋で見つけた袋を取り出してみせた。その瞬間、2人は顔色を変える。
「どこでこれを?」
玲央が素早く尋ねた。小夜は落ち着いた声で答える。
「流華さんの部屋よ。
これで分かったでしょう? この家は、罪と隠し事が多すぎる。それを全て解き明かさないと、この事件の全貌は見えてこないし、終わらない」
「・・・・本当にいいんだね?」
玲央が念を押すように尋ねた。小夜は迷いなく頷き、怪我人がいるからという理由で人数分の椅子を並べ始めた。2人に座るかどうか尋ねたが、揃って万が一のために立席していると口にした。
準備が終わると同時に、一也たちが入ってきた。葵は頭に包帯を巻いていたが、海里に支えられてなら歩けるようだった。彼らがいるのは、仁の殺害現場である食堂と1つ部屋を挟んだ先にあるホールだった。食堂より少し狭いが、江本家の人間と小夜たちが入るには十分だった。
彼らは半円形に置かれた椅子に腰掛け、小夜たちを見た。小夜は軽く海里を見たあと、残りの江本家の面々を見つめた。
「始めましょうか」
龍と玲央は江本家と距離を起き、左右の壁にもたれかかった。小夜は半円の中心に座る一也の目の前に椅子を置き、美しい所作で腰掛けた。
「初めに、1つだけ。この一連の事件で、犯人が殺意を抱いて殺したのは仁さんただ1人です。そして、犯人はこの中にいます」
江本家の面々が顔を真っ青にした。そのとき、小夜は突然玲央の方を向いて尋ねる。
「そういえば玲央。あのとき見つけたハートの鍵ってどこに置いたの?」
「ハートの鍵? ああ・・・龍に渡したよ。持ってる?」
「ああ。ここに」
龍が胸ポケットを探り始めた瞬間、小夜は勢いよく玲央から視線を外し、1人の人物を見据えて言った。
「あら、探し物ですか? 流華さん」
流華は服のポケットから何かを取り出そうとしていた。龍が胸ポケットに入れかけた手を出して近づき、ポケットに入れている流華の右手を掴んで引く。
「きゃっ!」
悲鳴と共に床に落ちたのは、知華の部屋の鍵と海里が説明したハートの鍵だった。龍は再び胸ポケットを探ってビニール手袋をはめ、落ちた鍵を拾い上げて小夜に手渡す。
少しの間、鍵を見つめたあと、小夜は笑みを浮かべて言った。
「どうしてあなたがこれを持っているんですか? 海里さんもそうでしたが、あなた方は全員、自分の部屋の鍵をきちんと所持し、時と場合によっては鍵もかけている。家族とはいえ、好きに部屋に入られたくない気持ちはわかります。
そんな状況にもかかわらず、なぜあなたが知華さんの部屋の鍵を持っていたのかーーその理由は明白です」
小夜は一呼吸置き、よく通る声でこう言った。
「あなたが、この一連の殺人事件の犯人だからですよ。そうでしょう?」
流華は震えていた。一也たちは、信じられないという顔で目を見開いて驚きを示している。
しかし次の瞬間、小夜は犯人であることよりも信じ難い言葉を続けた。
「それともーー知華さん、とお呼びしたほうがいいですか?」
「えっ⁉︎」
江本家の全員が一斉に声を上げた。自分たちの目の前にいるのは、どう見ても流華なのだ。何より、知華は死んでいる。生きているわけがなかった。
流華は冷や汗をかきながら小夜を睨みつけ、怒鳴った。
「勝手なことばかり言わないで! 鍵は・・・たまたま‼︎ たまたま知華姉から渡されたの! ちょっと持っててって言われて、その間に使用人と話し込んだから返すのを忘れちゃった、それだけ! 私が知華姉なわけなーー」
「メイク」
流華の発言を遮って、小夜は一言そう告げた。流華が思わず発言を止めると、小夜は続ける。
「知華さんーーいいえ、流華さんの遺体には、まぶたにアイシャドウが施されたままでした。その時に確信したんです。あの遺体が、知華さんではなく流華さんだと」
「何でそんなことで断言できるの⁉︎ メイクなんて誰でもするじゃない! 小夜さんだってしてるでしょ!」
「いいえ。知華さんのメイクは、ファンデーションと眉毛、リップクリームだけてしま。客人の前でもそのくらいのメイクですから、メイクを落とす就寝前に力を入れるとは思えない。反対に、流華さんはしっかりとメイクをされていました。真っ赤な口紅とラメの入った茶色のアイシャドウは、目立ってもいましたし、よくお似合いでした」
流華は歯噛みするように沈黙した。拳を膝の上に乗せ、唇を噛んでいる。体は微かに震えていた。
その様子を見た途端、両親を挟んで座っている葵が立ち上がって反論した。
「その推理は間違っています。
確かに、流華はメイクにこだわっていて、色んなメイクを試していましたし、真衣に教えていたのも知っています。知華があまり興味を示していなかったことも。でも、知華は事故で車椅子生活になっているーーつまり、歩けないんです。流華と入れ替わっていたなんて、信じられない」
「なるほど、確かに最も大きな違いはそこでしょうね。でも、知華さんは歩けましたよ。そうでなければ、仁さんを殺すことはできなかったんですから。
この際だから言いますが、私たちは仁さんの殺害現場を検分したその時に、知華さんが犯人だと分かっていました」
全員が唖然とした。小夜は不敵に微笑む。
「納得して頂けないようですね。では、証拠をお見せしましょう。仁さんの殺害現場、食堂で」
食堂の血の臭いは収まり、鼻を覆うほどでは無くなっていた。遺体も運び出しているため、腐臭はない。しかし、物々しい雰囲気は残っており、江本家の面々の気持ちを重苦しくさせた。だが、小夜はそのことなど気に留めず、真っ直ぐテーブルへ向かった。
テーブルの前に立った小夜は、振り返って全員を見つめながら尋ねる。
「愛華さん。昨日の私たちの座席の位置、覚えていらっしゃいますか?」
「え? 確か・・・」
愛華はテーブルを見ながら、昨日の食事風景を思い出しつつつぶやく。
「上座に一也さんがいて、その正面に仁さん・・・仁さんから見て右側に泉龍寺さんたちが座っていらっしゃって、左側に私たち。順番は、手前から右側が龍さん、玲央さん、泉龍寺さん。左側が私、葵、知華、流華、海里だったような」
「ええ、その通りです。そして、私たちは仁さん殺害時の血痕から、あなた方が容疑者であると判断しました。そうして遺体の検分時、知華さんが犯人という結論に至った」
小夜はゆっくりと知華の車椅子があった場所に近づいた。彼女は車椅子があった辺りを踏まないように屈み、カーペットを指し示す。
「これを見てください」
全員が小夜の近くに行き、カーペットを見た。そこには、車椅子の跡がある。一也は首を傾げた。
「これの何が妙だと?」
「お気づきになりませんか? 昨日、知華さんは流華さんに車椅子を押されて部屋に入ってきた。あそこにある、エレベーターから」
小夜は知華の席の背後にあるエレベーターを差し示し、続けた。
「エレベーターからこの席は一直線です。知華さんは入室時も退室時も、全く同じ道を辿って帰られていた。車椅子の留め具は後ろ側にありますから、乗っている本人である知華さんには届かない。
このことを踏まえると、おかしいでしょう? 知華さんから見て右側に、車椅子のタイヤの跡があるなんて。しかも、こんな乱雑に」
海里が意味を理解し、唖然とした。小夜はそれに気が付き、淡々と続ける。
「タイヤの跡は、知華さんの席の側で消えています。もし本当に足が悪いのであれば、車椅子に乗ったまま殺害に及ぶーーすなわち、タイヤの跡が仁さんの椅子まで伸びているはずなんです。タイヤの跡が切れているということは、車椅子を降りて殺害を行なったということ。従って、知華さんは歩くことができたんです。ーーお分かり頂けましたか?」
次の瞬間、流華ーーいや、知華は勢いよくテーブルを叩いた。歯軋りをし、俯きながら言う。
「そうよ。私が殺した。流華を殺したのも、葵兄さんを傷つけたのも、私」
「そんな・・・・。そうだとしても、どうしてこんなことを」
葵の質問に、流華は顔を上げ、仁の席を睨みつけて怒鳴った。
「あの男がクズだからよ! あんな男、叔父でも何でもない! 父さんも母さんも、どうしてずっと何も言わなかったの⁉︎」
知華の言葉に、一也と愛華は真っ青になった。
「知華・・・あなたまさか・・・!」
「どうして知っているんだ。お前たちにあの話はしなかったはず。」
「あの話・・・? 義父さん、一体どういうことですか?」
海里の問いには誰も答えなかった。一也は顔を背け、愛華は両手で顔を覆い、知華は俯いている。葵も、状況が理解できていないようだった。
そのとき、全く別の声が上がる。
「皆さんの代わりに、私がその質問にお答えしましょう」
「小夜さん・・・⁉︎」
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