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Case145.小さな手の向かう先④
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「小説を題材にした事件⁉︎」
翌日、編集者とのやり取りを聞いた龍たちは唖然とした。
「はい。この本なんですが・・・。」
海里が机に置いたのは、『探偵Aの事件日記ーAの失敗ー』と記された小説だった。玲央は本を手に取り、パラパラとめくる。
「・・・確かに、今の状況と酷似している。加えて、“江本君と快斗君がぶつかる”・・そのシチュエーションまで同じように描かれている。とても偶然とは思えない。」
「探偵が1人聞き込みに行くところも、声紋認証でどうこうって話も同じだな。」
坂藤家の3人は息を呑んだ。
「江本。この話の結末は?被害者はどうなる?」
「・・・・犯人に殺されます。その事件の動機は、被害者の両親に対する学生時代の恨みでした。簡単に説明すると、いじめです。いじめた被害者の両親を恨む犯人は2人の娘を拐い、両親の目の前で・・・。」
快斗が椅子から立ち上がった。その体はガタガタと震えている。
「嫌だ・・・紗凪を失うなんて、嫌だ!たった1人の、俺の妹なのに‼︎」
「大丈夫ですよ。必ず助けますから。」
「そうだね。で、問題は“城の前”という言葉・・・この本では江戸城になっているけど、実際はそうとは限らない・・・。」
「はい。酷似はしていますが、全く同じではない。この小説を知っている可能性も含めて、犯人も警戒しているでしょうから。」
その時だった。家の電話がけたたましく鳴り響いた。信義はすぐに受話器を取る。
「もしもし?」
『城は見つかったか?』
「お前・・!」
『苦労しているようだな。まあ、分かるわけがない。東京に城は数多くある。』
「娘は無事なのか⁉︎声を聞かせてくれ!」
犯人はしばらく黙り、いいだろう、と答えた。
『・・・パパ・・!』
「紗凪!無事なのか⁉︎」
『無事よ!お兄ちゃんとお母さんもそこにいるの⁉︎』
「ああ!待ってくれ、今変わって・・・!」
受話器の向こうで、犯人と言い争う声が聞こえた。その後、小さな悲鳴と鈍い音がする。
「紗凪⁉︎」
『私はお城の前にいるよ!ファンタジーみたいな・・・きゃあ!』
もう1度鈍い音が響き、電話が切れた。信義は舌打ちをしながら受話器を置く。
「・・・・なるほど、そういうことですか。」
海里の言葉に、快斗は叫んだ。
「何か分かったのか?兄ちゃん!」
「ええ。紗凪さんが仰った“城”・・・これは、日本の城ではありませんね。恐らく、外国、中世ヨーロッパのような城でしょう。幼い子供が“ファンタジー”と称する城はそちらの方が可能性が高い。」
「テーマーパークか何かか?」
龍が尋ねたが、海里は首を横に振った。
「多分違いますね。人が多すぎるところだと、誘拐していることがバレる可能性があります。人がある程度いる場所と考えましょう。」
アサヒは唸り、顎に手を当てた。
「ファンタジー・・・中世ヨーロッパ・・城・・・あ!」
「分かったの?」
「多分、日英ホテルだわ。ほら、東京タワーの近くにある新しいホテル。」
「そういえば、城みたいな形だったね。それの前・・・あの辺りは高層ビルがあったな。」
「調べてみる価値はある。」
龍はそう言うと、部下に指示を出し、周辺のビルを全て調べるよう言い渡した。
「しかし、あの辺りはタワーマンションばかりですよね?犯人はお金を持っているんじゃないですか?そう考えれば、金銭の要求をしない訳が通じます。」
「そうね。あ、江本さん、さっきの録音してくれた?」
「はい。どうぞ。」
アサヒはレコーダーを受け取り、音声を再生した。
そして、それを聞いている最中、なぜかアサヒは1度音声を止めた。
「アサヒ?どうしたの?」
「パソコン貸して。ちょっと気になることがあるの。」
玲央からパソコンを渡されると、アサヒはレコーダーの音声をスマートフォンに映し、もう1度再生した。
『・・・・だよ!』
『・・・いいだろう。』
『・・してあげて!』
『・・・けるな!』
「ノイズがあるわ。人の声ね。犯人が紗凪さんとの通話を許可する直前と、犯人が言い争っている時。」
「誰の声か分かるのか?」
「江本さんが聞き込みをした人間なら音声があるから分かる。試してみましょう。」
アサヒはパソコンをいじり、音声を拡張させた。先程の電話がわずかに大きな音で再生される。
『声を聞かせてくれ!』
『ダメだよ!』
『・・・・いいだろう。』
『こんなの間違ってる!早く解放してあげて!』
『ふざけるな!』
海里の目が見開かれた。龍たちの視線が一気に彼の方へ向く。
「この・・声は・・・あの少女・・渋谷瑠璃さんの声です。もう1つは、犯人の声は、渋谷一紀さん・・・・。間違いありません。」
龍たちは険しい顔をした。
「つまり、渋谷一家が犯人?」
「ほぼ決まりね。ただ、声は断定できないから声紋認証を行うわ。結果は明日、分かる。でも、本当に渋谷一家が犯人ならまずい。見張ることをおすすめするわ。」
「そうさせてもらうよ。」
龍たちが動き始めると、海里は居間で事件の概要を考え直していた。
「気にかかることがあるのか?兄ちゃん。」
「ええ・・・。動機が掴めないんですよ。会社内の揉め事なら、信義さんに言えばいい。重役ですから、それくらいできるのではありませんか?わざわざ紗凪さんを誘拐する理由が存在しない気が・・・・。」
その言葉を聞いた信義は、深い溜息をついた。海里は彼に視線を移す。
「何かあるんですね?」
「・・・・実は以前、渋谷君が他の重役に邪険に扱われていたことがあって、降格させられたんだ。私は全くそれを知らずに・・・。後日秘書から聞いてようやく知ったんだ。」
「降格?では、渋谷さん・・一紀さんは、社長である信義さんのせいだと考えている可能性があるんですね?」
「そうだ。」
海里は少し苛立ちながら尋ねた。
「なぜそれを言ってくださらなかったのですか?立派な動機です。」
信義は申し訳なさそうにしながら言った。
「・・・・言えなかったんだ。彼が犯人でなければいいという願いがあったんだ。それに、この件だけで犯人とは決められないだろう?だから・・・」
「しかしあの音声は一紀さんのものです。動機も含め、謎は解けた。」
信義は重々しく頷いた。海里は立ち上がる。
「鑑識の結果は明日分かるそうですから、待ち合わせ場所で確保と同時に謎を解きます。多分、東堂さんたちもそのつもりです。」
海里の声に迷いはなかった。信義は重い表情で頷く。
「そうか・・・。頼むよ。」
「お任せください。」
翌日、編集者とのやり取りを聞いた龍たちは唖然とした。
「はい。この本なんですが・・・。」
海里が机に置いたのは、『探偵Aの事件日記ーAの失敗ー』と記された小説だった。玲央は本を手に取り、パラパラとめくる。
「・・・確かに、今の状況と酷似している。加えて、“江本君と快斗君がぶつかる”・・そのシチュエーションまで同じように描かれている。とても偶然とは思えない。」
「探偵が1人聞き込みに行くところも、声紋認証でどうこうって話も同じだな。」
坂藤家の3人は息を呑んだ。
「江本。この話の結末は?被害者はどうなる?」
「・・・・犯人に殺されます。その事件の動機は、被害者の両親に対する学生時代の恨みでした。簡単に説明すると、いじめです。いじめた被害者の両親を恨む犯人は2人の娘を拐い、両親の目の前で・・・。」
快斗が椅子から立ち上がった。その体はガタガタと震えている。
「嫌だ・・・紗凪を失うなんて、嫌だ!たった1人の、俺の妹なのに‼︎」
「大丈夫ですよ。必ず助けますから。」
「そうだね。で、問題は“城の前”という言葉・・・この本では江戸城になっているけど、実際はそうとは限らない・・・。」
「はい。酷似はしていますが、全く同じではない。この小説を知っている可能性も含めて、犯人も警戒しているでしょうから。」
その時だった。家の電話がけたたましく鳴り響いた。信義はすぐに受話器を取る。
「もしもし?」
『城は見つかったか?』
「お前・・!」
『苦労しているようだな。まあ、分かるわけがない。東京に城は数多くある。』
「娘は無事なのか⁉︎声を聞かせてくれ!」
犯人はしばらく黙り、いいだろう、と答えた。
『・・・パパ・・!』
「紗凪!無事なのか⁉︎」
『無事よ!お兄ちゃんとお母さんもそこにいるの⁉︎』
「ああ!待ってくれ、今変わって・・・!」
受話器の向こうで、犯人と言い争う声が聞こえた。その後、小さな悲鳴と鈍い音がする。
「紗凪⁉︎」
『私はお城の前にいるよ!ファンタジーみたいな・・・きゃあ!』
もう1度鈍い音が響き、電話が切れた。信義は舌打ちをしながら受話器を置く。
「・・・・なるほど、そういうことですか。」
海里の言葉に、快斗は叫んだ。
「何か分かったのか?兄ちゃん!」
「ええ。紗凪さんが仰った“城”・・・これは、日本の城ではありませんね。恐らく、外国、中世ヨーロッパのような城でしょう。幼い子供が“ファンタジー”と称する城はそちらの方が可能性が高い。」
「テーマーパークか何かか?」
龍が尋ねたが、海里は首を横に振った。
「多分違いますね。人が多すぎるところだと、誘拐していることがバレる可能性があります。人がある程度いる場所と考えましょう。」
アサヒは唸り、顎に手を当てた。
「ファンタジー・・・中世ヨーロッパ・・城・・・あ!」
「分かったの?」
「多分、日英ホテルだわ。ほら、東京タワーの近くにある新しいホテル。」
「そういえば、城みたいな形だったね。それの前・・・あの辺りは高層ビルがあったな。」
「調べてみる価値はある。」
龍はそう言うと、部下に指示を出し、周辺のビルを全て調べるよう言い渡した。
「しかし、あの辺りはタワーマンションばかりですよね?犯人はお金を持っているんじゃないですか?そう考えれば、金銭の要求をしない訳が通じます。」
「そうね。あ、江本さん、さっきの録音してくれた?」
「はい。どうぞ。」
アサヒはレコーダーを受け取り、音声を再生した。
そして、それを聞いている最中、なぜかアサヒは1度音声を止めた。
「アサヒ?どうしたの?」
「パソコン貸して。ちょっと気になることがあるの。」
玲央からパソコンを渡されると、アサヒはレコーダーの音声をスマートフォンに映し、もう1度再生した。
『・・・・だよ!』
『・・・いいだろう。』
『・・してあげて!』
『・・・けるな!』
「ノイズがあるわ。人の声ね。犯人が紗凪さんとの通話を許可する直前と、犯人が言い争っている時。」
「誰の声か分かるのか?」
「江本さんが聞き込みをした人間なら音声があるから分かる。試してみましょう。」
アサヒはパソコンをいじり、音声を拡張させた。先程の電話がわずかに大きな音で再生される。
『声を聞かせてくれ!』
『ダメだよ!』
『・・・・いいだろう。』
『こんなの間違ってる!早く解放してあげて!』
『ふざけるな!』
海里の目が見開かれた。龍たちの視線が一気に彼の方へ向く。
「この・・声は・・・あの少女・・渋谷瑠璃さんの声です。もう1つは、犯人の声は、渋谷一紀さん・・・・。間違いありません。」
龍たちは険しい顔をした。
「つまり、渋谷一家が犯人?」
「ほぼ決まりね。ただ、声は断定できないから声紋認証を行うわ。結果は明日、分かる。でも、本当に渋谷一家が犯人ならまずい。見張ることをおすすめするわ。」
「そうさせてもらうよ。」
龍たちが動き始めると、海里は居間で事件の概要を考え直していた。
「気にかかることがあるのか?兄ちゃん。」
「ええ・・・。動機が掴めないんですよ。会社内の揉め事なら、信義さんに言えばいい。重役ですから、それくらいできるのではありませんか?わざわざ紗凪さんを誘拐する理由が存在しない気が・・・・。」
その言葉を聞いた信義は、深い溜息をついた。海里は彼に視線を移す。
「何かあるんですね?」
「・・・・実は以前、渋谷君が他の重役に邪険に扱われていたことがあって、降格させられたんだ。私は全くそれを知らずに・・・。後日秘書から聞いてようやく知ったんだ。」
「降格?では、渋谷さん・・一紀さんは、社長である信義さんのせいだと考えている可能性があるんですね?」
「そうだ。」
海里は少し苛立ちながら尋ねた。
「なぜそれを言ってくださらなかったのですか?立派な動機です。」
信義は申し訳なさそうにしながら言った。
「・・・・言えなかったんだ。彼が犯人でなければいいという願いがあったんだ。それに、この件だけで犯人とは決められないだろう?だから・・・」
「しかしあの音声は一紀さんのものです。動機も含め、謎は解けた。」
信義は重々しく頷いた。海里は立ち上がる。
「鑑識の結果は明日分かるそうですから、待ち合わせ場所で確保と同時に謎を解きます。多分、東堂さんたちもそのつもりです。」
海里の声に迷いはなかった。信義は重い表情で頷く。
「そうか・・・。頼むよ。」
「お任せください。」
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