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Case193.正体②
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「俺が・・テロリストの内通者?変なこと言わないでくれよ。」
圭介が苦笑した。玲央が口を開く。
「別にテロリストとは言ってないんだけどね。」
玲央の言葉に、圭介は口を噤んだ。龍は静かに続ける。
「江本に近づいたのも情報収集のためか?」
「違う!あの時に初めて海里が東京にいることを知ったんだ‼︎」
「除霊師としての仕事が無いのになぜそんなことをした?」
「・・・・確かめたかったんだ。昔の・・子供の頃のことを、覚えているか。」
龍は眉を顰めた。圭介は俯く。
「あいつは覚えていなかった。ガキの頃だから仕方ないかもしれないけど、でも、“あんなこと”を忘れるなんておかしいんだよ。」
「話が見えないが、とにかくお前は、江本に子供時代のことを覚えているかを聞くために会いに行ったんだな?」
「ああ。」
「テロリストのことはいつから知ってる?」
圭介は黙った。すると、武虎が口を開いた。
「まあまあ、2人とも。取調べじゃないんだし、そんなに怖い顔しちゃダメだよ。」
「でも父さん、内通者なんだよ?確かに俺たちと直接関わりは少ないけど、情報を得る機会じゃないか。」
「そうだね。でもその機会は、江本君と共有するべきものだ。彼が執拗に狙われる理由を神道君なら知っているだろう。以前から江本君と妹さんに何か言いたげだし、その話し合いに参加させてもらうことにしよう。」
「でも、昔の話は3人で・・・!」
「2人は覚えていないんだろう?それに、逮捕されてもおかしくないことを口走ったんだ。証拠不十分で今はできないし、その代わりって事でどうだい?」
武虎の話を持っていく巧妙さに、圭介は何も言えなくなった。彼は拳を握りしめ、わずかに頷く。
「交渉成立だね。ついでだから、少し聞いていい?」
「何だよ。」
「君の義両親と義兄は、このこと知ってる?」
圭介は大きく首を横に振った。真剣な顔から言わないで欲しいと伝わってくる。
「そりゃそうだよね。そんな重大事項を話すわけがない。君にとっては、大切な家族なんだろう?」
圭介は頷いた。武虎は笑う。
「本当は俺だって怒ってるんだよ?江本君と仲良くしているって聞いた君が彼を裏切っていたなんてさ。人は見かけによらないね。」
「どういう意味だよ?」
「だって、君騙し合いとか下手そうだから。完璧に内通者として役目を果たしていたとは言い難い性格だと思うんだよね。」
「・・・・誰かからの指示で動くなら可能よ。」
小夜の言葉に、武虎は頷いた。
「その通り。でも君の場合、上司は天宮和豊や西園寺茂じゃないだろ?」
「何でそう思うんだよ。可能性はあるだろ。」
武虎はチラリと小夜を見た。小夜は溜息をつき、答える。
「父は、あなたのような真っ直ぐな人間を1番嫌うわ。部下として了承するわけがない。そしてそれは恐らく、西園寺茂も同じ。だから違うのよ。」
沈黙が流れた。圭介は唇を噛み締めるが、すかさず龍が言った。
「そうしたいのは俺たちの方だ。お前の事情は知らないが、この後に及んで自分が被害者だなんて言わないだろうな?」
「言わねえよ。でも、“あの時”はっ・・・!」
「あの時?」
龍の問いに圭介はハッとして首を横に振った。
「・・・・何でもない。とにかく、海里が起きれば全て話す。約束するよ。」
その言葉を聞き、武虎はにっこりと笑った。
「ありがとう。助かるよ。」
※
「あんな脅すようなやり方をしなくても良かったんじゃないの?」
「そうかな?必要なことだったよ。警察側がマークしていなかったとは言え、江本君の情報を流したのは彼だ。少しくらい怒らないと。」
そう言いながら、4人は凪の店に行った。
「あら、武虎さん。お久しぶりです。」
「久しぶり。個室借りても?」
「どうぞ。」
椅子に腰掛けた4人は、深い溜息をついた。
「でも彼が裏切り者か・・・。何だか釈然としないな。」
「それは同意するが、事実だから仕方ないだろ。だがなぜ内通者なんかやってるんだ?第一、“テロリストの一員”じゃなくて“内通者”って認めたところも何か引っかかっる。」
「途中から脅されて渋々やったというのも筋が通らないわ。」
「そうだね。考えられる可能性としては、彼の本当の家族がテロリストの一員で、彼に接触して内通者になった・・・とかかな?」
武虎の言葉に、玲央は首を傾げた。
「納得できる気もするけど、彼が神道家の養子になった理由もよく分からない以上、その線は確定できない。」
「調べたところ、あいつの旧姓は“本城”だったが、それ以上は出てこなかった。両親の情報もない。意図的に消された可能性がある。」
「また妙な話が続くなあ。」
4人は、テロリストに対する気になる点を話し続けていた。すると、龍がふとグラスを持つ手を止め、呟く。
「江本がテロリストに狙われる理由は、探偵として働いているからなのか?どうも納得できない。」
「それは同意します。江本さんは確かに頭が良いけど、父や西園寺茂が警戒する理由が分からない。命まで奪おうとしているけど、情報を漏らさないよう警察が言えば何も言わない。」
「・・・・そもそも、江本君がテロリストに関わったのっていつ?」
武虎の質問に、龍は少し考えた後、言った。
「多分、1年前くらいだ。急に誘拐されて・・・あの時は警察官連続殺人事件が起こっていた時だった。今思えばあれは、テロリストの活動だったのかもな。」
「じゃあ、テロリストの方から江本君に接触してきたってことだね?」
「そういうことになるな。」
「・・・・やっぱりおかしい。自ら接触して、誘拐までしたなら、なぜその時に殺さなかったんだ?わざわざ誘拐に踏み込んだのは、彼のことを知っていたからだろう?」
「でもあの時、テロリストは江本君に“妹を拐った”と嘘をついていたんだ。実際、無事だったけど。」
「余計におかしい。今頃刃を向けるなら、早々に・・・彼が小説探偵と呼ばれ始めたその頃に、始末しておくべきだった。何年も放置しておいたから、彼は多くのことを知ったんだ。これは明らかに愚策だよ。」
武虎の言葉に全員が納得した。あの時はテロリストの存在など確認していなかったから何も思わなかったが、今考えれば相当妙な話なのだ。当時から狙われていた海里が、ここまで“生かされている”など、訳の分からぬことだった。
「急に始末する気になった?」
「原因が不明すぎるよ。理屈も通らないし、理由がない。」
4人が首を傾げていると、小夜のスマートフォンが鳴った。真衣からの電話である。
『小夜さん!今どこ⁉︎』
「凪さんのお店にいるけれど・・・江本さんに何かあったの?」
『容体が急変したの!お願いだから戻ってきて!このままじゃ海里兄さんが死んじゃう!』
「急変⁉︎今夜が山だとは聞いたけど、手術は成功したんでしょう?どうしてそんなことになるの⁉︎」
真衣は泣きそうな声で答えた。
『誰かが呼吸器を外してたの!見回っていた看護師さんが見つけてくれて、今治療中。とにかく戻ってきて!お願い!』
真衣の叫び声は龍たちにも聞こえていた。4人はすぐに席を立ち、お代を払って神道病院へ走り出した。
(呼吸を外したのは誰か・・・。そんなことは考えるまでもない。だが、死ぬなよ、江本。俺たちは、まだお前に言わなきゃならないことがあるんだ!)
圭介が苦笑した。玲央が口を開く。
「別にテロリストとは言ってないんだけどね。」
玲央の言葉に、圭介は口を噤んだ。龍は静かに続ける。
「江本に近づいたのも情報収集のためか?」
「違う!あの時に初めて海里が東京にいることを知ったんだ‼︎」
「除霊師としての仕事が無いのになぜそんなことをした?」
「・・・・確かめたかったんだ。昔の・・子供の頃のことを、覚えているか。」
龍は眉を顰めた。圭介は俯く。
「あいつは覚えていなかった。ガキの頃だから仕方ないかもしれないけど、でも、“あんなこと”を忘れるなんておかしいんだよ。」
「話が見えないが、とにかくお前は、江本に子供時代のことを覚えているかを聞くために会いに行ったんだな?」
「ああ。」
「テロリストのことはいつから知ってる?」
圭介は黙った。すると、武虎が口を開いた。
「まあまあ、2人とも。取調べじゃないんだし、そんなに怖い顔しちゃダメだよ。」
「でも父さん、内通者なんだよ?確かに俺たちと直接関わりは少ないけど、情報を得る機会じゃないか。」
「そうだね。でもその機会は、江本君と共有するべきものだ。彼が執拗に狙われる理由を神道君なら知っているだろう。以前から江本君と妹さんに何か言いたげだし、その話し合いに参加させてもらうことにしよう。」
「でも、昔の話は3人で・・・!」
「2人は覚えていないんだろう?それに、逮捕されてもおかしくないことを口走ったんだ。証拠不十分で今はできないし、その代わりって事でどうだい?」
武虎の話を持っていく巧妙さに、圭介は何も言えなくなった。彼は拳を握りしめ、わずかに頷く。
「交渉成立だね。ついでだから、少し聞いていい?」
「何だよ。」
「君の義両親と義兄は、このこと知ってる?」
圭介は大きく首を横に振った。真剣な顔から言わないで欲しいと伝わってくる。
「そりゃそうだよね。そんな重大事項を話すわけがない。君にとっては、大切な家族なんだろう?」
圭介は頷いた。武虎は笑う。
「本当は俺だって怒ってるんだよ?江本君と仲良くしているって聞いた君が彼を裏切っていたなんてさ。人は見かけによらないね。」
「どういう意味だよ?」
「だって、君騙し合いとか下手そうだから。完璧に内通者として役目を果たしていたとは言い難い性格だと思うんだよね。」
「・・・・誰かからの指示で動くなら可能よ。」
小夜の言葉に、武虎は頷いた。
「その通り。でも君の場合、上司は天宮和豊や西園寺茂じゃないだろ?」
「何でそう思うんだよ。可能性はあるだろ。」
武虎はチラリと小夜を見た。小夜は溜息をつき、答える。
「父は、あなたのような真っ直ぐな人間を1番嫌うわ。部下として了承するわけがない。そしてそれは恐らく、西園寺茂も同じ。だから違うのよ。」
沈黙が流れた。圭介は唇を噛み締めるが、すかさず龍が言った。
「そうしたいのは俺たちの方だ。お前の事情は知らないが、この後に及んで自分が被害者だなんて言わないだろうな?」
「言わねえよ。でも、“あの時”はっ・・・!」
「あの時?」
龍の問いに圭介はハッとして首を横に振った。
「・・・・何でもない。とにかく、海里が起きれば全て話す。約束するよ。」
その言葉を聞き、武虎はにっこりと笑った。
「ありがとう。助かるよ。」
※
「あんな脅すようなやり方をしなくても良かったんじゃないの?」
「そうかな?必要なことだったよ。警察側がマークしていなかったとは言え、江本君の情報を流したのは彼だ。少しくらい怒らないと。」
そう言いながら、4人は凪の店に行った。
「あら、武虎さん。お久しぶりです。」
「久しぶり。個室借りても?」
「どうぞ。」
椅子に腰掛けた4人は、深い溜息をついた。
「でも彼が裏切り者か・・・。何だか釈然としないな。」
「それは同意するが、事実だから仕方ないだろ。だがなぜ内通者なんかやってるんだ?第一、“テロリストの一員”じゃなくて“内通者”って認めたところも何か引っかかっる。」
「途中から脅されて渋々やったというのも筋が通らないわ。」
「そうだね。考えられる可能性としては、彼の本当の家族がテロリストの一員で、彼に接触して内通者になった・・・とかかな?」
武虎の言葉に、玲央は首を傾げた。
「納得できる気もするけど、彼が神道家の養子になった理由もよく分からない以上、その線は確定できない。」
「調べたところ、あいつの旧姓は“本城”だったが、それ以上は出てこなかった。両親の情報もない。意図的に消された可能性がある。」
「また妙な話が続くなあ。」
4人は、テロリストに対する気になる点を話し続けていた。すると、龍がふとグラスを持つ手を止め、呟く。
「江本がテロリストに狙われる理由は、探偵として働いているからなのか?どうも納得できない。」
「それは同意します。江本さんは確かに頭が良いけど、父や西園寺茂が警戒する理由が分からない。命まで奪おうとしているけど、情報を漏らさないよう警察が言えば何も言わない。」
「・・・・そもそも、江本君がテロリストに関わったのっていつ?」
武虎の質問に、龍は少し考えた後、言った。
「多分、1年前くらいだ。急に誘拐されて・・・あの時は警察官連続殺人事件が起こっていた時だった。今思えばあれは、テロリストの活動だったのかもな。」
「じゃあ、テロリストの方から江本君に接触してきたってことだね?」
「そういうことになるな。」
「・・・・やっぱりおかしい。自ら接触して、誘拐までしたなら、なぜその時に殺さなかったんだ?わざわざ誘拐に踏み込んだのは、彼のことを知っていたからだろう?」
「でもあの時、テロリストは江本君に“妹を拐った”と嘘をついていたんだ。実際、無事だったけど。」
「余計におかしい。今頃刃を向けるなら、早々に・・・彼が小説探偵と呼ばれ始めたその頃に、始末しておくべきだった。何年も放置しておいたから、彼は多くのことを知ったんだ。これは明らかに愚策だよ。」
武虎の言葉に全員が納得した。あの時はテロリストの存在など確認していなかったから何も思わなかったが、今考えれば相当妙な話なのだ。当時から狙われていた海里が、ここまで“生かされている”など、訳の分からぬことだった。
「急に始末する気になった?」
「原因が不明すぎるよ。理屈も通らないし、理由がない。」
4人が首を傾げていると、小夜のスマートフォンが鳴った。真衣からの電話である。
『小夜さん!今どこ⁉︎』
「凪さんのお店にいるけれど・・・江本さんに何かあったの?」
『容体が急変したの!お願いだから戻ってきて!このままじゃ海里兄さんが死んじゃう!』
「急変⁉︎今夜が山だとは聞いたけど、手術は成功したんでしょう?どうしてそんなことになるの⁉︎」
真衣は泣きそうな声で答えた。
『誰かが呼吸器を外してたの!見回っていた看護師さんが見つけてくれて、今治療中。とにかく戻ってきて!お願い!』
真衣の叫び声は龍たちにも聞こえていた。4人はすぐに席を立ち、お代を払って神道病院へ走り出した。
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