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Case205.死者への祈り②
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「確かに切り口は特徴的だね~。日本刀のことは知らないから分からないけど、やっぱり被害者に薬などを打たれた痕跡はなかった。胃の中にもそれらしき成分は確認されていない。」
「じゃあ、本当に無抵抗で亡くなったと?」
「そうなるかな。」
日菜の言葉に、龍と玲央は驚いた。背後からならともかく、正面から斬りつけられているのに、抵抗しないなどあるのだろうか。
「くり抜かれていた左目に関しては?」
「あれはナイフでやられているよ。一般的なナイフの破片が見つかったから。」
「頸動脈を切って、目をくり抜いて・・・?意味が分からない。」
玲央は日菜から報告書を受け取り、首を傾げた。外傷は首と左目だけで、それ以外に目立った外傷はなかったという。内臓も傷ついておらず、骨折などもしていないそうだ。
「目的が分からないな・・・。」
「同感。で、兄貴。神道の奴はどこ行ったんだ?日本刀で殺したかもしれないっていう推測をした後、どこかに行っただろ。」
「さあ?彼の連絡先知らないし、行動範囲も分からないからなあ。危ないことしなきゃいいけど。」
そう言った途端、部屋の扉が開いた。驚いて見ると、圭介が立っている。荒い息を吐き、大量の汗を掻いていた。
「よくここが分かったな。」
「実験したいことがあるんだ!神社に来てくれ!」
「・・・じゃあ神社で待てば良かったんじゃないかな?見張の刑事に連絡頼んでいいんだから。」
圭介はなるほど、と言った。2人は思わず溜息をつく。
「実験って?」
「本当に日本刀で殺したのかどうかの実験さ。」
そう言いながら、圭介は刀を出した。以前、彼が除霊の際に持っていた物である。彼は木の枝や木の葉で作った人形を木に寝かせる。
「現場の木と同じくらい?」
「ああ。位置的には多分・・この辺だ。」
圭介は木から少し離れた場所に立った。背筋が伸び、刀を構える姿は様になっている。
彼は長い息を吐き、刀を握りしめた。そして、すり足で近づき、人形の首を斬った。
「ん?何かおかしくない?人形だからかな・・・遺体と少し傷が違う気がする。」
「刀の触れた初めの位置が違うんだろ。右手で持って斬ったから、左側から傷が始まっていて・・・」
そこで3人はハッとした。遺体の首の傷は、“右側から”始まっていたのだ。
「左利きか。包丁を持った場合で考えた時になぜかやりにくいと感じたが、左利きなら納得できる。」
龍の言葉に、圭介は頷いた。
「今思い返してみたら、あのすり足も普通と逆だ。左利きの証拠だな。」
「なるほどね。現場では周囲の木々も切れていた。包丁やナイフならあそこまで傷つけられない以上、凶器は日本刀。犯人は、左利き・・・。」
「一旦警視庁に戻ろう、兄貴。被害者の身元の特定がそろそろ終わっているはずだ。」
※
「久城則光・・・。それが被害者の名前か?」
「はい。年齢は32歳、職業は銀行員です。妻子及び両親はいません。以前月山神社に行ったことがあるらしいですが、特に悩んだ仕草はなかったと・・・月山神社の神道夫妻から聞いています。」
義則の言葉に、玲央は何かを考えていた。
「久城・・則光?何か聞いたことある気が・・・・あ、思い出した!確か彼だ・・・。“あの時”の銀行強盗の容疑者!」
「まさか、6年前の未解決になっていたあの事件か?」
「そう。“俺たちにとっても、大きな傷を残した”あの事件の容疑者だよ。」
義則は首を傾げた。2人は顔を曇らせる。
「結局、あの時の犯人たちは散り散りになったが、仲間の1人が金を持ち逃げしたと逮捕した犯人の1人から聞いた。もしそれが久城則光なら・・・」
「昔の仲間に殺された、ってことかな。確信はないけど・・・。」
(もしそうだとしたら、あの時盗んだ札束をどこにやったんだ?売り払うわけはない・・・何かを購入したか、隠したかのどちらかだ。家宅捜索をする必要があるか?いや・・・・ダメだ。今はこちらの事件に集中しないといけない。それにこの事件の調査をするのは、良いとは言えない。)
「取り敢えず今はやめておこう、兄貴。久城則光が犯人か否かは置いておき、今回の被害者であることは確かだ。」
「・・・そうだね。彼を殺害した人間を逮捕して、過去のことはそれから考えよう。」
その日、龍は鑑識課の仕事部屋へ寄った。
「見つかった物は特にないわよ。足跡の写真を見たけれど、男性ということしか分からなかった。くり抜かれた左目に関しても何も分からないまま・・・」
「被害者の身元は聞いたのか?」
食い気味に尋ねた龍の言葉に、アサヒは嫌な顔をせず頷いた。
「ええ。懐かしい話ね。もう6年前?」
「ああ。犯人を取り逃し、こっぴどく上司に叱られたことは覚えてる。」
「私は怒られなかったからね。あなたや玲央がしょぼくれている姿を見れなくて残念だったわ。」
アサヒは小馬鹿にするような笑みを浮かべたが、その目は笑っていなかった。龍は眉を顰める。
「そんな顔しないでよ、あなたらしくない。あれは私の落ち度だったし、結果こうなったのも仕方なかったと思ってる。」
「そうかもしれないな。だがあの時、あれ以外の結末はなかったのか?」
「代わりにあなたや玲央が私のようになれば良かったとでも?言っておくけどそれは違うわよ。あなたたちの力は最前線でこそ発揮される。力の使い方・・適材適所ってものが世の中には存在するの。私はそれを選んだだけ。あなたが悔いることも、ましてや代わるべきだったなんて以ての外。」
アサヒはそう言い、軽い溜息をついた。
「6年よ。今更悔いる気すら起きない。それに、私はここが気に入っているわ。それで良いでしょ?」
「そういうことにしておくよ。」
※
事件が起きたのは、翌日だった。鑑識の調査結果を聞こうと仕事部屋へ行った時、2人はアサヒとぶつかった。
「アサヒ?急にどうしたの?」
「神道病院に行くわ。大和から連絡があったの。」
アサヒは今にも倒れそうな青い顔でそう言った。玲央は思わず聞き返す。
「連絡?」
「ええ。姉さんがーーーー・・・」
病院へ行くと、手術結果を伝えている大和と、ベッドに寝転ぶ日菜の姿があった。
「アサヒ。来てくれたんだ、仕事で忙しいだろうに。」
「だって、居ても立っても居られないわ!姉さんが暴漢に襲われたなんて!」
日菜は特に動揺している様子もなかった。その時、玲央は日菜の腕を見て息を呑む。
「氷室さん・・・その左腕は、どうしたんですか?」
「ああ、これ?仕方なかったって言うか、手の施しようがなかった・・・だっけ?大和。」
大和は苦しそうに頷くだけだった。アサヒは、そこにあるはずの姉の左腕がないことに気がつき、言葉を失った。大和がゆっくりと口を開く。
「神経を傷つけられていて、施しようがなかった。切断しなければ命に関わっていたんだ。」
「じゃあ、本当に無抵抗で亡くなったと?」
「そうなるかな。」
日菜の言葉に、龍と玲央は驚いた。背後からならともかく、正面から斬りつけられているのに、抵抗しないなどあるのだろうか。
「くり抜かれていた左目に関しては?」
「あれはナイフでやられているよ。一般的なナイフの破片が見つかったから。」
「頸動脈を切って、目をくり抜いて・・・?意味が分からない。」
玲央は日菜から報告書を受け取り、首を傾げた。外傷は首と左目だけで、それ以外に目立った外傷はなかったという。内臓も傷ついておらず、骨折などもしていないそうだ。
「目的が分からないな・・・。」
「同感。で、兄貴。神道の奴はどこ行ったんだ?日本刀で殺したかもしれないっていう推測をした後、どこかに行っただろ。」
「さあ?彼の連絡先知らないし、行動範囲も分からないからなあ。危ないことしなきゃいいけど。」
そう言った途端、部屋の扉が開いた。驚いて見ると、圭介が立っている。荒い息を吐き、大量の汗を掻いていた。
「よくここが分かったな。」
「実験したいことがあるんだ!神社に来てくれ!」
「・・・じゃあ神社で待てば良かったんじゃないかな?見張の刑事に連絡頼んでいいんだから。」
圭介はなるほど、と言った。2人は思わず溜息をつく。
「実験って?」
「本当に日本刀で殺したのかどうかの実験さ。」
そう言いながら、圭介は刀を出した。以前、彼が除霊の際に持っていた物である。彼は木の枝や木の葉で作った人形を木に寝かせる。
「現場の木と同じくらい?」
「ああ。位置的には多分・・この辺だ。」
圭介は木から少し離れた場所に立った。背筋が伸び、刀を構える姿は様になっている。
彼は長い息を吐き、刀を握りしめた。そして、すり足で近づき、人形の首を斬った。
「ん?何かおかしくない?人形だからかな・・・遺体と少し傷が違う気がする。」
「刀の触れた初めの位置が違うんだろ。右手で持って斬ったから、左側から傷が始まっていて・・・」
そこで3人はハッとした。遺体の首の傷は、“右側から”始まっていたのだ。
「左利きか。包丁を持った場合で考えた時になぜかやりにくいと感じたが、左利きなら納得できる。」
龍の言葉に、圭介は頷いた。
「今思い返してみたら、あのすり足も普通と逆だ。左利きの証拠だな。」
「なるほどね。現場では周囲の木々も切れていた。包丁やナイフならあそこまで傷つけられない以上、凶器は日本刀。犯人は、左利き・・・。」
「一旦警視庁に戻ろう、兄貴。被害者の身元の特定がそろそろ終わっているはずだ。」
※
「久城則光・・・。それが被害者の名前か?」
「はい。年齢は32歳、職業は銀行員です。妻子及び両親はいません。以前月山神社に行ったことがあるらしいですが、特に悩んだ仕草はなかったと・・・月山神社の神道夫妻から聞いています。」
義則の言葉に、玲央は何かを考えていた。
「久城・・則光?何か聞いたことある気が・・・・あ、思い出した!確か彼だ・・・。“あの時”の銀行強盗の容疑者!」
「まさか、6年前の未解決になっていたあの事件か?」
「そう。“俺たちにとっても、大きな傷を残した”あの事件の容疑者だよ。」
義則は首を傾げた。2人は顔を曇らせる。
「結局、あの時の犯人たちは散り散りになったが、仲間の1人が金を持ち逃げしたと逮捕した犯人の1人から聞いた。もしそれが久城則光なら・・・」
「昔の仲間に殺された、ってことかな。確信はないけど・・・。」
(もしそうだとしたら、あの時盗んだ札束をどこにやったんだ?売り払うわけはない・・・何かを購入したか、隠したかのどちらかだ。家宅捜索をする必要があるか?いや・・・・ダメだ。今はこちらの事件に集中しないといけない。それにこの事件の調査をするのは、良いとは言えない。)
「取り敢えず今はやめておこう、兄貴。久城則光が犯人か否かは置いておき、今回の被害者であることは確かだ。」
「・・・そうだね。彼を殺害した人間を逮捕して、過去のことはそれから考えよう。」
その日、龍は鑑識課の仕事部屋へ寄った。
「見つかった物は特にないわよ。足跡の写真を見たけれど、男性ということしか分からなかった。くり抜かれた左目に関しても何も分からないまま・・・」
「被害者の身元は聞いたのか?」
食い気味に尋ねた龍の言葉に、アサヒは嫌な顔をせず頷いた。
「ええ。懐かしい話ね。もう6年前?」
「ああ。犯人を取り逃し、こっぴどく上司に叱られたことは覚えてる。」
「私は怒られなかったからね。あなたや玲央がしょぼくれている姿を見れなくて残念だったわ。」
アサヒは小馬鹿にするような笑みを浮かべたが、その目は笑っていなかった。龍は眉を顰める。
「そんな顔しないでよ、あなたらしくない。あれは私の落ち度だったし、結果こうなったのも仕方なかったと思ってる。」
「そうかもしれないな。だがあの時、あれ以外の結末はなかったのか?」
「代わりにあなたや玲央が私のようになれば良かったとでも?言っておくけどそれは違うわよ。あなたたちの力は最前線でこそ発揮される。力の使い方・・適材適所ってものが世の中には存在するの。私はそれを選んだだけ。あなたが悔いることも、ましてや代わるべきだったなんて以ての外。」
アサヒはそう言い、軽い溜息をついた。
「6年よ。今更悔いる気すら起きない。それに、私はここが気に入っているわ。それで良いでしょ?」
「そういうことにしておくよ。」
※
事件が起きたのは、翌日だった。鑑識の調査結果を聞こうと仕事部屋へ行った時、2人はアサヒとぶつかった。
「アサヒ?急にどうしたの?」
「神道病院に行くわ。大和から連絡があったの。」
アサヒは今にも倒れそうな青い顔でそう言った。玲央は思わず聞き返す。
「連絡?」
「ええ。姉さんがーーーー・・・」
病院へ行くと、手術結果を伝えている大和と、ベッドに寝転ぶ日菜の姿があった。
「アサヒ。来てくれたんだ、仕事で忙しいだろうに。」
「だって、居ても立っても居られないわ!姉さんが暴漢に襲われたなんて!」
日菜は特に動揺している様子もなかった。その時、玲央は日菜の腕を見て息を呑む。
「氷室さん・・・その左腕は、どうしたんですか?」
「ああ、これ?仕方なかったって言うか、手の施しようがなかった・・・だっけ?大和。」
大和は苦しそうに頷くだけだった。アサヒは、そこにあるはずの姉の左腕がないことに気がつき、言葉を失った。大和がゆっくりと口を開く。
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