捕らえられた捜査員は縄を結ばれ玩具へと堕とされる

五月雨時雨

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捕らえられた捜査員は縄を結ばれ玩具へと堕とされる

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「んーっ! んむっ、むぅぅ! んぐぅぅぅっ!!」

顔の下半分を覆う形で貼り付けられた黒のガムテープごしに叫びながら、男が裸体をじたばたともがかせている。
両手両足に縄を施され、行動を制限された裸体をベッドの上で情けなくよじらせつつ意味を持たない唸りを放つ無様な男。そんな男を作り出した男達は、丸出しの男根を揺らして暴れる様子を眺めながら口元を醜悪に吊り上げ、裸体を動かす男に嘲りを込めた言葉を口々に浴びせた。

「おーおー、頑張ってるねぇ。もうどうやっても逃げられやしないのにご苦労なこった」
「ほらほら、早く解かないと大変なことになっちゃうよ、捜査員さん。正体を暴いた俺達の良いようにされたくないでしょ? なら頑張って解きなさい」
「うぅっ! むぐぅぅぅっ!!」

自身の組織に潜入していた捜査員を捕らえ、衣服の代わりに縄を与えて自由を奪った男達の言葉を耳にした捜査員の男は一際激しく唸り男達を睨み付けながら身悶え、縄をぎしぎしと軋ませる。その抵抗をひとしきり観察し、笑みの黒さを更に濃くした男達は暴れる捜査員に向かって愉快色の声音で言い放った。

「どうやら、逃げる気も縄を解く気も無いみたいだねぇ。なら、遠慮無く絶望させてあげるよ」
「早く逃げれば良かったって後悔しても、もう手遅れだよ。捜査員さんは、今日から俺達の玩具だ」

捜査員を自分達の遊び道具に堕とす。男達のリーダーにあたる男がその宣言を口にした直後、男達は捜査員へと勢いよく襲いかかった。ベッドの上で裸体を晒している捜査員ではなく、もう一人の潜入捜査員へと。仲間の縄にこっそりと細工を施し、一人きりとなった際に自力で縄を外せるように仕掛けをした捜査員の方へと、男達は不意打ちで襲いかかったのだ。

「ぐぁぁっ!? やめっ、あぅぅっ!」
「自分はバレてないと思って油断してただろ? 甘いんだよ」
「さ、あっちのお仲間と一緒に服を脱いで、細工無しで縛られて、二人仲良く俺達の玩具になろうな」
「んぅぅっ!? むっ、うぐぅぅぅぅっ!!」

自分と共に潜入していた仲間が十数人の男に襲われ、拘束を抵抗虚しく与えられていく。その光景を目にした捜査員は驚愕しつつ、慌てて縄を解こうと手を動かした。けれど、その動かした手が細工を加えられた縄を外しきるよりも先に、仲間を組み伏せる作業に参加していなかった男がそれを制する。
男達は捜査員をうつ伏せに寝かせ、先程までの演技とは全く違う本気の抗いを見せる捜査員の動きを腕を強く握って封じ込めると、緩んでいた手首の縄を一旦解き、今度はきつく、どんなに力を入れても自力では抜け出せないように結び直していく。

「無駄な抵抗はやめろよ、捜査員さん。さっき、もう逃げられないって教えてやっただろ?」
「せっかく早く解いた方が良いって言ってあげたのに解かなかったのは他でもない捜査員さんなんだから、諦めて大人しく縛り直されなさい」
「ぶ、ふぅぅぅっ! うぐっ、んー! んむぅぅぅぅっ!!」

助けの来ない部屋にくぐもった悲鳴を響かせ、自分達を捜査員だと見抜いた悪人達の心をこれ以上無く高揚させながら、二人は容赦無く繋がれる縄によって裸体を厳重に拘束されていくのだった。



二の腕を胸部に括り付ける縄と、背中で重ねさせられた手首を遊び無く括る縄。足首と太ももを短く結合し、足に窮屈に折り畳んだ状態を強要する縄。そして、それらの縄とベッドの柵や脚をまるで蜘蛛の巣が張っているかの様な形で繋ぐ縄でベッドの上に仰向けで縫い付けられた捜査員達は寝返りはおろか足を閉じることすら出来なくされた裸体を痛々しく痙攣させながら、悪達が残した無慈悲な機械の責めに翻弄されテープで栓をされた口で喘ぎ鳴かされ続けている。
左右の乳首に固定されたローターを剥がしたくても剥がせない。男根に貼り付けられたローターを毟り取りたくても毟り取れない。小さな機械に手を近付けることも叶わない哀れな捜査員達に出来ることは、絶えず流し込まれる快楽に屈して絶頂を迎えることだけ。
どうやっても触れられない残酷な淫具の振動を涙で濡れた瞳で見つめ、時折隣に見える仲間と視線を交わして絶望を余計に深めながら、望まぬ絶頂を何度も何度も味わわされることだけだ。

「ふっ、ふぐっ! んむ、ぶっ、ぶむぅぅぅっ!」
「うーぅっ! むっ、ぐむぅぅぅっ! んっ、んっんっ、むぅぅぅぅ!!」

二人の捜査員が厳重に身動きを封じられ、休みを知らぬ機械達に断続的な快楽を注がれている部屋には置き去りにされた捜査員達の甘く歪んだ絶叫と快楽に抗えずに吐き出された精液の匂いが満ち、二人を聴覚と嗅覚の方向からも追い詰めて心をすり減らさせ、捕らわれた二人を淫らな陥落へと無慈悲に導いていた。
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