更なる発情と共に男達は飼い主の元へと運ばれる

五月雨時雨

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更なる発情と共に男達は飼い主の元へと運ばれる

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口内へと詰め込まれている固く丸められた布と、口内の布を吐き出せなくさせる為にと噛まされた布。そして、鼻と口を隙間無く覆う形できつく施された白布。三重の布猿轡を装着された男達は、言葉を封じられ呼吸を大きく制限された状態で意味の無い唸りを虚しく漏らしながら、どうにかして状況を変えようと必死に裸体をもがかせ続けた。二の腕を胴体に結び左右の肘から手首までの部分を厳重に括る縄を軋ませ、左右の太もも同士と足首同士を一つにまとめる縄を鳴らし、上半身の縄と足首の縄を繋ぐ後から足された縄に力を込めながら、二人は自由を取り戻そうと試みる足掻きを転がされたベッドの上で休み無く繰り返した。
しかし、二人の懸命な努力とは裏腹に、縛められた事実に変化は一切訪れない。緩い海老反りの体勢を強いられた裸体をみっともなくのたうたせても、思い通りに動かせない手で仲間の縄を解こうと試行錯誤を繰り返しても、二人は縄の結び目に触れることすらも叶わない。
手も足も出せない。立つことも出来ず、這っての移動もままならず、ベッドから下りることも許されない。そんな惨めな二人に取れる行動は、もはや待つことのみ。何処にも逃げられず抵抗も不可能にされた裸体を無駄によじらせ、意に反して硬く勃起させられてしまった二本の男根を情けなく揺らめかせ、強力な媚薬が染み込まされた三枚の布猿轡を通しての呼吸を強いられ発情状態へと追いやられた屈辱と恥辱に苛まれながら仲間と共に自分達を捕らえた男達の帰還を待つこと以外、今の男達に出来ることなど残されてはいないのだ。

「ふぅ、んふっ、むぐぅぅ……っ!」
「ん、もおぉ……ふぐぅぅ」

一向に成果の出ない身悶えを続けたことによる熱と発情の熱に火照りきった汗塗れの裸体を諦め悪くくねらせながら、二人は緩む気配すら見せない縄と格闘し続ける。呼吸の我慢すらも出来ないくらいに疲弊した裸体を無様に跳ねさせ、硬く膨らんだ男根をベッドに擦り付けて疼きを鎮めたいという淫猥な衝動を涙に濡れた目で視線を交わし合うことで誤魔化しながら、男達は淡い希望を胸に抱いて甘い苦悶に耐え続ける。
絶望的な立場に置かれながらも、男達は強靱な精神で陥落を拒む。呼吸の度に吸入させられる媚薬が掻き立ててくる自らの奥底から湧き上がる淫らな欲望を否定しながら、二人は助けを信じて堪えに堪える。
だが、二人の願いは届かず、恐れていた時はやって来てしまった。

「捜査員さん達、お待たせ。二人の処遇が決まったよ」
「それじゃ早速、お引っ越しの準備しようね-」

二人を捕らえ、縄の拘束と媚薬猿轡をもたらした男達が、扉を勢いよく開けると同時にベッドの上で憔悴している捜査員達を醜悪な微笑みを浮かべながら取り囲む。

「んーぅっ! んぐっ、むぅぅんっ!!」
「ふーっ! んむぉぉっ!!」

抗いたくても抗えない捜査員達が、丸出しの男根を震わせながら反抗を示す。虚勢であることなど丸分かりだというのに、捜査員達は怒りと悔しさとそれらを上回る恐怖と怯えに滲んだ唸りを上げ、弱みを見せまいとして強気な態度を取る。
そんな滑稽な様子に笑みの黒さを深めながら、男達は嫌がる二人を無視して汗に濡れた裸体を数人がかりで持ち上げ、必死の悶えを易々と制しつつ捜査員達を巨大なスーツケースの中へと、普通の物には存在しない二人の体格に合わせた仕切りが設けられた特別なスーツケースの中へと向かい合わせで押し込み始めた。

「下手に暴れたらお仲間に怪我させちゃうよ? 大人しく詰め込まれようね」
「んもっ、むぎゅぅぅっ!!」
「ほら、カチカチに尖った乳首と苦しそうに膨らんだチ○コが擦れ合って気持ち良いだろ? お仲間と一緒に気持ち良くなれて嬉しいな、捜査員さん達?」
「ぐぅっ、んむぅぅぅっ!!」

二人自身の肉体と、上半身の縄と足首の縄を結合する縄によって作られた歪な輪を埋めるように設けられた仕切りで、捜査員達の足の動きが更に奪われる。背中部分に位置する仕切りとお互いの肉体による圧迫に晒された胴体は起こすことも叶わず、感度の高まった乳首と疼きに疼いていた男根同士はわずかな身じろぎに反応して仲間の物と刺激し合ってしまう状態から抜け出せない。頭部を後ろから押さえる仕切りのせいで、二人は猿轡越しの口付けを強要された姿から離れられない。
硬いスポンジのような黒い仕切りが敷かれたスーツケースに押し込まれた二人は、すでに自由など皆無に等しい裸体に追い打ちの拘束を上乗せされてしまった。
けれど、鬼畜な男達はまだ手をとめない。捜査員達を捕らえ、縛めた二つの裸体を引っ越しと言いながらスーツケースに詰めた男達は強気な唸りも忘れてお互いの淫らな弱点を襲う快楽に悶絶している二人に、スーツケースの蓋を閉めつつ追加の責めを用意した。男達は二人の頭部から少し離れた場所にある仕切りのくぼみに白い布を口に差し込んだ茶色い瓶を嵌め込み、捜査員達に行き先を告げつつ瓶の意図を笑い混じりに教えたのだ。

「じゃあ二人共、ボスの家に着くまで良い子にしてるんだよ?」
「その瓶の中身は捜査員さん達の猿轡に染み込ませた物よりも強い媚薬だから、それを嗅いでもっと淫乱になりながら、飼い主になるボスのところに行くんだぞー?」
「もし我慢出来なかったら中でお仲間と腰振り合って、好きなだけイって良いってボスは仰ってたからな? ボスの優しさに感謝して、二人で仲良くイきまくりながら到着を待ってなさい。分かったね?」
「んもっ!? むぉ、ぶぅぅ!」
「うーっ! んもっ、ごぉぉっ!!」

今以上の発情が訪れる。冷酷な展開に戦慄し、捜査員達はなりふり構わずに哀願の絶叫を放ったが男達は意に介さずスーツケースの蓋を閉じ、呼吸用に用意した機構がしっかりと機能していることを確認しつつ脱出を求めてガタガタと揺れる捜査員達が入った巨大なスーツケースを移動用のトラックへと協力して運んでいくのだった。
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