BLエロ小説短編集

五月雨時雨

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狼達は新たな日常に沿って己を滑稽に焦らし抜く

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狼族の青年を覚醒に導いたのは、尻穴から溢れ出る白く濁った蹂躙の証だった。
いつも通りのその感触を味わいながら、青年が様々な体液に汚れたベッドの上で白銀の体毛に包まれた雄々しき裸体を起こす。すると、まるでその瞬間を待っていたかのように小屋の外から、青年の父である狼の男の声が響いた。

「おい、○○! 何時まで寝てるんだ! さっさとこっちに来て今日の仕事を始めるぞ!」
「っ! はい、父さん!」

自身の寝坊に遅れて気付いた青年が、一晩経って渇いた体液に汚れている裸体で小屋の外へと向かう。ここが他の者が容易に足を運ぶことの出来ない森の奥だから、といった思考を挟むこと無くさも当然のように一糸まとわぬ姿で屋外へと焦りつつ走って行く。
そうして表に出た青年は若干不機嫌な表情を浮かべている父の前を通って小屋の扉前に位置する洞窟の脇に移動すると、反対側の脇に陣取っている父と共に声を張り上げ今日の仕事に取り掛かり始めた。

「魔族の皆様、お待たせしました! 今日も俺と息子の無様な姿を思う存分お愉しみ下さいっ!」
「洞の門番を果たせなかったばかりか護っていた神器を奪われ、あまつさえ自分が思考を弄られていることにも全く気付けない俺と親父が間抜けにイきまくる様子を、魔族の皆様の娯楽として今日も捧げさせて頂きますぅっ!」

理性と正気が残っていたならば決して口にしないであろう言葉を吐きながら、狼の親子が尾を嬉しそうに揺らし乳首と男根を膨張させていく。魔族に敗れ屈辱に打ち震えていた日の面影を跡形も無く失った発情を洞窟の前に集まった観客の魔族達に晒しながら、左右の手を頭部の後ろで組み足を情けなくがに股に開いた狼の親子が荒く乱れた呼吸を零している口と張り詰め切った男根と、早くも物欲しげに開閉を繰り返している尻穴から体液をとろとろと溢れさせていく。
その最高に惨めで愉快な気高き狼の陥落を堪能する魔族の前で、誇りのみならず尊厳すらも消失させられた親子は仲良く一生懸命に裸体を踊り狂わせ出した。それは、自らの逞しく鍛えられた腹筋や太ももに男根を積極的に打ち付ける間抜けなダンス。雌の器官に貶められた尻穴への刺激を生み出さないよう留意しつつ行われる、自らを滑稽に焦らし抜く生殺しのダンスだ。

「あぅっ、チ〇ポきもひいい……魔族の皆様に見られながらチ〇ポ振り乱すの、気持ち良ぃ……っ!」
「これじゃイけないのにぃ、俺も気持ち良いよぉ……っ! 魔族の皆様ぁ、今夜も俺と親父を可愛がってくださいぃ! 自分を焦らしながら一日みっともなくチ〇ポを踊らせた俺達にぃ、今夜も皆様のおチ〇ポでお尻にご褒美注いでくだしゃいぃぃっ!!」

後頭部で組んだ手の位置がずれないよう気を付け、無自覚に揺れた尾が魔族に許可されていない快楽を引き寄せてしまわないよう注意を払いつつぺちぺちと音を立てて己の裸体に男根をぶつける変わり果てた狼達を無言で笑いながら、魔族達は尻穴への制服を加えられなければ絶頂には達せないよう育てられた二匹がもどかしさに苛まれつつ己を追い詰めていく過程に興奮を際限無く募らせ、昨夜も満喫したはずの淫猥な宴への期待を、この状況が異常だと認識することも禁じられた狼の親子を尻穴への責めで悦ばせはしたなく鳴き喚かせる一方的な交尾への期待を、それぞれが衣服の下に有する色も形も違う男根の勃起という形で表わしていた。
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