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青年勇者は乳首を嬲られ快楽の地獄に悶え鳴かされる
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陽の光は一切差し込まない石造りの地下室に、扉の開く音が響いた。扉を開いたのは、美しい男。整った顔立ちだけではなく、均整の取れた肉体を持ち、高位の魔族である証の二本の角と漆黒のマントが似合うその男は口元を歪めて微笑みながら地下室に入り、壁に取り付けられた燭台の蝋燭に魔法で火を灯しつつ部屋の中央へと歩み寄り、愉しげな声音で問いかけた。
「勇者君、おはよう。一晩中苦しんだ気分はどうかな?」
「っ! だま、れぇ……っ!」
村の人々を人質にして自分を捕らえた魔族の男の問いに、勇者と呼ばれた青年は語気を鋭くして怒りを返す。
しかし、怒りをぶつけられても魔族の男は平然としている。それは勇者が特殊な赤い首輪によって魔法を封じられ、左右の手首を短く繋ぐ手枷を頭上高く持ち上げた状態で天井から吊るされ立ったまま動けない姿にされ、抵抗すらままならない圧倒的に不利な状況で一生懸命に強がっているから。そしてそれ以上に、強がる勇者の心とは裏腹に、武器と防具と衣服を取り上げられた裸体が屈服し始めている事が一目で分かるからだ。
「おやおや? 随分と元気だねぇ、もしかして、勇者君に私の術がちゃんと掛かっていなかったのかな?」
「ひっ!? や、やめ……っ!」
白々しく言いながら、魔族の男が右手を青年勇者に近付ける。すると、先程怒りを見せた勇者は男を睨み付ける目と声に怯えを滲ませ、思わず弱気に制止を口にした。
もちろん、そんな制止で男は手をとめたりしない。むしろ、男は魔族に相応しい冷酷な笑みを浮かべ、捕らわれた無様な勇者が恐怖する様子に高揚を抱きつつ右手を更に近付け、人差し指と中指で青年勇者の胸の突起を、魔力がこもった薄桃色に光る印に囲まれた二つの乳首の左側をきゅっと挟んで捻った。
普通の状態ならば、そんな事をされても嫌悪感しか生まれず勇者は自由に動く足で目の前の魔族を蹴り付けていただろう。けれど、魔族によって乳首に施された術の力で無理矢理に乳首の感度を限界以上に高められ、自らの手で弄る事も許されぬまま一晩放置された哀れな青年には、そのどちらも出来なかった。
嫌悪感を生むより先に、疼きに疼いていた感度抜群の乳首は刺激に反応して堪らない快楽を覚え、足は魔族を蹴り付けるどころか乳首を襲う快楽に脱力してガクガクと震え、勇者はさっきまで怒気を示していた口から甘い喘ぎ声を溢れさせてしまった。
「んぁぁぁぁぁっ!!」
「どうやら、左の乳首にはちゃんと掛かってるみたいだね。でも、右側はどうかな?」
「ひぁぁっ!? ひゃめ、ちゃんと、かかって、る……かかっへ……んひぃぃぃぃぃーっ!!」
魔族の術で強制的に感度を引き上げられた左右の乳首を同時に嬲られた青年勇者は抑える事も叶わない淫らな鳴き声を地下室に反響させ、手を拘束する枷と鎖を甲高く鳴らしてじたばたと暴れる。暴れるが、当然枷は外れない。首輪も外れない。移動範囲も大きく制限されている為魔族の指から乳首を逃がす事も出来ない。
これでは青年勇者には為す術が無く、乳首のみで絶頂させられるという勇者以前に人として屈辱的な仕打ちを与えられるしか無い。
「ひっ、ぐぅ、ん、ぎ……ひぃぁぁ……っ!」
「我慢は身体に悪いよ? ほら、気持ち良いならイってしまいなさい」
「あぁぁっ!? ひょんな、強く、りゃめ! いやぁぁぁっ、イぐ! ちくびれ、イっひゃぁぁぁぁっ…!!」
歯を食い縛って耐え、下腹部に力を入れて堪えても無駄で。勇者はとうとう、自分を監禁し拘束した魔族の指で乳首を責め立てられ、触れられてもいない男根から白濁を放出する恥辱を味わされてしまった。
「ふふっ、私の服をこんなに汚すくらいに気持ち良かったんだね。ちゃんと術が効いているみたいで何よりだよ」
「あ、ひっ、はぁ、はっ……あぅぅ……っ!」
もはや勇者は魔族の言葉に反応する気力も無い。目と口の端から透明な雫を零し、汗ばんだ裸体をビクビクと震わせている勇者は乱れた呼吸を整える事で精いっぱいだ。
乳首から指を離した魔族の手が次の責めへの動きを始めても、対応は不可能だった。
「それじゃあ、術の効き目も確認した事だし、本番を始めようか」
「ふぇ……? ん!? んむぐぅぅぅぅっ!?」
魔族の男の右手が、青年勇者の口を覆った。そして次の瞬間、その手から勢い良く何かが勇者の口内に忍び込み、口内を埋め尽くす形でふくらみ出した。余りに一瞬の出来事で勇者は顔を振って魔族の手を振り切る事も間に合わず、次に魔族の手が口から離れた時には勇者の口内は舌を動かすのも困難な程に硬い物で埋め尽くされ、口は黒色をした何かで、おそらくは魔族の魔力を固めた物で開けないよう蓋をされてしまっていた。
「これでよし、これなら騒げないし、舌を噛む心配も無いだろう?」
「んんっ、ぐっ、ふぐぅぅぅ……!」
「さ、始めるよ。魔王様がここにいらっしゃるまで、たっぷり気持ち良くなって、たっぷりイきまくって、私達魔族に刃向かった事をたっぷり反省するんだよ」
「ふっ、ぎゅ! んん、んぶぅぅぅぅぅ……っ!!」
再び近付く手に心の底から恐怖を覚え、恥と誇りを捨てて許しを請う唸りを発した勇者だったが聞き入れてはもらえず、淫猥になるよう仕向けられた乳首を指だけでなく舌や魔法を使った全自動の責めで容赦も休憩も無くいたぶられ、絶え間無い絶頂と鼻呼吸しか行えない息苦しさに追い詰められ、青年勇者は甘く苦しい快楽地獄に悶え鳴かされながらより苛烈な快楽地獄に自分を叩き落す魔王が来るのをただ待つしか無かった。
「勇者君、おはよう。一晩中苦しんだ気分はどうかな?」
「っ! だま、れぇ……っ!」
村の人々を人質にして自分を捕らえた魔族の男の問いに、勇者と呼ばれた青年は語気を鋭くして怒りを返す。
しかし、怒りをぶつけられても魔族の男は平然としている。それは勇者が特殊な赤い首輪によって魔法を封じられ、左右の手首を短く繋ぐ手枷を頭上高く持ち上げた状態で天井から吊るされ立ったまま動けない姿にされ、抵抗すらままならない圧倒的に不利な状況で一生懸命に強がっているから。そしてそれ以上に、強がる勇者の心とは裏腹に、武器と防具と衣服を取り上げられた裸体が屈服し始めている事が一目で分かるからだ。
「おやおや? 随分と元気だねぇ、もしかして、勇者君に私の術がちゃんと掛かっていなかったのかな?」
「ひっ!? や、やめ……っ!」
白々しく言いながら、魔族の男が右手を青年勇者に近付ける。すると、先程怒りを見せた勇者は男を睨み付ける目と声に怯えを滲ませ、思わず弱気に制止を口にした。
もちろん、そんな制止で男は手をとめたりしない。むしろ、男は魔族に相応しい冷酷な笑みを浮かべ、捕らわれた無様な勇者が恐怖する様子に高揚を抱きつつ右手を更に近付け、人差し指と中指で青年勇者の胸の突起を、魔力がこもった薄桃色に光る印に囲まれた二つの乳首の左側をきゅっと挟んで捻った。
普通の状態ならば、そんな事をされても嫌悪感しか生まれず勇者は自由に動く足で目の前の魔族を蹴り付けていただろう。けれど、魔族によって乳首に施された術の力で無理矢理に乳首の感度を限界以上に高められ、自らの手で弄る事も許されぬまま一晩放置された哀れな青年には、そのどちらも出来なかった。
嫌悪感を生むより先に、疼きに疼いていた感度抜群の乳首は刺激に反応して堪らない快楽を覚え、足は魔族を蹴り付けるどころか乳首を襲う快楽に脱力してガクガクと震え、勇者はさっきまで怒気を示していた口から甘い喘ぎ声を溢れさせてしまった。
「んぁぁぁぁぁっ!!」
「どうやら、左の乳首にはちゃんと掛かってるみたいだね。でも、右側はどうかな?」
「ひぁぁっ!? ひゃめ、ちゃんと、かかって、る……かかっへ……んひぃぃぃぃぃーっ!!」
魔族の術で強制的に感度を引き上げられた左右の乳首を同時に嬲られた青年勇者は抑える事も叶わない淫らな鳴き声を地下室に反響させ、手を拘束する枷と鎖を甲高く鳴らしてじたばたと暴れる。暴れるが、当然枷は外れない。首輪も外れない。移動範囲も大きく制限されている為魔族の指から乳首を逃がす事も出来ない。
これでは青年勇者には為す術が無く、乳首のみで絶頂させられるという勇者以前に人として屈辱的な仕打ちを与えられるしか無い。
「ひっ、ぐぅ、ん、ぎ……ひぃぁぁ……っ!」
「我慢は身体に悪いよ? ほら、気持ち良いならイってしまいなさい」
「あぁぁっ!? ひょんな、強く、りゃめ! いやぁぁぁっ、イぐ! ちくびれ、イっひゃぁぁぁぁっ…!!」
歯を食い縛って耐え、下腹部に力を入れて堪えても無駄で。勇者はとうとう、自分を監禁し拘束した魔族の指で乳首を責め立てられ、触れられてもいない男根から白濁を放出する恥辱を味わされてしまった。
「ふふっ、私の服をこんなに汚すくらいに気持ち良かったんだね。ちゃんと術が効いているみたいで何よりだよ」
「あ、ひっ、はぁ、はっ……あぅぅ……っ!」
もはや勇者は魔族の言葉に反応する気力も無い。目と口の端から透明な雫を零し、汗ばんだ裸体をビクビクと震わせている勇者は乱れた呼吸を整える事で精いっぱいだ。
乳首から指を離した魔族の手が次の責めへの動きを始めても、対応は不可能だった。
「それじゃあ、術の効き目も確認した事だし、本番を始めようか」
「ふぇ……? ん!? んむぐぅぅぅぅっ!?」
魔族の男の右手が、青年勇者の口を覆った。そして次の瞬間、その手から勢い良く何かが勇者の口内に忍び込み、口内を埋め尽くす形でふくらみ出した。余りに一瞬の出来事で勇者は顔を振って魔族の手を振り切る事も間に合わず、次に魔族の手が口から離れた時には勇者の口内は舌を動かすのも困難な程に硬い物で埋め尽くされ、口は黒色をした何かで、おそらくは魔族の魔力を固めた物で開けないよう蓋をされてしまっていた。
「これでよし、これなら騒げないし、舌を噛む心配も無いだろう?」
「んんっ、ぐっ、ふぐぅぅぅ……!」
「さ、始めるよ。魔王様がここにいらっしゃるまで、たっぷり気持ち良くなって、たっぷりイきまくって、私達魔族に刃向かった事をたっぷり反省するんだよ」
「ふっ、ぎゅ! んん、んぶぅぅぅぅぅ……っ!!」
再び近付く手に心の底から恐怖を覚え、恥と誇りを捨てて許しを請う唸りを発した勇者だったが聞き入れてはもらえず、淫猥になるよう仕向けられた乳首を指だけでなく舌や魔法を使った全自動の責めで容赦も休憩も無くいたぶられ、絶え間無い絶頂と鼻呼吸しか行えない息苦しさに追い詰められ、青年勇者は甘く苦しい快楽地獄に悶え鳴かされながらより苛烈な快楽地獄に自分を叩き落す魔王が来るのをただ待つしか無かった。
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