BLエロ小説短編集

五月雨時雨

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愛しき主の為に少年は自らを絶頂へと導く

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どんなに力を込めても外れない。薄桃色をしたふわふわなファーに覆われている外観だけは可愛らしい金属製の枷は、手首同士と足首同士を遊び無く繋ぎ自由を奪った状態を裸体の少年に与えている。
左右を離すことを禁じられた手では、思い通りの行動などほとんど取れはしない。同様に左右を密着させられた足では、素早い逃走はおろか正常な歩行すらも出来はしない。
手足を封じられた少年はもう、何をされても逆らえない存在だ。心だけでなく肉体すらも愛しい主の支配下に置かれてしまった少年はもはや、束縛がもたらす歪んだ興奮を幸福に変換しながら際限の無い欲情へと至るだけの淫ら極まりない存在だ。
ベッドに仰向けで寝転がり、拘束された手で自らの男根を刺激し絶頂を繰り返せ。そんな命令に従わなければならないという立場を拘束の感触で絶えず幸せに思い知らされている少年は、優しくも意地悪に微笑んだ主に観察されながら自慰に耽る惨めさに溺れつつ小ぶりな男根を射精へと至らせる淫乱なペットでしか無いのだ。

「あっ、あひっ、んぁっ、はぁぁんっ!」

自分の股間から鳴り響く粘ついた水音を耳にしながら、少年が枷を嵌められた両手を上下に往復させすでに何度も絶頂に達している己の男根を責め立てていく。足首同士を繋ぐ枷の向こうで左右のつま先をピンと伸ばし、だらしなく開いた口から飲み込みきれない唾液と共に甘く蕩けた喘ぎを発しながら、少年が自分の左側に立って自慰を眺めている主の前で精液を迸らせていく。

「んぁっ、んひっ、はっ、おほぉぉっ!」

大好きなご主人様が、自分のみっともない様子を見て愉しんで下さっている。その情報に胸をきゅんとときめかせながら、少年は更なる射精を求めて両手の往復を重ねていく。ご主人様の為にもっとイきまくりたい。そう心の底から願いつつ、少年が自身にイきっぱなしの状態をもたらしていく。
だが、幾ら淫蕩に育てられた心がその気でも、肉体は疲弊には抗えない。断続的な上下運動に疲れ度重なる射精でその疲れを増幅させられた腕は、少年の欲望とは裏腹に動きをじわじわと鈍らせていく。

「あ、あはぁっ……や、やら、もっと、もっろぉ……っ」

主の期待に添えないことに対して拒絶を示しながら、震える腕を酷使し自身の男根を淫らに嬲る少年。手足を縛められた裸体を汗に塗れさせ、痛々しいはずの痙攣を魅力的な痴態として晒しながら、自らが分泌した透明な淫蜜と精液で汚れきった男根を左右の手で擦る少年。
その無様で可愛く従順な少年を独占し満喫しながら、主の男はまだ頑張っている少年が自慰の継続以前に腕を持ち上げることすらも叶わなくなるまでの過程を目と耳と鼻で味わいつつ、自慰を行えという命令に背いた少年に罰を下す展開への期待を、少年の男根に合わせて作らせた特注の電動式オナホールを左右の手に握らせる形で装着しスイッチを容赦無くオンにして機械による連続絶頂を強いる無慈悲な仕打ちへの期待を、それすらも嬉しがり感謝を叫びながらイき狂うであろう少年を胸の内で確信しつつ膨らませていくのだった。
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