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淫らなペットは主の意に沿って自慢される
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まるで恥部の露出を強いる構造をした足枷を嵌められているかのように、足を肩幅に開いた状態へと保たせる。あたかも左右の手首に嵌められた枷を天井へと鎖で接続されているかのように、腕を限界まで持ち上げた状態に維持させる。
そんな格好を自らに指示した主の意向に従い存在しない拘束に身動きを封じられているかのような姿を取った男が、追い打ちで下された指示に沿って固く閉じたまぶたの向こうから突き刺さる視線に裸体を射抜かれ続けている。
主から言い渡されたから、それ以上に、己がその被虐を求めているから。自身の淫らな性質を受け入れそれを満たす仕打ちを手を変え品を変え毎日用意してくれる愛しき主に無様な今の自分を余すところ無く鑑賞されているという至福に浸りながら、男が言葉を発せぬようにと大きく開き続けることを命じられた口からだらしなく唾液と心地良さげな呻きを漏らしている。
偽りの縛めを自身に施し、手足の自由に加えて視界と言葉を制限した男はもう、誰が見ても明らかな発情に達している。連日の躾を浴びてみっともなく体積を増した乳首をはしたなく尖らせ、雄の生殖器官からただ惨めに弄ばれつつ本来の役目を失った精液を無様に撒き散らすだけの器官へと幸せに格下げされた男根を張り詰めさせ淫蜜を滴らせながら無自覚に腰を振っている男はもはや、苛まれいたぶられる時を心の底から待ち侘びる変態という言葉がとてもよく似合う存在へと堕落している。
だが、そんな変態な男を待っていた今日の加虐は予想外の物で。男は己の意思で悦んで閉ざしている視界の先から届いた複数の声に思わず、困惑と驚愕の唸りを零してしまった。
「へぇ、これが前々から話してた○○のペットか。程良い筋肉と惨めなくらいの従順さがアンバランスで見応えあるね」
「俺は自分と同じくらいの年の奴をペットにしてるけど、こうしてみると年上も苛め甲斐があって愉しそうだな」
「あ、おぉ……っ!?」
知らない声に、男が戸惑う。状況からして自身が専属の執事として、かつ淫蕩なペットとして仕えている主の少年が招き、発情に気を取られている間にこの部屋へと入れた学友だろうと欲情に痺れていても聡明な思考で即座に看破しつつ、男が無意識に繰り返していた腰振りを停止させる程の狼狽を募らせる。
しかし、絶対の主である少年はその反応すらも認めない。大人の男を支配下に置いて愛でる感覚を知りたがった友にそれを教えるという名目を掲げて二人の少年を自身が暮らす邸宅に招待し、自分だけの可愛いペットを自慢するという真の目的を抱いている少年主は、勝手に興奮を萎ませている男を咎める言葉を優しくも有無を言わせぬ口調でぶつけながら、更なる痴態の披露を要求し始めた。
「こら、□□。僕の友達が来てくれてるんだから腰をとめないでちゃんと振り続けなさい。君がどれだけ情けなくて可愛いペットなのかを、ご主人様の僕と僕の友達にしっかりと見せ付けながら……いつものように腰を振るだけでイきまくる君を晒すんだよ?」
「え、すっげぇ。このペット腰振ってるだけでイけるの?」
「俺も自分のペットを大分エッチに育ててるつもりだったけどそれは凄いな。今日は、色々と参考になる物が見られそうだな」
「あぁ、おあぁ……っ!」
自分の羞恥より、主の命令が最優先。魂に刻まれた条件反射に合わせて考えるよりも先に腰振りを再開し、主の少年だけでなくその学友である顔も名前も知らない二人の少年がいることを承知で男根を上下左右に踊り狂わせ快楽を貪りながら、男はありとあらゆる選択肢を見えない拘束具に没収させた裸体の痙攣を強まる悦楽に合わせて激しくさせつつ、一切直接的な刺激を注がれていないはずの男根から精液を何度も何度も噴き出させる様を捧げていくのだった。
そんな格好を自らに指示した主の意向に従い存在しない拘束に身動きを封じられているかのような姿を取った男が、追い打ちで下された指示に沿って固く閉じたまぶたの向こうから突き刺さる視線に裸体を射抜かれ続けている。
主から言い渡されたから、それ以上に、己がその被虐を求めているから。自身の淫らな性質を受け入れそれを満たす仕打ちを手を変え品を変え毎日用意してくれる愛しき主に無様な今の自分を余すところ無く鑑賞されているという至福に浸りながら、男が言葉を発せぬようにと大きく開き続けることを命じられた口からだらしなく唾液と心地良さげな呻きを漏らしている。
偽りの縛めを自身に施し、手足の自由に加えて視界と言葉を制限した男はもう、誰が見ても明らかな発情に達している。連日の躾を浴びてみっともなく体積を増した乳首をはしたなく尖らせ、雄の生殖器官からただ惨めに弄ばれつつ本来の役目を失った精液を無様に撒き散らすだけの器官へと幸せに格下げされた男根を張り詰めさせ淫蜜を滴らせながら無自覚に腰を振っている男はもはや、苛まれいたぶられる時を心の底から待ち侘びる変態という言葉がとてもよく似合う存在へと堕落している。
だが、そんな変態な男を待っていた今日の加虐は予想外の物で。男は己の意思で悦んで閉ざしている視界の先から届いた複数の声に思わず、困惑と驚愕の唸りを零してしまった。
「へぇ、これが前々から話してた○○のペットか。程良い筋肉と惨めなくらいの従順さがアンバランスで見応えあるね」
「俺は自分と同じくらいの年の奴をペットにしてるけど、こうしてみると年上も苛め甲斐があって愉しそうだな」
「あ、おぉ……っ!?」
知らない声に、男が戸惑う。状況からして自身が専属の執事として、かつ淫蕩なペットとして仕えている主の少年が招き、発情に気を取られている間にこの部屋へと入れた学友だろうと欲情に痺れていても聡明な思考で即座に看破しつつ、男が無意識に繰り返していた腰振りを停止させる程の狼狽を募らせる。
しかし、絶対の主である少年はその反応すらも認めない。大人の男を支配下に置いて愛でる感覚を知りたがった友にそれを教えるという名目を掲げて二人の少年を自身が暮らす邸宅に招待し、自分だけの可愛いペットを自慢するという真の目的を抱いている少年主は、勝手に興奮を萎ませている男を咎める言葉を優しくも有無を言わせぬ口調でぶつけながら、更なる痴態の披露を要求し始めた。
「こら、□□。僕の友達が来てくれてるんだから腰をとめないでちゃんと振り続けなさい。君がどれだけ情けなくて可愛いペットなのかを、ご主人様の僕と僕の友達にしっかりと見せ付けながら……いつものように腰を振るだけでイきまくる君を晒すんだよ?」
「え、すっげぇ。このペット腰振ってるだけでイけるの?」
「俺も自分のペットを大分エッチに育ててるつもりだったけどそれは凄いな。今日は、色々と参考になる物が見られそうだな」
「あぁ、おあぁ……っ!」
自分の羞恥より、主の命令が最優先。魂に刻まれた条件反射に合わせて考えるよりも先に腰振りを再開し、主の少年だけでなくその学友である顔も名前も知らない二人の少年がいることを承知で男根を上下左右に踊り狂わせ快楽を貪りながら、男はありとあらゆる選択肢を見えない拘束具に没収させた裸体の痙攣を強まる悦楽に合わせて激しくさせつつ、一切直接的な刺激を注がれていないはずの男根から精液を何度も何度も噴き出させる様を捧げていくのだった。
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