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いつもの日常の中正義達は敗北の苦悶に嬲られ続ける
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五人の少年は今日も、他人から見たら何も変わらないいつもの日常を送っていた。
同じ学校に通い、下らない会話で盛り上がり、正体を隠して行っているヒーローとしての活動をつつがなくこなし、激戦の後だということを全く悟らせぬ態度で家族と過ごす。そんな変わりない生活を、少年達は送っているように見えた。
だが実際は違う。五人はすでに、人知れず悪の支配下へと追いやられている。家族にも友にも分からない。それどころか、ヒーローとして戦う自分達を裏で支えている大人達にも見抜けない。そんな完全な掌握を加えられた少年達は今日も、何気ない笑顔を作り最後に待ち受ける人々を絶望に叩き落とす為の絶対的な敗北という演出に向けた茶番の戦闘を演じさせられながら、表に出られぬ悲鳴を胸の内に響かせている。
誰にも気付いてもらえず、自力で抜け出すことも叶わない。自身の物であるはずなのに一切命令を受け付けなくなった肉体に閉じ込められた少年達は、異常なまでの感度の増幅と絶頂の禁止という二種の無慈悲な干渉を絶えず注がれ休み無く嬲られている身体を好き勝手に操られながら、真夜中の自室で強いられる自らの手を用いた悦楽の追求を、五人分の快感を接続され共有させられた巨大な甘い至福に心を悶絶させられつつの自慰を、体力の限界まで重ねさせられるしか無いのだ。
勝手に動く右手が、幼くも硬く勃起した男根を扱き続ける。五人の意に反して動く左手の指が、尻穴を深くまで貫いた状態で腸壁を掻き毟り雌の至福を生み出し続ける。
毎晩行わされる淫らな遊び。四人の仲間が味わわされている悦びを遠く離れた位置から送信され五人分の淫猥な幸福を叩き込まれながら繰り返し強要される、男根と尻穴への甘い加虐。その無慈悲で心地良い快楽の地獄の中で正義としての精神だけでなく人間としての理性を容赦無く打ちのめされながら、かつてヒーローだった少年達は胸の中に誇りを捨てた助けてを、悪に対する屈服と同じ意味を持つもうイかせて下さいを、本能からの叫びである気持ち良いと合わせて虚しく、哀しく反響させていくのだった。
同じ学校に通い、下らない会話で盛り上がり、正体を隠して行っているヒーローとしての活動をつつがなくこなし、激戦の後だということを全く悟らせぬ態度で家族と過ごす。そんな変わりない生活を、少年達は送っているように見えた。
だが実際は違う。五人はすでに、人知れず悪の支配下へと追いやられている。家族にも友にも分からない。それどころか、ヒーローとして戦う自分達を裏で支えている大人達にも見抜けない。そんな完全な掌握を加えられた少年達は今日も、何気ない笑顔を作り最後に待ち受ける人々を絶望に叩き落とす為の絶対的な敗北という演出に向けた茶番の戦闘を演じさせられながら、表に出られぬ悲鳴を胸の内に響かせている。
誰にも気付いてもらえず、自力で抜け出すことも叶わない。自身の物であるはずなのに一切命令を受け付けなくなった肉体に閉じ込められた少年達は、異常なまでの感度の増幅と絶頂の禁止という二種の無慈悲な干渉を絶えず注がれ休み無く嬲られている身体を好き勝手に操られながら、真夜中の自室で強いられる自らの手を用いた悦楽の追求を、五人分の快感を接続され共有させられた巨大な甘い至福に心を悶絶させられつつの自慰を、体力の限界まで重ねさせられるしか無いのだ。
勝手に動く右手が、幼くも硬く勃起した男根を扱き続ける。五人の意に反して動く左手の指が、尻穴を深くまで貫いた状態で腸壁を掻き毟り雌の至福を生み出し続ける。
毎晩行わされる淫らな遊び。四人の仲間が味わわされている悦びを遠く離れた位置から送信され五人分の淫猥な幸福を叩き込まれながら繰り返し強要される、男根と尻穴への甘い加虐。その無慈悲で心地良い快楽の地獄の中で正義としての精神だけでなく人間としての理性を容赦無く打ちのめされながら、かつてヒーローだった少年達は胸の中に誇りを捨てた助けてを、悪に対する屈服と同じ意味を持つもうイかせて下さいを、本能からの叫びである気持ち良いと合わせて虚しく、哀しく反響させていくのだった。
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