BLエロ小説短編集

五月雨時雨

文字の大きさ
1,054 / 1,436

淫らな末路へと閉じ込められた探偵は為す術無く喘ぎ笑わされる

しおりを挟む
依頼人のご子息を魔の手から救い出す為、そして何より自らの幼き頃に家族を壊した存在を壊滅へと導く復讐の為に、男はとある組織へと身分を偽り潜入した。
教義に感銘を受けた信徒希望者という立場を装って教団に入り込んだ探偵の男は、十数年が経過しても変わらず信徒を食い物にし暴利を貪っていた者達に対する怒りを押し殺しつつ、これまで幾ら調べても掴めなかった決定的な証拠を掴むべく敬虔な信徒を演じて情報を探っていた。
どれだけ力を尽くしても教団の悪事を白日の下に晒す糸口が見えない状況に業を煮やした自分に、非常に危険な潜入を選択させる。自分に寄せられた依頼がそんな誘導を目的とした罠だったという事実に気付けぬまま自分の正体を最初から看破していた教団に潜り込んだ男は、無意味な慎重さを知らぬ場所で嘲笑われつつ小さな失言に見せかけて与えられた手掛かりを元にまんまと自らの意思で味方のいない空間の地下へと情報の為に踏み込み、第三者はおろか他の信徒にも悲鳴が届かぬ位置での捕獲と拘束をその身に施されてしまった。

「ううぅ……んぐっ、むぐうぅっ!!」

隠し持っていた武器を仮に返却されても、男はもうそれを使用出来ない。
信徒の証として贈られた悪趣味な薄桃色のローブを下の衣服と共に剥ぎ取られ、地下に用意されていた非道な装置へと抵抗虚しく裸体を組み込まれた男はもはや、自由を奪われた自分を眺めて愉悦を剥き出しにした笑みを浮かべている教団の幹部達に怒りを乗せた言葉をぶつけることも出来はしない。
大の字に伸ばさせられた両手両足を装置に搭載された十数個の器具を用いて入念に縫い付けられ、腹部と首の部分にもあてがわれた同じ器具の力で手足の動きに続いて胴体の身悶えさえも制限され、内側に男根を模した棒が突き出ている他の物とは違う機構を使って頭部を振り乱す行動すらも却下された男に残された選択肢は、自身が行った調査の末に知った淫猥な破滅へと突き落とされる選択肢のみ。
その破滅がこの装置を用いて引き起こされていたのだという情報を手遅れの状態で握らされながら、教団幹部の操作に従って透明な蓋を閉じられると同時に無慈悲で淫蕩な加虐を開始した装置の責めに理性を跡形も無く削ぎ落とされる選択肢にしか、悪の支配下に堕とされた探偵には進む道などありはしないのだ。

「んもぉぉぉぉっ!? うっ、んぎゅふふぅっ!?」

蓋が閉まったのを感知した装置が、仰向けに寝かされ大の字の格好に保たされた男の裸体に甘い苦悶を容赦無く注ぎ出す。口を貫いた偽の男根の中心を通っている細いチューブが強烈な発情効果を有する淫薬を喉に向かって滴らせ始め、抗えぬ裸体を取り囲むように配置されている小さな扉から現れた器具が、自身の先端に装着された白くふわふわな球状の毛に小刻みな振動を行わせつつ、逃れられぬ男の裸体にこそばゆさの地獄を、一方的に嚥下させられている淫薬の威力で火照らされゆく裸体に快楽と紐付いたくすぐったさの地獄を味わわせていく。
その仕打ちを拒む術など、探偵には無い。この異常な快楽に溺れ家事や仕事といった営みすらも放棄して教団に何もかもを捧げた両親を思い出しつつ同じ最後を否定したい一心で脱出を試みても、捕らわれた探偵は満足げに微笑みながら一時的な別れを告げる教団幹部の男達が望む敗北へとくぐもった声で喘ぎ笑わされながら導かれるしか無い。

「それじゃあ探偵さん、我が教団の瞑想をごゆっくりお愉しみください」
「ここなら幾ら喚いても誰の迷惑にもなりませんから、思う存分笑って、快感に浸りながら……我々が自身を持って広報に使える程の信徒に堕ちてくださいね?」
「うっ、むぎゅふふぅっ! あっ、おほほぉっ! んぶむむむぅぅっ!!」

まだ抗議を乗せた唸りを放つ余裕が残っている探偵に背を向けながら、探偵を捕獲し瞑想と称した拷問に追いやった教団幹部達は脇と足の裏、左右の耳に手の平、果ては太ももの内側と合わせてわずかに硬度を増し始めている男根にもこそばゆさを叩き込まれている男に対してあんな末路はご免だと胸の内で考えつつ、その末路への堕落を強いる装置に閉じ込めた探偵の淫らな笑声がうるさいくらいに響く地下を立ち去って行くのだった。
しおりを挟む
感想 8

あなたにおすすめの小説

17歳男子高生と32歳主婦の境界線

MisakiNonagase
恋愛
32歳主婦のカレンはインスタグラムで20歳大学生の晴人と知り合う。親密な関係となった3度目のデートのときに、晴人が実は17歳の高校2年生だと知る。 カレンと晴人はその後、どうなる?

機械に吊るされ男は容赦無く弄ばれる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

BL 男達の性事情

蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。 漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。 漁師の仕事は多岐にわたる。 例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。 陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、 多彩だ。 漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。 漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。 養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。 陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。 漁業の種類と言われる仕事がある。 漁師の仕事だ。 仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。 沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。 日本の漁師の多くがこの形態なのだ。 沖合(近海)漁業という仕事もある。 沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。 遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。 内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。 漁師の働き方は、さまざま。 漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。 出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。 休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。 個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。 漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。 専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。 資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。 漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。 食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。 地域との連携も必要である。 沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。 この物語の主人公は極楽翔太。18歳。 翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。 もう一人の主人公は木下英二。28歳。 地元で料理旅館を経営するオーナー。 翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。 この物語の始まりである。 この物語はフィクションです。 この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。

スライムパンツとスライムスーツで、イチャイチャしよう!

ミクリ21
BL
とある変態の話。

熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)

MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。

処理中です...