無様な家具は幼き主達の手で無限に叩きのめされる

五月雨時雨

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無様な家具は幼き主達の手で無限に叩きのめされる

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加減を知らない残酷な少年の手が、無防備にさらけ出された男根を容赦の無い速度で扱き摩擦の快楽を次々と流し込んでいく。苦悶に歪む男の表情を心の底から愉しみ尽くしている冷酷な少年の指が、固く尖った左右の乳首を好き勝手に弄びながら自分を悦ばせる新たな反応を抗えぬ男から引きずり出していく。
それらの責めを拒む手段など、男には何一つとして無い。迷宮の探索中に作動した魔術の罠によって生け捕りにされ、残忍な改造を経た上で商品として買われた惨めな虎獣人の男は、自分を買い与えられた魔族である双子の少年が注ぐ恥辱をただただ受け入れさせられるしか無い。
両手両足を用いて腹部を天井に向けた胴体を宙に浮かせた体勢を強要し、そこから離れられないよう強制的に格好を維持させる拘束の魔術。装備と衣服を剥ぎ取った裸体に望まぬ火照りを絶えず掻き立てさせる発情の魔術。そして、発言を禁じ命令の遵守を強いる精神への拘束を目的とした魔術。これら三種の魔術を裸体に加えられた虎の男はもう、冒険者として生きる上で培った雄々しい筋肉を行使することも許されない。
裸体となった少年達に背中合わせの状態で腹部へと跨ぐ形で腰掛けられても何も文句を言えない無様な虎はもはや、非道な恥辱をもたらして遊ぶという使い方も可能な椅子として、自分の所有者となった双子の幼き魔族に扱われるしか無い存在なのだ。

「虎さんのおチ○チン、苦しそうにビクビクしてるね。僕の手でにちゅにちゅされながら、イきたいイきたいって鳴き喚いてるみたいだよ」
「乳首も、僕の指で苛められる度にやめて、もう許してって叫んでるみたいに跳ねてるよ。それはそうだよね、魔術のせいで頭がおかしくなるくらいに気持ち良いのに、僕達に許可して貰えていないせいで一回もイけていないんだもんね?」

嬉々として己の惨めさを再認識させる言葉を浴びせてくる少年達に対して、虎は誇りを捨てた哀願さえ紡げない。どんなに口を開いても呼吸音以外を発せなくされた虎は、自分の乳首を好き勝手に指で捏ね弾いて遊んでいる少年に向かって飛ばす縋る視線を無視されながら、更なる生殺しの地獄へと追い詰められるしか無い。

「ほら、虎さん。もっと激しくにちゅにちゅしてあげる。本当ならイきっぱなしになってるおチ○チンをたくさん擦って、今よりも苦しくしてあげるよ」
「あ、すっごい。乳首のビクビクも激しくなったね。○○におチ○チン拷問されて気持ち良いんだね、何も喋れない口も辛そうに動いてるし、お目々もみっともなく歪んでるよー?」

一層苛烈さを増した出口の無い淫獄に晒され始めた虎が、魔術に支配されているはずの裸体をガクガクと痙攣させながら悶絶する。浮かせた胴体を支えさせられている手足を震わせ、その震えで腹部に腰を下ろした魔族の少年達に新鮮な愉悦を抱かせながら、虎は思考を絶頂への渇望に埋め尽くされていく。
だがもちろん、虎はイけない。少年達からの射精許可という慈悲を与えられていない以上、虎の男はどんなに渇望を募らせても望む展開には到達出来ない。
なりふり構わないおねだりを紡ぐ選択肢すらも没収されている哀れな虎は、自分を娯楽としていたぶっている双子の魔族への怒りを覚える余裕も無くした思考を逃げ場を奪われた欲望に掻き乱されながら、際限の無い悪意をさも当然のように生み出していく少年達の思い通りに無言で悶え狂わされるしか無いのだ。

「うんうん、良い反応だね。魔術で動かせないはずの腰も小さく揺れちゃうくらいに気持ち良いんだね。でも、まだ物足りないでしょ? 特別に許可してあげるから、おチ○チンの下で疼いてるお尻の穴を自分の尻尾でほじほじしても良いよ、虎さん」
「あ、それ良いね。それじゃあこっちは、精液の代わりに母乳を噴き出させても良いって許可をしてあげる。自分が普通の身体じゃなくなったってことを改めて思い知らせながら、さっきまでよりももっともっと、惨めによがりまくらせてあげるからね?」

誰か、助けてくれ。
捕らわれた日から仕込まれた調教の数々によって淫猥に育て上げられ少年の指摘通りに情けなく疼いていた尻穴へと意に反して迫る己の尾に絶望し、魔術を絡めた躾の力で本来男には分泌不可能な母乳を噴けるよう作り変えられた乳首にこみ上げる放出の感覚に打ちひしがれながら募らせた懇願はもちろん、誰にも届かない。
そんな誰にも届かず聞き入れても貰えない悲痛な願いを己の内側に虚しく反響させながら、理性の瓦解という救済さえもあらかじめ命令によって封じられた虎は双子の重みを腹部に感じつつ、その重みを掻き消す程に大きな射精を伴わず噴乳のみを許された悦楽の責めで、壊れられぬ心を無限に叩きのめされていくのだった。
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