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暴かれた少年は屈服に満ちた隷属を強いられる
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玄関の扉を後ろ手に閉めた体勢で、少年が表情を強ばらせたまま立ち尽くしている。そんな少年を醜悪な笑みで眺めていた少年は残忍に開いた口を固まっている少年に近寄せつつ、確信に変わった疑念を含む勝ち誇った言葉を紡ぎ始めた。
「写真見付けた時はまさかと思ったけど、まさかまさか本当に生徒会長様だったとはなぁ。いつも偉そうに俺に指導してた口で隠れてチ○コしゃぶったり、偉そうに仁王立ちしてた足で腰を振って金をもらってたって訳だ」
「あ、うぅ……」
今の自分は学校での自分とは違う姿を取っている。黒髪を覆い隠す栗色のウィッグを被り、女物の衣装に身を包んでいる。
その事実を思い出しての否定を放つことも出来ぬまま、自身の爛れた仕事を不良生徒に暴かれた少年はただただ怯えを募らせている。
そうして何も言えずにいる少年を眺めて悦に入った不良生徒は、これ見よがしに自身のスマートフォンを取り出しながら幾度となく自分に目障りで耳障りな態度を取った生徒会長の少年に脅しをぶつけ始めた。
「これ、学校に言ったらどうなるかねぇ。生徒会長様がこっそり働いてる店のサイトを学校中の奴らに送信したら、このエロいポーズ撮ってる写真を学校中にばらまいたら、一体どうなっちゃうかねぇ?」
お互いの普段の様子を見ている生徒達や教師達は、自分の否定の方を信じてくれる。それに気付く余裕も無くした少年は、ニヤニヤと黒い笑みを見せる不良生徒になりふり構わず縋り付き、破滅の未来の到来を必死で拒絶し始めた。
「おっ、お願いします! どうか学校には、他の人には……っ!」
ここが玄関で、大きな声を出したら扉の外側に位置するマンションの廊下を通る誰かに内容を悟られてしまうかも知れない。そんな可能性にも至れずに悲痛な声で許しを請う少年を見下ろしつつ愉悦に背筋を震わせた不良少年は獰猛な肉食獣を彷彿とさせる舌なめずりを行った口で、絶対の支配者として命令を下した。
「だったら、俺の言うことを何でも聞けるよな? まずは服を脱いで、ウィッグも取って四つん這いになれ。女になりきった生徒会長様じゃなくて、普段通りの生徒会長様を弄んでやるからよ」
「っ……」
少年に選択肢は無い。命じられた通りに雌の至福を貪る際に纏う自分を淫猥な女に貶める装飾を一つ残らず脱ぎ捨てた少年は、不良少年が住む部屋の廊下に両手両足を付け四つん這いの体勢を取った。
「よし、良いぞ。じゃあ次は、みっともなくわんわん鳴きながら俺に付いてこい。俺を散々コケにした生徒会長様を思う存分嬲る為に用意した道具がある寝室まで、自分の足で情けなく鳴きながら歩くんだぞ? 分かったな?」
「わ、わんっ、わぉんっ」
このままでは、不良生徒の思い通りに虐げられ、容赦の無い悦びで為す術無く狂わされてしまう。
おそらく今日だけでなく明日も、明後日も、その先もずっと、この部屋だけでなく自分の部屋や学校の各所でも好き勝手な凌辱を加えられる日々に囚われてしまう。
確かな絶望と戦慄が少年を襲う。しかし、自ら望んで雌の快楽に浸る仕事を隠れて行っていた淫乱な少年はただ仕事をこなすだけでは決して味わえない屈服に満ちた隷属の恥辱に早くも期待を寄せ、不良少年の後を追う四つん這いの裸体を発情に火照らせつつ前進の度にぶるぶると揺れる男根の硬度をはしたなく引き上げていた。
「写真見付けた時はまさかと思ったけど、まさかまさか本当に生徒会長様だったとはなぁ。いつも偉そうに俺に指導してた口で隠れてチ○コしゃぶったり、偉そうに仁王立ちしてた足で腰を振って金をもらってたって訳だ」
「あ、うぅ……」
今の自分は学校での自分とは違う姿を取っている。黒髪を覆い隠す栗色のウィッグを被り、女物の衣装に身を包んでいる。
その事実を思い出しての否定を放つことも出来ぬまま、自身の爛れた仕事を不良生徒に暴かれた少年はただただ怯えを募らせている。
そうして何も言えずにいる少年を眺めて悦に入った不良生徒は、これ見よがしに自身のスマートフォンを取り出しながら幾度となく自分に目障りで耳障りな態度を取った生徒会長の少年に脅しをぶつけ始めた。
「これ、学校に言ったらどうなるかねぇ。生徒会長様がこっそり働いてる店のサイトを学校中の奴らに送信したら、このエロいポーズ撮ってる写真を学校中にばらまいたら、一体どうなっちゃうかねぇ?」
お互いの普段の様子を見ている生徒達や教師達は、自分の否定の方を信じてくれる。それに気付く余裕も無くした少年は、ニヤニヤと黒い笑みを見せる不良生徒になりふり構わず縋り付き、破滅の未来の到来を必死で拒絶し始めた。
「おっ、お願いします! どうか学校には、他の人には……っ!」
ここが玄関で、大きな声を出したら扉の外側に位置するマンションの廊下を通る誰かに内容を悟られてしまうかも知れない。そんな可能性にも至れずに悲痛な声で許しを請う少年を見下ろしつつ愉悦に背筋を震わせた不良少年は獰猛な肉食獣を彷彿とさせる舌なめずりを行った口で、絶対の支配者として命令を下した。
「だったら、俺の言うことを何でも聞けるよな? まずは服を脱いで、ウィッグも取って四つん這いになれ。女になりきった生徒会長様じゃなくて、普段通りの生徒会長様を弄んでやるからよ」
「っ……」
少年に選択肢は無い。命じられた通りに雌の至福を貪る際に纏う自分を淫猥な女に貶める装飾を一つ残らず脱ぎ捨てた少年は、不良少年が住む部屋の廊下に両手両足を付け四つん這いの体勢を取った。
「よし、良いぞ。じゃあ次は、みっともなくわんわん鳴きながら俺に付いてこい。俺を散々コケにした生徒会長様を思う存分嬲る為に用意した道具がある寝室まで、自分の足で情けなく鳴きながら歩くんだぞ? 分かったな?」
「わ、わんっ、わぉんっ」
このままでは、不良生徒の思い通りに虐げられ、容赦の無い悦びで為す術無く狂わされてしまう。
おそらく今日だけでなく明日も、明後日も、その先もずっと、この部屋だけでなく自分の部屋や学校の各所でも好き勝手な凌辱を加えられる日々に囚われてしまう。
確かな絶望と戦慄が少年を襲う。しかし、自ら望んで雌の快楽に浸る仕事を隠れて行っていた淫乱な少年はただ仕事をこなすだけでは決して味わえない屈服に満ちた隷属の恥辱に早くも期待を寄せ、不良少年の後を追う四つん這いの裸体を発情に火照らせつつ前進の度にぶるぶると揺れる男根の硬度をはしたなく引き上げていた。
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