捕まった男達は牢獄内で淫猥に火照らされる

五月雨時雨

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捕まった男達は牢獄内で淫猥に火照らされる

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「んぐっ、むぅ……んむっ、ふぐぅぅ!」
「うぅ、むぅぅ! んー、んっ、ぐむぅぅ……っ!」

常に振動がもたらされている明かりの無い真っ暗闇な空間の中で、男達がすぐ隣にいるであろう仲間の唸りを耳にしながら裸体をじたばたともがかせ続けている。
どうにかして、敵に捕らえられてしまった事実を覆したい。焦りを抱きながら、男達は危機からの脱出を求めて仲間と共に休み無く縛められた裸体に力を込め続けている。
だが、二人の必死の足掻きは何一つとして望む成果を引き寄せられない。固く丸めた布を押し込まれ、黒色のガムテープで栓を施された口でくぐもった声を放ちながら暴れに暴れても二人は裸体をきつく縛り上げる縄から抜け出せず、すでに抵抗も逃走も行えない裸体を一人掛けソファーへと遊び無く縫い付ける縄を緩ませることすらも出来はしない。
あまりにも厳重な縄拘束に自由を取り上げられた哀れな男達はもう、敵の思い通りの展開へと為す術無く運ばれるしか無い。二の腕と胴体を繋がれ、背中で手首を縛られ、左右の足首とすねと太ももを一つにまとめられた上にソファーに深く腰掛けた状態を強要されてしまった男達はもはや、二人仲良く憎い敵の手で辱められるしか無い。
反抗の手段を一つ残らず潰された惨めな男達は、揺れがとまった暗闇に光を送り込んだ敵達の好き勝手に扱われ、これ以上無い恥辱と屈辱に苛まれることしか取れる行動などありはしないのだ。

「到着だぜ、お二人さん。今日からここが、お前らが俺達に可愛がられる場所だぜ」
「そんじゃ早速、お部屋に移動しような。無様なお前らにぴったりな、特別製の部屋を用意しておいてやったからな」
「んーっ!? んぐ、むぐぅぅぅっ!」
「ぶ、むぐぅぅ! んっんっ、む! んむぅぅぅっ!!」

醜悪な笑みを浮かべながらトラックの荷台へと上がり、無抵抗に連れ攫われた自分達へと迫る男達に二人の男は怯えに染まった拒絶の絶叫を放ちつつ、一層激しく裸体を悶えさせる。もちろん、そんなことをしても意味は無い。裸体の悶えを激しくさせても二人に這わされた縄拘束はやはりビクともせず、二人の移動を進める男達は無駄な身悶えと滑稽な恐怖の反応に愉悦の感情を高めていくばかりだ。
もう、何をしようと自分達は逃れられない。絶望の情報を思い知らされながらソファーの下部とトラックの荷台の床を繋いでいた金具を外された二人は、そのまま台車へと乗せられ数人がかりで敵の拠点内へと運ばれていく。
助けも望めず、救いを欲する声を敵にしか聞いてもらえない場所で、ただただいたぶられるしか無い。認めたくない事実に打ちひしがれながら、二人はエレベーターで地下に作られた牢獄内へと運び込まれ、台車から降ろされた自身と繋がっているソファーを荷台の床に固定されていた時と同じように牢獄の床へと二人並んで固定されていく。

「んぐっ……むふ、むっ……」
「っぐ、ふ……うむぅぅ……っ」

手も足も出せない。ソファーから立ち上がることも叶わない。あの鉄格子を閉められたら、仮に縄を振り払えても逃走には辿り着けない。塞がれた口で弱々しく呻きつつ、三重に用意された拘束に気落ちする男達。そんな男達を鑑賞し、歪んだ充足と至福を加速させながら、残酷な男達は最後の仕上げとして二人に追い打ちの拘束をあてがった。それは、頭部全体を包み込む黒いマスク。鼻の部分と牢獄の床が細く透明なチューブで繋がっている、鍵付きの全頭マスクだ。

「ほーら、お前らの為に作ったマスクだぞー。嬉しいか? 嬉しいよなぁ?」
「むぐ、むぅ、むぶぅぅ……!」
「顔中ぴったり包み込まれて、何も見えなくなっちゃうなぁ。とっくに塞がれてる口を締め付けられて、余計に声が出せなくなっちまうなぁ。これを被せられたら、鼻のチューブに何かを流し込まれても拒めなくなっちまうなぁ。そうだろ?」
「っぐ、うぅ、んもぉぉ……!!」

ぱちりぱちりと後頭部でマスクの鍵を掛けられ、二人はあっという間に視界を没収され唯一の呼吸孔にされていた鼻を完全に支配されてしまった。敵の男の言う通り、この状況では鼻に何を流し込まれても拒めはしない。それを把握して戦慄に襲われながら裸体を小刻みに震わせる男達の姿を味わいつつ、非道な男達はマスクの鼻部分に接続されたチューブの先にある牢獄の床に埋め込まれた機械を、熱した強力な媚薬ガスを混ぜた空気を作り出し絶えずチューブの方へと送り込む機械を作動させた。
残酷極まりない、呼吸の度に発情を増幅させられる地獄の始まりだ。

「おぐっ!? も、ごぅ、んもぉっ!」
「うぶ、ぼ、ばぁっ!? ごぅ、もあぁっ!」

熱した気体を吸入させられる鼻が熱い。それ以上に、媚薬を摂取させられた裸体全体が熱い。
あっという間に限界まで勃起させられた男根をみっともなく揺らし、尖り切らされた乳首をぷるぷると震わせながらソファーに括り付けられた裸体を踊らせ始めた二人を眺めて満足げに微笑んだ男達は、与えた地獄が想定通りの仕事をこなしていることを確認しつつ、淫猥に悶絶している二人へと笑い混じりに明るく別れを告げた。

「んじゃお休み、お二人さん。明日の朝まで仲良く良い子にたっぷり発情してろよ?」
「可愛く発情したお前らを苛めるのを、愉しみにしてるぜ-」
「っぎゅ、むぶぅぅ! んー! むーっ!!」
「おぐ、ぼ、もぉぉっ! むふっ、ふぐ、むぁぁぁぁんっ!」

許して。置いていかないで。誇りを捨てた哀願の悲鳴をなりふり構わずに飛ばす二人を目と耳で愉しみながら、残忍な男達は牢獄の扉を閉めて外側から鍵を掛け、火照りきった裸体を痛々しくよじらせる男達を残して牢獄の前を立ち去っていくのだった。
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